塾長”とれっど”のウォーブレ冬期講習 PART2


塾長”とれっど”のウォーブレ冬期講習 PART2
Tredsred
【はじめに】

こんにちは。とれっどです。
前回の記事トレードはいかがでしたか。カードゲームの基本であるため、初心者の方におすすめの内容となっております。
こちらからバックナンバーを読むことができるので、まだお読みになっていない方は是非お読みください!

【オーバーヒートとは】

今回のテーマはオーバーヒートです。
難しいシステムなので、初心者でどうやって使ったらいいか分からない方は多いと思います。
また、ウォーブレ独自のシステムであるため、他のカードゲームの経験がある方も慣れないポイントだと思います。
それではオーバーヒートというシステムの解説と、その使い方の考察をしていきたいと思います。

オーバーヒートとはユニットを出す時に使用することができるシステムです。
ゲーム中にオーバーヒートボタン(下記画像赤円)をタッチして、下にスライドすることでオーバーヒートの発動準備をすることができます。
この状態でユニットを場に出すとオーバーヒートが発動します。
オーバーヒートボタンを上にスライドすることで、オーバーヒートをキャンセルできることも覚えておきましょう。




▲このボタンを下にスライドすると
 
 

▲オーバーヒート発動!


また、オーバーヒートの仕様は以下のようになっています。


  • ゲーム中に1回だけ発動することができる。
  • これを発動することで、メモリーが残っていなくてもユニットを出すことができる。
  • スペルを使用する際にはオーバーヒートは発動できない。
  • ユニットのコストは自分の最大メモリー以下でなくてはならない。つまり1ターン目に8コストユニットを出すことはできない。
  • オーバーヒート発動後、場に出したユニットのコストと同量の自分のメモリーが破壊される。2メモリー余っている時に5コストのユニットを出したとしても、5メモリー破壊される。
  • 一部のユニットはオーバーヒートを発動して出すことによって強化される。

カードゲームでは細かい仕様を知っているかどうかが勝敗に関係する場合も多いため、できるだけ正確に記述しましたが、簡単に言うと「ゲーム中に1度、自分のメモリーを破壊することで、メモリーを使い終わった後に、追加でもう1体ユニットを出すことのできるシステム」です。

【メリット・デメリットを理解しよう!】

次にオーバーヒートのメリットとデメリットについて考察します。

メリットは単純にそのターンの動きをオーバーヒートで出すユニット分強くすることができることです。5メモリー持っているターンに、5メモリー使用した後に、5コストユニットをオーバーヒートで出した場合、合わせて10メモリー分の動きをすることができます。

デメリットはオーバーヒートで出したユニットのコスト分、メモリーを破壊してしまうことです。仮に先ほどと同じ、5メモリー持っているターンに、5メモリー使用した後に、5コストユニットをオーバーヒートで出す動きをした場合、次のターンは0マナでスタートすることになってしまいます。

ここで重要なのが、オーバーヒートすることで、メリットに挙げたように発動したターンに5メモリー得ることができるものの、デメリットに挙げたように次のターンに5メモリーを失ってしまうことです。そして破壊されたメモリは戻らないため、その次のターンにも5メモリーを失うこととなります。

つまりオーバーヒートをした場合としなかった場合を比べた場合、使用できるメモリーの合計量の差は以下の表のようになります。


 

この表から考えると、オーバーヒートを使用したターンには有利になりますが、その次のターンには五分、そしてそれ以降はどんどん不利になっていくことが分かります。

このことから、オーバーヒートはゲームの序中盤に発動すべきではなく、ゲーム終盤に発動し、そのターンかその次のターンで勝利するようなトドメの一撃としての使い方が基本となります。

【オーバーヒートはこう使え!】

基本的なオーバーヒートの使い方はゲーム終盤にダメ押しのユニットを追加してトドメの一撃とするということは分かったと思います。
しかし、このゲームにはオーバーヒートして出すことで強力な能力を発揮するユニットが存在します。今から紹介するユニットにオーバーヒートを発動することで、効果を最大限に発揮することができることを覚えておきましょう。

まずは「オーバーヒート」の効果を持つユニットです。《獣使い ゴリアン》や《破壊稼業 モグオヤジ》などのカードはオーバーヒートして出すことで、ステータスが+2/+2されます。+2/+2というステータス強化は基本ステータスが低い序盤戦において、特に強力なので速攻型のデッキと相性がいいでしょう。

獣使い ゴリアン 破壊稼業 モグオヤジ
▲オーバーヒートを使用して出すと強化されるユニットだ!▲
 


《覇王 白獅子》は特に強力なオーバーヒート効果持ちのカードです。
7/6クイックという強力なステータスで、即座に盤面を制圧することができ、更にオーバーヒートで出た場合、4枚の覇王カードを手札に加える効果を持っています。
覇王カードは1コスト、2コスト、3コスト、4コストが1枚ずつであり、どれも非常に強力な能力を持っているため、通常はオーバーヒート発動後、すぐに決着を着けないと、どんどん不利になってしまうところを、覇王カードを使用して互角以上に戦うことができます。このため《覇王 白獅子》は終盤の発動に拘らず、中盤に出せるようになったら、すぐ出してしまうような使い方でも強力です。

覇王 白獅子
▲白獅子のオーバーヒート能力は超強力 フィニッシャーとして活躍するぞ!



