WIXOSSコラム 第37回
selector spread WIXOSS 9話の紐解き
第9話放送終了!
第9話「その別れは唐突」いかがでしたでしょうか。
いつもドタバタなやりとりを繰り広げている、ちよりとエルドラですが、
今回でイメージがガラッと変わってしまった方も多いのではないでしょうか。
あと1敗すると、セレクターとしての資格を失うちより。
このままWIXOSSに執着し続けて危険な目にあうくらいなら、願いの逆流を起こしてWIXOSSのことを忘れさせるべきだ、と一衣は考えました。
そして、エルドラとちよりの最後のバトルがはじまるのでした。
(バトルの相手が、彼女じゃなくて本当に良かった…)
ちより VS 一衣 一か八かのバトル!
ちより「チヨリ・ムーンライト・チョリソー!」
ちよりの滅茶苦茶な技名からバトルシーンは始まりました。
この攻撃が終ったタイミングで盤面はこうなっております。
▲エルドラのエナゾーンに「超損」が入っていますが、これは一体…?
今回のエルドラデッキは「修復」と「超損」が4枚ずつ入っています。
これらをライフバーストに仕込み、ライフクロスを回復しながら、エナをたくさんためて「大器晩成」を撃つ…という滅茶苦茶なコンセプトのデッキで闘っていきます。
しかし、遊月の能力は相手のエナを破壊すること。
「大器晩成」はおろか、「エルドラ=マークⅣ´」の能力を使用することも難しいほどにエナを削られていきます。
攻める手が見つからないまま、バトルは後半戦へ…
ちよりとエルドラの友情。そして、本気になるちより。
後攻ちよりの4回目のターン。
メインフェイズ中にエルドラが一衣達に語りだします。
バトルに負けた後も、ちよりと仲良くしてあげてほしいこと。
そして、ちよりにセレクターバトルから降りてほしいと思っていること…。
▲エルドラ「あんたには、そういう奴のままでいてほしいんすよ。ずっと。」
エルドラの気持ちを知ったちより、お別れをしたくない!と逆転の手を考えます。
「PLUS RUSH」で遊月のライフクロスの一番上をチェックし、
ライフバーストが付いていない「幻竜 ティラノ」であることを確認!
そして「クロス・クラッシュ・フラッシュ」を使用!
これで、遊月のライフクロスを1枚クラッシュ!と思いきや…
▲エルドラ「無意味っすね…」
というのも、レベル4の遊月「火鳥風月 遊月・肆」の常時能力で、遊月のライフクロスは全てライフバーストを持っているのです。
渾身のアーツも不発におわり、エルドラ曰く「シィラを引けないとあと3ターンで負ける」状況に追い込まれます。
ちなみにこのターンを含めての3ターンです。
ひとまず、エルドラのアタックでライフクロスを1枚クラッシュできましたが依然として遊月の方がライフクロスの数は上。
このターンの最後の盤面はこんな感じです。
エルドラに残されたターンは後2回。
シィラを引いて、相手のシグニを除去するバーストや修復を毎ターン決めることができれば逆転の可能性はわずかにありますが…その奇跡にちよりは賭けるしかありません。
一衣が攻めてこないことを祈って、ターンエンドです。
▲一衣「オロチ、エキドナ、アタック!」
対する遊月は、お構いなしにドンドン攻撃してきます。
アーツ「焼石炎」を使用して、オロチとエキドナでアタック。
着実にライフクロスをクラッシュしていきます。
そして、エルドラのターン。(残り2ターン)
▲引いたカードは「幻水 リュウグウ」と「幻水 チョウアン」の2枚。
これでは、わずかに残った1枚のライフクロスを活かす手段もなく、ターンエンド。
▲エルドラのアタックでライフクロスをクラッシュしたものの
依然として逆転は難しい状況です。
そして、遊月のターン。
遊月の起動能力で、最後のライフクロスがクラッシュされました。
この時点で次のターンに「幻水 シィラ」を引いたとしても、勝つ見込みはなくなってしまいました…。
そして、エルドラ最後のターン。
ここで最後に引いたのは「サーバントO」と「幻水 チョウアン」
何を引いていても、負けていた状況ですが、「幻水 シィラ」は最後まで手札に来ませんでした。
そして、アニメでは描かれていませんでしたが、最後のターン。
「飛火夏虫」と「捲火重来」を使用し、空いた盤面にアタックして、ゲーム終了になりました。
そして次週も彼女が動く!
あっけなく、バトルは終わってしまいました。ちよりは、そしてエルドラはどうなってしまうでしょうか。
そんなエルドラですが、12月20日(土)には久々に新カードが登場します。
なんと、レベル5の「エルドラ=マークⅤ」です
右下のテキストが泣かせてくれます。
こちらのエクシード2を使用して、「修復」を1ターンに2回クラッシュするなど、はちゃめちゃな戦略が楽しめますので、是非とも自分なりのエルドラデッキを組んでみてくださいね。
さて、本編の最後、あきらぶりーでも、あきらっきーでもなく、
「蒼井晶」としてウリスと対峙する晶。
彼女は一体何をしようというのでしょうか!?
と、気になりますが、それは次回で!