コラム
2026.02.06
ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.19
みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。
本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。
「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい説明で、最新のディズニーロルカナゲーム情報を皆様へお届けしていきたいと思います。
先週末には40大会を超える「セット チャンピオンシップ」が開催されました。「ディズニーロルカナ チャレンジ 2026 Spring 東京」(以下、ディズニーロルカナ チャレンジ)の結果を受けて、メタゲームはどのように変化したのでしょうか。
一体どんなデッキが活躍したのか。どんなカードがキーカードとなっていたのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。
それでは早速みていきましょう!
1/19~26開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/スティール」 23.3%
2位 「アメジスト/ルビー」 20.9%
2位 「アメジスト/スティール」 20.9%
4位 「サファイア/スティール」 16.3%
5位 「アメジスト/エメラルド」 7.0%
5位 「ルビー/サファイア」 7.0%
今週のメタゲームの中心はアグロやコントロールといった特定のターンで力を発揮する戦略ではなく、万能感のあるミッドレンジ(中速デッキ)となりました。どのデッキ相手でも対応でき、隙をみせればロアレースでリードを奪える攻防に長けたデッキです。
デッキカラーでは、ディズニーロルカナ チャレンジ以前から上位をキープしていた「アンバー/スティール」が再び1位へと返り咲きました。《シンデレラ – 舞踏会の花形》などで効率良く歌カードを歌いながら、同時にキャラクターを展開していくテンポ感の良い戦略です。
《オーロラ – 姫のお披露目》はプリンセス/女王・キャラクターのコストを軽減し、展開力をサポートします。インクを使わずに《シンデレラ – 舞踏会の花形》をプレイしたり、2ターン目に《アリエル – 麗しい歌姫》をプレイしたりできます。

同率2位となったのは「アメジスト/ルビー」と「アメジスト/スティール」でした。「アメジスト/ルビー」は突進や果敢を持つキャラクターを使い、積極的にチャレンジをしかけて自分に有利な盤面を作っていくミッドレンジです。
カード選択は時にメタゲームによって左右されます。一時は姿を消していた《マダム・メデューサ – ザ・ボス》ですが、現在は復帰しています。デッキ紹介パートでは、その理由を探っていきます。

「アメジスト/スティール」は高スタッツのキャラクターと歌カードを組み合わせたデッキであり、アグロ~ミッドレンジまで戦略に幅があります。共通しているのは《カルホーン – 海兵隊軍曹》などの2コスト攻撃力3のキャラクター。最序盤から盤面の取り合いに強く出られるように構築されています。
《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》はスタッツの高さ、終盤でのロア獲得が強みです。霧消はデメリットですが、1枚で盤面を支配するだけのスタッツをもっています。

4位は「サファイア/スティール」。《ベル – 見習い発明家》と《カルホーン – 海兵隊軍曹》で最序盤から盤面を制圧し、高ロアのキャラクターで安全にクエストしていきます。一部のキャラクターは魔除けを持っており、除去の豊富なスティールに強い構築です。
《野獣 – 悲劇の主人公》は「サファイア/スティール」のフィニッシャーです。ダメージを受けていない限り毎ターン追加のドロー(カードを引く効果)ができ、ロア値も高め。盤面に残っている時間が長いほど有利になっていくため、対戦相手目線では対処必須のキャラクターとなります。

ピックアップデッキ
1/19~26に開催された「セット チャンピオンシップ」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!
トレカショップshimaうるま店:Dakota選手「サファイア/スティール アイテムズ」

「サファイア/スティール アイテムズ」はアイテムシナジー(相乗効果)を取り入れたコントロールデッキです。《アイスポー》や《剛健の宝球》でドローを進め、《ベル – 見習い発明家》や《スクルージ・マクダック – 抜け目ない守銭奴》で盤面を制し、歌カードによる除去を挟みながら、2種類の《タマトア》へと繋げます。
このデッキの主役は《オズワルド – ザ・ラッキー・ラビット》です。アイテム戦略の核を担うキャラクターでありながら、2コストと軽めです。インクウェルにカードを置くたびに、毎回ドキドキタイムがスタート。デッキの一番上のカードがアイテム・カードならば、タダでプレイできます!
当たりは《モーリスの工房》、大当たりは《ラッキーダイム》といったところでしょうか。

さらにこのデッキでは《オズワルド – ザ・ラッキー・ラビット》のドキドキタイムを最大限味わうために、《魚の骨ペン》が採用されています。不要なカードをインクウェルへ置き、《オズワルド – ザ・ラッキー・ラビット》の効果を複数回誘発させて、アイテムを引き当てようというのです。

