【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

盛り上がるオールスター!オールスター環境注目デッキを解説!

キーンコーンカーンコーン。

こんにちは、ウィクロスアカデミーのお時間です。担当講師のウィクロス環境研究学部のシロネコです。

みなさん、『ウィクロス』楽しんでますか?
イベントづくしの9月の『ウィクロス』ですが、今週末には「ウィクロスフェス with 電音部」が開催されます。
ユーザー出展や豪華声優陣によるトークイベント、私の夢限少女イラストも描いてくださった村上ゆいち先生をはじめとしたイラストレーターのサイン会と、もうこれでもかという要素が盛り込まれた激アツイベントとなっています。
なかでも注目は3人チーム戦の「フェゾーネ杯」です。
このチーム戦は、前回の大型イベントである「ウィクロスディソナ祭」にて開催された「DIVS selection 3VS3 TEAM BATTLE ディソナ杯」と同じ形式の大会です。
上位入賞チームにはフェゾーネ杯でしか手に入らない限定カードも配布されるので、熱い戦いが繰り広げられること間違いなしですね。

さて、今回はフェゾーネ杯に向けて今大活躍中の私謹製の原子アロスピルルクのすべてを2000万文字の超大作でお送りしていきます。ではさっそく……

天の声(チガイマス……)

ん?

天の声(アナタノシメイ……オールスターノカイセツ……)

この声……脳に直接……!? う、うああああああああ!

ピカァァァァァ……?(謎の光に包まれるシロネコ)

こんにちは、ウィクロスアカデミーのお時間です。担当講師のウィクロス環境研究学部のシロネコです。

みなさん、『ウィクロス』楽しんでますか?
すっかり10月も近づいてきましたね、気づいたら年末もすぐそこにやってきていて時間とはあっという間に過ぎていくものなのだなと感じています。
さて、10月も9月に引き続きイベント盛りだくさんの『ウィクロス』ですが、今回ピックアップさせていただくのは、
10月8日に愛知県にて開催されるオールスターイベント「大須星(スター)決定戦」です。
公式としては久々のオールスター特別イベントで、豪華景品をかけてオールスターに飢えた猛者たちが集まり熱い戦いが繰り広げられます。
ちなみに私も参加する予定なので今から楽しみです。
ということで今回は大須星決定戦に向けて直近のウィクロスセレモニー入賞デッキをピックアップして紹介&解説していきます。
イベントに参加する方はもちろん、参加はしないけど始めたいという方もぜひ見ていっていただければと思います。

それではやっていきましょう!

注目デッキ紹介&解説

~止めデッキ代表の一角!テクニカルな速攻で相手を翻弄!~

最初にご紹介するのはチームを組んだ《華代・爾彩焔》デッキです。
ライフクラッシュ、デッキ破壊、エナ破壊を活かし早期決着を狙っていくタイプのデッキです。
このデッキの強みはライフを0にしたあとの「多彩な詰めプラン」にあります。
《華代・爾彩焔》《謳金時代》によるライフクラッシュと《ウリス・スケアー》《ウリス・アフリクト》《ウルトラスーパーヒーローズ》によるデッキ破壊で早い段階でライフを0にしてから、さまざまな詰めルートで勝利をつかみます。
主な詰めルートは3つ。

  1. 《西部の銃声》のバーンダメージ
  2. 《対極の選択 タマVSウリス》
  3. 《烈情の割裂》《GO TO the TOP!》によるエナ破壊

まず花代の代名詞ともいえる《西部の銃声》による詰めです。
これで決めるのが一番安全度が高いので、まずはここから狙っていきたいです。
しかし、《セレクト・ハッピー5》《ぶりっつあーや!》などに止められてしまうため、相手のアーツをしっかり使わせたあとか、相手のデッキに入っていないことが確認できてからの使用になります。

WX11-042

2つ目の《対極の選択 タマVSウリス》については相手のライフが0の状態であればルリグアタックを必ず2回できるため、相手は毎ターンサーバントを2枚以上用意するか《アイスフレイム・シュート》のようなルリグアタックされないようなアーツを使う必要があります。

