COLUMN

塾長”とれっど”のウォーブレ冬期講習 最終回

201704/28
塾長”とれっど”のウォーブレ冬期講習
COLUMN

塾長”とれっど”のウォーブレ冬期講習 最終回

【はじめに】

こんにちは。とれっどです。

昨年末より連載していた私のウォーブレ連載ですが、今回で最終回となります。
最終回である今回は、今までの記事を振り返りながら、重要な点をまとめていこうと思います。

私はカードゲームで上達するために最も大切なことは『比較する』ことだと思っています。
これまでの各回において、どのような比較が行われていたのかということに注目して読んで頂ければ嬉しいです。

PART1「トレード」

PART1のテーマはトレードでした。
有利な状況を作ることができるトレードは大きく分けると次の2種類です。

  1. 自分のユニットよりも価値の高い相手のユニットと相打ちする。
    例:自分の2/1ユニットで相手の2/2ユニットと相打ちする。
  2. 自分のユニットの攻撃で相手のユニットを破壊後、自分のユニットは生存する。
    例:自分の2/3ユニットの攻撃で相手の2/2ユニットを破壊後、自分の場に2/1ユニットが残る。

これら二つのトレードはこのゲームにおいて最も基本となる部分です。
初心者の方はまず有利なトレードが行えているかを意識してみましょう。

そして、ゲームに慣れてきた方が次に意識するべきことは『状況に合ったトレード』です。ゲーム中の多くの場面では有利なトレードを行うことが正解となりますが、時には一見不利なトレードを行わなければいけない場面もあります。

例えば仮に、自分の場に3/2のユニットがいて、相手の場に2/1のユニットがいる場合、自分のユニットの方が価値が高いため、多くの場合トレードをせず、相手のプレイヤーを攻撃します。
しかし、この時自分のライフが2であったら、次の相手ターンの攻撃で負けてしまうため、トレードしなくてはなりません。
これは3/2ユニットが相手に与える3ダメージと2/1ユニットが自分に与える2ダメージを比較した際に、自分を2ダメージから守ることの方が価値が高いからです。

▲この状況では当然トレードせざるを得ない

このようなことは、もう少し複雑になって実際のゲームでも起こります。特に《覇王 白獅子》や《千年猿 タンゲ》などで手札からダメージを出すことに長けているLAPISと戦う際には、自分のライフがまだ安全圏かどうか注意を払いながら戦うようにしましょう。

覇王 白獅子
千年猿 タンゲ

▲いきなり現れるこいつらには注意しよう!

PART2「オーバーヒート」

PART2のテーマはオーバーヒートでした。

この回で最も重要なことはオーバーヒートを使用するタイミングです。
これは、オーバーヒートを使用する場合と使用しなかった場合の比較がポイントです。

オーバーヒートを使用する場合、『オーバーヒートした分のメモリを発動ターンに得ることができ、瞬時に場を強くすることができる』メリットがあります。
しかし、『次のターンからはオーバーヒートした分のメモリが破壊されてしまう』デメリットもあります。

両者を比較すると、発動後2ターンでデメリットがメリットを上回ってしまうため、オーバーヒートを発動した次のターンまでにはゲームを終わらせることができるような使い方が望ましいと分かります。

PART3「スペル」

PART3のテーマはスペルでした。

この回ではスペルとユニットの性能の比較をしました。
スペルはユニットと比べて、『即座に場に干渉できるため、身を守りやすい』というメリットがありますが、『場に溜めておくことができないため、攻めにくい』というデメリットがあります。

攻撃的なデッキではユニットを多めにデッキに入れ、防御的なデッキではスペルを多めにデッキに入れる方が良いでしょう。

また、一部のスペルにはコスト以上の効果を持つものがあります。
餓狼》は1コストで『ユニット1体に味方ユニットの数に等しいダメージを与える』ことができるスペルです。LAPISではユニットが3体以上並ぶこともよくあり、そのような状況で使えば3コストユニットの《ラッキー》を倒すことも可能です。
もし、1コストのスペルで3コストのユニットを倒すことができたなら、自分は相手よりも2コスト分得をしていることになります。そして、その2コストを活用することでユニットを展開したり、スペルを使用することで、相手よりもより有利に、ゲームを進めることができるのです。

餓狼

▲コスト以上の働きをしてくれることの多いカードだ!

