コラム
2026.07.28
ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.30
みなさん、こんにちは!ディズニーロルカナ 日本語版 運営チームです。
本コラムは「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」と題しまして、「セットチャンピオンシップ」の結果を中心に、ディズニー・ロルカナ・TCGのメタゲームの最前線や最新情報を皆様へお届けしていく企画です。
「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局」では、「セット チャンピオンシップ」などの大会結果を紹介し、初心者・中級者の方にも分かりやすい解説で最新のゲーム情報をお届けしていきます。
今回は、「ヴァインズ・アタック!」が環境に与えた影響についてみていきます。開催1週目にして50大会を超える「セット チャンピオンシップ」が開催されました。どのようなデッキが活躍し、どのカードがキーカードとなったのか。一緒に勝利のカギを探っていきましょう。
それでは早速みていきましょう!
7/18~20開催「セット チャンピオンシップ」優勝デッキ分布

1位 「アンバー/エメラルド」 32.0%
2位 「アンバー/スティール」 26.0%
3位 「ルビー/サファイア」 14.0%
4位 「アメジスト/ルビー」 10.0%
5位 「エメラルド/スティール」 6.0%
6位 「サファイア/スティール」 4.0%
7位 「その他」 8.0%
「ヴァインズ・アタック!」初週のため、能動的に攻めていくアグロなカラーに人気が集中しました。メタゲームのイメージとしてはアグロを中心に、ほかのデッキが対応していく構図です。
以前から人気のあった「アンバー/エメラルド」が1位を獲得しました。環境最初期ということもあり、攻撃的な戦略に人気が集まっています。「アンバー/エメラルド」は最序盤から積極的にキャラクターをプレイしていき、数の力で最速20ロア獲得を目指します。1~2コストのキャラクターを多く採用しており、安定性と爆発力を兼ね備えたデッキです。
その展開力に磨きをかけてくれるのが《柳の木のおばあさん – 古き善き相談相手》です。プレイしたターンからいきなり効果を使って複数展開が可能。2インクしかない状況から《柳の木のおばあさん – 古き善き相談相手》+1コストとプレイできます。

僅差で2位に輝いたのは「アンバー/スティール」。前環境終盤ではメタゲームの変化に合わせて、歌い手(歌声を持つキャラクター)を多数採用した中速タイプのデッキが増加していました。
しかしながら、環境がリセットされたことで、再びアグロ戦略が増加しています。1ターン目からロア値や耐久性の優れたキャラクターを軽快に展開していきます。
《マイク・ワゾウスキ – トップを目指すヒーロー》はプレイ時とクエスト時に、キャラクターカードをドロー(カードを引く効果)できる貴重なアドバンテージ源です。対戦相手にもカードをあたえる可能性があるものの、アグロ戦略との噛み合わせは抜群。あたえた手札を使われるよりも早く、20ロアを獲得してしまえば良いのです。
アグロ戦略では、デメリットよりも自分の戦力を補充するメリットが勝ります。

3位以降は対抗馬となるデッキが並びます。まずは安定と信頼「ルビー/サファイア」です。2コスト以下のキャラクターによる盤面コントロール+インクブースト(カードの効果で使用できるインク数を増やすこと)によるカードパワー重視のデッキです。比較的ゆっくりとしたゲーム展開を得意としています。
《コワすぎる光景》はアグロに対して効果的な全体除去カード。「アンバー/エメラルド」と「アンバー/スティール」が多い、環境初期にはぴったりな1枚。今ならば《BE PREPARED》よりも効果的といえるでしょう。

4位はチャレンジの化身「アメジスト/ルビー」でした。どんなデッキにも対応できる万能感あふれるカラーリングであり、特に対アグロ戦略の筆頭といえます。チャレンジで盤面制圧を狙うミッドレンジ(中速デッキ)であり、タフなキャラクターが揃っています。突進や果敢、回避などチャレンジをサポートする能力が揃っています。
3ターン目から突如として始まる突進によるチャレンジ。なかでも《スヴェン – とんでもトナカイ》は「アメジスト/ルビー」を体現したようなキャラクターです。突進、果敢+3、回避とチャレンジのハッピーセットとなっています。インクレスも納得のカードパワーです。
回避を持つため《ディアブロ – 忠実なる使い魔》にも強く、どのマッチアップに対しても無駄になりません。

ピックアップデッキ
7/18~20に開催された「セット チャンピオンシップ」優勝デッキの中から、一部のデッキを紹介いたします!
CARD SHOP 蒼猫亭:わいけー選手「アンバー/エメラルド ロイヤルドッグ」

