塾長”とれっど”のウォーブレ冬期講習 PART4


塾長”とれっど”のウォーブレ冬期講習 PART4
Tredsred
【はじめに】

こんにちは。とれっどです。
今回は私がデッキを組む際に考えていることをお話ししたいと思います。今までの記事でお話ししてきた内容が重要なので、まだお読みになっていない方はこちらからお読みください!

【1.国の選択】

デッキを新しく組む際に、最初にすることは国の選択です。ウォーブレには5つの国があり、それぞれ違った個性を持っています。この個性を成り立たせているのが、ソウルバースト国専用カードです。

▲どの国を選ぶ?
 

ソウルバーストとはユニットが破壊されることで貯まっていくソウルを消費することで、ゲーム中に1回だけ発動することのできる「奥義」です。各国はそれぞれ違ったソウルバーストを持っていて、これはデッキの方向性に繋がります。ソウルバーストの効果は国選択の画面で確認しておきましょう。

▲LAPISのソウルバーストは場のユニットを強化するぞ!
 

LAPIS、TAOSIN、SHEDOのソウルバーストは攻撃的なデッキと相性が良く、E・G UNION、MAGNAのソウルバーストは防御的なデッキと相性が良いです。回復のソウルバーストを持つMAGNAで攻撃的なデッキを組むことも不可能ではないですが、ソウルバーストが無駄になるデメリットを補えるほどのメリットがあるか、よく考えましょう。

国専用カードとは、その国でのみ使用できるカードです。国専用カードはどの国でも使用可能なNEUTRALカードに比べて性能が高いものが多く、優先して投入されます。そして、それがその国の個性に繋がります。デッキを組む際には特に国専用カードに強力なカードがないかチェックしましょう。

覇王 白獅子
▲白獅子は超強力だがLAPISのデッキにしか入れることができない

今回は例としてE・G UNIONを選択してデッキを組んでいこうと思います。E・G UNIONは私が最も使っていない国なので、一からデッキを組むところをお見せできると思います。完成したデッキをランクマッチで試したらそれなりに強かったのですが、これはデッキガイドではなくデッキの組み方の記事なのでご了承ください。

【2.デッキコンセプトの決定】

E・G UNIONでデッキを組むことが決まったので、まずはデッキコンセプトを決める必要があります。デッキコンセプトは大きく分けて3種類あります。


① 低コストのユニットを多く積み、序盤からどんどん展開していきライフを削りきる高速デッキ

② 各コストのユニットをバランス良く積み、毎ターンメモリーに合ったユニットを出していく中速デッキ

③ スペルを多く積み、攻めることよりも受けることを重視する低速デッキ

・・・ここで重要なのが先程お話しした国の個性です。E・G UNIONのソウルバースト「DOWN」の効果は、場の全ユニットのHPを1に変更します。効果範囲が全ユニットなので、ユニットの少ない序盤よりも、ユニットの多い中盤から終盤に使ったほうが強力な効果です。《ブラッディ・スクリーム》や《狂学者 ウィットフォード》と組み合わせて全体除去として使うことが有効な使い方でしょう。

ブラッディ・スクリーム 狂学者 ウィットフォード
▲E・G UNIONのソウルバーストは、全体ダメージと相性が良い
 

また、国専用カードに注目すると、E・G UNIONには《フェアリー・ガス》や《テスタ・パンク》など優秀な除去があるものの、2/2/2の優秀な2コストユニットがありません。前回ご説明したようにスペルは攻めよりも守りに向いています。

フェアリー・ガス テスタ・パンク
▲強力なスペルで身を守れ!
 

これらのことから、E・G UNIONは序盤はスペルで耐え、中盤にソウルバーストからのコンボで場を一掃し、後半から巻き返しを図る中速から低速のデッキに向いていると判断し、今回はこれをコンセプトにデッキを作ることに決めました。

【3.カードの選択】

デッキコンセプトを決めたら、まずは強いカードから順にデッキに入れていきましょう。ゲームチェンジャーのカードはデッキに1種類につき1枚までしか入れることができませんが、その分カードパワーが高く設定されています。特に国専用のゲームチェンジャーは強力なので、もし持っていれば入れて試してみましょう。今回は《狂学者 ウィットフォード》と《検体 No.294》を両方入れてみます。

検体 No.294 狂学者 ウィットフォード
▲どちらも強力なゲームチェンジャーだ!
 

NEUTRALのゲームチェンジャーは、効果は強力ですが、癖のあるものが多いです。《終戦のオルディア》はユニット主体の攻撃的なデッキ、《邪帝 エグゼバグ》はウイルスを軸としたデッキ、《移動式砲台 G-DOC》はトラップを軸としたデッキ、《龍吉公主》は重めのユニットが入った防御的なデッキ、《Dr.ウェイン》は医者を軸としたデッキと相性が良いです。今回は防御的だけがデッキに当てはまったため、《龍吉公主》のみ入れることにします。

龍吉公主
▲中速から低速のデッキでよく使われるゲームチェンジャーだ!