PART4「デッキ作成」

PART4のテーマは「デッキ作成」でした。ウォーブレにおいて各国は国専用カードで差別化されています。

小型ユニットを大量展開して攻めることが得意な国や、じっくり耐えて大型ユニットを出すことが得意な国など性質は様々です。また、カードの追加等で流行のデッキは変化していきます。

ゲームが上達するためには、できるだけ多くのデッキを自分で触ってみることが一番だと思います。
それぞれのデッキの強みと弱みを把握し、自分のデッキのやりたいことをやり、相手のデッキのやりたいことをやらせないことがゲームの基本であるように思います。

また、デッキを組む際にはそのデッキの尖った部分がどこなのか意識するといいと思います。尖った部分のないデッキは自分のやりたいことを押し付けられない分、他のデッキよりも劣ってしまうことが多いです。

国やカードの強みを活かしてあげる方向でデッキを組むと良いデッキになるでしょう。

PART5「ソウル」

PART5のテーマはソウルでした。各国はソウルバーストによってもまた区別されています。

基本的には各国のソウルバーストに沿ったデッキを組むことが、強いデッキを組むコツだと思います。しかし、第2弾からはソウルバースト以外のソウルの利用法が生まれました。もし、ソウルバーストと合わないコンセプトのデッキを組む場合はソウルを無駄にしないように何かしらの利用法をデッキに入れるべきだと思います。
第2弾で自由度が増したウォーブレで珍デッキが開発されることも密かに心待ちにしています。

先駆の豚王

豚王はソウルの利用法として投入しやすいカードだ

「比較する」ということ

冒頭にも述べた通り、私はカードゲームにおいて『比較』が最も重要であると思っています。
それはカードゲームが相対的なものだからです。
カードの強さは他のカードとの比較で認識することができます。私は《ラッキー》を優秀なカードだと思いますが、これは《ラッキー》だけを見ても分かることではありません。同じ3/2/3であるにも関わらず「ガーディアン」に条件のある《働き者 シャンティ》や、3/2/2とステータスが抑えられている一方で能力が活きる状況が限定されている《錬毒商 アシッド・ボブ》等と比較して「ラッキーって強いなぁ…」となるわけなのです。

また、同じ3コストユニットとの比較だけではなく、そもそも2コストのユニットに2/2という《ラッキー》が有利トレードを行いやすい相手が多いことや、第2弾でソウルの重要性が高まったことも影響を与えています。

ラッキー
働き者 シャンティ
錬毒商 アシッド・ボブ

▲カードの強さは比較すると分かる

これは一つ一つの詳細なプレイングについてもいえることであり、選択肢Aは『場に2/2が出るが手札が1枚減る』、選択肢Bは『場に2/2が出るがメモリーが1減る』などといった比較を求められることは多いです。
まずはそれぞれの選択肢のメリット・デメリットを正確に理解すること、そして自分のデッキと相手のデッキの特徴を知っておくことで、正しい判断ができるようになるでしょう。

【最後に】

今回は比較をテーマに今までの回をまとめてみました。
デッキ構築で様々なカードを比較し、より優秀なカードをデッキに入れ、マリガンではデッキのカードを比較して不要なカードをデッキに戻し、プレイングでは様々な選択肢を比較して最適な選択を導く必要があります。

一つ一つの選択に理由を付けるように心がけることが上達するために必要だと思います。

私の連載はこれで終了となります。最後に「SPPRログインキャンペーン」で配布された《魔法結界のフローラ》を使用した私のデッキを紹介したいと思います。

 

このデッキに関しては、《魔法結界のフローラ》を出すまで生き残ることと、《華の住人》で 《フローラ》を守ることをコンセプトに作成しました

さて、今回のコラム連載は私にとって初めての経験でとても勉強になり、また楽しめました。貴重な機会をくださった関係者の皆様、そして最後までお読みくださった皆様に厚く御礼申し上げます。

またどこかでお会いしましょう、それではまた!!

とれっど(Tredsred)
Writer: とれっど(Tredsred)

デジタルカードゲームの世界において卓越した分析力と知識量を誇る”塾長”。その実力を遺憾なく発揮し、世界的デジタルTCGにおいて、多くの実績を獲得している。

今すぐWAR OF BRAINSをプレイ!

アプリ名:WAR OF BRAINS(ウォーオブブレインズ)
ジャンル:対戦型本格カードゲーム
価格:基本プレイ無料(アイテム課金有り)
対応OS:Android4.4以降 iOS9.3以降(推奨端末iPhone6以降)

ページの終わり