大当たりの《ラッキーダイム》ですが、手札にきてしまう場合もあります。通常ならばインクを支払ってプレイするしかありませんが、このデッキはアイテムズです。《ラッキーダイム》をお得にプレイする裏技があります。
《タマトア – ゴージャス!》はクエスト時にコストを支払わずにアイテムをプレイできます。7コストの《ラッキーダイム》がタダになり、インクを使わないためすぐに起動も可能です!
《オズワルド – ザ・ラッキー・ラビット》と《タマトア – ゴージャス!》を駆使して絶対に《ラッキーダイム》をタダでプレイする。コンセプトが明確なデッキといえます。

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TSUTAYA流山おおたかの森駅前店:昨日脚トレで脚いなった人選手「アメジスト/スティール アグロ」

「アメジスト/スティール アグロ」は序盤から場持ちの良いキャラクターを展開し、積極的にチャレンジをしかけていきます。盤面が整った中盤以降はロケーションなど直接ロアを獲得できるカードを使い、20ロアを目指します。
このデッキの特徴は回避タイプの「アメジスト/ルビー」を強く意識している点です。《ヘルガ・シンクレア – 鉄の女》はその最たるキャラクターであり、《ダンボ – 世界の七不思議》や《ピーター・パン – 影の追跡者》を一方的に退場させられます。
《ヘルガ・シンクレア – 鉄の女》は最序盤からプレイでき、盤面へと睨みを利かせます。

《野獣 – 悲劇の主人公》は無傷ならば毎ターン追加のドローをもたらす破格の1枚です。これをレディ状態で維持するだけで手札の枚数に差がついていき、少しずつ有利になっていきます。アグロデッキのみならず、ミッドレンジなどさまざまなデッキで採用されます。
ここまで《野獣 – 悲劇の主人公》が活躍できたのは、ひとえにメタゲームの結果といえます。ルビー系デッキの6コストにはカードパワーで勝る《マウイ – オレって半サメだろ?》や《タマトア – ゴージャス!》が優先的に採用され、天敵である《マダム・メデューサ – ザ・ボス》が姿を消していました。《マダム・メデューサ – ザ・ボス》の不採用こそ、《野獣 – 悲劇の主人公》活躍の要因だったのです。
このままいけば《野獣 – 悲劇の主人公》と《マダム・メデューサ – ザ・ボス》のいたちごっこは、近いうちに再開しそうです。

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TOPCARD名古屋大須店:ゆうじ選手「アメジスト/ルビー ミッドレンジ」

「アメジスト/ルビー ミッドレンジ」は攻撃力の高いキャラクターを展開し、積極的にチャレンジをしかけて自分に有利な盤面を作っていくデッキです。《マウイ – みんなの英雄》はその代表格です。
今回ご紹介するデッキは《マダム・メデューサ – ザ・ボス》をしっかりと2枚採用しています。メタゲームを読み、増えるであろうデッキを予測し、環境に合わせて最適化された構築といえます。
《マダム・メデューサ – ザ・ボス》は《野獣 – 悲劇の主人公》を筆頭に、《ダンボ – 世界の七不思議》や《ロビン・フッド – シャーウッドの英雄》など一部のキャラクターを強制的に退場させられます。
スティール系のデッキや回避戦略に対して相性が良く、これらのデッキの増加が見込まれる場合は、優先的に採用したいキャラクターです。

チャレンジよる盤面コントロールこそ、「アメジスト/ルビー」の得意技です。《ラジャー – 蜃気楼の猛虎》は「アメジスト/ルビー」の強みを後押ししてくれるキャラクターです。
定番の《マダム・ミム – ヘビ》との違いは、他のキャラクターが不要な点です。1コストのキャラクターをプレイできなかった場合でも、《ラジャー – 蜃気楼の猛虎》は単体で盤面に追加できます。序盤での出遅れを防いでくれるいぶし銀的なキャラクターといえます。

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おわりに
先週末の「セット チャンピオンシップ」では「アンバー/スティール」が首位となりました。「ルビー/サファイア」の減少も大きなトピックであり、メタゲームは生き物のごとく動き続けています。
カード単位では《野獣 – 悲劇の主人公》に焦点が集まりました。メタゲームの上位デッキすべてに採用可能であり、強力なドローエンジンとなります。
次回以降、《マダム・メデューサ – ザ・ボス》などの対策カードの増加が予想されます。
来週以降、「セット チャンピオンシップ」のメタゲームがどのように変化していくのか非常に楽しみなところです。
このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。
是非、お近くのロルカナ公認店で開催される「ロルカナ交流会」「ロルカナ ショップ大会」「セット チャンピオンシップ」へご参加ください。
また、2月22日(日)・23日(月・祝)には大型競技大会「ディズニーロルカナ グランプリ 2026 Spring 名古屋」が開催されます。
本戦イベントはもちろん、誰でも参加できる併催イベントも開催されますので、ぜひ近隣エリアの方はご来場ください。

ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。
それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!