コラム
2026.01.16
ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.17
みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。
本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セット チャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。
「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい説明で、最新のディズニーロルカナゲーム情報を皆様へお届けしていきたいと思います。
今回も「アーケイジアと魔法の島」加入後の大会結果を考察していきます。シーズン第2週目は、120大会を超える大変多くの「セット チャンピオンシップ」が全国で開催されました。一体どんなデッキが活躍したのか。どんなカードがキーカードとなっていたのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。
それでは早速みていきましょう!
1/5~12開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アメジスト/ルビー」 24.8%
2位 「アンバー/スティール」 21.2%
3位 「ルビー/サファイア」 14.2%
4位 「サファイア/スティール」 13.3%
5位 「アメジスト/スティール」 9.7%
6位 「エメラルド/スティール」 5.3%
7位 「アメジスト/エメラルド」 4.4%
8位 「アメジスト/サファイア」 2.7%
9位 「アンバー/エメラルド」 1.8%
「アメジスト/ルビー」が久々の第1位となりました。「アメジスト/ルビー」を再び王座へと押し上げた立役者、それこそが《ダンボ – 世界の七不思議》にほかなりません。回避持ちキャラクターとシナジー(相乗効果)を形成し、カードとロアを一度に獲得できる画期的な1枚です。
改めてデッキ全体のキャラクターをみると、以前と比べて回避持ちを重視した構築へと変化しているとわかります。元々得意としていたチャレンジによる盤面の制圧はそのままに、《ダンボ – 世界の七不思議》によるカードとロアの両取りを狙います。

僅差で2位に輝いたのは「アンバー/スティール」です。一口に「アンバー/スティール」といっても、キャラクターを重視したものをはじめ、ロケーションをキーとする「鉱山アグロ」、定番の「歌ミッドレンジ」など、戦略は多岐にわたります。
最新セット「アーケイジアと魔法の島」からは盤面の取り合いで活躍が期待される《ミス・ビアンカ – あきらめないエージェント》が採用されています。
本来は6コストのキャラクターですが、場に仲間・キャラクターがいれば4コストでプレイできます。攻撃力と意思力は5もあり、4コストとしては破格の性能です。

3位は「ルビー/サファイア」です。インクブースト(カードの効果で使用できるインク数を増やすこと)し、早期に6インクを目指します。《マウイ – オレって半サメだろ?》や《タマトア – ゴージャス!》がひとつのゴールとなります。
インクブースト戦略は序盤から中盤にかけてインクを増やすことに費やすため、場では後れを取りがちです。特に対アグロでは致命傷となりかねません。
その後れを取り戻すのは《BE PREPARED》や《シスー – 兄弟姉妹の希望》などの全体除去の役割です。《シスー – 兄弟姉妹の希望》は全体除去に加えて、ロア値も高いキャラクターです。攻守入れかえの起点となるカードです。

4位は「サファイア/スティール」。《アイスポー》や《剛健の宝球》にはじまるキャントリップ(メインの効果に加えて「カードを1枚ドローする」効果)カードでデッキを回転させていく、アイテムシナジー戦略です。
シナジーの中心にあるのは《モーリスの工房》です。他のアイテムをプレイするたびに追加の1インクを支払えば、カードを1枚引けます。余剰インクがあればすべてのアイテムにキャントリップが付与されるため、デッキを掘り進めるのに最適です。
《タマトア – ゴージャス!》や《ラッキーダイム》を目指して、《モーリスの工房》を可動させ続けましょう。

ピックアップデッキ
1/5~12に開催された「セット チャンピオンシップ」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!
はま屋里吉店:うえ選手「アンバー/スティール 歌ミッドレンジ」

「アンバー/スティール 歌ミッドレンジ」は《アリエル – 麗しい歌姫》をはじめとした歌声を持つキャラクターと《風よ吹け》などの歌カードを組み合わせ、キャラクターの展開と歌カードによる盤面掌握を同時におこなうテンポの良いデッキです。
《デイジーダック – ドナルドの彼女》をはじめとした低コスト高ロアのキャラクター、《ロビン・フッド》や《女王》の変身パッケージなどさまざまな攻め手を持っています。
新しい歌い手として《トルバドール – ミュージカル・ナレーター》が採用されています。《持つんだ熱い心》や《風よ吹け》、《そこに登場、ゼウス!》まで歌えるため、盤面の掌握に一役買ってくれます。耐久+1のおかげで最序盤に出てくるキャラクターに強く、歌を歌いエグザート状態になったとしても退場しにくいキャラクターでもあります。

使っていると万能感のある「アンバー/スティール」ですが、意思力4以上のキャラクターを苦手としていました。例えば対戦相手の《デイジーダック – ドナルドの彼女》を退場させるには《ローレンス – 妬み深い従者》か《そこに登場、ゼウス!》頼みでした。
《ミス・ビアンカ – あきらめないエージェント》は盤面制圧に優れたキャラクターでありながら、条件を満たせばゲーム中盤にプレイできます。先程の《トルバドール – ミュージカル・ナレーター》などの仲間・キャラクターがいれば、たった4コストでプレイできるのです。
序盤にプレイされたキャラクターはもちろんのこと、《タマトア – ゴージャス!》など高コスト帯のキャラクターにも当たり負けしません。
アグロからミッドレンジ、コントロールのフィニッシャーにまでチャレンジできる、カバー範囲の広いキャラクターです。

