本文へスキップします。

IRイベント

社外取締役と機関投資家との対話

2025年12月9日、機関投資家16名の皆様にご参加いただき、当社全社外取締役(5名)とのスモールミーティング(Web形式)を開催いたしました。

2025年12月9日、機関投資家16名の皆様にご参加いただき、当社全社外取締役(5名)とのスモールミーティング(Web形式)を開催いたしました。

社外取締役としての視点と経営参画のスタンス

社外取締役の役割をどう捉え、どのような姿勢で経営参画しているかお聞かせください。

三村社外取締役

「社外取締役の役割は監督と助言だと考えています。私は、当社初の女性社外取締役として2018年に就任しました。当時は、女性管理職が少なかったため、まずDE&Iに注力すべきと考え、女性活躍の後押しや、取締役会での共有・議論を進めてきました。現在は、DE&Iを特別に掲げなくても、女性が活躍できる会社へと変化しています。今後は地域軸の拡大が重要と捉え、社外取締役として支援を続けています。」

伊能社外取締役

「当社は、『おもちゃ』の会社から『アソビ』の会社になると宣言し、年齢軸・地域軸の拡大に取り組んでいます。エンターテイメント業界に長く携わってきた私の経験を活かし、当社の企業価値向上に向けた取り組みを支援していきたいと考えています。」

伊能社外取締役

取締役会について

取締役会の雰囲気や特徴(他社との違い)について教えてください。

有沢社外取締役

「当社の社外取締役を務めると同時に、いすゞ自動車でCHROを担当しており、これまでは人事を中心に経験を積んできました。当社の取締役会の特徴は、オープンなディスカッションが行われている点です。時間の許す限り議論を重ね、企業価値向上という目標を共有していると感じます。特に、経営戦略と人財戦略の連動を重要なテーマとして位置づけ、人的資本経営を当社の『アソビ』における競争優位性やコーポレート戦略にどう結び付けるかについて、各取締役がそれぞれの専門性を活かし、議論を深めています。」

中長期経営戦略2030について

達成に向け、課題となることは何だとお考えでしょうか。

殿村社外取締役

「中長期経営戦略については、財務面から見て順調に進捗していると捉えています。年齢・地域の軸の両面から成長戦略を推進しています。年齢軸については『トミカプレミアム』をはじめとした、Kidults向け商品展開による成長を図っています。地域軸では、グローバル市場を見据え、各地域特性に応じた展開を進めています。グローバル商材・IPの強化、グローバル組織やオペレーティングモデルの構築、ものづくりとグローバルサプライチェーンの連動など、多くの挑戦・課題がありますが、いずれも企業の成長に向けた重要課題として取り組んでいます。」

殿村社外取締役

安江社外取締役

「着実に目標達成に近付いていますが、グローバルでの成功が課題です。グローバルでIPを成長させ、ガバナンスを含めグローバルで通用する組織を作るなど、グローバルを見越したサプライチェーン構築に向けて取り組みを強化していく必要があると認識しています。」

安江社外取締役

海外事業について

北米で収益性を上げていくことについて、どのような議論がなされているのでしょうか。

殿村社外取締役

「社外取締役として、北米事業の収益性は重要課題だと認識しています。中長期経営戦略では、年齢軸に加えて、地域軸を拡大する中で、グローバル商材をいかに共有・強化するかが鍵となります。これまでは地域別に商材を展開してきましたが、ガチャの北米展開のように、グループ全体で商材をグローバルに捉え、作り込むことで、商品力向上を目指しています。その実現にはグローバルでの組織力強化が不可欠です。日本企業の課題である組織運営を見直し、サプライチェーンの最適化を含め、グループ全体の収益性向上に取り組んでいます。」

殿村社外取締役

事業ポートフォリオ

見直しについて、どのような議論をされていますでしょうか。

有沢社外取締役

「社外取締役は将来の企業価値の向上が最大の目的であり、株主様・投資家様の期待に添うこともその一つです。事業ポートフォリオを市場環境や各事業の成長性に合わせて変化させることや、莫大な資産であるIP資産をどのように見直すか、毎回、取締役会で議論します。皆様のご期待に応えるべく、引き続き議論を重ねていきます。」

有沢社外取締役

伊能社外取締役

「当社のビジネスは、玩具に集約していた感じがしていました。それが、『アソビ』の会社になるのであれば、他業種・他分野との連携を通じた様々な価値創出が出来るのではないかと考えています。自社のみで取り組むのではなく、どのようなパートナーと協業し、どの市場を攻めていくのか、あるいは新たに市場そのものを創出するのかといった点について議論を重ねています。」

買収防衛策廃止について

買収防衛策廃止の議論について教えてください。

三村社外取締役

「会社の価値をどう高めていくか、そのひとつの選択肢として買収防衛策廃止があると考えていました。仮に防衛策が無くても、買収の意向を示す第三者が現れた時に、きちんとコミュニケーションを取り、どのように対応するかの準備をしておけば良いのではないか。そうした考えの元で今回の決断に至りました。」

三村社外取締役

ガバナンス強化

今後の執行側への期待やガバナンス強化に向けた意気込みをお願いします。

有沢社外取締役

「社外取締役の皆様は、専門領域、知見のバラエティに富んでいる方が多いです。執行サイドに対する透明性も高いと思います。執行サイドを巻き込みながら、ガバナンス面からの管理、監督が出来ていますと、他社と比べても自信を持って言えます。」

取締役会としてどのような方針で監督しているのかお聞かせください。

三村社外取締役

「取締役の実効性評価については第三者機関を活用して実施しました。外部によるアンケート、個別インタビューの結果を踏まえ、取締役会では活発かつ建設的な議論が行われています。一方で、海外マーケットへの拡大を図って行く中で、グループ全体としてのガバナンスにはなお強化の余地があると認識しています。今後は取締役会の監督機能の高度化を通じてグループガバナンス強化に向けた取り組みを進めてまいります。」

経営者のサクセッションプラン

富山氏が代表取締役に就任されたことについて、どのようにお考えでしょうか。

殿村社外取締役

「社長選任については、経営戦略の『アソビ』の実現、品質、健やかさ、賑やかさ、グローバルといった人財要件を抽出し、社内外から選定しました。『アソビ』のエバンジェリスト、伝道者として、富山は最適な人材と考えます。社内においても玩具を『アソビ』の世界まで引き上げるリーダー役として、若手からシニアまで牽引できる存在です。また、TOMY Internationalで、実績を上げてきた経緯があり、グローバル組織変革を力強く推進していると認識しています。」

株主価値向上と長期的な企業成長への考え方

企業価値をどう高めていくのか、どのように考えられていますか?

三村社外取締役

「タカラトミーが100年間培ってきた価値、ブランド、品質へのこだわりは、脈々と受け継がれてきました。品質へのこだわりを持ち続けていくことが企業価値向上に繁がると考えます。」

三村社外取締役