公開日:2015/3/10

告知日:2014年6月25日 施行日:2014年7月1日

デッキリフレッシュのルールにつきまして、 従来は効果の解決中に「割り込んで」リフレッシュを行うという例外的な処理を行っておりましたが、1つの効果の解決中に 「トラッシュのカード全てをシャッフルして新しいデッキとし、ライフクロス1枚をトラッシュに置く」 という行為を挟むことはゲームを複雑にすると共に、プレイヤーの直感に反したものであると判断しました。

よってルール変更により、リフレッシュは効果の解決中には行われなくなります。リフレッシュは、1つの効果が終わった後に行われます。

このルール変更により、一部のカードで解決時の処理が変更となります。

何らかの効果の途中でメインデッキが0枚となった場合でも、 効果は中断されず、そのまま解決されます。 カードを引く、トラッシュに置く、エナゾーンに置く等のメインデッキに係る効果は、デッキが0枚であり、実行不可能であるため無視されます。

また、ドローフェイズに関しても同様に、1枚引いた時点でデッキが0枚になった場合、2枚目を引くことは実行不可能となり、無視されます。 その後リフレッシュを行い、そのままエナフェイズに移行します。

<例.1《THREE OUT》>
メインデッキの残り枚数が2枚の状態で《THREE OUT》を使用した場合、 カードを3枚引くことは出来ません。この場合、”実行不可能である処理が含まれる効果は、可能な限り実行する”というルールに則り、以下の手順で解決を行います。

1.カードを2枚引く。(デッキの残り枚数が2枚であるため)
2.カードを1枚捨てる。
3.《THREE OUT》の効果は終了し、トラッシュに置かれる。
4.リフレッシュを行った後、ゲームを続行する。

<例.2《幻獣神 オサキ》>
一つの効果や宣言に対応して複数の効果が発動する場合、それぞれは別々の効果として扱われます。 また、効果の途中にメインデッキが0枚となった場合、デッキのリフレッシュは、常に他の発動する効果より優先して行われます。

【メインデッキの残り枚数が1枚である】
【《幻獣神 オサキ》A、《幻獣神 オサキ》Bが場にある】

この状態で緑のスペルである《芽生》を使用した場合、以下の手順で解決を行います。

1.《芽生》が解決し、デッキの上からカードを1枚エナゾーンに置く。
2.《芽生》の効果は終了し、トラッシュに置かれる。
3.リフレッシュを行う。
4.《幻獣神 オサキ》A、《幻獣神 オサキ》Bの常時能力が《幻獣神 オサキ》側のプレイヤーの望む順番で解決される。