コラム

2026.03.23

ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.23

みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。

本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。

「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい説明で、最新のディズニーロルカナゲーム情報を皆様へお届けしていきたいと思います。

今回も引き続き、「ジャファーの王権」が環境に与えた影響についてみていきます。開催3~4週目にして90大会を超える「セット チャンピオンシップ」が開催されました。一体どんなデッキが活躍したのか。どんなカードがキーカードとなっていたのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。

それでは早速みていきましょう!

3/2~15開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/スティール」 35.7%
2位 「アメジスト/エメラルド」 11.9%
2位 「アメジスト/サファイア」 11.9%
2位 「ルビー/サファイア」  11.9%
5位 「アメジスト/スティール」 8.3%
6位 「アンバー/エメラルド」 6.0%
7位 「アメジスト/ルビー」  4.8%
8位 「アンバー/アメジスト」 2.4%
8位 「エメラルド/スティール」 2.4%
8位 「サファイア/スティール」 2.4%

「ジャファーの王権」発売後、1位の座をキープし続けている「アンバー/スティール」。《レディ – 家族の犬》を使い《ナラ – 不屈のメスライオン》などをプレイする多面展開が強みのアグロ戦略が主流です。 変身経由で2ターン目に登場する《ライノ – パワーハムスター》は盤面の王者。制圧力、耐久性は他のキャラクターを寄せ付けません。メタゲームの中心に位置するキャラクターです。

《ライノ – パワーハムスター》

2位には同数で3つのデッキが入りました。「アメジスト/エメラルド」「アメジスト/サファイア」「ルビー/サファイア」です。「アメジスト/エメラルド」は《ディアブロ – 忠実なる使い魔》と《ダンボ – 世界の七不思議》による回避キャラクターを軸に、手札破壊(手札を捨てさせる効果)でサポートしていきます。

特徴として変身元となる《ディアブロ》を合計12枚採用できる点があげられます。このため《ディアブロ – 忠実なる使い魔》が着地するタイミングが早く、ドロー(カードを引く効果)の恩恵にをより受けられる構築となります。

《ディアブロ – 忠実なる使い魔》

3位は「アメジスト/サファイア」でした。回避を持つキャラクターを中心に組まれたミッドレンジ(中速デッキ)であり、盤面の取り合いに強いデッキです。果敢や突進などチャレンジをサポートする能力が多く、採用されています。 《INTO THE UNKNOWN》は軽く、効果範囲の広い除去カードです。《ライノ – パワーハムスター》対策としても優れており、「アメジスト/サファイア」では定番のカードとなりそうです。

《INTO THE UNKNOWN》

4位は「ルビー/サファイア」でした。インクブースト(カードの効果で使用できるインク数を増やすこと)をベースに、《マウイ – オレって半サメだろ?》をフィニッシャーにした通称サメ型、《モーリスの工房》でドローし続けるアイテムズの2タイプがあります。

以前よりアグロ対策として《シスー – 大胆不敵な来訪者》や《乱闘》が採用されていましたが、《ライノ – パワーハムスター》の流行により、これらのカードはほぼ確定枠となります。《サファイア・コイル》とセットで運用することで、中盤までのキャラクターのほとんどを退場させられます。戦略のベースであるインクブーストと《サファイア・コイル》の相性の良さも見逃せません。

《サファイア・コイル》

ピックアップデッキ

3/2~15に開催された「セット チャンピオンシップ」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!

トレカショップなかま:翔大選手「アメジスト/エメラルド 手札破壊」

「アメジスト/エメラルド 手札破壊」は《背すじがゾクッ!》などの手札破壊カードをプレイして、対戦相手の手札へダメージを与えていくデッキです。《アースラ – 騙し屋》はこのデッキでよくみるキャラクターであり、ピンポイントで任意の歌カードを捨てさせられ強力な効果を持っています。

手札破壊後は《ディアブロ – 忠実なる使い魔》や《ダンボ – 世界の七不思議》などの回避持ちキャラクターで、チャレンジを気にせずクエストしていきます。

弱点としては採用されているキャラクターの攻撃力が低く、チャレンジを苦手としていました。それを補うカードとして《ジーニー – ランプの精》が採用されています。

《ジーニー – ランプの精》は回避を持つため《ダンボ – 世界の七不思議》とシナジー(相乗効果)を形成します。それに加えて、エグザート状態ならばほかのキャラクターの攻撃力を上げることができます。《ディアブロ – 従順なワタリガラス》や《アースラ – 騙し屋》で効率的なチャレンジをおこなえます。

