コラム

2026.10.23

ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.36~ハイペリアシティ環境の注目デッキは!?~

みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。

本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。

「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい解説で最新のゲーム情報をお届けしていきます。

今回は、先週末に発売された「ハイぺリアシティ​」が環境に与えた影響についてみていきます。開催1週目にして30大会を超える「セット チャンピオンシップ」が開催されました。どのようなデッキが活躍し、どのカードがキーカードとなったのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。

それでは早速みていきましょう!

10/17~18開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/エメラルド」               17.6%
1位 「アンバー/スティール」               17.6%
3位 「ルビー/サファイア」                 14.7%
4位 「アンバー/ルビー」                  11.8%
4位 「アメジスト/ルビー」                11.8%
4位 「エメラルド/スティール」             11.8%
7位 「アメジスト/サファイア」              5.9%
7位 「エメラルド/サファイア」              5.9%
9位 「その他」                        2.9%

「ハイぺリアシティ​」の加入を経ても、「アンバー/エメラルド」と「アンバー/スティール」が同率で1位をキープしています。どちらも不動の人気デッキですね。「アンバー/エメラルド」は序盤からの展開力を武器に、数の力で20ロア獲得を目指します。

《フィニック – 恐怖のおチビちゃん》は1コストながら非常に汎用性の高いカード。出だしを支える1コストのキャラクターでありながら、中盤以降は実質3コスト分の扱いで《キット・クラウドキッカー – タフガイ》のように、盤面への干渉手段となります。

《フィニック – 恐怖のおチビちゃん》

「アンバー/スティール」は《シンデレラ – 舞踏会の花形》や《エンジェル – 魔性の歌姫》をはじめとした歌い手(歌声を持つキャラクター)と《持つんだ熱い心》などの歌カードを組み合わせ、キャラクターの展開と歌カードによる盤面掌握を同時におこなうテンポの良いデッキです。

《オーロラ – 喜びを歌う音楽家》は下準備こそ必要ではあるものの、強力な効果を持ちます。例えば1~2ターン目に歌い手をプレイしておき、3ターン目に《風よ吹け》を歌います。その後、《オーロラ – 喜びを歌う音楽家》をプレイすれば《風よ吹け》を回収してもう一度歌えるのです。圧倒的な制圧力は魅力たっぷり。

追加ロアも嬉しく、「アンバー/スティール」の3コスト帯は激戦区となりそうです。

《オーロラ – 喜びを歌う音楽家》

僅差で3位に輝いたのは「ルビー/サファイア」。アイテムシナジー(相乗効果)に特化したコントロールデッキです。《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》のような低コストで制圧力の高いキャラクターとインクブースト、《モーリスの工房》の3軸からなります。

新プリンセス《アリエル – 非日常の収集家》はまさにアイテム軸のデッキのためにあるようなキャラクターです。“たったひとつの”で追加ドローができ、盤面に数多のアイテムが並べば“大切なもの”で追加ロアへと変換されます。

デッキ内のアイテムの種類を増やせばその分だけ《アリエル – 非日常の収集家》の効果はアップ。カードプールの広がりとともに、構築の可能性をふくらませる1枚であり、非常に楽しいカードです。

《アリエル – 非日常の収集家》

4位は3種類のデッキがランクイン。「アンバー/ルビー」はロケーションデッキです。《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》へうまく移動し、大量のロアと手札の獲得を目指します。

《ヘイヘイ – 横断歩道渡り鶏》はロケーションと相性の良いキャラクターです。移動コストの軽いロケーションへ入ってしまえば、タダで《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》へ移動できます。しかも1ロアのおまけ付き。2コストと軽く、手数を稼ぐのにも最適です。

《ヘイヘイ – 横断歩道渡り鶏》

「アメジスト/ルビー」はチャレンジをベースにしたミッドレンジデッキ。黎明期より存在する選りすぐりのキャラクターを集めたグッドスタッフです。メタゲームに応じて回避に寄せたりと、可変的な構築も可能です。

2コストながら果敢を持ち、「アンバー/エメラルド」などへ強く出られる《ペピータ – 鋭い瞳のアレブリヘ》も魅力ですが、ここでは最高な1枚、《最高に…》に注目しましょう。

《最高に…》はデッキを選ぶテクニカルなカードですが、クラシックな「アメジスト/ルビー」ではかなり使いやすい除去です。《ディアブロ – 従順なワタリガラス》や《マーリン – ウサギ》は《最高に…》の損失を実質0にしてくれます。それでいて前者は軽く、後者は《最高に…》を歌えます。ミッドレンジやコントロール、アグロの最後の詰め盤面と、全般に効果的です。

《最高に…》

「エメラルド/スティール」からは《トゥルーズ – やんちゃざかり》でしょう。《アースラ – 騙し屋》などの手札破壊カード(手札を捨てさせる効果)をプレイして、対戦相手の手札へダメージを与えていくデッキです。安全に《ディアブロ – 忠実なる使い魔》の着地を目指します。

先の《トゥルーズ – やんちゃざかり》はミニ《ピート – リングのレフェリー》と呼べる存在であり、カードの枠としては《昔ながらのこの営み》と競合します。《昔ながらのこの営み》はアイテムのプレイを封じ、歌である点がメリット。

対して、《トゥルーズ – やんちゃざかり》はキャラクターであるため、ロアを稼ぐ手段となります。今までよりもアクションを止めやすく、ロアを稼ぎやすくなったのは加点ポイントです。「ルビー/サファイア」をどの程度意識するかによって、《昔ながらのこの営み》と使い分けになりそうです。

《トゥルーズ – やんちゃざかり》

ピックアップデッキ

10/17~18に開催された「セット チャンピオンシップ」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!

