コラム
2026.11.05
「ロルカナかるたチャレンジ チーム戦」初代王者 ろるこ選手といっちー選手インタビュー
日本独自のディズニー・ロルカナ・TCGの遊び方、かるた。その日本一を決めるべく、公式イベントとして「ロルカナかるたチャレンジ」(以下、ロルカナかるた)が開催されました。
今回は世界初となる2名によるチーム戦形式でロルカナかるたが実施されました。我こそはロルカナかるた日本一、と腕に覚えのあるイルミニアが徒党を組み集いました。32チーム、総勢64名により5回戦を経て、王者が決まりました。

その頂点に立ったのはろるこ選手といっちー選手。決勝戦では前回ファイナリストであるバウ!選手とちゃちゃ~選手と熱戦を繰り広げ、一進一退の攻防を繰り広げました。
最後の1枚、《ヒロ・ハマダ – 多才な発明家》をしっかりと取り、接戦を制して、見事勝利しました。ロルカナかるたチーム戦、初代王者の誕生です!
優勝を手にして興奮冷めやらぬ中、喜びを噛みしめるろるこ選手といっちー選手に、インタビューを実施しました。

──優勝、おめでとうございます。64名の頂点となりましたが、改めて今のお気持ちいかがですか。
ろるこ「ありがとうございます。とても嬉しいです!」
──簡単に、本大会優勝までの軌跡を教えていただければと思います。
ディズニー・ロルカナ・TCGとの出会い
ろるこ「YouTuberのあいにゃんさんの動画を拝見して知りました。ディズニー好きの鏡である彼女が推しているものに間違いはないぞ、と。先行販売へ行って購入しコレクションしていましたが、たくさん購入したので遊ぶことも始めました」
いっちー「たまたま『物語のはじまり』をコンビニで買ったことですね。ほかのカードゲームをやっていて、新しいもので興味がわき触ったことがきっかけです」

──普段はどんなふうにロルカナをしているのでしょうか。
ろるこ「勤務するロルハッピーで毎週交流会を開いていて、ロルカナかるたを実施しています。ほかにも海外版のディズニーのパズルを作ったりと、皆さん集まってきて自由に遊んでいます。ロルハッピーと聞くと、競技的なイベントのイメージが強いかもしれませんが、そんなことはありません!フランクに、自由に、皆さんに楽しんでいただいています」
──ディズニー・ロルカナ・TCGが初めての方でも楽しめそうですね。
ろるこ「ロルハッピーで毎週火曜日に開催しているろる交流会は初心者の方にもおススメです。高田馬場でろるこ店長主催でやっています。ぜひ、遊びに来てくださーい!」
──いっちー選手はいかがでしょうか。
ろるこ「彼(いっちー選手)は、「ロルカナかるたチャレンジ」初代王者 black選手と同じように、ロルハッピーの商品管理を担当しています。すべてのカードを管理して、仕事柄触り続けています」
──ではもう身体に染みついている感じですね。
いっちー「そうかもしれないですね」
ろるこ「みてわかる通り、店長(ろるこ選手)と副店長(いっちー選手)は真逆なんですが、こうやってお店も回しています。チーム戦ではお互い足りない部分を補い合って優勝できました(笑)」
──大会を中心に参加されているのでしょうか。
ろるこ「セットチャンピオンシップなどはちょこちょこ参加しています。カジュアルパーティーは二人とも前回から参加しています」
いっちー「大型イベントを中心に参加しています」
──ちなみにディズニーではどのキャラクターがお好きなのでしょうか。
ろるこ「作品は『ヘラクレス』で、キャラクターは《アリエル》です」

いっちー「『ズートピア』の《フィニック》です」

本大会に向けての流れ・調整
──ロルカナかるたに向けて具体的にはどのように調整したのでしょうか。
いっちー「前回のロルカナかるたはベスト8で終わって悔しい思いをしました。今回は勝ちたくて、最近競技かるたのアニメをみてかるたへの意識を高めてきました」
──名作の予感がしますね。
いっちー「アニメに習って声出しもしようかと思いましたが、流石にそれは違うと自重しました」

