コラム

2026.03.06

ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.22

みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。

本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。

「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい説明で、最新のディズニーロルカナゲーム情報を皆様へお届けしていきたいと思います。

今回は、2月末に発売された「ジャファーの王権」が環境に与えた影響についてみていきます。発売後2週間で100大会を超える「セット チャンピオンシップ」が開催されました。一体どんなデッキが活躍したのか。どんなカードがキーカードとなっていたのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。

それでは早速みていきましょう!

2/22~3/1開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/スティール」 32.5%
2位 「ルビー/サファイア」  16.3%
3位 「アメジスト/ルビー」  10.0%
4位 「アメジスト/スティール」 8.8%
5位 「サファイア/スティール」 7.5%
6位 「アンバー/サファイア」  6.3%
6位 「アメジスト/エメラルド」 6.3%
8位 「アメジスト/サファイア」 5.0%
8位 「エメラルド/スティール」 5.0%

「ジャファーの王権」発売後、堂々の1位に輝いたのは「アンバー/スティール」でした。以前は歌い手(歌声を持つキャラクター)と歌カードを組み合わせた歌ミッドレンジが主流でしたが、変化が生じています。 《ライノ – パワーハムスター》の加入により盤面の制圧力が向上し、《レディ – 家族の犬》で展開力が格段にアップ。これにより《A WHOLE NEW WORLD》を抜いたアグロタイプが大躍進を遂げています。

《ライノ – パワーハムスター》

2位になったのは「ルビー/サファイア」でした。インクブースト(カードの効果で使用できるインク数を増やすこと)をベースに、《マウイ – オレって半サメだろ?》を軸にしたアクションタイプ、《モーリスの工房》を軸にしたアイテムズの2タイプがあります。

環境初期ということもあり、アグロデッキの増加が予想されます。《シスー – 大胆不敵な来訪者》はアグロの強い1枚。アイテムズでは《サファイア・コイル》とセットで運用することで、効果範囲が広がります。

《モーリスの工房》

3位はミッドレンジ(中速デッキ)の王道、「アメジスト/ルビー」でした。攻撃力が高く、突進を持つキャラクターでチャレンジし、自分の有利な場を作っていくデッキです。 最初期から活躍している《マウイ – みんなの英雄》は流行の《ライノ – パワーハムスター》に対しても強い1枚。《ダンボ – 世界の七不思議》を軸にした回避タイプもあり、戦略の広いデッキです。

《ダンボ – 世界の七不思議》

4位は「アメジスト/スティール」でした。序盤の強いスティールと中盤以降強いアメジストの組み合わせです。複数のゲームプランがあるため、それに適したカードを選択することが重要です。アグロやミッドレンジ、ミッドレンジの中でも回避重視などいくつもの選択肢があります。

共通しているのはゲームフィニッシュである《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》。クエストを介さない直接ロア獲得手段が豊富に用意されています。

《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》

ピックアップデッキ

2/22~3/1に開催された「セット チャンピオンシップ」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!

蔦屋書店茂原店:ちょこ選手「アンバー/スティール アグロ」

「アンバー/スティール アグロ」は1ターン目からキャラクターを展開し、積極的にロアを獲得していくデッキです。《デイジーダック – ドナルドの彼女》は代表的なキャラクターであり、高いロア値に加えて意思力も魅力です。採用されるキャラクターはロア値のみならず意思力の高さも重要であり、それは継続的なロア獲得へ直結するからです。

「ジャファーの王権」からは《レディ – 家族の犬》が加入し、展開力に拍車がかかっています。3コスト2ロアと十分な性能に加えて、一度に2体のキャラクターを並べられる破格の効果を持っています。実質5コスト分の働きをするため、これだけで遅いデッキには脅威となります。

《レディ – 家族の犬》

さきほどの《レディ – 家族の犬》が展開力ならば、《ライノ – パワーハムスター》が盤面制圧力が強みです。意思力3に加えて、ダメージを受けていない場合は耐久+2を持ちます。4コストとして見ても2体以上のキャラクターを退場させられる場持ちの良い(場に残りやすい)キャラクターです。2以下の攻撃をシャットアウトします。

さらに変身により、最速2ターン目に登場します。後手であったとしてもクエストしたキャラクターを取り、支配的な盤面を構築します。チャレンジで退場させるのは困難なキャラクターであり、対「アンバー/スティール」は常にこのカードを意識する必要がありそうです。

《ライノ – パワーハムスター》

「アンバー/スティール」の2コストは《ピグレット – プー海賊団の船長》や《リロ – 抜け出し名人》、《ミスター・スミー – マヌケなお仲間》が定番でしたが、新たな選択肢として《ナラ – 不屈のメスライオン》が加わっています。

攻撃力こそ0ですが、耐久+1とロア値の高さは目を見張ります。二度クエストできれば勝利するために必要なロア数の1/4以上を獲得できます。これは序盤のキャラクターとしては破格の性能といえます。

唯一の欠点はインクレスである点。《先生 – 剛胆なる騎士》や《カルホーン – 海兵隊軍曹》と競合するため、メタゲームに合わせた選択となりそうです。

《ナラ – 不屈のメスライオン》

《グーフィー – 画期的コック》は先ほどまでにご紹介した《ライノ – パワーハムスター》や《ナラ – 不屈のメスライオン》とシナジー(相乗効果)を形成するキャラクターです。サイズもロア値もアグロの中では平均的ながら、注目ポイントはターン終了時の効果にあります。

あなたのターン終了時にほかのキャラクターから1ダメージを取り除き、レディします。単にキャラクターの場持ちが良くなる、チャレンジに強くなるだけではありません。《ライノ – パワーハムスター》や《ナラ – 不屈のメスライオン》に再び耐久を付与できるのです!まさにゲームに蓋をするカード(勝敗を確定させる一手)といって良いでしょう。