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「アンバー/エメラルド ロイヤルドッグ」は最序盤から積極的にキャラクターをプレイしていく攻撃的な戦略であり、その圧倒的な展開力を武器に最速20ロア獲得を目指します。《オーロラ – 姫のお披露目》をはじめ1コストのキャラクターが17枚、2コストのキャラクターは22枚も採用されています。
《柳の木のおばあさん – 古き善き相談相手》は展開力に拍車をかけて、圧倒的な盤面構築を可能にしてくれます。比較対象としては《プルート – 人なつっこいわんこ》がいますが、エグザードせずにコスト軽減できるため、チャレンジされる心配がありません。
《柳の木のおばあさん – 古き善き相談相手》を手に入れたことで、「アンバー/エメラルド ロイヤルドッグ」は誰も追いつけない、異次元の高速デッキへと進化しています。

「アンバー/エメラルド ロイヤルドッグ」の強みが単なる早さだけならば、除去やチャレンジで対応可能でしょう。ドローによる戦力補充が増えたことで、今後は消耗戦にも強くなることが期待されます。
《マイク・ワゾウスキ – トップを目指すヒーロー》はキャラクターが多いデッキでは、最高峰のドローカードとなります。プレイ時とクエスト時、最低でも2枚のカードを引け、生存する限りどんどん手札を補充してくれます。対戦相手からすれば退場必須のキャラクターです。意志力の高さと効果が噛み合い、一手で対処するには3コスト以上のカードが求められます。
《マイク・ワゾウスキ – トップを目指すヒーロー》で手札を補充し、《柳の木のおばあさん – 古き善き相談相手》が展開を助ける。この好循環が強さの秘訣といえそうです。

《ムーシュー – 姑息な龍》も手札の減りやすいアグロと相性グッド。先ほどの《マイク・ワゾウスキ – トップを目指すヒーロー》といい、継戦力が格段に向上しています。
回避のおかげでチャレンジされにくく、何度もドローできます。4ターン目以降も惜しみなくキャラクターを展開し、《ムーシュー – 姑息な龍》の効果で手札を補充していきます。
苦手としていた《ディアブロ – 忠実なる使い魔》への対策を手に入れられた点もポイントです。

他にも、苦手としていた《BE PREPARED》や《シスー – 兄弟姉妹の希望》などの全体除去に対しても、解答を手に入れています。《ホーンド・キング – 無慈悲なる支配者》です。
全体除去の返しにプレイされる《ホーンド・キング – 無慈悲なる支配者》は悪夢ともいえる1枚。クエストやチャレンジをすれば、捨て札のキャラクターをプレイできるのです。枚数の制限はありません。インクの続く限り、好きなだけキャラクターをプレイできます。
《ホーンド・キング – 無慈悲なる支配者》まで手に入れたことで、序盤、中盤、終盤と隙なく立ち回れるようになりました。

BIG MAGIC 秋葉原店:さいか選手「エメラルド/スティール 手札破壊」

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「エメラルド/スティール 手札破壊」は《背すじがゾクッ!》などの手札破壊カード(手札を捨てさせる効果)をプレイして、対戦相手の手札へダメージを与えていくデッキです。序盤から《背すじがゾクッ!》や《アースラ – 騙し屋》を積極的にプレイし、手札にあるカードを捨てさせていきます。選択肢を絞ることで展開力を遅らせたり、《ディアブロ – 忠実なる使い魔》や《アースラ – 七つの海の騙し屋》を定着させる狙いがあります。
《ディアブロ – 忠実なる使い魔》は対「アンバー/エメラルド」において、最高峰のキャラクターです。「アンバー/エメラルド」はデッキのほとんどがキャラクターのため対抗手段がチャレンジしかありません。ですが、回避のせいで有効なチャレンジが難しいのです。
ゲーム展開が長引けば長引くほど《ディアブロ – 忠実なる使い魔》の効果は影響を及ぼします。さらには《トランプ – 裏路地暮らしの犬》を有効に使わせません。
そのカードパワーの高さから、タダ強カードの代名詞となっていた《ディアブロ – 忠実なる使い魔》。ここにきてメタゲームの噛み合いもあり、存在感が強くなっているキャラクターといえます。

《ディアブロ – 忠実なる使い魔》に加えて、もう1種類強力な3コストのキャラクターがいます。《アースラ – 七つの海の騙し屋》です。《背すじがゾクッ!》や《風よ吹け》と組み合わせることで大きな効果を発揮する1枚であり、3コスト以下の歌カードが増えるほど評価があがっていきます。
《風よ吹け》を歌うことで「アンバー/エメラルド」「アンバー/スティール」の盤面に壊滅的なダメージをあたえます。盤面掌握とドローでゲーム展開を有利に進められます。低コストキャラクターを多用するアグロデッキが増えたことで一度のチャレンジで退場することも減っているのも追い風といえます。
《ディアブロ – 忠実なる使い魔》と《アースラ – 七つの海の騙し屋》の2枚看板で、「アンバー/エメラルド」攻略の筆頭デッキとなっています。

