コラム

2025.11.28

【エンジョイ!ディズニーロルカナ】多人数戦を楽しもう!Vol.1~多人数戦で活躍できそうなカード紹介~

みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。

今回のコラムでは、普段ご紹介している2名による個人戦をはなれ、多人数戦をピックアップしていきます。
先日幕張メッセで実施されたゲームマーケットでは多くの方に多人数戦を楽しんでいただきました!
その中で多人数戦のコツやカード選びについてご質問をいただきましたので、今回のエンジョイ!ディズニーロルカナではそんな疑問にお答えするべく、「多人数戦って何?」「個人戦と何が違うの?」などのご質問へ回答すると同時に、多人数戦ならではの強力カードをご紹介いたします。

本コラムを読めば、今日にでも多人数戦へ参加できるようになりますよ。

それでは早速始めていきましょう!

多人数戦とは?

多人数戦とは、一度に3名以上のプレイヤーによって遊ばれるゲームです。基本的には2人対戦のルールに従いますが、いくつか例外が存在します。

  • プレイヤーのターンは、時計回りに進んでいく。
  • カードの効果が2名以上のプレイヤーに効果を及ぼす場合、そのターンにゲームを進めているプレイヤー(アクティブ・プレイヤー)から始めて、時計回りに順次処理していく。

※詳しくは「総合ルール 1.10. 多人数戦」をご確認ください。

多人数戦は一度の対戦で多くのイルミニアと時間を共有できる遊び方であり、まったく新しいゲーム体験ができます。2名による個人戦と違い、カード1枚が影響を及ぼす効果範囲が広くなります。そのため、多人数戦でこそ真価を発揮するカードもあります。

多人数戦の特徴

多人数戦の特徴として、1枚で複数のプレイヤーに影響を及ぼすカードがあげられます。 たとえば、多人数戦において《BE PREPARED》が退場させるのは自分と目の前の対戦相手のキャラクターだけではなく、参加者全員のキャラクターです。参加者が4名ならば効果は4倍と個人戦以上にパワフルなカードとなります

《BE PREPARED》

多人数戦で強いカードにはいくつかの共通事項があります。

  • 盤面全体に影響を及ぼし、効果範囲が複数のキャラクターにわたるカード
  • 「対戦相手」「各対戦相手」「各プレイヤー」と記載のあるカード

これらのカードは一度に与える影響が大きく、個人戦の何倍もの活躍が見込めるカードです。逆に、「対戦相手1人」「キャラクター1体」など具体的に数が明記されている場合は、効果範囲が狭くなり、個人戦ほどのリターンは得られません。

多人数戦で強いカードを知ろう!

色ごとに多人数戦でより強力なカードをご紹介していきます。ここでは4名による多人数戦を想定して解説していきます。

アンバー

アンバーはキャラクターの攻撃力を下げることを得意としています。その中でも盤面全体に効果を及ぼすキャラクターカードがあります。《キーダ – アトランティスの守護者》は敵味方含めた全員のキャラクターの攻撃力を-3します。

実質的にチャレンジが意味をなさなくなるため、ロアを稼ぐチャンスです。また、相性の良い《UNDER THE SEA》と組み合わせて、対戦相手3名のキャラクターを一掃したいところです。

《キーダ – アトランティスの守護者》

「アンバー/エメラルド 手札破壊」ではお馴染みの《私を忘れたのか》ですが、真価を発揮するのは個人戦よりも多人数戦です。カードの効果には「各対戦相手」とあり、対戦相手の人数を問わず全員をさしています。つまり4名による多人数戦では対戦相手3名から、合計6枚もの手札を捨てさせられます。破格の効果です。

《私を忘れたのか》

アメジスト

アメジストはレディや歌など特定の行動を防止するカードを持ち合わせています。エキスパンション数の少ない最初期の環境ではロアレースに待ったをかけ、ドロー(カードを引く効果)までさせてくれたいぶし銀の《アースラ – パワーをちょうだい!》。最近では見ることは減っていましたが、多人数戦ではいまだに現役、いえ最強の一角となります。

プレイ時に「各対戦相手」からロアを1つ失わせ、それに応じたドローができます。最大で3ロアを失わせつつ3枚のカードをドローと、プレイした瞬間に圧倒的優位を得られるキャラクターです。

《アースラ – パワーをちょうだい!》

対戦相手の数が3倍になる多人数戦では、クエストやチャレンジの回数も3倍に増えます。どのプレイヤーが有利なのか、自分は有利なのか、戦況を見極めるのは難しいです。

それならばいっそのこと、相手の行動全部を妨害してしまいましょう。《ジーニー – ショーの主役》は自身がエグザート状態にある限り、ほかのプレイヤーのレディを飛ばします。ほかの3名はキャラクターをレディできず、追加したキャラクターやアクションカードで《ジーニー – ショーの主役》を退場させるしかありません。

しかも退場させた場合、退場させたプレイヤーの次の番手のプレイヤーからレディが再開されます。最大の功労者である《ジーニー – ショーの主役》を退場させたプレイヤーのレディは最後、もっとも不利な立場となります。《ジーニー – ショーの主役》のコントローラー以外は窮屈なゲームを迫られますし、退場させた場合のリスクも大きなものとなります。総じて、長引いたゲームを支配する1枚といえます。

