コラム

2026.05.15

ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.24

みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。

本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。

「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい説明で、最新のディズニーロルカナゲーム情報を皆様へお届けしていきたいと思います。

今回は、先週末に発売された「未知なる彼方へ!」、「ここからはじまる!スタートデッキ」が環境に与えた影響についてみていきます。開催1週目にして50大会を超える「セット チャンピオンシップ」が開催されました。一体どんなデッキが活躍したのか。どんなカードがキーカードとなっていたのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。

それでは早速みていきましょう!

5/9~10開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/スティール」 24.5%
2位 「ルビー/サファイア」  22.4%
3位 「アメジスト/エメラルド」  14.3%
4位 「アメジスト/スティール」 10.2%
5位 「アメジスト/サファイア」 8.2%
6位 「アメジスト/ルビー」  6.1%
6位 「エメラルド/スティール」 6.1%
8位 「サファイア/スティール」 4.1%

「未知なる彼方へ!」と2種類のスタートデッキが発売され、以前にもましてパワフルになった「アンバー/スティール」が堂々の第1位となりました。なかでも歌カードの採用枚数を抑え、代わりに低コストキャラクターを並べていくアグロタイプが増加していました。

《リロ – 寒さ対策バッチリ》は攻撃的な戦略にピッタリなキャラクターです。ロア値の高さに目がいきますが、注目すべきはダメージ無効効果にあります。退場させようにも同じターン中に2回以上のチャレンジを要求する場持ちの良い(場に残りやすい)キャラクターです。

《リロ – 寒さ対策バッチリ》

僅差で2位に輝いたのは「ルビー/サファイア」の組み合わせでした。インクブースト(カードの効果で使用できるインク数を増やすこと)をベースに、アクション軸の《マウイ – オレって半サメだろ?》型、アイテムを並べるアイテムズと2種類の構築が多数を占めていました。

《リキッデーター – こおりゃ結構!》は後攻1ターン目限定でコストが軽減される「後攻の功」もちキャラクターです。うまくいけば後攻1ターン目にプレイでき、先手が展開するキャラクターを牽制できます。「アンバー/スティール」でお馴染みの《デイジーダック – ドナルドの彼女》を一方的に退場させられるスタッツは魅力です。

「後攻の功」をもつキャラクターは各色に収録されており、どれも1コストとしては破格の性能となります。

《リキッデーター – こおりゃ結構!》

3位は「アメジスト/エメラルド」。手札破壊(手札を捨てさせる効果)を得意としており、さらに《ディアブロ – 忠実なる使い魔》でドンドンカードを引いていき、手数の多さで勝負するデッキです。

《レニー – おもちゃの双眼鏡》はアクション限定の新しい手札破壊カードです。しかもアクションをプレイするとレディ状態になるため、チャレンジされにくいキャラクターです。「アメジスト/エメラルド」に不足していたロアの稼ぎ頭として期待できそうです。

《レニー – おもちゃの双眼鏡》

4位は「アメジスト/スティール」でした。序盤に強いスティールで早いターンから盤面の優位を確立し、それをアメジストでサポートします。ロアをためる速度も早く、《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》などの直接ロア獲得手段が速攻戦略を猛烈に後押ししています。

《ダッシュ・パー – 溶岩ランナー》プレイしたターンからクエストできる画期的なキャラクターです。《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》や《白バラ – 花園の宝石》、《マーリン – ヤギ》に続く、第四の選択肢となります。低コストキャラクター+直接ロア獲得能力を組み合わせは「ルビー/サファイア」に対して強く、今後も一定数いることが予想されます。

《ダッシュ・パー – 溶岩ランナー》

ピックアップデッキ

ディズニー・ロルカナ専門店ロアマスター:まつざき選手「アンバー/スティール アグロ」

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「アンバー/スティール アグロ」は1ターン目からキャラクターを展開し、積極的にロアを獲得していくデッキです。《デイジーダック – ドナルドの彼女》は代表的なキャラクターであり、高いロア値に加えて意思力も魅力です。意思力の高さは継続的なロア獲得へ直結する重要なポイントです。

《エンジェル – 魔性の歌姫》は「後攻の功」もちキャラクターであり、後手1ターン目にプレイできれば《シンデレラ – 舞踏会の花形》を上回る性能です。1コストとして標準的な性能に加えて、歌声までもっています。攻撃力が2もあるため、序盤に《風よ吹け》を歌ったとしても一方的に退場させられる心配がありません。

「後攻の功」もちキャラクターは後手時の劣勢を覆す画期的なデザインであり、今後もよくみるカードとなりそうです。

《エンジェル – 魔性の歌姫》

《アークーデテムーティ》はコスト軽減効果をもつアクションであり、手札を減らさずに序盤の攻勢をサポートしてくれます。《シンデレラ – 舞踏会の花形》や《エンジェル – 魔性の歌姫》で歌うことができれば、2ターン目に《レディ – 家族の犬》や《ライノ – パワーハムスター》をプレイできます。

《シンデレラ – 舞踏会の花形》→《アークーデテムーティ》→《レディ – 家族の犬》の動きが決まれば、2ターン目にして最大4体ものキャラクターを展開できることになります。圧倒的ぃ!

