【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

ディソナ編のラスボス!? ピースがシグニになる《UNKNOWN》の実力は!?

はじめに

キーンコーンカーンコーン♪

みなさまごきげんよう、ウィクロスアカデミーのお時間です。
今回の講師を担当します、「しみずき」です。

本日の講義では、4月29日(土)発売の「CONCORD DIVA」から、
ピース《UNKNOWN》について深堀りをしていきます。

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ピース《UNKNOWN》とその裏面である《UNKNOWN-CODE-RU-》は、
ピースからシグニへ変わる新ギミックと、
かつてのアニメシリーズの主人公「小湊るう子」に酷似した姿という衝撃的なイラストが、早い段階からお披露目されていました。

初公開時の《UNKNOWN-CODE-RU-》は「テキスト」「レベル」「パワー」「クラス」が隠されていました。
生徒のセレクター皆様はどのような効果を妄想したでしょうか?

僕は、恐らくレベル4での登場が予想される、
マユに対応した効果だと妄想していました。
その見た目から天使クラスのシグニで、かつての夢限のようなレベル0のシグニかつ、自身のルリグのレベルにつきパワーやテキストが強くなっていくようなシグニだったらいいなと、期待に胸を膨らませていました。
この効果であれば、陰ながら研鑽が続けられている《五体合体 グレートタマヨリオー》学会に激震が走ります。
設定的にもガードデザイン的にもワンチャンある気がする……そう夢見ていました。
(これまでリミットの関係上不可能だった、1ターン目からの《先駆の大天使 アークゲイン》を含めた天使3面の布陣ができるつもりでした)

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まぁ、僕の予想というか妄想はまったくの大外れに終わったわけですが(笑)。

気を取り直して、遂に全容を現した《UNKNOWN-CODE-RU-》、ディーヴァセレクションの舞台でどのような活躍が期待できるかを紐解いていきましょう!!

本日の時間割は以下の通り
  • 1時限目:《UNKNOWN-CODE-RU-》の特徴と強み
  • 2時限目:《UNKNOWN-CODE-RU-》の課題
  • 3時限目:相性の良いセンタールリグ
  • ホームルーム

1時限目:《UNKNOWN-CODE-RU-》の特徴

セレクターの皆様も、初めて《UNKNOWN-CODE-RU-》のテキストを読んた時、脳裏に2枚のカードがよぎったのではないでしょうか?
そう、は、《聖天姫 アークゲイン》《ゆかゆか☆ぴーひゃら》をニコイチにしたような効果をしています。
これらの効果をクラフトレゾナのように扱えるメリットを順に解説していきます。

  • ディソナアイコン持ちの《聖天姫アークゲイン》
  • ピース版《ゆかゆか☆ぴ~ひゃら》
  • クラフトレゾナのような使用感
ディソナアイコン持ちの《聖天姫 アークゲイン》

《UNKNOWN-CODE-RU-》1つ目の効果は、相手ターン中の「シャドウ」です。
この効果を聞いて真っ先にイメージするカードと言えば、《聖天姫 アークゲイン》ではないでしょうか?
ディソナアイコン持ちで、なんなら《エクス・ワン》のような能力までついてきます。

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自分のターン中に除去されなければ、次の相手のターンに《UNKNOWN-CODE-RU-》の上から点数をとるのはなかなかに骨が折れます。
点数要求に絡まない場所に配置する、相手が除去アシストを使い終えた状態で出してやるなど、少し工夫してあげることで、アタック時でアドバンテージを稼ぎながら1面分の防御になってくれそうです。

また、このシグニはディソナアイコンを持っています。そのため、ディソナルリグの効果発動条件である、盤面のシグニをディソナで固めなければならない点もクリアできます。
シグニやレベルなどの指定のない完全な「シャドウ」持ちは、ディソナシグニではこのカード以外存在しないので、オンリーワンの仕事ができると言えるでしょう。

ピース版《ゆかゆか☆ぴーひゃら》

リミットを増やす効果と聞いて、《ゆかゆか☆ぴーひゃら》を想起するセレクターは多いと思います。
そして《ゆかゆか☆ぴーひゃら》から真っ先に出てくるのは、リミット9による《羅原姫 H2O》の3面展開を十八番とする白搭載型の【原子デウス】、俗称「笛原デ」でしょう。

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山札5枚を見ての回収効果こそありませんが、貴重なアシスト枠を使うことなく、類似の動きが再現可能です。
《UNKNOWN-CODE-RU-》が盤面にいる必要があるので《羅原姫 H2O》の3面展開はできません。
ですが《聖天姫 アークゲイン》も「笛原デ」に搭載されていたカードなので、そこまで支障はないと考えています。

「笛原デ」はあくまで、過去の例にならっただけで、ほかにも相性のよい使い方はたくさんあると思います。
例えば、ピースを使ったという事実は残るので、《幻怪姫 翠子//メモリア》を複数面立てることで、疑似的な3面防御にするのはかなり強そうです。
ほかにも、単純にレベル3を3体立ててやるだけで、対戦相手からすれば全面要求の難易度が跳ね上がります。
先述した「シャドウ」と合わせて1~2面分の疑似的な防御になってくれるのではないでしょうか?

