コラム
2025.09.16
【エンジョイ!ディズニーロルカナ】ディズニー作品をテーマにデッキを構築してみた!Vol.3~ヴィランズ集合!~
みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。
本コラムは「ディズニー作品をテーマにデッキを構築してみた」と題しまして、ディズニー・ロルカナ・TCGに収録されているディズニー作品・キャラクターへ着目し、それらをテーマにしたデッキをお届けしていく企画です。
ディズニー・ロルカナ・TCGを通じて、改めてディズニー作品の世界観を楽しんでいただきたいと思います。イルミニアの皆さんもお好きな作品やキャラクターのカードを見つけて、デッキを構築してみましょう!
第三回目となる今回は趣向を変えて、『物語のはじまり』~『星々の輝き』に収録されている「ヴィランズ」のカードへ焦点をあてたデッキをご紹介していきます。
それでは早速みていきましょう!
ロルカナの世界でヴィランズたちが夢の競演!?
『物語のはじまり』~『星々の輝き』の5つのセットに収録されている「ヴィランズ」クラスの総数は何と150種以上!
どれも個性的な特徴を持ち、同じ名前のキャラクターをとっても様々なカードにデザインされています。たとえば《プリンス・ジョン》と聞けばエメラルドの《プリンス・ジョン – 強欲王》が真っ先に思い浮かびますが、『星々の輝き』ではまた違った《プリンス・ジョン》の姿を見ることができます。
さぁ、「ヴィランズ」を中心にデッキを構築してみましょう。

「ヴィランズ」を中心にデッキを構築してみました(一部ヴィランズでないカードもあります)。最序盤からどんどんアイテムをプレイしていく、一風変わった戦略です。主役は《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》であり、早期プレイのためにはアイテムが必要不可欠なのです。
注目カード
このデッキのキーカードは何といっても《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》です。本来のコストは9とかなり重いものの、場のアイテム1枚につき1コスト軽減されるため、早期プレイが可能です。そのためにも序盤から積極的にアイテムをプレイしていく必要があるのです。
仮に1~4ターン目まで1枚ずつアイテムをプレイしたとすると、5ターン目には《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》をプレイできる計算となります。攻撃力意思力ロア値のどれをとっても5コストとは思えない、破格の性能です。
最速パターンとしては、1ターン目から順に《アイスポー》、《スクルージのシルクハット》、《魚の骨ペン》でインクを置きつつ《剛健の宝球》とプレイしていけば、4ターン目に《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》がプレイ可能!4ターン目に9コストのカードが使える爆発力こそ、このデッキ最大の魅力です。
場に出たあとは高いロア値をいかしてロアレースをリードしてくれますし、対戦相手はチャレンジという高い代償を支払って退場させるよりほかありません。

アイテムカードばかりプレイしていると、序盤のロアレースでの遅れが気になります。対戦相手のキャラクターへチャレンジするのに適した「ヴィランズ」はいないものでしょうか。
そこで活躍してくれるのが《プリンス・ジョン – 虎視眈々な贈賄者》です。攻撃力は1と低いものの、プレイしたアイテム1枚につき攻撃力が+2されます。高い意思力と相まって、対戦相手視点では一方的に自分のキャラクターがチャレンジで退場させられてしまうようにうつります。そのため相手のクエストを牽制し、ロアレース低速化に貢献してくれます。
《アイスポー》や《剛健の宝球》などの手札の減らないアイテムと相性が良いため、セットで運用したいところです。

ロアレースでは《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》や《タマトア – シャイニー!》といった大振りなキャラクターが目立つ中で、地味にロアを稼いでくれるカードがあります。アイテムの《サファイアのクロミコン》です。
《サファイアのクロミコン》はアイテム1つを退場させることでロアを2つ得られます。《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》プレイ後、不要になったアイテムを片っ端からロアへと変換してくれる画期的なカードです。キャラクターと違い、チャレンジされないため、アイテムがある限り継続的にロアを得ることができます。
ロアレースを陰から支えるの縁の下の力持ち的な存在といえます。

デッキの動き
序盤は、《アイスポー》や《剛健の宝球》などのアイテムをプレイしていきます。これらは同時にカードを引け選択肢が広がるため、最優先でプレイします。
2ターン目には《スクルージのシルクハット》をプレイし、ゲーム中盤への下準備をしておきましょう。これで次からプレイするアイテムのコストを軽減できます。
理想的な動きとしては1ターン目から順に《アイスポー》、《スクルージのシルクハット》起動し《剛健の宝球》をプレイし、2ターン目までにアイテムを3枚場に出すことです。

中盤は、手札にあるカードによって分岐します。もし、《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》があり、4~5目にプレイできそうなら《魚の骨ペン》を優先します。最速《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》こそ、勝利の鍵です。
逆に手札に《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》や《タマトア – シャイニー!》など明確にロアを稼げるキャラクターがいない場合には、《女王 – 占術師》や《モーリスの工房》の出番です。アイテムをプレイしたり、追加のカードを引くことで今後のゲームプランを練ります。
対戦相手がロア値の高いキャラクターを場に出しているならば、《プリンス・ジョン – 虎視眈々な贈賄者》をプレイしてクエストを牽制しましょう。
手札が少ない場合にはアイテムのお供、《ヒーラム・フラバーシャム – おもちゃ職人》の活躍時です。アイテムを新たなカードへと変換してくれます。さらに捨て札へ置かれたアイテムも《プリンス・ジョン – お金大好き》でタダで再プレイ可能。アイテム1枚が《ヒーラム・フラバーシャム – おもちゃ職人》と《プリンス・ジョン – お金大好き》の間を行き来することで、延々と新しいカードを供給してくれます。


終盤は、《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》や《タマトア – シャイニー!》、《サファイアのクロミコン》でロアを稼ぐターンです。再三にわたって語ってきましたが、早期にプレイした《ノッティンガムのシェリフ – 尻のでかい欲張り》は圧倒的なロアの供給源となります。
《タマトア – シャイニー!》はサファイアではお馴染みのロアの稼ぎ頭。このデッキならば一度のクエストで5以上のロアを得ることもありえます。《アイスポー》や《剛健の宝球》を手札へと戻し、手札とロア値を伸ばします。
《サファイアのクロミコン》は動き始めると弾となるアイテムが減っていきますが、《タマトア – シャイニー!》や《プリンス・ジョン – お金大好き》で補充できます。継続的な起動こそ、勝利への近道。《サファイアのクロミコン》で毎ターン確実にロアを稼ぎましょう。

おわりに
今回は「ヴィランズ」のカードを中心に構築したデッキをお届けしました。「ヴィランズ」好きの皆様が使用して、その世界観へとひたれましたら幸いです。
同様のコンセプトで、「プリンセス」「女王」なども構築できます。ディズニー・ロルカナ・TCGの可能性は無限大!まさに「無限の彼方へ、さぁ、行くぞ」といったところでしょうか。
作品のみならず、キャラクター・カードを特定のクラスへ寄せることで、あたかも自分自身がそのクラスの一員となったかのように思えます!ディズニー・ロルカナ・TCGで、ぜひとも皆様のディズニー愛をかたちにしていただけたらと思います。好きをデッキにすることは、ディズニー・ロルカナ・TCGの楽しみ方のひとつです!エンジョイ!ディズニーロルカナ!
それでは、また次回の「ディズニー作品をテーマにデッキを構築してみた!」でお会いしましょう!