T-SPARK公式サイト

: 完成品合金モデルシリーズ
タカラトミーロボット・メカコンテンツのカッコよさをさまざまなクリエイターのデザインアレンジや新たな解釈を交え、造形美と機能美をテーマに造形アレンジと精密な彩色表現、そして遊びやすさを追求するための機能的なダイキャスト配分を施した完成品合金モデルシリーズ。さらにタカラトミーならではの変形・合体・換装システム・可動性の技術を融合した高いプレイバリューを実現したプロダクト。
造形美と機能美を両立させた新たなるロボ・メカ像を構築する。

シュトゥルムユニットデザインコンセプトスケッチ

アダマスマキナバーサークフューラーをベースに再デザイン。旧モーターライズのキットのバランスから、強襲、格闘をより意識したバランス変更、ディテールの追加を行っている。
このコンセプトをベースにブースター、シールドの可動の検証、
バランス調整を行った。また、旧設定からの頭部のブレードなどのデザイン追加を行った。

ヤクトユニットデザインコンセプトスケッチ

今回初立体化となるヤクトユニットは、かつてデザインだけ存在した旧モーターライズ想定のデザインから可動モデルとして、背中のキャノンを大型化し、より射撃特化のデザインとしている。
同時開発を行ったシュトゥルムユニットからのフィードバックを盛り込んだり、キャノンの延長ギミックを盛り込む過程で、当時のケーニッヒウルフなどをオマージュし、ヘッドギアのようなセンサーを追加した。

シュトゥルムユニットはBF専用に試作された高速戦闘用ユニットである。脚部に装備されたスラスター、バックパックのシュトゥルムブースター、そしてフューラー本体に装備された荷電粒子砲と組み合わせ、陸戦用ゾイドによる電撃戦を目的に開発されたものだ。
完全野生体の闘争本能を武装に転化させ、粒子砲の斉射後残敵に急速接近、左右のエクスブレイカーで叩き斬る。また、追加装備の特殊鋼を使用したアクティブシールドと、増加された装甲により高い防御力を併せ持つ。BFとは完全に運用方法が異なるため、このユニットに換装したBFはシュトゥルムフューラーと呼称された。だが、試作テストの段階でパイロットに著しい負担をかける事が判明、実戦投入は見送られ、同時開発していたヤクトと共に計画は凍結された。その後共和国がライガーゼロのアーマーを独自開発し、野生体の本能を開放したゼロにBFが敗北寸前まで追い込まれたため、この事態に対応すべく再調整とシュトゥルムテュラン生産に伴いCAS計画も再浮上したのだ。その際、一部のエースパイロットの要望に応え極限まで格闘能力を上げるべく、頭部にエクスブレードを追加装備したタイプも少数生産された。

エクスブレイカーならびにシュツルムブースターは開閉ギミックを備える。
様々なポージングを取ることが可能。

シールドの基部は、肩ではなくバックパックから伸びるフレキシブルアーム方式に変更。
これにより上半身と独立したポージングが可能となっている。

シュツルムブースターは、中心部を引き出すことにより連動してブースターが開閉。

シュツルムブースターの基部のジョイントにより
ブースターの角度を自由に変更可能。

シュトゥルムユニットの初期稿をオマージュしたブレード装備ヘッドが付属。
設定通りの頭部も再現可能となっている。

本来荷電粒子砲だけで火力は十分とさたBFに、支援及び拠点攻撃用砲撃兵装をセットしたのがヤクトフューラーである。
1度は作戦目的に対して投入コストが高過ぎる事から開発は凍結されていた。そこへフューラーが共和国のライガーゼロに遅れを取ったという衝撃の事実が飛び込み、フューラーの改良、及びシュトゥルムテュランの開発に伴いヤクトの再検討が行われた。主砲のハイブリッドヴァリアブルキャノンは、レーザーと実体弾、各特種弾頭を撃ち出せる多目的砲。頭部追加装備と連動し、全てのレンジに対応した精密射撃及びステルスキラー能力も備わっている。機体各所にはミサイルポッドを搭載、マルチセンサーヘッドを用いて複数目標を同時ロックオンし、一斉発射で殲滅する。フレキシブルアームに接続されたウェポンシールドで近接戦闘にも対応、搭載された火器や内蔵クローで目標を撃破可能である。砲戦ゾイドとして破格の性能となったヤクトだったが、格闘本能優れる完全野生体をベースとしたBFとそれを乗りこなせるエースパイロットを、戦場で砲撃型に換装して運用する頻度は低いと判断された。最終的にはいくつかの試作型が密かに実戦投入されたに留まっている。