WXK11-006

3つ目はエナを《烈情の割裂》《GO TO the TOP!》で一気に削ることでシグニで詰めに行けるようにするルートです。
合わせて使用すればエナを1まで削ることもできるので《炎のタマ》が入っていないデッキは一気に防御が難しくなってきます。
エナを使わない防御として採用されがちなキーについては《時雨の調 ゆきめ》で効果を消して攻めることができるため、エナを使わずに防御できる能力を持たないルリグはシグニアタックで詰められることもよくあります。

PR-053 WXDi-P01-001

この3つの詰めプランのうち対戦相手はすべてに対応しなければならないため、苦しい戦いを強いられます。
また、華代のもう一つ強力なポイントとして「アーツの読みにくさ」があります。
どのプレイヤーも今までの結果を見る限りキーの構成は同じなのですが、1枠のアーツに個性が出ています。
今回は《謳金時代》ですが、相手の速攻や長期戦に対応できるようにした《炎のタマ》や小回りの利く《セレクト・ハッピー5》などそれぞれタイプの異なったアーツが採用されているため、とにかく的が絞りにくく対戦している側はやりづらいです。
華代と対戦するときは上記のすべてを考慮に入れつつ相手の動きでアーツを推測していくことが重要になってきそうです。

~ルリグデッキの選択で柔軟な対応を~

2つ目は大須星決定戦の会場にもなっているホビーステーション名古屋大須店のウィクロスセレモニーからグズ子の紹介です。
3か月前の講義でもグズ子は紹介したのですが、復習がてらざっくりと特徴をさらっていきます。

グズ子の強みは「すべてが高水準にまとまっている」ことです。
黒遊具シグニたちの序盤からの連続アタックは、オールスターの中でも強力な部類であるにもかかわらず、0エナでリソースを回収しながら複数面バニッシュできる《グレイブ・ディガー》や盤面にシグニを展開しながら防御できる《フーリッシュ・マイアズマ》、バニッシュではなくトラッシュ効果を持つ《悲劇の駄姫 グズ子》と攻撃面・防御面の両面で優秀なカードがそろっています。

WD22-011-G WXEX2-27

今回紹介するのはそんなグズ子に《ぶりっつあーや!》を採用したデッキです。前回は《カーニバル -K-》を採用した型を紹介したのでこの2種のキーの違いにスポットライトを当てていきます。
《カーニバル -K-》の強みは《死之遊姫 アタリナシ》を低レベルの段階から活用することで《偉智の遊 *ハッカドール1号*》《丹乃遊 ≡ハッカドール2号≡》を展開、しっかりとライフキープしてロングゲームを目指せることにあります。

WXK04-005

対して《ぶりっつあーや!》の強みは「搦め手に強い」点です。
スペルを無効にする効果が特に強力で《エニグマ・オーラ》《アーク・オーラ》《西部の銃声》といった強力なスペルを複数回止められます。
また、自身のレベルが相手のルリグより低いときにアタックフェイズにアンロックできる効果はアンの強力なシグニである《不可解な誇超 コンテンポラ》を1回除去できたりと小回りの利く使い方ができます。
その反面、ライフキープの能力は《カーニバル -K-》に劣るため、耐久が得意なデッキ相手には競り負けてしまうこともあります。

WXK08-005

とはいえ《カーニバル -K-》を採用した型と比較して耐久力が低いというだけなので《ぶりっつあーや!》を採用しても並大抵のルリグよりは耐久力はあります。
そのため、周りの環境に合わせて型を選ぶことが重要になってきます。使い分けさえできればかなり安定した勝率が出せるのではないかと思います。