次に、これまでに挙げてきたE・G UNIONの特徴となる強力な国専用カードを入れましょう。《フェアリー・ガス》《テスタ・パンク》《ブラッディ・スクリーム》の3枚は、デッキのコンセプトにも合っていて機能するでしょう。

フェアリー・ガス テスタ・パンク ブラッディ・スクリーム
▲強力なE・G UNION専用のスペルだ!
 



次に1コストのユニットを考えます。初手に1コストのカードを引くことができれば、1ターン目のメモリーを無駄にせずにすむため強力ですが、あまりデッキに入れすぎると中盤から終盤に手札が弱いカードばかりになり、負けてしまいます。高速デッキでないならば、確実に初手に引くというよりは初手に引けたらラッキーくらいの気持ちでいることがお勧めです。今回は《メイグル》を入れてみます。

メイグル
▲1コストユニットは1ターン目に出せると強力だが入れ過ぎには注意!

次に2コストのユニットを考えます。1ターン目、2ターン目の両方で何も行動が出来ないと高速デッキにライフを削りきられてしまう展開になりやすいので、最低1回は何らかのカードを使用できるように構築しましょう。ステータスが高いがデメリットを持つ《サイコバトラー》と、安定した性能の《歌う侍 ワンゴロウ》で悩みますが、ここでは安定感から《歌う侍 ワンゴロウ》を選ぶことにします。また、《テスタ・パンク》からも《メイグル》が出てくることもあり、2コストが3枚では足りなそうなので、《検体隊長 モルモン》も加えておきます。

歌う侍 ワンゴロウ 検体隊長 モルモン
▲2コストユニットは重要だ 少し多めに入れよう
 

次に3コストのユニットを考えます。既に3コストのスペルである《テスタ・パンク》と《ブラッディ・スクリーム》を入れているので、そこまで枚数は必要無いのですが、相手の場に何もない時に3メモリーある時の動きを入れておきたいです。NEUTRALとは思えないほど優秀なカードであり、効果もこのデッキと相性が良い《ラッキー》を入れておきます。

ラッキー
▲スペルが多めな分ユニットが少ないため、ソウルを得る効果もありがたい

次に4コストのカードを考えます。《テスタ・パンク》を使用した次のターンである可能性が高いので、《メイグル》を有効活用できるカードを選択したいです。《壱天衆 ヨウユウキ》は安定感が高く、《メイグル》との相性もいいですが、ここでは同じく《メイグル》との相性がよく、派手な効果を持つ《破壊のアニマ》を選択してみます。理由は迷った場合には派手な方をデッキに入れて試してみたほうが結果が分かりやすいからです。

破壊のアニマ
▲2枚使えば8ダメージとなり、相手の予想を超えるダメージを出せる

次に5コストのユニットを考えます。《復活のスライム》や《世の理を記憶する物体》も良いですが、《幸運の運び屋 サンタ》が実質ドロー付きユニットであり、中盤以降の消耗戦で強力なため、これを採用することにします。

幸運の運び屋 サンタ ホワイトテディ
▲ホワイトテディの効果が超強力!
 

これでデッキの軸となるカードが決まったので、後はもう一度国専用カードを見直して、相性が良さそうなカードを入れていきます。《マジック・ボイル》はスペルと一緒に使うことでコストを得できますし、最悪1コストで他のカードに交換できるため強そうです。《リサイクル》は《メイグル》を破壊しながら、カードを引くことで中盤戦の強さを支えてくれそうです。《ファンキー・ボム》は化学のウイルスカードを手札に加えるデメリットはありますが、このデッキに入っていなかった確定除去なので終盤に相手の大型のゲームチェンジャーが出てきた時など活躍の機会は多そうです。これで合計39枚となり、枠が1枚余ったので、《ウェルカム伯爵》+《狂学者 ウィットフォード》+ソウルバーストで相手の手札を減らすコンボに期待して《ウェルカム伯爵》を入れて完成です。

マジック・ボイル ファンキー・ボム
リサイクル ウェルカム伯爵
▲デッキに足りない要素を補おう!
 


このデッキはほぼ全てを3枚積んでいます。これは手札に来ないとそのカードが強かったのか弱かったのか分からないためです。試作段階では枚数を多めに積み、実際にランクマッチで対戦をしてみて、手札で弱いと感じたカードを抜いていくことがおすすめの調整方法です!

▲デッキの試作品が完成!ランクマッチで調整しよう。
 

【おわりに】

今回はデッキを一から自分で完成させる方法をご紹介しました。まずは強いカードや軸となるカードを入れてデッキの方針を決め、低コストから順にバランスを考えながらカードを決めていき、最後にデッキ自体に足りないものを補うという方法です。現環境ではデッキも固まってきているため、あまり有効ではないかもしれませんが、今後新セットがリリースされた際には活用できる方法だと思います。皆様のデッキ作成のお役に立てれば幸いです。

今回はここまでとなります。それではまた次回、お会いしましょう!!

とれっど(Tredsred)

デジタルカードゲームの世界において卓越した分析力と知識量を誇る”塾長”。
その実力を遺憾なく発揮し、世界的デジタルTCGにおいて、多くの実績を獲得している。



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