コラム
2026.11.06
【戦略記事】 「ロルカナかるたチャレンジ」 メタゲームブレイクダウン
「ディズニーロルカナ カジュアルパーティー4th ~ロルハロ~」(以下、カジュアルパーティー)の目玉イベントとして開催された「ロルカナかるたチャレンジ」(以下、ロルカナかるた)。日本の伝統的な遊びであるかるたとディズニー・ロルカナ・TCGを組み合わせた日本独自の遊び方です。
従来のディズニー・ロルカナ・TCGとは異なり、ロルカナかるたにはデッキもカードも不要です。
必要なのは、情熱、勇気、記憶力、瞬発力、作品知識!
そして何よりも ―― デ ィ ズ ニ ー と ロ ル カ ナ へ の 愛 ! !
本稿では「ロルカナかるた」のメタゲームを分析していきます。
ロルカナかるた メタゲームブレイクダウン
総勢128名のイルミニアが集結し、“もっともロルカナを知り尽くしている者”を目指して競いあったロルカナかるた。今回は個人戦とチーム戦、2フォーマットでの開催となりました。
チーム戦も含めて、大会参加者は大きく7つの勢力に分類することができました。

・前回トップ8勢
・2ロア狙い勢
・仮装ガチ勢
・ロルカナ競技勢
・開封大好き勢
・カードショップ勢
・ファミリー勢
なかでも新勢力である「前回トップ8勢」「2ロア狙い勢」「仮装ガチ勢」には注目が集まりました。
最速こそ最強!前回トップ8勢
前回のロルカナかるたで上位8名へ残った歴戦の猛者。
各々主戦場こそ違えど、再びロルカナかるたへと戻ってきました。
安定性、速度、集中力、何よりも経験を強みとしています。
新たな挑戦者たちに立ちはだかります!
効率重視!2ロア狙い勢
いかにしてロルカナかるたを勝つか。この問いに向き合い続けた者たちがいます。
彼らこそ、最小の手数で勝利を目指す2ロアの札を狙う集団です。
求めるのは数ではなく質。一手でロアのみならず、ゲームの流れすらも手繰り寄せる剛腕でもあります。
席に着いた瞬間から、高ロアを探し、配置の暗記が始まります。
気持ちの強さはかるたの強さ!仮装ガチ勢
ディズニー・ロルカナ・TCGの楽しみ方は何もカードを使うだけではありません。
会場の雰囲気や参加者の気持ちが向上すれば、大正解。
仮装ガチ勢はキャラクターへの想いをかるたの強さに変えて勝負に挑みます。
テンションは最高潮!会場の空気すらも味方につけて、頂上を狙います。
注目カード
本大会ではラウンドごとにカードが入れ替わったため、毎回新鮮な状況でロルカナかるたが実施されました。
目まぐるしく入れ替わるカードを瞬間的に覚え、反射し、勝ち取る必要があったのです。

注目札は《ゼウス – 反撃する神》です。
《ゼウス – 反撃する神》は3ロアキャラクターです。個人戦ならば約1/3分のロアが手に入る脅威のカード。
一度でも目にすれば忘れることは難しく、読み上げられた瞬間に、反射的に手を伸ばす姿も見受けられました。
勝利を手繰り寄せ、対戦相手を突き放し、メンタル的余裕を生む、脅威の1枚といえました。



また、前回大会を踏まえて、ロルカナかるたは非常に巧妙に選定されていました。
たとえば《フォーナ – 気の長い妖精》、《フローラ – 気の強い妖精》、《メリーウェザー – 気の短い妖精》のように、二つ名(以下、バージョン名)が似通った札が選ばれていたのです。お手つきしてしまう場面も見受けられました。
限られた時間のなかですべてのカードを完璧に覚えることは難しいですが、似たバージョン名を間違わずに取れたかどうかはひとつの焦点になったように思えます。
おわりに
ロルカナかるたは、誰でも参加できる手軽さと、単純な早押しだけに終わらない奥深さを兼ね備えた大会でした。
ディズニーとの結びつきの強さが試される場所であり、イルミニアとロルカナが織りなす愛を表現できる場所でもありました。
果たして次回はどの勢力が頂点に立つのでしょうか。新たな勢力の台頭はあるのでしょうか。
次なる環境変化に期待しましょう。
最後に、決勝へと進んだ個人戦とチーム戦の写真を公開し、本稿を終わりたいと思います。
それでは、次回の「ロルカナかるた」でまたお会いしましょう!


ライター:富澤 洋平 撮影者:福井 翔