《ジーニー – ランプの精》

《レバーを引いて!》は状況に応じてモードを選択できる可変的なアクションカードです。序盤はドローで手札を増やして選択肢を広げ、中盤以降は対戦相手の手札へダメージを与えます。

注目すべきは対戦相手の手札がなく、手札破壊カード自体が無駄になってしまうというありがちな弱点を克服している点です。複数のモードを使い分けられることで、いつ引いても嬉しいカードとなっています。

《レバーを引いて!》

《それじゃなぁぁぁい!》はバウンス(キャラクターを手札に戻す効果)であり、盤面の攻防でアクセントとなるカードです。除去カードと違って一時的な時間稼ぎですが、20ロア到達間近となれば十分な効果といえます。効果範囲も限定されていないため、高コストのキャラクターもバウンスできます。

さらに《それじゃなぁぁぁい!》には隠された効果があります。先ほど紹介した《レバーを引いて!》とセットで使えば、バウンスが確定除去へと早変わり。流行の《ライノ – パワーハムスター》を後腐れなく、テンポ良く対処できます。

《それじゃなぁぁぁい!》

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エアペイジス トレカタウン三刀屋店:しゅが選手「アンバー/エメラルド チェルナレスドッグ」

「アンバー/エメラルド チェルナレスドッグ」は既存の「アンバー/エメラルド チェルナドッグ」から《チェルナボーグ – 邪悪の化身》を抜いたデッキです。戦略は大きく変化しておらず、最序盤から積極的にキャラクターをプレイしていくアグロ戦略であり、数の力で最速20ロア獲得を目指します。

《レディ – 家族の犬》は多面展開を助ける超攻撃的なキャラクターです。3コストで実質5コスト相当の働きをし、一度に2枚のキャラクターをプレイします。ロア値も2と高く、アンバー系の定番となっているキャラクターです。 また、副次効果として《レディ》の種類が増えたことで、以前よりも《レディ – ミス・ニューヨーク》への変身がしやすくなった点があげられます。退場してしまった低コストキャラクターを回収でき、継戦力が向上しています。

《レディ – 家族の犬》

《トランプ – ちょいワル犬》は自軍のキャラクターが退場するたびにカードが引けるため、対戦相手からのチャレンジを恐れずにクエストへ向かえます。対戦相手のロアレースを低速化させ、同時にカードを補充してくれるこれまた継戦力の高いキャラクターです。

意思力が高く、場持ちの良いキャラクターでもあります。《トランプ – ちょいワル犬》がいれば対戦相手からのチャレンジも、全体除去も怖くありません。変身を活用して、対戦相手がチャレンジへ向かってくる手前でプレイしたいところです。

《トランプ – ちょいワル犬》

現環境はどのデッキも序盤からキャラクターを展開していくことがセオリーとなっています。《ライノ – パワーハムスター》や《ダンボ – 世界の七不思議》など一部のキャラクターを除くと、意外にも攻撃力は低めです。

《UNDER THE SEA》はメタゲームに合致した歌カードです。キャラクターが並びやすい「アンバー/エメラルド チェルナレスドッグ」では合唱も可能であり、対戦相手の盤面のみを一掃してくれます。特に「アンバー/スティール」や「アンバー/エメラルド」には効果的です。

小型キャラクター中心のデッキが増えるならば、環境を定義する1枚となりそうです。

《UNDER THE SEA》

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CARD SHOPえうれか昭和町店:ろんぐ選手「ルビー/スティール テーマデッキ」

「ルビー/スティール テーマデッキ」は『ムーラン』をイメージしたデッキです。中心となるキャラクターは《ムーラン》であり、《リー・シャン》や《ファ・ズー》なども登場します。作品をテーマとしつつも、《訓練用こん棒》や《円形の重り》など脇を固めるカードが揃っており、チャレンジ重視のミッドレンジデッキとしてまとまっています。

《ムーラン – 皇軍将軍》はこのデッキのフィニッシャーに位置するキャラクターです。サイズ感が良く、回避を持つため、対回避デッキ戦で活躍します。

自身がチャレンジすることで、ほかのキャラクターがレディ状態のキャラクターへもチャレンジ可能となります。変身を持つため対戦相手の虚を突き、盤面の取り合いに強く出られるカードとなっています。

