コラム
2026.06.26
モルデュー大暴れ!?手札破壊×アグロが大躍進!!~ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.27~
みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。
本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。
「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい解説で最新のゲーム情報をお届けしていきます。
今回は、最新セット「未知なる彼方へ!」が環境に与えた影響についてみていきます。発売から7週目までに140大会を超える「セット チャンピオンシップ」および「スペシャルトーナメント」が開催されました。どのようなデッキが活躍し、どのカードがキーカードとなったのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。
それでは早速みていきましょう!
6/8~21開催「セット チャンピオンシップ」&「スペシャルトーナメント」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/スティール」 31.1%
2位 「アメジスト/ルビー」 18.2%
3位 「ルビー/サファイア」 8.3%
4位 「アンバー/エメラルド」 7.6%
4位 「アメジスト/エメラルド」 7.6%
4位 「アメジスト/スティール」 7.6%
7位 「エメラルド/サファイア」 5.3%
8位 「エメラルド/スティール」 3.8%
9位 「アンバー/アメジスト」 3.0%
9位 「アメジスト/サファイア」 3.0%
9位 「サファイア/スティール」 3.0%
12位 「その他」 1.6%
現環境のトップオブトップである「アンバー/スティール」が首位をキープしました。《シンデレラ – 舞踏会の花形》+3コスト除去は不動のパッケージとなっており、低コストを軸にしたアグロ、歌カードを多用する歌ミッドレンジのどちらにも採用されています。
アグロ戦略の中でも「アンバー/スティール」が頭一つ抜けている強みが、展開力です。《レディ – 家族の犬》はキャラクターの数に差をつけるブースト役であり、1枚で2面展開、実質5コスト分の働きをしてくれます。しかもロア値も高めです。
《シンデレラ – 舞踏会の花形》で《アークーデテムーティ》を歌い、《レディ – 家族の犬》をプレイすれば、2ターン目にして4体のキャラクターが並びます。圧倒的ぃ!

2位に輝いたのは「アメジスト/ルビー」でした。どんなデッキにも対応できる万能感あふれるカラーリングであり、特に対アグロ戦略の筆頭といえます。サイズ感のよいキャラクターでチャレンジし、盤面の有利を築きます。
《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》は最序盤の攻防で強く出られる1枚。サイズ感に加えて回避の二文字が重厚感を演出します。《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》がいる限り、意志力3以下のキャラクターは思い通りに動けません。
アグロ戦略に対しては1枚で2枚以上のキャラクターを退場させてくれるナイスガイ。回避キャラクターの筆頭である《ディアブロ – 忠実なる使い魔》や《ダンボ – 世界の七不思議》の牽制役にもピッタリです。

3位は根強い人気の「ルビー/サファイア」。2コストのインクブースト(カードの効果で使用できるインク数を増やすこと)は半固定枠ですが、それ以外の部分は自由度が高く、ゲームを決めるフィニッシャーには個性が出ます。
注目は《シンデレラ – 夢をかなえたプリンセス》です。《タラおばあちゃん – 昔話の守り手》や《HOW FAR I’LL GO》に代わる4コストのカードであり、インクブーストを兼ねたキャラクターです。一足早く6インクへの到達を助けてくれます。
低コストキャラクターに対して有利トレード(対戦相手のキャラクターのみが退場するチャレンジ)をしかけつつ、《マウイ – オレって半サメだろ?》や《タマトア – ゴージャス!》のプレイを早めてくれます。

4位は「アンバー/エメラルド」、「アメジスト/エメラルド」、「アメジスト/スティール」の3種類のデッキでした。「アンバー/エメラルド」は低コストキャラクターを展開するアグロデッキです。アンバー特有の粘り強さをエメラルドでサポートしていきます。
《トランプ – ちょいワル犬》は息切れを防止する継戦力の要です。有利トレードされたとしても、ドロー(カードを引く効果)できるため、チャレンジを恐れずにクエストへ向かえます。

「アメジスト/エメラルド」は由緒ある手札破壊(手札を捨てさせる効果)戦略です。《アースラ – 騙し屋》で安全確認してからの《ディアブロ – 忠実なる使い魔》は必殺の挙動です。
デッキの変化としましては《ピーター・パン – 影の追跡者》と回避キャラクターのパッケージを採用した構築が増えています。アグロ対策しつつ、《ディアブロ – 忠実なる使い魔》ゲーを有利に進める狙いがあります。
《レバーを引いて!》は2つのモードから選択できる汎用性の高いアクションです。序盤は手札破壊として使いますが、ゲーム中盤以降は自分の選択肢を増やすことができます。手札破壊デッキの弱点である「相手の手札が0枚」の状態でも機能する画期的な1枚。《それじゃなぁぁぁい!》とセットで採用されています。

