コラム
2026.09.04
ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.32~チャレンジ直前 メタゲームブレイクダウン~
みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。
本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。
「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい解説で最新のゲーム情報をお届けしていきます。
今回も「セット チャンピオンシップ」に注目し、最新の環境を追いかけていきます。先週末には40大会を超える「セット チャンピオンシップ」が開催されました。どのようなデッキが活躍し、どのカードがキーカードとなったのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。
それでは早速みていきましょう!
8/17~30開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/エメラルド」 22.4%
2位 「アンバー/スティール」 18.4%
3位 「アンバー/ルビー」 12.2%
3位 「アメジスト/ルビー」 12.2%
5位 「アメジスト/サファイア」 10.2%
5位 「ルビー/サファイア」 10.2%
7位 「エメラルド/スティール」 8.2%
8位 「エメラルド/ルビー」 4.1%
9位 「アメジスト/スティール」 2.0%
「アンバー/エメラルド」が堂々の1位となりました。「ディズニーロルカナ日本一決定戦 2026」では「エメラルド/スティール」による過剰なメタに苦しんだものの、ポテンシャルの高さは健在。
少しでもこちらの展開が遅れれば、容赦なく咎めてきます。1~2コストのキャラクターを多く採用し、安定性と爆発力を兼ね備えたデッキです。

2位に輝いたのは「アンバー/スティール」でした。こちらも不調続きのデッキでしたが、歌い手(歌声を持つキャラクター)+歌カードはテンポ感の良い動きです。
《アークーデテムーティ》のおかげでゲームの主導権を握りやすくなっています。《リロ&スティッチ – わんぱくなかよしオハナ》は最速3ターン目にプレイ可能な暴れん坊キャラクター。支援によるサポートと高いロア値に注目です。

3位は新顔「アンバー/ルビー」でした。ロケーションを軸にしたまったく新しいデッキであり、《野獣 – 雪原のトラブルメーカー》をはじめとしたシナジー(相乗効果)を形成するキャラクターを多数採用しています。
「シュガーラッシュ」に搭乗するキャラクターが多数採用されており、強く楽しく可愛いデッキ。《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》目指してロケーション間を走り続けます。
4位は「アメジスト/ルビー」でした。チャレンジを主体としたタフでパワフルなミッドレンジ(中速デッキ)です。
《ランドール・ボッグス – ねたみ深い同僚》は《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》と並んで2コストを安定させてくれます。《ディアブロ – 忠実なる使い魔》対策でありながら、序盤~中盤にかけては2ロアのキャラクターとしても活躍します。
定番の《マーリン – カニ》、《ピーター・パン – 影の追跡者》や《ダンボ – 世界の七不思議》との回避シナジーとデッキに噛み合ったキャラクターです。

ピックアップデッキ
8/17~30に開催された「セット チャンピオンシップ」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!
GameスペースFushimiBooks(フシミ書房):いつわ選手「アンバー/エメラルド ロイヤルドッグ」

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「アンバー/エメラルド ロイヤルドッグ」は最序盤から積極的にキャラクターをプレイしていく攻撃的な戦略であり、その圧倒的な展開力を武器に最速20ロア獲得を目指します。2コスト以下のキャラクターがデッキの半分近くを占めることもざらです。
目にもとまらぬ高速展開から行き着く先が《エリノア – 名高い外交家》です。1~3ターン目にキャラクターを展開し、クエストへ向かえば条件を満たし能力が誘発します。手札、ロア、ダメージと一度に複数のアドバンテージをもたらし、有利な状況を作ってくれます。

キャラクターの展開力をブーストし、《エリノア – 名高い外交家》をより使いやすくした縁の下の力持ち、それが《柳の木のおばあさん – 古き善き相談相手》です。2ターン目にプレイすれば、インクがなくても1コストのキャラクターを出せます。実に3インク分の働きをしてくれます。
《エリノア – 名高い外交家》が活躍できる下準備をしながら、《エリノア – 名高い外交家》の登場も早めてくれます。3ターン目の《エリノア – 名高い外交家》で一気にマウントをとりましょう!

《メイ・リー – リード・ボーカリスト》は新しい1コストのキャラクターです。比較対象としては《シンデレラ – 舞踏会の花形》があげられますが、《風よ吹け》で退場しない意志力3がポイント。スティール系を意識した選択となります。
《UNDER THE SEA》を合唱できるため、ミラーマッチ(同型対決)や対アグロ全般でもいぶし銀の活躍をします。

《マイク・ワゾウスキ – トップを目指すヒーロー》はこのデッキでは貴重な手札を補充してくれるキャラクターになります。継戦力を担保し、盤面を作ります。
デメリット付きですが、キャラクターの採用枚数の少ないコントロールデッキに対しては強力に働きます。《リロ – 抜け出し名人》とともにコントロールキラーといえる存在です。メタゲームに応じて、採用枚数は変化していきそうです。