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クラフトレゾナのような使用感

使い勝手としては《白羅星姫 フルムーン》のようなクラフトレゾナに似ています。
レベル3以降であれば好きなタイミングで《聖天姫 アークゲイン》を持ってこれると考えたらなかなかに便利そうです。
クラフトレゾナと違い出すのにコストが必要ないので、デッキトップの2枚のカードと《UNKNOWN-CODE-RU-》で3面埋まるのも、手札破壊を得意とするデッキと相対した時に輝きそうです。リミットが増えてくれるお陰で、引いたシグニのレベルが高くてリミットを超過してしまうこともありません。この点もメリットの一つではないでしょうか?

とは言え、バニッシュされてもエナが増えない点だけは注意したいところです。

ここまで説明してきた仕事を、ドリームピースでもない通常ピースがこなしてくれる点は、破格の一言でしょう。
さらには《イノセント・ワンピース》などの防御になる通常ピースと違い、エクシードコストの要求もありません。かなり幅広いデッキでの採用が検討出来ます。

2時限目:《UNKNOWN-CODE-RU-》の課題

非常に有望な《UNKNOWN-CODE-RU-》ですが、実際にデッキに採用するにあたって、以下の3の課題があります。これらの課題をどのように補うかがセレクターの腕の見せどころです。

  • 《UNKNOWN-CODE-RU-》の維持
  • 《UNKNOWN-CODE-RU-》自体は攻められない
  • ランサーやアサシンなどには無力
《UNKNOWN-CODE-RU-》の維持

《UNKNOWN-CODE-RU-》を出したターンに除去アシストを当てられてしまうと、せっかくの「シャドウ」も活きず、アタック時のアドバンテージも獲得できません。
また、除外されてしまうのでエナにも手札にもなってくれません。
この展開が《UNKNOWN-CODE-RU-》を扱ううえでもっともおいしくないので、どうにかして避けたいところです。
具体的には先述した、「相手が除去アシストを使いきったあとに出す」や「点数要求に絡まない場所に配置する」、「ほかにも厄介なシグニを並べて除去の的を逸らす」などの工夫が必要になります。

さらに《UNKNOWN-CODE-RU-》は継続的にリソースを稼ぐ能力を有しているので、可能であれば複数ターンに渡って維持したいところです。
とは言え「シャドウ」こそ持っていますが、パワーは12000と一般的なレベル3シグニに踏まれてしまうので、《コードラビリンス コネクト//ディソナ》などのシグニで相手ターン中までパンプしてあげるとよいでしょう。

《UNKNOWN-CODE-RU-》自体は攻められない

《UNKNOWN-CODE-RU-》は、防御面では非常に優れていますが、自分で攻めることはできません。
せっかく相手からの攻撃が鈍っても、自分の攻撃まで鈍ってしまっては意味がありません。そのため、ルリグやもう1枚のピースで攻撃面を補ってやる必要があります。
もしくは、手札破壊デッキのようなゲームが伸びれば伸びただけ有利な展開に持ち込めるようなデッキで使用するなど工夫してあげましょう。

ランサーやアサシンなどには無力

《UNKNOWN-CODE-RU-》は、「シャドウ」によって相手ターン中の普通の除去には部類の強さを誇りますが、ランサーやシャドウには無力です。
ディソナ環境にはこれらの効果を毎ターン行使できる《メル=椿姫》《炎妖舞 花代・惨》が存在しています。
ほかにも《アンバランス・ダンス》《翠魔姫 バン//ディソナ》などの対象をとらない除去でも処理されてしまいます。
特にどのデッキからも飛んでくる《翠魔姫 バン//ディソナ》は厄介で、《UNKNOWN-CODE-RU-》の維持に重きを置きすぎていると、急にご破算にされてしまいます。

3時限目:相性の良いセンタールリグ

《UNKNOWN-CODE-RU-》の効果を最大限に活かせそうなルリグが、《散散 緑姫》だと考えています。
《散散 緑姫》《UNKNOWN-CODE-RU-》をシグニゾーンの中央に配置してやれば、パワー17000のシャドウが鎮座。
相手からすれば中々に厄介で、毎ターンアタックした時にアドバンテージを稼ぎ続ける堅牢な壁になってくれます。
また《UNKNOWN-CODE-RU-》は、相手が除去効果を持ったアシストを使い終えたあとに繰り出すのが理想です。
その点、《散散 緑姫》はエクシード能力によって、除去アシストの使用を促しやすい傾向にあります。(エクシード能力を通してしまうと高パワーのシグニが3面残ってしまい、次のターンの要求が厳しくなってしまうので、除去アシストが入っているのなら使ってしまいたいという心理が働くと思います)

エクシード能力でパンプするターンと《UNKNOWN-CODE-RU-》によるリミット増加のターンによって、ゲーム中を通して高い盤面強度で戦うことができるため、ダメージレースでは有利に立てると思います。

《散散 緑姫》《UNKNOWN-CODE-RU-》のコンビは結構厄介なので、対策をするとしたら「シャドウ」関係なく除去ができる《翠魔姫 バン//ディソナ》か、《紅天 アノウズ//ディソナ》《小砲 パチン//ディソナ》などの自分のシグニのパワーを17000以上にできるシグニを採用しておくことをオススメします。

ホームルーム

いかがでしたか?
「CONCORD DIVA」には、《UNKNOWN-CODE-RU-》のほかにも《未知の巫女 マユ》を筆頭に、
ディソナシグニになったアキノやあやなど、魅力的なカードたちが控えています。
彼女らがディーセレの環境にどのような影響をもたらしてくれるのか、今から楽しみです。

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拡散力isパワーということを学びました。
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