《グーフィー – 画期的コック》

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カードショップふらっと:ミモンガ選手「アメジスト/スティール モンストロコンボ」

「アメジスト/スティール モンストロコンボ」はカードを引かせる効果を逆手に取り、対戦相手のデッキ切れを狙う先進的な戦略です。本来であれば対戦相手にもカードを引かせてしまう《アメジストのクロミコン》も、このデッキでは自分の手札を増やしながら勝利へ一歩近づく効果と読みかえられます。《アメジストのクロミコン》や《もっとお見せ!》でどんどんカードを引いていきます。

中核をなすのは《モンストロ – 恐怖のクジラ》と《A WHOLE NEW WORLD》のコンボです。本来《モンストロ – 恐怖のクジラ》は盤面制圧に優れたキャラクターですが、このデッキではチャレンジせずに歌い手となります。

コンボは《モンストロ – 恐怖のクジラ》で《A WHOLE NEW WORLD》を歌うことからスタートします。手札を補充し、それをコストに自身をレディ状態にします。引いた7枚の中に《A WHOLE NEW WORLD》や《ビヨンド・ザ・ホライズン》があれば再度《モンストロ – 恐怖のクジラ》で歌い、お互いにカードを引き続けます。

《モンストロ – 恐怖のクジラ》

最終的に対戦相手のデッキ枚数を0枚にしてカードを引かせる、もしくはデッキ枚数以上のカードを引かせることで勝利します。《FRIENDS ON THE OTHER SIDE》や《I’m Still Here》、《やっと運が向いて来たわ》など潤滑油も多く、コンボが途切れないように構築されています。

《ビヨンド・ザ・ホライズン》はコンボパーツでありながら、勝ち手段にもなる汎用性の高い1枚です。

《ビヨンド・ザ・ホライズン》

課題は《モンストロ – 恐怖のクジラ》の重さです。たとえプレイしてもインクが乾かないとコンボが始まりません。インクブーストのない「アメジスト/スティール」で8コストを早期にプレイする、不可能といえる難題をこのデッキは画期的な手法で解決しています。

《ミッキーマウス – 勇気の戦士》を使ってコストを踏み倒そう(カードをタダでプレイすること)というのです。《ミッキーマウス – 勇気の戦士》はチャレンジ中にほかキャラクターを退場させれば、キャラクターをタダでプレイできます。

突進を付与する《クロッケーのマレット》、攻撃力を上げる《トリトン王のトライデント》、果敢と回避を与える《皇軍の弓》、レディ状態のキャラクターへチャレンジを可能にする《一丁やろうぜ!》と《ミッキーマウス – 勇気の戦士》をサポートするカードが充実しています。とにかくチャレンジでほかのキャラクターを退場させ、《モンストロ – 恐怖のクジラ》をプレイするぞという意思が垣間見えます。

対戦相手の盤面に意思力1のキャラクターがエグザート状態でいれば、最速コンボのチャンスです。《クロッケーのマレット》から《ミッキーマウス – 勇気の戦士》とプレイできれば、最速2ターン目に《モンストロ – 恐怖のクジラ》が着地し、3ターン目にコンボが始動します。

《ミッキーマウス – 勇気の戦士》

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カードショップもののふ:ぱすかる選手「アメジスト/サファイア テーマデッキ」

「アメジスト/サファイア テーマデッキ」は『アナと雪の女王』をイメージしたデッキです。キャラクターの大半は《アナ》と《エルサ》であり、相互に補完し合うキャラクターが目立ちます。作品をテーマとしつつも、《アリス – ビン腕な船乗り》や《マーリン – ウサギ》など脇を固めるカードが揃っており、ミッドレンジデッキとしてまとまっています。

《アナ – 魔法の密使》はクエストのたびに《エルサ》がいればカードを1枚引けます。ロアと手札を同時に獲得できる強力な効果です。しかも変身を持つため、最速4ターン目に出てきます。 支援で低コストキャラクターをサポートし盤面を取るのを助けます。

《アナ – 魔法の密使》

《エルサ – 氷をつくりし者》はクエストのたびにキャラクターをエグザートします。さらに《アナ》がいれば次のターンにレディできません。脅威となるキャラクターをロックし、動きを封じられます。こちらも変身により最速4ターン目にプレイ可能です。

同じく新カードである《INTO THE UNKNOWN》とも相性抜群。任意のキャラクターをエグザートし、インクウェルへ送り、対処できます。

《エルサ – 氷をつくりし者》

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おわりに

「ジャファーの王権 シーズン セット チャンピオンシップ」開催第1~2週は、「アンバー/スティール」が優勝デッキ単独トップ座に輝きました。今や《レディ – 家族の犬》と《ライノ – パワーハムスター》はこのデッキの顔ともいえる存在であり、しばらくはこのデッキを中心にメタゲームが形成されそうです。

気になるのは2、3位にルビー系がつけている点です。《BE PREPARED》は耐久を無視し、展開されたキャラクターを一度に退場させられるため、今後も増えそうです。キャラクターでは回避を重視するなど、チャレンジによる接触を避けることもポイントとなりそうです。

また、作品をデッキで表現したテーマデッキが優勝したのもロルカナの奥深さを教えてくれる嬉しいニュースでした。使えるカードが増えるにつれて、これらのテーマデッキも強化されていきます。みなさんも好きな作品のカードでデッキを構築してみましょう。

このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。

是非、お近くのロルカナ公認店で開催される「ロルカナ交流会」「ロルカナ ショップ大会」「セット チャンピオンシップ」へご参加ください。

ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。

それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!

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