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トレカSHOPあんりみてっど:アズキ選手「ルビー/サファイア アイテムズ」

「ルビー/サファイア アイテムズ」はアイテムシナジーを取り入れたコントロールデッキです。《アイスポー》でキャントリップしつつ、《ティポ – 育ち盛りの息子》でインクブーストし、《マウイ – みんなの英雄》や《シスー – 兄弟姉妹の希望》で盤面制圧を狙います。
最終的に《タマトア》や《ラッキーダイム》で勝負を決めます。
《タマトア – ゴージャス!》は最速4ターン目にプレイ可能であり、複数の役割を持つキャラクターです。プレイ時にはアイテム・カードを回収し、クエストするたびにアイテム1枚をただでプレイできます。
さらに攻撃力、意思力、ロア値のいずれも申し分ないデザインです。
クエスト時の効果では《モーリスの工房》を優先的にプレイし、後続のアイテム・カードにキャントリップを付与します。カードを引き、プレイの選択肢を増やし、ゲームを有利に進めていきましょう。

今週の上位2デッキを見ると、それぞれのデッキに即応したいキャラクターが存在します。ロアの稼ぎ手《デイジーダック – ドナルドの彼女》と回避デッキの中心《ダンボ – 世界の七不思議》です。
これらに効率良く対処するために、このデッキには《シスー – 大胆不敵な来訪者》や《乱闘》、《マダム・メデューサ – ザ・ボス》が採用されています。
《シスー – 大胆不敵な来訪者》や《マダム・メデューサ – ザ・ボス》は除去とキャラクターの展開を同時に行えるお得なカードであるものの、インクレスであり、ゲーム終盤では無駄カードになる可能性もあります。
このデッキには攻撃力を参照する除去カードの賞味期限を伸ばす工夫として、《サファイア・コイル》が採用されています。インクウェルにカード1枚が置かれるたびに、キャラクターの攻撃力を-2するため、攻撃力を参照する除去カードのカバー範囲が広がるのです。

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ブックエース新取手店:シン選手「アンバー/エメラルド チェルナドッグ」

「アンバー/エメラルド チェルナドッグ」(チェルナドッグについてはこちらの公式対戦動画で紹介しています)は最序盤から積極的にキャラクターをプレイしていくアグロ戦略であり、数の力で最速20ロア獲得を目指します。《デイジーダック – ドナルドの彼女》をはじめ1コストのキャラクターが16枚も採用されており、1ターン目から必ずキャラクターを展開していけるデッキ構成です。
キャラクターの頭数を揃えることで《トランプ – 裏路地暮らしの犬》コストを下げ、早期にプレイする狙いがあります。プレイ時に大量の手札入れ替えができ、手札の最適化が図れます。不要なインクレスのみならず、あえて《リロ – 抜け出し名人》を捨て、次のターンに捨て札からプレイするなどお得な使い道もあります。
このデッキのフィニッシャーである《チェルナボーグ – 邪悪の化身》も相性の良いキャラクターです。一度に大量のキャラクターが捨て札に置かれるため、予想外のタイミングで《チェルナボーグ – 邪悪の化身》が登場します。

このデッキに採用されているキャラクターは低コストが多く、対戦相手のチャレンジにより一方的に退場させられてしまう脆さが弱点です。クエスト後のキャラクターを守るために、バウンス(キャラクターを手札に戻す効果)付きの《キット・クラウドキッカー – タフガイ》や護衛を持つ《ドナルドダック – 銃士隊の兵士》が採用されています。
仮にキャラクターが退場してしまい、攻め手が途切れそうな場合には、《レディ – ミス・ニューヨーク》の出番です。5コストですが変身をもっており、見た目よりも少ないインクでプレイ可能です。
プレイ時にコスト2以下のキャラクターを回収できるため、再度戦線構築が可能です。
《レディ – ミス・ニューヨーク》や《リロ – 抜け出し名人》を駆使して、粘り強くキャラクターを展開し続け、20ロア到達を目指します。

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おわりに
「アーケイジアと魔法の島 シーズン セット チャンピオンシップ」開催第2週目は、「アメジスト/ルビー」が優勝デッキ単独トップの座に輝きました。《ダンボ – 世界の七不思議》を得て、「アメジスト/ルビー」は再び王者のデッキとなったのです。
しかし、前週と比べてほかのアメジストデッキは数を減らしており、メタゲームが動いていると実感できました。週を追うごとに混沌とした環境となりそうです。
来週以降、「セット チャンピオンシップ」のメタゲームがどのように変化していくのか非常に楽しみなところです。
このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。
是非、お近くのロルカナ公認店で開催される「ロルカナ交流会」「ロルカナ ショップ大会」「セット チャンピオンシップ」へご参加ください。
今週末1月18日(日)には、東京ビッグサイトで「ディズニーロルカナ チャレンジ 2026 Spring 東京」開催されます。
2026年初めてとなる大型競技大会、YouTubeでの放送番組も実施されますので、参加されない方も、ぜひイベントを楽しみにしていただけたらと思います。
ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。
それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!