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寺門シモン 玩具メーカー社員による、エアギター世界大会への道

■2006年10月某日
今思い出せば、この日が始まりだった……。
S課長に、「シモン!!」と呼び出される。何かと思ってみてみたら、赤外線をカットすると音がでる装置で、距離によって音が変わるものだった。面白い装置だということで、何か商品にならないかと、アイデア会議が行われた。まだまだ気にしていなかったけど、これが商品エアギターの原型だった。
その後、楽器、しかも、ギターにしようということで話が進む。見えない弦をかき鳴らす、「エアギター」にしようというコンセプトが決定。最近のエアギターのノイズをI係長がキャッチ。調べていくと、毎年フィンランドで世界大会が開かれており、各国で予選が行われている。エアギタージャパンなる協会もあることが判明。エアギターとはなんぞや?商品化ができるのか?ということから、聞いてみるのが早いということで、I係長が協会とコンタクトをとるべく、一通のメールをする。返信があり、お話を聞きましょうというのが、商品化の第一歩だった。ここから、商品「AIR GUITAR」と「寺門シモン」のドラマが始まるだなんて、入社2年目の僕には全然予想がつかなかった。


■11月13日
「楽オク・エアギター バトル エアネス2006」というエアギターのイベントを見に、汐留コンラッド東京へと向かう。S課長始め、4人で見に行くことに。
エアギターとはなんぞや?というレベルの自分たちだったけど。コンテンツとしてエアギターがこれだけ盛り上がっているものだと初めて知る。世界チャンピオンのダイノジ大地さんや金剛地剛志さんの演技はやっぱりすごかった。まだまだ、色モノのような気がしていて、自分がまさかこういう方たちと一緒にエアギターをやるものだとは思っていなかった。

■12月8日
全社確認会議。今後出る新製品の発表を会社内全体で4半期ごとに発表する。ここで、エアギターの一部を紹介する。エアギターの大会が、11月の中旬から年明けにかけて行われる。世界大会で日本人が初めてチャンピオンになったこともあり、ノイズが高まっている、誰かでなくては・・・ということで、自分がでることになってしまう。
今日それを発表してしまったので、この日から目指すことになる。まだまだ実感なんて全然沸かないんだけど。周りも結構いけるだろうとカンタンに考えていた部分があった。

■12月10日
フジテレビのWebマガジン「少年タケシ」のイベント。渋谷HMVで行われたものを見に行く。ちょっとしたエアギターの紹介もあった。ゲストはIQ会長と宮城マリオさん。
イベントはアイドルサイン会ということだったけど、僕の隣で声援を送る熱心なファンがいた。この方がダイヤモンドパワー兄さんってことは後日分かることになる。

 


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