「アメジスト/スティール」はアグロ戦略ですが、場持ちの良い(場に残りやすい)キャラクターを展開する制圧タイプと、ひたすらにクエストしてロアをためる速攻タイプがあります。速攻タイプは《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》などのクエストを介さずに直接ロアを獲得できるカードをふんだんに採用しています。
《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》を筆頭に、直接ロア獲得手段が増えています。「アメジスト/スティール」にとってはクエストで20ロア獲得する必要はありません。15もたまれば射程圏内であり、直接ロア獲得カードの出番です。
《巨大コブラ – 蜃気楼の大蛇》や《白バラ – 花園の宝石》、《マーリン – ヤギ》が防御不能の死角からゲームに幕をひきます。

ピックアップデッキ
6/8~21に開催された「セット チャンピオンシップ」&「スペシャルトーナメント」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!
カードショップ BIGRED:カドワキ選手「アンバー/スティール アグロ」

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「アンバー/スティール アグロ」は最序盤からキャラクターを横に横に展開し、積極的にロアを獲得していくデッキです。ベストムーブは《シンデレラ – 舞踏会の花形》スタート、《アークーデテムーティ》+《レディ – 家族の犬》+2コスト、1コストをプレイ。2ターン目にして4枚のキャラクターが並ぶ圧倒的な展開力。トップスピードにのった「アンバー/スティール アグロ」に追いつけるデッキはありません。
早さばかりに目を奪われてしまいますが、このデッキの強さは継戦力の高さにもあります。《ナニ – ステージマネージャー》は不確定ですが、手札を供給してくれるキャラクターです。1枚でカード2枚分の活躍をしてくれます。
戦線の立て直し、ダメ押しとなる1枚の追加といつ引いても無駄になりません。デッキ全体が軽くデザインされているため、高確率で後続を引き込めます。

《先生 – 剛胆なる騎士》もアグロ戦略に最適なキャラクターです。今の手札と引き換えに、新鮮な2枚のカードを届けてくれます。
一見するとデメリットのようにみえますが、手札が0枚ならばただで2枚引けます。低コストのカード中心の「アンバー/スティール アグロ」では採用し得、使い得とメリットしかないキャラクターです。
キャラクター展開→《先生 – 剛胆なる騎士》で手札補給の黄金循環で、勝利を目指します。

トレカの集:ちゃそ選手「ルビー/サファイア インクブースト」

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「ルビー/サファイア インクブースト」はインク数を増やし、早期に高コストのカードを使っていく戦略です。理想的なインク数は2→4→6の偶数進行であり、4ターン目の《マウイ – オレって半サメだろ?》や《タマトア – ゴージャス!》の着地です。有り余るインクを使ってカードパワーで押せ押せ展開、これこそが「ルビー/サファイア インクブースト」の強みです。
《シンデレラ – 夢をかなえたプリンセス》は6コストへの到達タイミングを早めるのみならず、インクレスの処理も兼ねています。インクレスのカードをインクウェルへ埋められるため、安全に確実に6インクへジャンプアップできます。
インクブーストの観点では、プレイしたターンにほぼ役割を終えているため、返すターンに《持つんだ熱い心》などで除去されたとしても問題ありません。残れば有利トレードや歌の起点となります。
これまで成しえなかったインクブーストと盤面形成の両立こそが《シンデレラ – 夢をかなえたプリンセス》の強みです。《タラおばあちゃん – 昔話の守り手》と違い、チャレンジ前提でプレイし、除去されてしまってプランが崩壊する心配もありません。

序盤はインクブーストするため、キャラクター展開は遅れがちです。ミッドレンジはともかく、アグロにはやや分が悪いデッキでした。
《リキッデーター – こおりゃ結構!》は《アイスポー》しかなかった1ターン目を埋めるに最適なキャラクターです。後攻1ターン目限定ですが、もっとも必要な場面でプレイできるわけです。
「後攻の功」をもつキャラクターは各色に収録されており、どれも1コストとしては破格の性能となります。《リキッデーター – こおりゃ結構!》はチャレンジに特化したデザインであり、「ルビー/サファイア インクブースト」の求めていたキャラクターです。
「アンバー/スティール」「アンバー/エメラルド」「アメジスト/スティール」などの対アグロでの活躍が期待できます。