CREATIVE STYLE:キク選手「アンバー/スティール 歌ミッドレンジ」

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「アンバー/スティール 歌ミッドレンジ」は《シンデレラ – 舞踏会の花形》や《アリエル – 麗しい歌姫》をはじめとした歌声を持つキャラクターと《風よ吹け》などの歌カードを組み合わせ、キャラクターの展開と歌カードによる盤面掌握を同時におこなうテンポの良いデッキです。
最近のトレンドは《ナヴィーン王子 – ウクレレ奏者》です。このデッキにおける最大の歌声値「6」を持っていますが、ポイントは“美しいだろう?”です。プレイ時にコスト6以下の歌をタダでプレイできるため、劣勢な状況から巻き返しを図るのに起点となるキャラクターです。
キャラクターのいない状況からいきなり歌える奇襲性の高さこそ、《ナヴィーン王子 – ウクレレ奏者》の強みです。

「アンバー/スティール 歌ミッドレンジ」の課題のひとつが安定性です。歌い手と歌の両方の確保が必須であり、どちらかが欠けてもうまく動きません。
《アリエル – 麗しい歌姫》は1枚で解決してくれるデッキの主役にして潤滑油。でも1種類だけでは足りませんよね。
《メイ・リー – コントロール不能》は追加の《アリエル – 麗しい歌姫》であり、特定の歌カードへのアクセス率がアップします。歌声こそありませんが、歌を確保する安定性は何ものにも代えがたく、貴重なキャラクターです。限定的ですが、《風よ吹け》や《持つんだ熱い心》であれば歌うことが可能です。

《風よ吹け》などによる各個撃破ができるため、「アンバー/エメラルド」とは対等な勝負ができます。課題はミラーマッチと重コントロールである「ルビー/サファイア」です。
《昔ながらのこの営み》は両デッキに効果的なキラーカード的な1枚。《風よ吹け》や《BE PREPARED》の手前で盤面を築き、《モーリスの工房》の動き出しに待ったをかけられます。
メタゲームに応じて増減するカードであり、イルミニアの構築の見せ所でもあります。

soar:てつてつ選手「アンバー/ルビー ロケーション」

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「アンバー/ルビー ロケーション」はロケーションを多数採用した新デッキです。ロケーションを設置し、それらとシナジーを形成するカードを使い、ゲームを有利に進めていきます。キャラクターの少ないコントロール、攻撃力の低いアンバー/エメラルドには安全に立ち回れます。
円滑なゲーム運びを助けて、フィニッシャー(ゲームを締めくくるカード)にもなるのが《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》です。シュガーラッシュの世界観を体現したカードであり、実際の対戦でもゴールラインである20ロア獲得する機会が多いカードです。
《カールの家 – 空中家屋》が加わったことで安定性と速度がアップ。無料で《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》へと移動でき、おまけに1ロア獲得できます。狙え、ロケーションコンボ!


最高に気持ちの良い《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》を何度も使ってゴール(20ロア)を目指します。《ミニーマウス – 海賊の見張り番》はロケーションを使い回すサポート役。
《カールの家 – 空中家屋》と《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》、《ミニーマウス – 海賊の見張り番》が揃えば追従不能な独走状態となります。

デッキ自体が《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》に依存しているため、是が非でも引く必要があります。《島があるのも俺のおかげ》はこのデッキのためにあるようなサーチ(デッキの中から特定のカードを探してデッキ上に置いたり、手札へ加える)です。
歌のため、テンポ感を損なわずプレイできますし、状況に応じてさまざまなロケーションを選べます。

《エルサ – 心配する姉》や《タフィタ・マトンファッジ – スッパイ・スピードスター》など自分のゲーム展開をサポートするカードに恵まれていますが、反面、対戦相手の盤面へ干渉する手段は乏しくなっています。
《野獣 – 雪原のトラブルメーカー》は貴重なチャレンジャーであり、ロケーション上にいればダメージを受けません。突進による奇襲性も高く、ロケーション設置後にプレイして、有利トレード(対戦相手のキャラクターのみが退場するチャレンジ)を狙います。

おわりに
「セットチャンピオンシップ」第6~7週は「アンバー/エメラルド」が復権し、トップへ返り咲きました。
一方で、「アンバー/ルビー」のような新機軸のデッキも登場しており、環境から目が離せません。
ミッドレンジやコントロールがどのように対応していくか、今後の動向にも注目です。
このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。
ぜひ、お近くの公認店で開催されるイベントにご参加ください。
ディズニーロルカナ チャレンジ 2026 Autumn 神戸

9月6日(日)には神戸国際展示場で大型大会「ディズニーロルカナ チャレンジ」が開催されます。
ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。
それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!