《ジーニー – ショーの主役》

エメラルド

多人数戦をもっとも得意としているのがエメラルドです。手札破壊やドロー、ロアを失わせる効果が多数あり、どれも複数のプレイヤーへと効果を及ぼします。

《ジャスミン – 砂漠の女戦士》はプレイ時に各対戦相手にハンデスを迫る脅威のキャラクター。合計3枚の手札を奪いつつ、ロア値は2のキャラクターです。淡々とロアを稼ぎはじめ、さらにチャレンジされるたびに再度ハンデスを迫ります。

多人数戦で輝くハンデス効果と高ロアがミックスしたナイスなキャラクターとなります。

《ジャスミン – 砂漠の女戦士》

個人戦でお馴染みの1枚は、多人数戦でも大活躍します。《ディアブロ – 忠実なる使い魔》は先の《アースラ – パワーをちょうだい!》に負けず劣らず強力な1枚です。エグザート状態ならばほかのプレイヤーのドローを自分のものとできるため、退場しない限り、自分のターンが来るまでの間に最低3枚の追加ドローが確約されます。

通常ドローのみならず、カードの効果でドローしようものなら、それすらも自分のものとして引いてしまいます。ゲームが進めば進むほど手札は増えていき、有利に進めることができます。

《ディアブロ – 忠実なる使い魔》

ルビー

ルビーは全体除去に加えて、ロアを失わせることを得意としています。《BE PREPARED》や《シスー – 兄弟姉妹の希望》は個人戦とは比較にならないほど強力です。

ですが、今回は使い勝手が良く、多人数戦でこそ輝く除去カードをご紹介します。4コストのアクションカードである《尊敬される王に》です。「各対戦相手」とあるため、最大3体のキャラクターを退場させられる、コストパフォーマンスの優れた除去です。

しかも歌でもあるため、自分の展開を阻害せずにプレイできます。

《トレメイン夫人 – 横柄な女王》も同じく効果範囲が「各対戦相手」であり、個人戦よりも威力が増しています。

《尊敬される王に》

多人数戦のロアレースは複雑怪奇です。ロアレースリードしているプレイヤーへチャレンジすれば、したプレイヤーとされたプレイヤーのみが不利益を被るため、非常にタイミングが難しくなります。残る2名は淡々とロアを稼げるからです。

《アラジン – 無法の英雄》はチャレンジを強く肯定する1枚です。対戦相手のキャラクターを退場させれば2ロアを獲得しつつ、各対戦相手のロアを2失わせることができます。チャレンジして盤面の有利をとりながら、ロアレースをも優位に立たせてくれます。

実質的にチャレンジとクエストが一体化しているようなキャラクターであります。

《アラジン – 無法の英雄》

サファイア

インク加速などが得意なサファイアですが、多人数戦でも活躍できるカードがあります。

先程の《尊敬される王に》でも解説いたしましたが、対戦相手全員の場に影響を及ぼす除去は普段よりも影響力が大きく、総じてコストパフォーマンスの優れたカードとなります。

《うさぎの穴をまっさかさま》も同様であり、サファイアでの貴重な除去カードとなります。事前に各対戦相手の低コストキャラクターを退場させておき、強力なキャラクターをインクへ埋めてしまいましょう。

《うさぎの穴をまっさかさま》

耐久はチャレンジに強い能力であり、個人戦でも効果的です。ですが、対戦相手が増えてチャレンジされる可能性の高い多人数戦ではより活躍できます。

《タマゴ4ダース》は次のあなたのターンまで耐久+2を付与するアクションカード。実質的にチャレンジされないと同義であり、攻撃力2以下をシャットダウンし、安心してクエストへと向かえます。

ゲーム終盤の次のターンにクエストできれば勝てる盤面で、自軍をチャレンジから守るために使用します。

《タマゴ4ダース》

スティール

スティールは特定の行動を阻害したり、場全体に影響を及ぼします。

多人数戦における最高率の全体除去である《剣をふるえ!》があります。対戦相手の各キャラクターに2点と普段の3倍の数のキャラクターにダメージが入り、退場するキャラクター数も3倍になるはず。スティールを見たら、否が応でも想定せざるを得ないカードです。

歌カードであるため、《剣をふるえ!》をプレイしてもキャラクターの展開は犠牲になりません。効率の良い全体除去と展開が、同一ターンに可能となります。

《剣をふるえ!》

「アンバー/スティール 歌ミッドレンジ」でお馴染みの《A WHOLE NEW WORLD》は、多人数戦でも強力無比な1枚です。任意のタイミングで4名の手札を丸ごと入れ替えられるため、ゲームプランは瓦解すること必死。しかも歌ったならば、引いたカードをプレイするのも自分が一番最初となります。

ただし、《ディアブロ – 忠実なる使い魔》や《プリンス・ジョン – 強欲王》には要注意!《A WHOLE NEW WORLD》の効果を逆手に取られて、大量のカードを引かれてしまいます。

《A WHOLE NEW WORLD》

おわりに

今回は多人数戦で活躍するカードをご紹介しました。各カラーとも特色があり、強力なカードを有していることがわかりました。これを参考に、ぜひとも多人数戦専用デッキを構築してみてください。

今回は紹介しきれませんでしたが、多人数戦で輝くカードはまだまだあります。皆さんもお手持ちのカードを広げ、探してみてください。

ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。

それでは、また次回の時間にお会いしましょう!

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