《アースラ – 七つの海の騙し屋》と《ディアブロ – 忠実なる使い魔》は魅力的ですが、弱点もあります。回避+意志力3の《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》は天敵でした。
その弱点を克服する助けとなったのが《ディアブロ – 石使いの召使い》です。2コストながらヴィランズ・キャラクターと強烈にシナジー(相乗効果)を形成し、強固な守りとなってくれる頼もしい1枚。《乱闘》で除去されず、《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》と相打ちできます。
《ファーガス – ダンブロッホの王》も護衛による守りが頼もしいキャラクターです。役割は《ディアブロ – 忠実なる使い魔》と同じく、《アースラ – 七つの海の騙し屋》と《ディアブロ – 忠実なる使い魔》を守ることにあります。
前衛として使える低コストのキャラクターを採用したことで、キーとなるキャラクターが定着しやすくなり、ゲーム展開も安定します。《ディアブロ – 忠実なる使い魔》と《ファーガス – ダンブロッホの王》は縁の下の力持ちといえるカードなのです。

《ファーガス – ダンブロッホの王》
BOOK☆LIFE東串良店:セイ選手「アメジスト/ルビー 回避ミッドレンジ」

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チャレンジが代名詞でもある「アメジスト/ルビー」。今回ご紹介するのは「アメジスト/ルビー 回避ミッドレンジ」であり、再び《ダンボ – 世界の七不思議》が入った構築となっています。
攻撃力と意志力の高いキャラクターを展開し、積極的にチャレンジをしかけて自分に有利な盤面を作っていくデッキです。突進や果敢、回避などチャレンジをサポートする能力が充実しています。《スヴェン – とんでもトナカイ》や《エルサ – 第5の精霊》、《マウイ – みんなの英雄》は代表格といえます。
《ダンボ – 世界の七不思議》は再評価されているキャラクターです。《ピーター・パン – 影の追跡者》を軸として回避戦略におけるフィニッシャーであり、《ジェデダイア・ファーンズワース – クッキー》のようなカードにもチャレンジ以外の役割を持たせてくれます。
対アグロをベースに、ミッドレンジやコントロール、《ディアブロ – 忠実なる使い魔》まで意識して回避型が復権しています。

キャラクターの大半が回避を持つため、一方的に有利トレード(対戦相手のキャラクターのみが退場するチャレンジ)をしかけられます。ダメージが残ったキャラクターが並び、次なる獲物を待ち構えます。
そこで是非ともプレイしたいのが《ルイーサ・マドリガル – 自信家の登山家》です。タフなボディとダメージ反射効果を持ち、ダメージが残りやすい回避と相性の良いキャラクターです。
序盤~中盤にかけてチャレンジでほかのキャラクターが負ったダメージを《ルイーサ・マドリガル – 自信家の登山家》へと移し、跳ね返します。レディ状態のキャラクターを対処できる貴重な手段です。
変身による奇襲性が高い点も評価できます。多少不利な盤面であっても、チャレンジ+《ルイーサ・マドリガル – 自信家の登山家》で巻き返しを狙えます。

この構築の最大の特徴ともいえるのが、《BE PREPARED》と《シスー – 兄弟姉妹の希望》の排除です。盤面構築からのチャレンジに特化しており、《みな残らずやっつけろ!》程度で全体除去は不採用となっています。
《シスー – 大胆不敵な来訪者》はレディ状態のキャラクターを対処できる貴重なカード。効果範囲は狭いものの、「アンバー/エメラルド」には十分強力です。
攻撃力の低さから返しのターンにクエストされてしまいますが、そこは《スヴェン – とんでもトナカイ》や《マーリン – カニ》で美味しくいただきたいところ。《マーリン – カニ》のおかげで意志力4までをカバーできます。《シスー – 大胆不敵な来訪者》と《マーリン – カニ》のセットはメタゲームに適したパッケージといえます。

《マーリン – カニ》
おわりに
「セットチャンピオンシップ」第1週は「アンバー/エメラルド」が見事トップを獲得しました。環境初期らしくアグロが大多数を占めていますが、ミッドレンジ、コントロールも存在しており、今後のメタゲームの変化に注目です。
対抗馬である「エメラルド/スティール」や回避型の「アメジスト/ルビー」は増加しそうです。
今後のメタゲームの変化にも要注目です。
このコラムを読んだ皆さんも、新しいカードやデッキに意欲がわいた方が多いのではないでしょうか。
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ディズニーロルカナは、新しいカードやキャラクターとの出会い、デッキの想像、「イルミニア」同士の交流をお待ちしております。
それでは、また次回の「ロルカナ 最新デッキ情報局」でお会いしましょう!