《アークーデテムーティ》

北海道ホビーズ:D使い選手「ルビー/サファイア インクブースト」

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「ルビー/サファイア インクブースト」は《ティポ – 育ち盛りの息子》や《アズライト航海記》でインク数を増やし、早期に高コストのカードを使っていく戦略です。このデッキの場合、《マウイ – オレって半サメだろ?》や《マレフィセント – 怪物ドラゴン》は本来よりも1~2ターン早くプレイ可能となります。

《シンデレラ – 夢をかなえたプリンセス》は高コスト帯へとつなぐ中盤のインクブースト役です。2ターン目に《ティポ – 育ち盛りの息子》か《アズライト航海記》スタートできれば、高確率で3ターン目にプレイできます。

《シンデレラ – 夢をかなえたプリンセス》の効果でインクウェルにカードを置けばドロー(カードを引く効果)できるため、実質手札入れ替えとなります。しかもインクウェルに置くカードはインクウェル・シンボルを必要としないため、インクレスや対戦相手のデッキに対して不要なカードを選択でき、デッキから強力なカードを引く助けとなります。

《シンデレラ – 夢をかなえたプリンセス》

早いターンに高コストカードをプレイできるインクブースト戦略ですが、弱点もあります。それは高コストカードをうまく引けない場合です。せっかくインクを伸ばしても、有効に使えなければ意味はありません。

《キーダ – クリスタルを継ぐもの》はインクブースト戦略におけるゴールにあたりますが、余剰インクを支払うことで毎ターン追加のカードをドローできます。《キーダ – クリスタルを継ぐもの》自身がフィニッシャーでありながら、同時に二の矢三の矢を補充してくれる役割も兼ねています。

アクションカードが多く採用されているため、プレイ時の効果も見た目以上にインクブーストしてくれます。インクを増やし、どんどんカード引いていきましょう!

《キーダ – クリスタルを継ぐもの》

《レヴィアタン – アトランティスの守護怪獣》は生きた《BE PREPARED》ともいえるキャラクターです。効果を誘発させるには条件を満たす必要がありますが、「ルビー/サファイア」はアクション多めのデッキであり、インクブーストにより行動回数を確保しやすいため、噛み合いの良いキャラクターです。

条件を満たすには《アズライト航海記》や《未来の幻視》、チャレンジによる退場などを組み合わせます。前もって《キーダ – クリスタルを継ぐもの》で大量のインクを確保しておきたいところです。

《レヴィアタン – アトランティスの守護怪獣》

あっぷる今福店:よっしー選手「エメラルド/スティール メリダ」

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「エメラルド/スティール メリダ」は歌主体の新しいコントロールデッキです。スティール定番の《風よ吹け》や《持つんだ熱い心》に加えて、《剣をふるえ!》まで採用され、対アグロを強烈に意識しています。《アースラ – 七つの海の騙し屋》で低コストの歌カードを歌うことで盤面や手札に差が生まれ、有利なゲーム展開となっていきます。

《三本の矢》は新しい除去カードであり、1枚で最大2体のキャラクターを退場させられます。複数体のキャラクターを除去するカードとして3コストは軽めであり、押され気味な盤面を巻き返すには適したカードといえます。

《三本の矢》が流行るようであれば、意思力1のキャラクターにとってはかなり窮屈な環境となります。《三本の矢》は単なる除去カードにとどまらず、メタゲームに影響をあたえうるデザインとなっています。

《三本の矢》

《メリダ – おそろしの射手》はこのデッキのフィニッシャーであり、その名の通り恐ろしい射撃能力をもっています。《メリダ – おそろしの射手》がいれば、アクションカードがあたえるダメージすべては追加で2点をあたえることになります。プレイしたあとは、《剣をふるえ!》や《風よ吹け》とセットで使い、盤面の有利を築きます。

手札にダメージ系カードがない場合もご安心を。プレイ時に捨て札から《三本の矢》を回収できます。事前の使っておいたり、《縁組次第》や《ナマーリ – 一本気な宿敵》で捨て札へ送り込んでおき、回収効果を最大限活用します。

「エメラルド/スティール メリダ」は《メリダ – おそろしの射手》で《三本の矢》をはじめとしたダメージ除去を使い、盤面の支配を目指すデッキなのです。

《メリダ – おそろしの射手》

プチコラム:スタートツアースペシャルトーナメント結果速報

先週末には静岡と福岡で、5月8日に発売となった新商品「未知なる彼方へ!」と「ここからはじまる!スタートデッキ」のみの限定フォーマット、「スタートツアー スペシャル トーナメント」が開催されました。