ろるこ「私は高田馬場店のオープンと重なって、ロルカナかるたの練習はそれほどできませんでした。でも、ロルカナへは向き合う時間は多かったので、今回の結果に繋がって嬉しいです」
──ロルカナかるたを上手くなるコツはありますか?
いっちー「ロルハッピーで働くこと!」
ろるこ「実際それはありますね。仕事しながらカードの知識が増えて、ロルカナかるたが強くなるっ!ロルカナにも詳しくなれる。日本2位(しゆ選手)とも一緒に働けます」
──圧倒的な強さに見えましたが、苦戦などありましたか。
ろるこ「決勝で《ゼウス – 反撃する神》を取り逃したのはメンタルにきました。めっちゃキツくて、思わず『ゼウスっ!』っていっちゃいました。しかも副店長に『《ゼウス》3ロアです』と耳打ちされていたのに」

いっちー「その前だと、『右奥に2ロアがかたまっているから注意してください』とか共有はしていました」(ろるこ「ちゃんととったよねー!?」)
──いっちー選手が司令塔みたいですね。
いっちー「競技かるたのアニメを見た影響ですかね」
──ロルカナかるたを始めるにあたり、どこから覚えればよいのでしょうか?
いっちー「まずは色んなカードに触れることです。デッキ以外でもさまざまなカードに触れることで、キャラクター名はわからずともカードは思いつくようになります」
ろるこ「私はキャラクターや作品愛が強いので、響きで『あのキャラだ!』ってイラストが出てきます。たとえ覚えていなくても『これは《サリー – 怖すぎる怖がらせ屋》だ!』とかわかります」
──冷静ないっちー選手と情熱のろるこ選手、チームのバランスいいですね。
ろるこ「パッションとロジックの二人です。お店もそうやって回しています」
戦略に関して
──ロルカナかるたの戦略について解説をお願いいたします。
ろるこ「相談はしませんでしたが、役割を分けたのが大きかったのかなと思います」
──役割を分ける?
いっちー「2ロアのカードは差とつけられる要素だと思っているので、それは確実に押さえたいなと考えていました」
ろるこ「私はパッションなので全部とります!結果的にお互いに取った札もそんな感じになりました(笑)」
──阿吽の呼吸、流石店長と副店長ですね。

──チーム戦に際して、何か工夫したことはありますか。
いっちー「競技かるたのアニメを見て気持ち作ってきたのは大きかったですね(笑)」
ろるこ「自分たちはチーム戦のほうが強いと思い誘いました。前回私は2回戦敗退、いっちーはベスト8。優勝できるポテンシャルはあるのになって思っていて。今回はチーム戦があると聞いてお互いの足りない部分を補い合える、参加するしかないとなりました」
いっちー「何よりもオリジナルアクリルブロックが2つもらえるのが良くて。これで秋葉原店と高田馬場店の両方に飾れます」
ろるこ「どっちにも飾ろうと約束していました」
本大会を終えての感想
──大会当日を振り返って、印象に残っているカードはありますか。
ろるこ「《アリエル》を取れた時、取られた時で気持ちの落差が大きくて。ロルカナかるたをやりつつも、やっぱり推しは外したくないので。私のことを知ってくれている対戦相手からは『ろるこさんからは《アリエル》を絶対に取ります』と宣言されたりしました(笑)」
いっちー「相手の得意札を取るっていうのは大事ですよ。これも競技かるたのアニメからの学びです」
──いっちー選手はありますか。
いっちー「自分は決勝で対戦相手の手元にある2ロアの札を取れたのが印象に残っています」
ろるこ「めっちゃナイスです。自分の陣地より対戦相手の陣地へいかに踏み込むかってありますよね」
いっちー「“攻めがるた”ってやつですよね」
──本当に競技かるたにお詳しいですね。実際、自陣の札を取られるとメンタルにきますか。
いっちー「2ロアだと影響は大きいです」
──チーム戦だからこそうまくいったことはありましたか。
ろるこ「たまにバチバチもしました。そこの札取れよ!って」
いっちー「自分的にはいらない札(1ロア)だったんで、手元でも」
ろるこ「(いっちーを指し)だから、要領いいんですよ。私はオール・オア・ナッシング(All or nothing)なんですよ、すべてをとる」
──お二人は陣地を分けずに取り方を変えた感じですか。お互いに穴をカバーしあっている気がします。
いっちー「多分ですけど、陣地を半々に分けて取っていたチームは勝ってないと思います。自陣が取れなかったときにメンタルにきてしまいます」
ろるこ「一番異色のチームだったと思います。2ロア以上を狙うロジック派と、すべてを狙うパッション派」
──ベストパートナーであったことは間違いないですね。