~耐えて耐えて理想の追加ターンへ~

3つ目は《創世の巫女 マユ》にグロウするタイプのタマデッキです。
このデッキの特徴はやはり「天使シグニ×追加ターンの押し込み能力」です。
《先駆の大天使 アークゲイン》を筆頭にさまざまな効果の天使シグニを駆使して攻めていき、追加ターンでとどめまで行けるタイミングをうかがっていきます。
《先駆の大天使 アークゲイン》は攻めだけでなく防御にも役立つので、《先駆の大天使 アークゲイン》をうまく守りながら少ない防御でコスパよくターンを稼いでいきます。

WX02-021

ターンが経過すればするほど攻めることができる回数も増えていき、相手にアーツを使わせられるので《創世の巫女 マユ》の追加ターンによる勝ちがぐっと近づきます。
また、追加ターンだけではないのが《創世の巫女 マユ》です。それは《創世の巫女 マユ》の追加ターンに使うエクシードコストを《ぶりっつあーや!》の防御およびスペル無効に回すことができる点です。
追加ターンが必要ないシーンや逆に防御が必要となる場面で柔軟にエクシードコストの使い先を選ぶことができ、幅広いゲームを展開できます。

WX05-001

大須星決定戦注目ルリグピックアップ

次に、直近のウィクロスセレモニーでは入賞していませんでしたが個人的に注目しているルリグを紹介していきます。
注目ルリグはずばり「アン」です。
《精華の清歌 アン・フィフス》の効果がとにかく優秀で使いやすい効果のため、各地からセレクターが集まり流行が読みにくい環境のイベントの際は使用者が多い印象があります。

WXEX2-17

主な構築としては《アロス&コードピルルク KEY》でルリグアタックをシャットアウトしながら《不可解な誇超 コンテンポラ》をはじめとした除去されにくいシグニを展開しゲームを伸ばして勝ちに行くタイプが大多数を占めそうです。
そのほかには《天佑神助》のライフ回復と《繚乱する花束 アルフォウVSハイティ》を組み合わせて相手に対抗策がない場合負けない動きができるタイプがあります。
アンを対策していないルリグはシグニの強力な耐性とルリグの高い防御力により相当な苦戦を強いられるので、自分のデッキを見直して勝ち筋は存在するかなどを一度確認してみてもいいかもしれませんね。

フェゾーネDIVA with 電音部で活躍するカードとは?

最後に新パックの「フェゾーネDIVA with 電音部」からオールスターでの活躍が期待されるカードについて紹介していきます。

①カオス!chaos!混沌!

WXDi-P14-005

前述した華代のような低レベルルリグでの採用にはなりますが、オールスター級のカードです。
デッキ破壊をしながらシグニをトラッシュから回収できるためかなりの攻撃力です。華代を例に挙げると、回収した3枚をそのまま華代のバーニングのコストにしてもいいですし、無理やり使ってしまった手札リソースを回収しなおしたりできるため、黒コストの捻出がそこまで困らないデッキであれば採用する価値は十分あります。

②盛夏の成果 アン=サード

WXDi-P14-008

アンのレベル3に新しい選択肢が生まれました。
コインが獲得できる《桜花の謳歌 アン=サード》やゲーム1能力が火力補助になっている《結団の決断 アン=サード》と比較すると地味に見えてしまいますが、シャドウの範囲がレベル3以上と意外と広いので防御性能で見たときに採用の余地はありそうです。
アンはそこまで序盤に攻める必要はないので、防御に特化していくのも一つの形です。今はまだ採用された構築は確認されていませんが、近いうちに出てくるのではないかと考えています。

終わりに

今回は大須星決定戦に向けてオールスター環境に関する講義でした。私も参加予定で今から楽しみです。
また、ディーヴァグランプリ7thでもオールスターの64名で開催されるイベントが先日発表されましたね。

オールスターセレモニーが開催される店舗も少しずつ増えてきていますので、今回のイベントに参加されない方も興味があればぜひ参加してみてください。
群雄割拠のオールスター環境、いったい誰が栄冠を手にするのか……。すごく楽しみですね。

本日の講義はここまで。また次回の講義でお会いしましょう。

タカラトミーモール