新しいフィニッシャーとして《エルサ – 氷の工芸家》が採用されています。戦略に沿った6コストのキャラクターであり、サイズ感、効果も優れています。
《エルサ – 氷の工芸家》は自分の盤面を構築しながら、同時に「ルビー/サファイア」が苦手としていたアクティブ状態のキャラクターへ干渉できます。これまでアクション頼みだったアクティブ状態のキャラクターへチャレンジする手段が増えています。
《シンデレラ – 夢をかなえたプリンセス》や《マウイ – みんなの英雄》などを先に展開しておき、《エルサ – 氷の工芸家》でチャレンジをサポートしていきます。
《マクダック邸 – スクルージの屋敷》も採用されているため、効果も繰り返し使えます。ロケーション定着後は入場することで、ロアの稼ぎ頭へと転身します。

GOOD GAME:vまにもんv選手「アメジスト/エメラルド アグロ」

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「アメジスト/エメラルド アグロ」は低コストのキャラクターを展開し、効率良くロアを稼いでいく速攻デッキです。ロア値の高いキャラクターが多く、それをエメラルドのカードでサポートしていきます。手札破壊、バウンス(キャラクターを手札に戻す効果)を巧みに使うことで、対戦相手の動きを鈍らせ、時間を稼ぐのです。
アグロ戦略に共通する悩みは1コストキャラクターの採用枚数です。2ターン目以降に複数枚プレイすることもあるため、初手に1枚以上欲しいカードではあるものの、ゲームが長引けばカードパワーで見劣りしてしまいます。
そんな悩ましい状況を解消してくれるのが「後攻の功」をもつ《クリストファー・ロビン – いっしょに遊ぼう》です。後攻の場合は意志力3、2ロアとハイスペックキャラクターとなります。後攻の時のマリガン(初手の引き直し)基準となります。
また、同じ1コストである《マレフィセント – 竜視眈々》や《呪われた人魚 – アースラの被害者》と違い、インクウェル・シンボルを持っています。強力な4コスト以上のカードも採用しているため、インクウェル・シンボルは地味ながら嬉しいポイントです。

《モルデュー – プライド故に呪われし者》も後手で強いキャラクターです。「アンバー/スティール」「アンバー/エメラルド」「アメジスト/スティール」などに効果的です。
1コストのキャラクターがクエストしたことを見届けて、プレイし突進&チャレンジで有利トレードを狙えます。盤面に見えている範囲では退場しないと油断している対戦相手にとっては、まさに意識外からの強襲であり、非常に厄介です。
アメジスト系のデッキを相手にした場合、盤面に出ていない《モルデュー – プライド故に呪われし者》からのチャレンジを嫌い、クエストしない選択肢も生まれます。

《モルデュー – 猛獣に堕した王子》はこのデッキのフィニッシャーであり、コストに対して破格のサイズ感とロア値です。
当然ながら重いデメリット付きです。《モルデュー》以外がレディしないため、クエストに向かえずロアが稼げません。アグロ戦略と相反するカードのようにもみえます。
《モルデュー – 猛獣に堕した王子》が活躍するのはゲーム終盤です。ミッドレンジやコントロールがカードパワーにものをいわせて、盤面を支配したタイミングで真価を発揮します。
重く、でかく、強い。《モルデュー – 猛獣に堕した王子》はそれ単体で除去を要求するスペックです。放置しようにもロア値がかなり高く、序盤に稼いでおいたロアと合わせて2~3ターンで20ロアに到達してしまいます。
チャレンジしようにもあの《マウイ – みんなの英雄》ですら霞むサイズ感であり、《BE PREPARED》を要求します。
ゲーム終盤で活躍するフィニッシャー、それが《モルデュー – 猛獣に堕した王子》なのです。

おわりに
「セットチャンピオンシップ」第6~7週は「アンバー/スティール」が引き続きトップを維持しました。戦略はアグロのみならず、歌ミッドレンジもあり、変幻自在のカラーコンビネーションでした。
一方で、アグロに強い「アメジスト/ルビー」、ミッドレンジを狙う「ルビー/サファイア」が増加傾向にあり、メタゲームの移り変わりが感じられました。
今後、メタゲームがどのように変化していくか、要注目です。
このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。
ぜひ、お近くの公認店で開催されるイベントにご参加ください。
ディズニーロルカナ グランプリ 2026 Summer 福岡

いよいよ今週末6月27日(土)には福岡国際会議場で大型大会「ディズニーロルカナ グランプリ」が開催されます。
ディズニーロルカナ チャレンジ 2026 Summer 横浜

また、7月19日(日)にはパシフィコ横浜にて「ディズニーロルカナ チャレンジ」が開催予定です。
ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。
それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!