カードショップトレワン三宮店:くらげ選手「アメジスト/ルビー ミッドレンジ」

デッキURLはこちら

「アメジスト/ルビー ミッドレンジ」は序盤からサイズ感のあるタフなキャラクターを展開し、有利な盤面の構築を目指すデッキです。突進や回避、果敢などチャレンジをサポートする能力が充実しており、強制的にエグザートさせる効果も備えています。《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》や《エルサ – 第5の精霊》は「アメジスト/ルビー ミッドレンジ」を代表するキャラクターといっても過言ではありません。

中盤に差しかかるころには、このデッキの本領が発揮されます。《ヘラクレス – 力強きリーダー》から始まるヒーロー・キャラクター連打の動きは圧巻。「他のキャラクターからチャレンジされている間以外ダメージを受けない」ため、ヒーローを連打して有利トレード(対戦相手のキャラクターのみが退場するチャレンジ)を取り続けます。

《ヘラクレス – 力強きリーダー》から《エルサ – 第5の精霊》、《ピーター・パン&ティンカー・ベル – 飛びっきりの友だち》とインクに沿ってキャラクターを展開し、強固な盤面を構築します。

《ヘラクレス – 力強きリーダー》

《ピーター・パン&ティンカー・ベル – 飛びっきりの友だち》は6コスト回避とシンプルなクエスト役。低コストキャラクターも安心してクエストへ向かえます。

加えて、自軍全体に回避を付与するため、《ヘラクレス – 力強きリーダー》との相性も抜群。「他のキャラクターからチャレンジされている間以外ダメージを受けない」という唯一のチャンスすらも奪ってしまいます。

メタゲーム的な話をしますと、《ディアブロ – 忠実なる使い魔》を牽制できるのは嬉しいところです。変身もあり奇襲性も抜群。きみもとべるよ!

《ピーター・パン&ティンカー・ベル – 飛びっきりの友だち》

「ハイぺリアシティ​」からは地味ながら脇を固めるカードが加わっています。《トランプ – 頼りになるやつ》は「アンバー/エメラルド」に強いデザインであり、ルビーでは珍しい強制エグザート効果を持っています。《ルイーサ・マドリガル – 力自慢》や《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》のサポート役として最適です。

汎用性が高く、突進も得られ、奇襲性もあります。インクシンボルもあり破格の2コストキャラクターです。

《トランプ – 頼りになるやつ》

《ピーター・パンの影 – 神出鬼没のイタズラ小僧》はシンプルそのもの。強制的にエグザートし、有利トレードを可能にしてくれます。回避を持ち、ロアの稼ぎ頭にもなってくれます。

《ピーター・パンの影 – 神出鬼没のイタズラ小僧》

あっぷる今福店:わいけー選手「エメラルド/サファイア おふたり変身」

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「エメラルド/サファイア おふたり変身」は《ミッキーマウス》と《ミニーマウス》をベースにしたデッキです。中心となるキャラクターは《ミッキーマウス&ミニーマウス – 大冒険カップル》であり、早期のターンに《ミッキーマウス》と《ミニーマウス》を揃えて、「おふたり変身」を狙います。

《ミッキーマウス&ミニーマウス – 大冒険カップル》による圧倒的な速度感が魅力であり、ロアの獲得スピードも段違い。わずか4回のクエストでゲームに勝利できます。

仮に退場したとしても、変身元も含めてインクウェルへ置かれます。最大3インク増えるため、後続のキャラクター展開の助けとなります。

《ミッキーマウス&ミニーマウス – 大冒険カップル》

「ハイぺリアシティ​」からは新しい《ミニーマウス》が仲間入りしています。《ミニーマウス – 都市の設計家》は高コストながら魔除とサイズの優れた頼もしいキャラクターです。ロア値も3とかなり高く、ゲーム終盤ではかなり存在感のあるカードです。

単体でも優れたキャラクターですが、見逃せないのは“みんな設計どおり”です。自分のターン終了時に誘発し、条件を満たせばインクウェルから任意のカード1枚を手札へ戻せます。今までにない破格の効果です!

