DIVAGP6th

強豪セレクタークイックインタビュー

277名のセレクターが大阪の地に集結したDIVA GP6th。最新セットである「フェゾーネDIVA with電音部」リリースの余波冷めやらぬ中開催されたこのトーナメントに、強者たちはどのような思考で挑んだのか。スイスラウンド序盤の短い時間の中、3名のセレクターがインタビューに応じてくれた。

コーヒー選手(「ディーヴァグランプリ2nd」優勝「ディーヴァグランプリ5th」優勝 「夢限少女杯2022」出場)

  • 「フェゾーネDIVAwith電音部」はディーセレ環境にどのような影響を与えましたか?

「フェゾーネマジック」。特に《フェゾーネマジック・烈火》《フェゾーネマジック・ブラック》の2枚が環境に加わったことにより、これまで攻撃偏重だったディソナ環境において、守りの要素が重要になるのではと感じています。

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・・・以前から環境の中心に位置してきた「ディソナ」は多くの場合においてシグニを使って点要求を行ってきました。ただ、その役割の一部を「フェゾーネマジック」に任せることができるようになりました。結果として《聖天姫 エクシア》に代表される「耐性持ちシグニ」を立たせながら攻撃を通していくことができるようになりました。

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  • なるほど、スペルで相手のシグニを退かせるので、防御を意識したシグニの選択に幅ができた、ということですね。

はい、そうですね。例えるならば、攻撃側に尖っていたデッキどうしで戦っていたのがこれまでとすると、守り側のパラメーターがグッと広がった形と言えるのではないでしょうか。

  • 今日の大会において注目しているカードはありますか?

《羅原姫 H2O》を上手く使えるデッキに注目しています。

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かつて「原子デウス」がソウルを使って面を開ける動きがフェゾーネマジックでできるようになりました。前述の通り、相手の除去に耐性を持たせるシグニを採用する余地が生まれた今、このシグニが再び活躍できるのではないでしょうか。

  • 注目のセレクターを教えて下さい。

地元関西のセレクターである「おうか」選手に注目しています。セレモニー等でもアベレージが高く、注目しています。

  • 最後に、この夏の思い出を教えて下さい。

友人達に富士の樹海に連れていかれたことです。
(編注:河口湖周辺に友人達と旅行に行って楽しまれたそうです。)

おうか選手(「夢限少女杯2022」出場)

  • 「フェゾーネDIVAwith電音部」はディーセレ環境にどのような影響を与えましたか?

《盛夏の成果 アン=サード》が環境に食い込んでくるのではないでしょうか。加えて従来は面を開けるだけだったが、攻撃だけでなく、防御手段の選択もこれまで以上に重要になってきているように感じています

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  • 今日の大会で注目のカードがあれば教えて下さい。

《カオス!chaos!混沌!》このカードが存在しているだけで、ゲーム展開だけでなく、ルリグの選択にも影響を与えていると感じています。

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  • 注目のセレクターを教えて下さい。

「わっく」選手、「純粋に強い」選手だと思っています。

  • 最後に、この夏の思い出を教えて下さい。

今日の大会がこの夏一番の思い出になれるように、頑張ります!

わっく選手(「夢限少女杯2022」出場、「DIVA GP LAS VEGAS」優勝、「GP 3rd」優勝「GP 5th」 ベスト4)

  • 「フェゾーネDIVAwith電音部」はディーセレ環境にどのような影響を与えましたか?

電音部。特に《ちゅーにんぐあっぷ!》が凄い。シャドウ凄い。

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・・・ディソナがまだ強いことに変わりはないが、センタールリグがフェゾーネに差し替わったり、《爆砲 WOLF//ディソナ》を目にする機会が増えたり、まだ結果を残していなくても「思ったりも様々な影響が生まれているな」と感じている。

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  • 今日の大会で注目のカードがあれば教えて下さい。

《羅原姫 H2O》
固い。とにかく固い。書いてある通り、ディソナのシグニでは《羅原姫 H2O》の上から点が取れない。付け加えるならば《聖天姫 エクシア》と異なり、《翠魔姫 バン//ディソナ》も見れる点がポイント

  • 注目のセレクターを教えて下さい。

Skobnx
海外のセレクター。英語版環境だけでなく、日本語版の環境にも詳しい。
固定観念にとらわれずに様々なルリグに可能性を見出しており、柔軟な思考が参考になる。

  • 最後に、この夏の思い出を教えて下さい。

GP LASVEGASの翌日にグランドキャニオン(編注:米国アリゾナ州)でしみずきとキャッキャしたこと。

3人中2名が注目カードとして名前を挙げた《羅原姫 H2O》。かつて環境を支配した「原子デウス」の看板シグニともいえる1枚が再び脚光を浴びることになるのか。トーナメントシーンの今後行方から目が離せない。

タカラトミーモール