WIXOSSコラム 第40回
selector spread WIXOSS 12話の紐解き
最終話放映終了!
第12話最終話「この選択は…」いかがでしたでしょうか。
選択した少女たち。
selector。
はじめの語感としては、“選ばれしもの”と思ってしまいますが、
本当は文字通り“選択者”なんですね。
infectedから始まった24話、
少女たちは様々な選択の岐路に立たされました。
その道は間違っていたのか、正しかったのか、
それらは少女たちそれぞれの胸の中。
扉はあるんだ、それは、タマが選ぶこと。
ラストバトル 繭VSるう子 (後半)
強制的にグレイブ・メイカーでトラッシュを肥やして打ちますが、
見事るう子はホワイト・ホープ+バロック・ディフェンスで防ぎ切り、
繭の心を折ってます。
そして、次のるう子のターンはなんとか防ぎきり、
繭の最後のターン。2枚引いたうちの1枚、ルシファルの召喚効果で3面をそろえます。
エナは0に、残り1枚の手札には……。
▲私がえらんだ色を当てて。
繭は効果に賭けます。次のターンは防ぎきれない。
その効果は、“虚無の閻魔 ウリス”のエクシードの能力です。
成功すれば、るう子はほぼ負け、ですが、失敗すれば、もう繭に勝ち目はないでしょう。
そしてるう子の宣言。
▲そのカードは…。無色。
▲最終盤面
最後に、繭がめくったのは“無色”のカード 噴流する知識。でした。
手札には戻りますが、事実上のサレンダー(降参)を繭は告げる形に。
ただ、その表情からは、敗北することを望んでいたような、そんな気もしますね。
誰かに、抱きしめてもらえるかもしれない、敗北の選択。
ウリスにぶたれた接触とはあまりにも違う。るう子の温かさ。
繭は蝶となり、いた場所へ還りました。
そして…
るう子の願いは……
「全てのルリグカードになった女の子を解放する」
ではありませんでした。
それでは、きっと現実で会うことはできない。
「ルリグになった女の子たちを、人間にして!」
マユに、ちっちゃいこみたい。と諭されるるう子。
るう子は、どんなことも選んでみせる決意を見せました。
同意するように、光の羽を広げる二人。
▲“いまここに新たなる夢限少女が、誕生する”
これで、ルリグカードの少女たちは、実在する少女に……?
もしかしたら、あなたの近くにいる女の子も、もとはカードだったかもしれませんね!
エピローグ
繭という薄幸の少女から生まれた、壊れたルールのゲームは普通に遊べるカードゲームになりました。
せっかく追いついた季節でしたが、一歩先に、るう子たちは夏を満喫中。
受験勉強という至極全うな、女子中学生の生活を過ごしています。
けど、やっぱりWIXOSSしよっか
「タウィルでライノをトラッシュへ!」
エピローグ内のバトルで行われていたのは…。
こんな盤面でした。
一衣が使用していたのは黒のルリグ“ウムル”。
黒と緑を組み合わせた、目新しいデッキとなっています。
遊月が使用していたのは2月28日発売予定“FORTUNE SELECTOR”より
”タウィル”です。
清々しい販促!
アニメ終わっちゃうんで、2月のカード入れておいてくださいというタカラトミーの最後の意向が汲まれました。
タウィルの能力は、天使を使って相手をトラッシュ送りにする能力ということですが…そちらは続報にて。
そして、様々な面影のある、少女たちがエピローグで登場しました。
誰?なんて無粋なことは書きませんので、皆様のご想像にお任せします。
ウリスは、どうなったんでしょうかね。
で、結局WIXOSSってなんなの?
おなじみ、タカラトミーから発売中のカードゲームです。
ちょっと繭に利用されただけなんですよ。
さて、それでは、これからWIXOSSはどうなっていくのか…少しだけ、ご紹介したいと思います。