デッキのベースとしては「ここからはじまる!スタートデッキ」をアップデートしたものが本命かと思われましたが、大会ではたくさんの意欲作を目の当たりにすることになりました。イルミニアの皆様の構築力に脱帽です。

ここではプチコラムとして、「スタートツアー スペシャル トーナメント」で活躍中のデッキとカードをご紹介していきます。

静岡会場注目デッキ

塾長(ぶらん)選手「アンバー/ルビー」

「アンバー/ルビー」は初登場となるトイキャラクター中心のデッキです。キャラクターを展開し、《ベイビーフェイス – シドのおもちゃのリーダー》のサポートのもと、美味しいキャラクター交換を行って盤面をと手札で有利に立ちます。

《ベイビーフェイス – シドのおもちゃのリーダー》

《ウッディ – ジャングルの案内人》は盤面強化と展開、ロア獲得を一手に引き受けるこのデッキの主役。護衛をもつキャラクターで守り、クエスト回数を稼ぎます。《ウッディ – ジャングルの案内人》のクエスト回数が勝利へと直結します。

《ウッディ – ジャングルの案内人》

中でも注目したいのが、《ジェシー – じゃじゃ馬カウガール》と《みな残らずやっつけろ!》のコンボ!

《ジェシー – じゃじゃ馬カウガール》で相手のパワーをしっかり下げておけば、 《みな残らずやっつけろ!》の射程がぐっと広がります。

《ジェシー – じゃじゃ馬カウガール》
《みな残らずやっつけろ!》

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むむむ選手「アメジスト/スティール」

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本編でも紹介した「アメジスト/スティール」の《メリダ – おそろしの射手》デッキも活躍中です。残念ながら《風よ吹け》はありませんが、《三本の矢》と《持つんだ熱い心》のタッグは健在。

《メリダ – おそろしの射手》

代わりに突進をもつ《エルサ – 第5の精霊》や《スヴェン – とんでもトナカイ》が採用されています。これらのキャラクターで盤面を形成し、ゲームを優位に進めていきます。

《スヴェン – とんでもトナカイ》

福岡会場注目デッキ

福岡大会でも「アンバー/ルビー」が大活躍しましたが、細部には変化がみられました。

低コストの多いことに目をつけて《ジャンバ博士 – 多作な発明家》を採用したり、《ベイビーフェイス – シドのおもちゃのリーダー》と《BE PREPARED》のコンボが内蔵されていたのです。

《ジャンバ博士 – 多作な発明家》

たなき選手「アンバー/スティール」

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「アンバー/スティール」はリロ&スティッチのカードをたくさん採用し、強さと可愛さを兼ね備えたデッキです。リロ&スティッチ好きにはたまらないデッキです。ここでも《リロ – 寒さ対策バッチリ》と《アークーデテムーティ》は大活躍中です。キャラクターをどんどん展開して、ロアを稼いでいきます。

《リロ – 寒さ対策バッチリ》

《オハナは家族》はややテクニカルなカードですが、ダメージを取り除きつつカードをドローできます。《ラプンツェル – いやしの賜物》に近い使用感であり、たくさんカードを引き、再度盤面構築するのに役立ちます。

《オハナは家族》

ロルカナ公式Xでは各大会の注目デッキを多数掲載しています。こちらから、是非ともご覧ください!

おわりに

「セット チャンピオンシップ」開催第1週は、「アンバー/スティール」が同率で優勝デッキ1位の座に輝きました。しかし、「ルビー/サファイア」も肉薄しており、3位以下のデッキを含めてどのデッキがトップシェアとなってもおかしくありません。

このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。

是非、お近くのロルカナ公認店で開催される「ロルカナ交流会」「ロルカナ ショップ大会」「セット チャンピオンシップ」へご参加ください。

また、5月16日(土)には東京会場で「ディズニー・ロルカナ・スタートツアー2026」が開催されます。ルール講習会やロルカナ交流会、ロルカナかるたなどカジュアルイベントが目白押しです!

今回ご紹介した「未知なる彼方へ!」と「ここからはじまる!スタートデッキ」のみの限定フォーマット、「スタートツアー スペシャル トーナメント」も開催されます!

さらに、あいにゃんさんによるスペシャルステージイベントや《ジュディ・ホップス – 特捜班のボス》を手がけたクロクマ さんによるロルカナサイン会も開催されます。うわー!当日が待ち遠しい!

《ジュディ・ホップス – 特捜班のボス》

5月16日(土)はみんなで1日中ロルカナを楽しみましょう!エンジョイ!ディズニーロルカナ!

ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。

それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!

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