ロルカナかるた王者として
──さて、ロルカナかるたの王者となりましたが、次の目標などはあるのでしょうか?
ろるこ「ロルカナかるたはめっちゃ面白いっていうのをみんなに知って欲しいです。チーム戦は個人でやるより心強かったです、本当に。しかも楽しい」
──それは相方がいっちー選手だったからですか?
(いっちー選手が話そうとするのをさえぎり)
ろるこ「あっ、でも私から誘いました。この人だったら優勝しにいけるって」
いっちー「競技かるたのアニメを見てきたかいがありました」
──普通の大会なども参加予定はありますか
いっちー「当選したら参加予定です」
ろるこ「当選したら参加したいです!でもお店もあるのでうまくバランスとりながらやっていきます」
──残ってくれた皆さんにも良い報告ができますね。ところで、日本2位とロルカナかるた1位は…
(質疑途中でさえぎり)
ろるこ「いや、まぁまぁまぁ、私たちのほうが偉いです!ロルカナかるたは世界!世界!」
──確かにかるたは日本独自の文化だからこそ、日本一=世界一になりますね。つまり…
ろるこ「なので、しゆさんにはそう伝えておきます」

いっちー「ロルハッピーで公式大会初優勝です!」
ろるこ「初めてロルハッピーへ優勝を持って帰れたのが自分たちなのもめっちゃ嬉しいです。店長としての自信もつきました」
──個人、チーム、お店として、初優勝おめでとうございます。
いっちー「個人的なことですが、かるたの札をラウンドごとに変更してくれたのは良かったです。自分たちの声が反映されているとわかって。決勝は席についてから札を並べてくれたのも嬉しかったです」
──最後になりますが、今日の結果、どなたにお伝えされますか?
ろるこ&いっちー「ロルハッピースタッフです。あとはいつもお店に遊びにきてくれるかた、応援してくれた方、皆さんに感謝したいです。みんながお店を守ってくれているおかげで勝てたよ!ありがとう!」
──おめでとうございます、どうもお疲れさまでした!

ロルカナかるた界、チーム戦初代王者となったろるこ選手といっちー選手。インタビュー中もろるこ選手は「優勝したんだ…」と終始実感がわかない様子でした。
ですが、インタビュー終了後、ロルカナ公式イベントで初の女性優勝者であり、ロルカナかるたクイーンとわかると、
ろるこ「もしかして私って初めての女性優勝者?クイーン?嬉しいー!」
といっそう喜ぶ姿をみせてくれました。

ディズニー・ロルカナ・TCGは誰もが手軽に始められて、ディズニーが織りなす楽しいカードを使い、カジュアルに遊べます。カードを手にしたその瞬間から、あなたはイルミニアの仲間入り。
特にロルカナかるたは、たとえゲームのルールを知らなくても、老若男女問わず誰でも簡単に遊べてエンジョイできる最高の遊び方のひとつです。「攻めがるた」や「囲い手」など競技かるたの経験も生きます。かるた経験者の皆さんも、ぜひ新しいかるたの世界へいらっしゃい。
イルミニアの方もディズニー・ロルカナ・TCGの新しい一面を知るきっかけとなります。一手一手の積み重ねが、1枚1枚の札との出会いが合わさって、未知の世界へのクエストが始まるのです。
さぁ、ロルカナかるたを始めましょう!エンジョイ!ディズニーロルカナ!
チーム戦初代王者となったろるこ選手といっちー選手。その表情は喜びと感動に満ちあふれていました。
ロルカナかるたの増々の繁栄と、お二人の活躍を期待するとともに、今は優勝を喜びましょう。
「ロルカナかるたチャレンジ チーム戦」初代王者はろるこ選手といっちー選手!!おめでとう!!

ライター:富澤 洋平 撮影者:福井 翔