《千年猿 タンゲ》はオーバーヒートと相性の良いユニットです。「他の味方ユニットはクイックを得る」という強力な効果を持っていますが、7コストにしては低い4/4というステータスであるため、普通に場に出すとすぐに倒されてしまいます。
そこでユニットを展開したあと、オーバーヒートで《千年猿 タンゲ》を出すことで、そのターンに出したユニットにクイックをつけることが出来ます。
ソウルバーストも併用することで相手のライフを0にすることも狙えるコンボとなっています。

千年猿 タンゲ 千年猿 タンゲ 千年猿 タンゲ
ちょもすさんのコラムでも紹介されていた必殺コンボだ!
 



また、SHEDO固有のユニットが保有している「このユニットにあなたのメモリー1つにつき1ダメージ与える」という効果は、オーバーヒートでメモリーが破壊された後のメモリー数を参照してダメージ量が決まるため、実質的にオーバーヒート能力持ちのような使い方をすることができます。
2ターン目に《古の巨兵 グオラス》をオーバーヒートして出せば3/4で、4ターン目に《蛇神 ナーガ》をオーバーヒートして出せば4/8で出すことができます。オーバーヒート能力持ちに負けず劣らずの性能を発揮し、非常に強力です。

古の巨兵 グオラス 蛇神 ナーガ
▲これらのカードは実質オーバーヒート能力持ちとも言えるだろう▲
 


オーバーヒートはメモリーを破壊する効果の一つでもあるため、メモリー破壊によって能力が強化される《魔眼男爵 チャットアイ》やメモリー破壊によってコストが安くなる《豪神 ガリオン》と相性がいいことも覚えておきましょう。

魔眼男爵 チャットアイ 豪神 ガリオン
▲メモリー破壊もオーバーヒートの大事なポイントだ▲
 


《静寂の神 ヴィシュヌ》のような、強力なステータスと効果を持つ代わりに、自分のメモリーを破壊するデメリット効果を持つカードもオーバーヒートと相性がいいです。0メモリーの状態であればメモリが破壊されても痛手とはならないからです。
《静寂の神 ヴィシュヌ》を出した後に《蛇神 ナーガ》をオーバーヒートで出すと、4ターン目に5/4と4/8を場に出すことができ、SHEDOの強力な動きとなっています。

静寂の神 ヴィシュヌ
▲メモリーが0なら自分のメモリーを破壊しても痛くないぞ!

【オーバーヒートデッキ公開!】

最後にこの動きを使ったSHEDOのデッキを紹介したいと思います。




▲私の使っているオーバーヒートデッキです!
 
 

マリガンでは1コストと2コストのカードを探します。1コストと2コストが既にあるなら3コストを、3コストも既にあるなら4コストをキープしていいです。
純ユニット構成であるため、リブートフェイズではメモリーを選択し、毎ターンメモリーを余らせないようにユニットを出していくという単純なプレイになります。

オーバーヒートするタイミングがコツで、4ターン目か5ターン目に手札をほとんど使い切れるように行います。3ターン目に《正義の姉妹 ケイ&メイ》をオーバーヒートで出すと、その後の動きが続かずに負けることがよくあるので注意しましょう。
《正義の姉妹 ケイ&メイ》や《蛇神 ナーガ》をオーバーヒートして出すことが理想ですが、押し切れそうな状況ならば効果に拘らず、オーバーヒートを使っていくことも重要です。

正義の姉妹 ケイ&メイ 蛇神 ナーガ
▲オーバーヒートはこれらに使おう!▲
 


オーバーヒートをした後にソウルバーストを使用することも重要です。SHEDOのソウルバーストは自分のメモリーを破壊してしまいますが、自分のメモリーが0の状態なら実質デメリットがなしとなります。速攻デッキであるため、ソウルを溜めることは難しく、大抵《ガネーシャ》を出すことになりますが、2/2というステータスは地味ながら強力なので忘れないようにしましょう。

ガネーシャ
▲ソウルバーストも忘れずに!



もし、レアリティの高いカードで持っていないカードがあれば、他の同コストのカードに置き換えてもいいと思います。同コストのカードに強力なカードがなければ、《愛の妖精 プリマイン》や《徘徊亡者 ムーム》などの1コストユニットを増量し、序盤の安定感を高めるといいと思います。

愛の妖精 プリマイン 徘徊亡者 ムーム
▲カードが足りなければ1コストユニットを追加しよう▲
 


オーバーヒートもソウルバーストも毎試合使うことになる、ウォーブレらしいデッキで楽しいので是非使ってみてください!



最後に

今回は自分なりにオーバーヒートについて考えていることをまとめてみました。
ゲームの戦略性を高めるとても面白いシステムだと思います。
また、リリースされて間もないゲームのため、私の知らないオーバーヒートの使い方もあると思いますし、カードが増えていくにつれて新しい使い方も出てくると思います。
是非、みなさんもオーバーヒートについて考え、最高のデッキを作ってください!

とれっど(Tredsred)

デジタルカードゲームの世界において卓越した分析力と知識量を誇る”塾長”。
その実力を遺憾なく発揮し、世界的デジタルTCGにおいて、多くの実績を獲得している。



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