【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

新ルリグ参戦!フェゾーネマジックの強みを理解しよう!

こんにちは、今週もウィクロスアカデミーのお時間がやってまいりました。
担当講師のシロネコです。
本講義は7月29日(土)発売の「フェゾーネ DIVA with 電音部」に
収録されているカードに関する講義です。
普段は各レギュレーションの環境について研究していますが、
新カード解説学科の講師がウィクロスのやりすぎでひざを痛めてしまったため、
代わりに私が担当いたします。
久々の新カード解説となりますが、
研究者としてどこに出しても恥ずかしくないような内容となっていますので、
参考にしていただければと思います。

さて、今回私が解説を担当させていただくカードは
「新センタールリグ・アシストルリグ」になります。
共通システム「フェゾーネマジック」や優秀なアシストルリグについて
細かく解説していきますので、最後まで見て行ってください。

それではやっていきましょう!

新センタールリグ解説の前に――
フェゾーネマジックってなに??

まずは新センタールリグの解説……の前に今弾初登場の全ルリグ共通システム・フェゾーネマジックについて見ていきます。
フェゾーネマジックとはルリグデッキに加えられる全5種のスペルで、エクシード4を支払うことで2枚獲得できるカードになります。
バニッシュやリソース補強といった優秀な効果がそれぞれについていてその時々の状況によったカード選択が重要になる効果です。
次は各フェゾーネマジックについて見ていきます。

《フェゾーネマジック・ホワイト》

WXDi-P14-TK01

1エナでサーバントを回収できるスペルです。
相手が手札破壊してこないタイプのデッキのときに1ターン耐えられる可能性が跳ね上がるので積極的に加えていきたいです。
今まではサーバントを回収するためにはデッキに白を多めに採用したり、コストが重めのピースなどを入れたりといった必要がありました。
ですが、このスペルによって構築の自由度も相当に上がりました。
余談ですが、あまりにも軽いコストでサーバントを回収できるので四度見しました。

《フェゾーネマジック・烈火》

WXDi-P14-TK02

1エナでパワー12000以下のシグニをバニッシュするスペルです。
シグニのほとんどはパワー12000以下のため、ひとまずこれを獲得することになりそうです。
シグニの効果に頼ることなくシグニ除去ができるため一方的に耐久力の高いシグニを立てながら攻めることができます。

《フェゾーネマジック・BLUE》

WXDi-P14-TK03

3枚ドローして2枚捨てるスペルです。
0コストで手札を1枚増やすことができますが上記の2枚に比べるとただのドローとして使うには少し見劣りしてしまう印象です。
やはり注目するべきは「カードを捨てられる」という点でしょう。
後述する《アロス・ピルルク kl》《大幻蟲 アロス・ピルルク//メモリア》といった手札を捨てることにメリットが生じるカードを取り入れることでその真価を発揮します。

《フェゾーネマジック・深緑》

WXDi-P14-TK04

エナチャージ+エナからシグニを場に出すスペルです。
エナから出すシグニを状況に応じて変えられるので、攻防どちらも貢献してくれます。
エナから盤面出しをせずにエナチャージのみをすることもできるので、エナリソース管理も少し楽になります。
また《幻獣神 オサギツネ》なども組みあわせるとエナチャージをする恩恵をより受けられます。

《フェゾーネマジック・ブラック》

WXDi-P14-TK05

シグニのパワーを8000マイナスするスペルです。
0コストで大体のレベル2以下をバニッシュできるほか、ほかのカードのパワーマイナスと組み合わせればレベル3シグニのバニッシュまで狙えます。
単体で十分除去として機能するので、困ったら《フェゾーネマジック・烈火》と合わせて加えておけば無難に戦えます。

フェゾーネマジックの強みについて

フェゾーネマジックの強みとして挙げられるポイントは以下の2つです。

  1. 加えるタイミングが3ターン目以降
  2. スペルである点
加えるタイミングが3ターン目以降

ディーセレは3~5ターンの間でゲームが行われます。
フェゾーネマジックは折り返しの3ターン目に獲得可能で、状況次第に合わせたカードを選べます。
耐久ができそうなときはサーバントを回収したり、手札が足りないときはドローやエナ回収というように、あとから選んでいけるのは今までにない優秀なポイントです。

スペルである点

スペルを使うことでメリットのあるシグニがいます。
例えば《コードハート ピルルクAPEX//メモリア》であればパワーマイナスができますし、《コードアート ララ・ルー//ディソナ》はエナ破壊を行えます。
これらはスペルを使えないと十分に効果を発揮できないので、これまではメインデッキにシグニの効果を発動できるように多めにスペルを入れる必要がありました。
ですが、本弾のフェゾーネマジックによってメインデッキ内のスペルを減らせるようになりました。


