シャドーアートって?
シャドーアートとは、シャドーボックスとも呼ばれ、印刷されたイラストを何枚も切って、パーツごとに重ねることで、イラストに立体感を生み出す手芸です。
17世紀のヨーロッパのデコパージュの技法のひとつとして生まれ、アメリカで発展して日本に入ってきました。
背景カード、枠パーツ、キャラクターパーツを5枚そろえると、シャドーアートを実際に作ることができます。
WX-15 インサイテッド セレクターに入っているカードは下の10枚!
必要な道具
必ず必要なもの
切る道具
- デザインナイフ(カッターナイフ)
- カッターマット(その他、下が傷つかないもの)
接着
- 木工ボンド(できれば速乾)、またはノリ
- のりを拾うつまようじ
あると便利なもの
- ピンセット
仕上げをきれいにするのに必要なもの
- 薄墨色の筆ペン(黒だと作品が重たい印象になります)
- モデラー(先端が丸い金属の棒、手芸コーナー)
もしくは、携帯ゲーム機などのタッチペン
(その他、金属などの固くて丸い3mm程度の球ならOK!) - 印鑑マット(もしくは布を何枚か重ねたもの)
作り方
1.パーツを切り離そう
カッターマットの上にカードを置き、デザインナイフで枠線に沿って、パーツをカットします(なくさないように注意!)
裏面にもカットのラインがありますが、出来れば前面の絵を見ながらカットしましょう。
切り取るときのコツ
- 指を怪我しないように、注意しましょう。
- ナイフは刃先が折れた時だけではなく、切れ味が悪いと感じたらすぐに交換しましょう。
- 切れ味が悪いとパーツにひっかかり、傷をつけます
2.断面をきれいにしよう
パーツの縁を筆ペンで軽く塗り、紙の断面を目立たなくします
塗るときのコツ
- パーツに筆を長く付け過ぎると色が染みだすので、軽く塗りましょう。
- 筆はパーツの裏側から塗ると、失敗しても表面が汚れません。
- 最初は切り残りのパーツで練習しましょう。
3.丸みをつけよう
切り取ったパーツを印鑑マットの裏側に置き、パーツの外枠をモデラー、またはタッチペンで押し付け、丸みをつけましょう。
なぞるときのコツ
- 切り残りのパーツで練習しましょう(難しかったら、無理にやらないようにしましょう)
- 力をいれてなぞりましょう。
- タッチペンの丸みの外周が、パーツの外周と一致するようにしましょう。
4.組み立てよう
イラストの前後関係を見て、奥から順に組み立てていきましょう。
パーツの番号順に組み立てていけるようになっています。
木工ボンドやノリを直接つけると出し過ぎます。いったん厚紙の上にだし、つまようじの先につけて塗りましょう。
一部応用で、同じサイズの厚紙を貼り、その上に次のパーツをつけることでより奥行きが作れます。
注意点
作業中、パーツが風に飛ばされないよう、蓋つきの入れ物に保存しましょう。
もし他のカードで作るときは・・・
枚数をたくさん集めると、失敗しても安心。
なれないうちは、どこから切っていくか、メモして計画しましょう。
なれるまでは難易度の高いイラストは避けましょう
難易度の高いカードの例
- 髪の毛が風などで舞っていたり、ヒモなど、細長いパーツが多いイラスト
- イラスト奥から手前に手を伸ばしたり、武器を構えたりする構図のイラスト
- 炎やオーラなど半透明の要素があるイラスト
おすすめカード
籠手トレット、各種ルリグ0カードも、シンプルで作りやすいカードが多いです。
注:ここで紹介しているのは、手軽に作るためのやりかたです。 他にも立体感を出すための手法や道具はいろいろあるので、興味をもったらぜひ調べてみてください。
シャドーアート ワンポイント★テクニック