これが意味するところは、《ミッキーマウス&ミニーマウス – 大冒険カップル》の再利用が可能になるということ。《ミッキーマウス&ミニーマウス – 大冒険カップル》がインクウェルへ置かれて、増えたインクを利用して《ミニーマウス – 都市の設計家》をプレイします。《ミニーマウス – 都市の設計家》の効果で《ミッキーマウス&ミニーマウス – 大冒険カップル》を回収と、使いまわせます。

《ミニーマウス – 都市の設計家》

《ドン・カルナージ – 華麗なる海賊》は対戦相手の盤面全体にダメージを与えるキャラクター。耐久も貫通し、状況によっては全体除去のように機能します。

単体でも優れた効果ですが、《花も枯れるぅ!ヘッヘッヘ!》や《フィリップ王子 – 敵を打ち破る者》とコンボが強力無比です。どんなデッキ相手にも一方的な全体除去となります。手札に揃った場合は積極的に狙っていきましょう。

また、条件を満たせば相手のロア値を下げる効果も持っています。「エメラルド/サファイア」では貴重な盤面制圧とロアレースの舵取り役となります。《モーフ – 宇宙スライム》からの変身も生かして、プレイしたいところですね。

《ドン・カルナージ – 華麗なる海賊》

カードショップホビビ 岡崎店:キノ選手「ルビー/サファイア コンボ」

デッキURLはこちら

「ルビー/サファイア コンボ」はアイテム軸のデッキです。《モーリスの工房》と《魚の骨ペン》によるドロー(カードを引く効果)とインクブースト(カードの効果で使用できるインク数を増やすこと)、《BE PREPARED》による全体除去と通常の「ルビー/サファイア」と共通項もありますが、細部は大きく異なります。

主役は《アリエル – 非日常の収集家》です。《モーリスの工房》に似たドロー効果を持ち、条件を満たせばアイテムが次のアイテムを呼び込む好循環を作り出してくれます。なるべく低コストのアイテムをプレイしたいところです。

そして、アイテムの名前の種類分ロア値もプラスされます。このデッキには18種類38枚ものアイテムが採用されているため、上手くいけば一気に大量のロア獲得が可能です!

《アリエル – 非日常の収集家》

先程の《アリエル – 非日常の収集家》に加えて、次の2枚のカードが揃うとお楽しみのコンボタイムスタートです。ここではコンボの手順をわかりやすくするため、デッキの上にあるカードは名前の異なるアイテム前提で解説します。

《オズワルド – ザ・ラッキー・ラビット》、《帽遠鏡》の順番でプレイします。《帽遠鏡》の効果で手札をインクウェルへ置きます。

すると《オズワルド – ザ・ラッキー・ラビット》の効果が誘発し、デッキの上からアイテムをタダでプレイできます。

プレイされたアイテムの名前が違えば、《アリエル – 非日常の収集家》の効果で1ドローできます。

アイテムがプレイされたことで《帽遠鏡》の効果が誘発と、これで手順は一周です。

《アリエル – 非日常の収集家》、《オズワルド – ザ・ラッキー・ラビット》、《帽遠鏡》の3枚が揃えば、アイテムとインクがどんどん増えていきます。アイテムが並べば《アリエル – 非日常の収集家》がパワーアップし、ロア値も伸びます。是非とも狙いたいコンボです。

コンボを成功させるにはできるだけ名前の異なるアイテムを採用する必要があります。とはいえ《アイスポー》や《インクランナー》のようなドロー付きのアイテムは優先的に採用したいところ。《アイスポー》のように自主退場できるアイテムならば《アリエル – 非日常の収集家》や《帽遠鏡》との相性抜群です。

《閃光ケミボール》と《試作ケミボール》は1コストと軽く、ドローの起点として《アリエル – 非日常の収集家》や《モーリスの工房》とセットで使いやすいアイテムです。自主退場できる効果があり、コンボを阻害しないのも加点ポイントです。

さらに、退場時にインク・ドロップを1つ得られます。《ベル – 見習い発明家》のコストとして退場させれば無条件でインク・ドロップ獲得です。コンボ中のインク不足を解消するとともに、最終局面で《ラッキーダイム》の起動コストも確保してくれます。

《閃光ケミボール》
《試作ケミボール》

おわりに

「セットチャンピオンシップ」第1週は「アンバー/エメラルド」と「アンバー/スティール」がトップとなりました。

「アンバー/ルビー」や「エメラルド/スティール」なども人気を維持しています。

一方で、「ルビー/サファイア コンボ」の登場には非常に驚かされました。《アリエル – 非日常の収集家》を中心にした、これほど楽しいデッキが構築できるなんて。ロルカナの可能性は無限大です!

このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。

ぜひ、お近くの公認店で開催されるイベントにご参加ください。

ディズニーロルカナ カジュアルパーティー4th ~ロルハロ~

10月31日(土)にはTOC有明で「ディズニーロルカナ カジュアルパーティー4th」が開催されます。

ディズニーロルカナCCQ

また、同じく10月31日(土)、翌11月1日(日)には難波御堂筋ホールにて「ディズニーロルカナCCQ」が開催予定です。
ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。

それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!

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