《ムーラン – 皇軍将軍》

《ファ・ズー – ムーランの父》は《ムーラン》のサポート役であり、縁の下の力持ちです。《ムーラン》をレディし、再度チャレンジすることができます。《ムーラン – 精鋭弓手》などをプレイするまでは、レディ状態を維持し、力をためておきます。

特に《ムーラン – 精鋭弓手》との相性は抜群!チャレンジするたびにダメージを振りまく《ムーラン – 精鋭弓手》と組み合わせれば、対戦相手の盤面は崩壊してしまうでしょう。

《ファ・ズー – ムーランの父》

キャラクターばかりに目がいきがちですが、除去カードも充実しています。《導火線点火》はチャレンジベースのデッキ戦略に合致しています。しかもコストも1と軽く、展開力を妨げずにプレイできます。

フレイバーテキストにもある通り、「戦の流れをひっくり返すことすらできる」1枚なのです。

《導火線点火》

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攻略《ライノ – パワーハムスター》!

現環境は「アンバー/スティール」がトップメタであり、その理由は《ライノ – パワーハムスター》にあります。最速2ターン目に盤面へと出てくる早さ、高い攻撃力とロア値、耐久とすべてを兼ね備えています。

ここでは「打倒《ライノ – パワーハムスター》!」ということで、《ライノ – パワーハムスター》に効果的なカードや戦略を紹介していきます。デッキ紹介部分で解説した《レバーを引いて!》+《それじゃなぁぁぁい!》、《INTO THE UNKNOWN》はその典型といえます。

《マダム・メデューサ – ザ・ボス》は耐久を無視してキャラクターを退場させられます。《サファイア・コイル》とセットで運用すれば対象は広がり、《ライノ – パワーハムスター》まで対処できます。

《マダム・メデューサ – ザ・ボス》

耐久を無視できるほどのダメージを与えるのも一手です。《そこに登場、ゼウス!》は一撃5点の除去カード。歌であるためテンポが良く、キャラクター展開と同時にプレイできます。

《そこに登場、ゼウス!》

テンポ面ではバウンスも効果的です。《WE DON’T TALK ABOUT BRUNO》や《MOTHER KNOWS BEST》は歌カードであり、有利な盤面形成をサポートしてくれます。ロアレースで遅れをとったとしても、きちんとキャラクターをで歌いたいところです。

《WE DON’T TALK ABOUT BRUNO》

《ライノ – パワーハムスター》の強みは制圧力であり、チャレンジによる接触戦闘です。それならば回避を使い、無視してしまえば良いのです。《ダンボ – 世界の七不思議》や《ジーニー – 最高な最後の願い》を軸にゲームを組み立てましょう。

《ダンボ – 世界の七不思議》

同じインク数、コスト帯では《ライノ – パワーハムスター》に勝ることは難しいです。それならばゲーム展開自体を変えてしまえば良いのです。戦略のカギはインクブーストにあります。

インクブーストから高コストのキャラクターを早期に展開すれば、《ライノ – パワーハムスター》であってもうかつにクエストできません。インクブースト+《タマトア – ゴージャス!》や《マウイ – オレって半サメだろ?》で逆に盤面制圧を狙います。

《タマトア – ゴージャス!》

おわりに

「ジャファーの王権 シーズン セット チャンピオンシップ」開催第3~4週は、「アンバー/スティール」が再び優勝デッキ単独トップ座に輝きました。今や《レディ – 家族の犬》と《ライノ – パワーハムスター》はこのデッキの顔ともいえる存在であり、しばらくはこのデッキを中心にメタゲームが形成されそうです。

作品をデッキで表現したテーマデッキが優勝したのもロルカナの奥深さを教えてくれる嬉しいニュースでした。使えるカードが増えるにつれて、これらのテーマデッキも強化されていきます。みなさんも好きな作品のカードでデッキを構築してみましょう。

また、コーナーでは「打倒《ライノ – パワーハムスター》!」をかかげて、《ライノ – パワーハムスター》に対して効果的なカードや戦略を紹介しました。デッキ構築の参考となれば幸いです。

このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。

是非、お近くのロルカナ公認店で開催される「ロルカナ交流会」「ロルカナ ショップ大会」「セット チャンピオンシップ」へご参加ください。

ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。

それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!

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