上記の強みを理解することで、これから紹介するルリグのデッキを作る際の幅が一気に広がっていきます。

センタールリグ紹介

長々とフェゾーネマジックについて解説してきましたが、ここからは新センタールリグについて解説していきます。

《炎泳華 遊月・燦》

WXDi-P14-006

出現時に自分のライフをクラッシュし相手のライフクロスをトラッシュに送るという大味なテキストを持っています。
ライフという非常に重いコストを支払う必要がありますが、相手のライフをトラッシュに置けるので攻めという観点ではかなりの凶悪な効果になります。
起動能力はこちらのライフクロスが2枚以下という条件はありますが、赤のシグニにアサシン付与という優秀な攻め手段となっています。
アサシンに対して有効な《幻水姫 シィラ》《フェゾーネマジック・烈火》でバニッシュできるので、遊月のアサシン付与を捌くのは工夫が必要でしょう。
なお、起動効果の条件が少し厳しめなので遊月側も工夫が必要になってきます。
具体的には減ったライフを後から増やせる《ウリス・オーラ》などが相性がいいです。

《アロス・ピルルク kl》

WXDi-P14-007

自分のターンに手札を捨てることで1枚ドローする、リソースの損をごまかしながら戦うことができるルリグです。
その反面、起動能力には手札を3枚捨ててパワーマイナス10000という、少し重めのコストが必要な能力となっています。
アロス・ピルルクを使うときは、このドロー効果と捨てる効果をバランスよく使うことが重要となってきます。
《大幻蟲 アロス・ピルルク//ディソナ》《大幻蟲 アロス・ピルルク//メモリア》などの手札を捨てたときに効果が発動するタイプのカードを厚く採用することで、カードを捨てることに意味を持たせられます。
手札が少なくルリグのマイナス効果を使いづらい状況などは《大幻蟲 アロス・ピルルク//メモリア》《小砲 バクチク//ディソナ》を組み合わせてバニッシュしながらリソース形成したり、《フェゾーネマジック・BLUE》などで手札を増やしながら攻めるといいでしょう。
青ルリグの中では攻めの能力が高いルリグなので上手に生かせれば唯一無二の青ルリグとなれるポテンシャルを秘めています。

《成夏の成果 アン=サード》

WXDi-P14-008

メインフェイズの開始時にシグニを回収できる能力を持っています。
この「メインフェイズ開始時」という回収タイミングが重要でこのルリグの強さの根幹とも言える部分です。
メインフェイズ開始時にシグニを回収する強みは、「そのターンの盤面形成」に大きく貢献できる点です。
従来のエナからのシグニ回収はアタックフェイズ開始時やアタック時が多く、「次のターン」の盤面に繋がるカードが多かったのですが、アンは回収したシグニをすぐに場に出せるので、従来のような次のターンのために回収したシグニを手札破壊によってトラッシュに置かれてしまう心配もありません。
また、場にいたシグニをエナチャージして回収することで出現時効果を再度使うこともでき、相当な活躍が見込める効果となっています。
起動能力はレベル3以上と限定的ではありますがシャドウを付与することができます。
パワーの高いシグニに付与することで相手の攻めの要求値を上げることができます。《翠美姫 コンテンポラ》が特に相性が良く、《翠美姫 コンテンポラ》自身の能力と合わせて強力な耐久盤面を作れます。
防御主体の効果ではありますが、フェゾーネマジックやエナ回収効果を工夫して効果的に攻めていけるようにすると安定した試合を目指せます。

《熱狂の閻魔 ウリス》

WXDi-P14-009

ほかの新ルリグと比較して大分マイルドに見えますが、小回りの利く性能となっています。
自動能力は相手のシグニのパワーが0になったとき追加でほかのシグニのパワーを5000マイナスできる効果です。
これは相手のレベル3のシグニをマイナスでバニッシュすることで、追加でレベル1~2のシグニをバニッシュできたり、反対にレベル1シグニを軽いマイナスでバニッシュすることでレベル3以下のシグニのパワーを5000マイナスし、バニッシュしやすくさせたりするなど、状況によって使い方を変えられる柔軟性のある能力となっています。
出現時能力はお互いのデッキを5枚トラッシュに置く能力。
出現時に発動してしまうので《聖魔 プルソン》のような、自分のデッキがトラッシュに送られたときに発動する効果とは組み合わせにくいですが、《DEATH DECK》といった自分のトラッシュの枚数を参照する効果を発動させやすいです。
また、相手のデッキを5枚トラッシュに送れる点も強力で、ピースなどを組み合わせてゲーム中にリフレッシュさせることも十分可能なラインになってきます。
上記の効果をうまく使うためには、手札破壊ギミックを取り入れていくとウリスの効果をより強く使えると思います。
手札破壊で相手の手札の質を落とせば盤面のパワーを下げられる可能性があり、《フェゾーネマジック・ブラック》やウリスの自動能力などでコスパ良く攻めることができます。

