タカラトミーでは、ユニバーサルデザインを積極的に学び、そこで得た知見やスキルをアソビの開発に生かす「UDリーダー」の育成を2022年から始めました。
講義や商品のユニバーサルデザイン視点に立った改善といったワークショップに参加し、「UDコーディネーター」の資格取得を目標とします。
ワークショップに参加したメンバーは学んだ知識を各部署に持ち帰って共有・活用し、より多くの子どもたちに楽しんでもらえる商品とサービス作りを目指していきます。
視覚に障害がある人も玩具を操作しやすくする“スイッチ等への凸表示の工夫”「小さな凸」を、2024年度からタカラトミーグループすべての電子玩具製品に適用しています。
おもちゃの形状の都合や、金型製作が当社グループでないなどの制約から一部対応できないものは、その旨申請しないと開発プロセスが進められない仕組みを作り、原則全ての電子玩具に対応しています。
より多くの子どもたちが
遊びやすくなるように、
色覚の多様性に対応した
おもちゃをつくっています。
色覚多様性に対応しおもちゃで初めて
カラーユニバーサルデザイン(CUD)
認証を取得!
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お気に入りの「トミカ」で
様々な運転体験ができる
ハンドルトイ
識別しやすい色使い、触ってわかる
工夫、音声ナビゲートなど、
遊びやすさに配慮。 -
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- この「トミカを運転1ハンドルドライバー」は色覚の個人差を問わず、より多くの人に見やすいカラーユニバーサルデザインに配慮して作られていると、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(※タカラトミー以外に移動します)により認証されています。
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<カラーユニバーサルデザインの
ポイント>濃い赤と黒が同じような色に感じるなど、識別しにくい色にはアウトラインやコントラストをつけて識別しやすいようにデザインしています。
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様々なコミュニケーション手段があることを知り、共生社会の実現にむけた活動につながることを願い次世代教育で使用しているリアクションカラーカードには、黒ひげくんが色を手話で表現しているイラストを表示しています。
子どもたちがこれは何だろうと「手話」に興味をもつきっかけとなり様々なコミュニケーション手段があることを知り、共生社会の実現にむけた活動につながればと考えています。
色覚の多様性に配慮し、イラストはカラーユニバーサルデザイン推奨配色をつかって描かれています。
[協力]障害者スポーツ文化
センター横浜ラポール
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障害者スポーツ文化センター横浜ラポール聴覚障害者情報提供施設(新横浜)
は、耳の聞こえない横浜市民の方々の生活を支える施設です。手話通訳者や要約筆記者の派遣、耳の聞こえない方やご家族等の困りごとの相談をおこなっています。
今回、「黒ひげくん」のキャラクターを大切に、手話の言語としての特徴(手の向き、動きなど)に注意しながら、細かく意見を出させていただきました。
手話は、耳の聞こえない人のコミュニケーション手段です。これを機会に、手話(や耳の聞こえない方の暮らし)に、関心を持っていただけることを願っています。
〒222-0035 横浜市港北区鳥山町1752
障害者スポーツ文化センター横浜ラポール
https://yrf.jp/rapport/yokohama
※タカラトミーサイト以外に移動します。
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おもちゃを通じて共生社会を学んだ子どもたちは、将来にわたって多様性を尊重し、協力し合う社会を築くための重要な役割を果たすことが期待されています。
タカラトミーがおこなった“小さな凸の提案”をきっかけにできたのが「共用品」です。
共用品の配慮を施したおもちゃも提供し、子どもたちが遊ぶことを通じて、生きていくうえで大切なことをたくさん学ぶことができ、このようなおもちゃで遊んだ子どもたちの経験は、皆が共に生きられる社会をつくるきっかけになっていくと信じています。
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リカちゃんのシャンプーリンス、牛乳パック
リンスと区別するために、洗髪用シャンプーやボディーソープには、さわってわかるギザギザがついています。
牛乳は他の紙パック飲料と区別するために、パックの上部に切欠きがついています。
リカちゃんの小物には、この工夫を再現しています。 -
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国立障害者リハビリテーションセンターは、先天性上肢形成不全の子供が義手の動かし方を楽しみながら習得するための工夫として筋電義手と同じ原理でプラレールの遠隔操作が可能なシステム(※)を活用し、小児筋電義手の普及に向けた取り組みを行っています。
※(株)シーワテックと国立障害者
リハビリテーションセンターの共同開発
使用されている商品は「グリップマスコン」シリーズ。グリップマスコンは、鉄道車両の運転台に設置されている車両を操作するための装置「マスコン(マスター・コントローラー)」を模した片手サイズのコントローラーで、スピード調整や加速・前進・停車・バックなど自由自在に車両を操作することができます。
"憧れの運転士のように、車両を自由にコントロールしたい"という子どもたちの不変の想いを実現する商品です。
https://www.takaratomy.co.jp/products/plarail/tettei/set/gripmascon/
国立障害者リハビリテーションセンター
https://www.rehab.go.jp/
※タカラトミーサイト以外に移動します。
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本取り組みでは腕にセンサを取り付け、腕の筋肉を適切に動かすと、筋肉を動かすときに発生する電気信号によりプラレールを遠隔操作(前進・停止・後退)することができます。
習得には練習が必要ですが、楽しみながら筋電義手の操作技術を習得できます。
大阪・関西万博の国立障害者リハビリテーションセンターブースでも「こどもの義手」コーナーの体験のひとつとして紹介されました。 -
大阪・関西万博へのブース出展 盛況に終える
https://www.rehab.go.jp/rehawebnews/202507_1/
※タカラトミーサイト以外に移動します。