WIXOSSコラム 第10回
アニメ第7話の紐解き
はじめて明かされる、黒デッキと伊緒奈の戦略
第7話、いかがでしたでしょうか。
WIXOSSでバトルし続けることこそが、るう子の願いだと断言する伊緒奈。
その言葉に戸惑いながらも、るう子はバトルを拒むことはできませんでした…
白と黒、対極の2人ですが、その願いは同じ?
攻めきれないるう子、あえて攻めない伊緒奈
序盤、なかなか攻めきれないるう子。対してあえて攻めない伊緒奈。
ライフクロスを互いに削れないまま、勝負は進みます。
そして、伊緒奈は「ゲット・バイブル」を使用します。
黒デッキですが、マルチエナ能力をもつカードがあれば、白のスペルも使用できます。
るう子「このスペルで低レベルをサーチ? なんでここでこんな?
おかしい……さっきから何か変……」
この時の盤面はこうなっております。
「ゲット・バイブル」で「小悪の憂鬱 グリム」を手札に加え、左に配置。
手札からまだ出せるシグニもありますが、あえて出さずに攻撃を誘います。
それには、ちゃんと伊緒奈の考えがあったのです。
ウリス「伊緒奈さすがね。サーチスペルでデッキの中を見て、
自分のライフクロスを把握した。これで、るう子が攻撃してきたら…」
そう、伊緒奈はデッキの中をみて、ライフクロスに何があるかを把握したのです。そのライフクロスの中には強力な逆転要素のあるライフバーストが・・・
トラッシュを利用したものでしょうか。(そのカードの紹介は別の機会に…)
ライフバーストを強力なものにするために、伊緒奈はこのカードをデッキに入れています。
(クリックで拡大可)
「サーバント D2」と「サーバント O2」です。
今までのサーバントのカードと違って、ライフバーストがついていません。
エナチャージ1以外のライフバーストを増やしたい時は、これが役立ちます!
ライフバーストによるトラッシュ利用を感づいたるう子ですが、アタックをしないことで、
相手のデッキ切れによるトラッシュのリフレッシュ(再構築)を狙います。
その後の“想起する祝福“はトラッシュからのシグニ回収スペルでしたが、アンチ・スペルで見事打消し。
キーカードを回収させませんでした。
るう子「タマ、アタックしないでターン、エンド!」
反撃の狼煙、「ウィッシュ・クライシス」発動
バトルが中断される、るう子のターン。盤面はこうなっております。
途中、デッキ切れで伊緒奈のライフクロスが1枚トラッシュに送られています。
黒デッキはトラッシュを増やしすぎるとあっという間にデッキがなくなりますので、要注意です。
デッキをリフレッシュさせたことで、トラッシュ利用を防いだるう子。
ここで、切り札 スペル「ウィッシュ・クライシス」を使用します。
るう子「タマ! ウィッシュ・クライシス!」
ウィッシュ・クライシスで『先駆の大天使 アークゲイン』を場に。
このカードは、<天使>のシグニは相手のルリグ以外からの効果を受け付けないという強力な効果を持っています。これで、どんなライフバーストが出てきても、シグニをバニッシュされることはありません。
ここから反撃開始!となるところが、今回のバトルは中断されてしましいました。このまま続けていればどちらが勝っていたのでしょうか…
是非とも、第2弾デッキとブースターで、白デッキ対黒デッキを再現してみてください。面白い戦いができると思います。
こんな感じで、じわじわ新カードの紹介もさせていただきますので、
来週もお楽しみに!