《憧憬へ前進 アキノ》

WXDi-P14-071

電音部シグニたちとの相性がいいルリグです。
自動能力はアタックフェイズに電音部のシグニが場にいあれば毎ターン1枚ドローできる能力。
こちらはゲームが長引けばそのぶんリソースを稼ぐことができるので、長期戦になればなるほど有利にゲームを進めることができます。
起動能力は電音部シグニのパワーを3000上げる効果。
優秀なポイントとしては対戦相手のターン終了時までであるところ。
パワーが10000以上の電音部シグニを対象にすることで《フェゾーネマジック・烈火》のバニッシュ範囲から逃れたり、低レベルの電音部シグニを対象として相手の低レベルシグニからのバニッシュを避けたりといったことができます。
また、《電音部 茅野ふたば》をパワー上昇させることで手札とエナを増やすことができたりと使い勝手の良い効果となっています。
《フェゾーネマジック・ホワイト》でサーバントを回収しながらリソース確保を徹底して長期戦を狙っていく、というのが基本的な流れになりそうです。
現時点で未公開の多い電音部ですが、まだまだ成長の可能性を秘めていると考えると今からワクワクしてきますね。

アシストルリグ紹介

最後にアシストルリグについて解説していきます。
「フェゾーネ DIVA with 電音部」では実戦レベルのアシストルリグが多く登場しますので必ずチェックしておくようにしましょう。

ミルルン

レベル1には、スペルを捨てることができれば実戦でもよく見かけるドローアシスト《マドカ//フロート》《エクスエコー》と同じドロー効率を誇る《ミルルン☆ウェルカム》と青ルリグ初のレベル2以下をバニッシュできる《ミルルン☆スラッシュ》が登場。
ドローアシストとして採用されがちな青アシストルリグですが、新しい選択肢として活躍してくれそうです。

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レベル2も優秀なルリグがそろっています。まずは0コストで相手のシグニを1枚ダウンさせ、スペルを使用していれば代わりにバニッシュできる《ミルルン☆スレトゥン》
通常のスペルはもちろん、フェゾーネマジックによってスペルを発動する機会は増えてくるので、バニッシュとして使用できるタイミングは多くなってきます。
《ミルルン☆キャッチ》はシグニを2枚ダウンさせながら1エナ追加コストを支払うことでランダム手札破壊ができます。
守りながら相手のサーバントを落としたり、次のターンの攻めの札を削ったりできるのは地味ながら強力です。
そして私が特に注目しているのが《ミルルン☆フラッシュ》です。
条件はあるものの、うまくいけばリフレッシュを避けながら複数面のダウンを狙うことができるため、シグニの種類が多いデッキであればしっかりと活躍してくれるルリグです。

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ママ

レベル1にはどちらも緑では初となるレベル2以上バニッシュの《ママ アタック》とコインを獲得できる《ママ ハッピー》が登場。

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レベル2には相手の攻撃をけん制できる《ママ カンニング》、状況に応じてコストを使い分けることができ、最大でシグニアタックを2回分とルリグアタック1回分を防げる《ママ ディフェンス》や、リフレッシュを避けながらライフを増やすことができる《ママ お片付け》とどれも活躍できそうな使いやすいルリグが揃っています。
特に《ママ お片付け》は今までリフレッシュを避けるために《イノセントバトル》などのピースの枠を使わずに済むという点がこれからの環境などに大きな影響を与えることになりそうです。

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グズ子

黒ルリグではおなじみの回収アシスト《グズ子~クライ~》と、黒ルリグ初のコイン獲得アシストルリグの《グズ子~ハプニング~》が登場します。
特にレベル1をバニッシュする効果としてはデッキ破壊の《ウリス・スケアー》や回収効果を持った《マキナウィングスラッシュ》などいますがコインを使う構築であれば優秀な選択肢となってきます。

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レベル2については軽いグロウコストのルリグが揃っています。
《グズ子~アピール~》はメインフェイズにのみグロウできるアシストルリグでパワーマイナスと盤面形成を同時にできます。《グズ子~ダブルピース~》はこちらの場のシグニをトラッシュする必要はありますがパワー関係なくバニッシュできます。
追加エナを支払えばシグニを回収できるのも嬉しいポイントです。
そして、グズ子アシストの中でも強力なルリグが《グズ子~サドネス~》です。
序盤から防御として使いやすく、《コードメイズ シンフォーズ》を採用していれば2点以上の防御が見込めます。
レベル3になった後も《幻水姫 シィラ》《聖天姫 アークゲイン》といった耐性シグニを活用することで確実に防御できます。
注意点はデッキの中に入っていないと効果を十分に使うことができないので、出したいシグニに枠を多めに取ったり、デッキにカードを戻したりする工夫が必要です。

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終わりに

いかがでしたか?
本日は新システムフェゾーネマジックを中心に新センタールリグとアシストルリグの解説をしました。デッキを作る時に困ったら復習がてら本講義をまた見ていただければと思います。
ということで今回はここまで、次回は「ウィクロスアスリート養成論~栄養学編~」でお会いしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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