【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー迫る「FORTH SELECTOR」発売! 前弾から登場したルリグたちの新たな力となるシグニを紹介
みなさん、明けましておめでとうございます。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
正月気分も抜け始めてる時期ですが、まだ1月の始めでもありますので挨拶をさせていただきました、ウルズです。
さて今回は、どんどん紹介されている「FORTH SELECTOR」のカードたち。その中でも「REVERSAL SELECTOR」から登場した「リメンバ」「ちより」「エルドラ」「アン」「アルフォウ」たちに対応しているSRシグニたちを紹介したいと思います。
対応していると書きましたが、効果の条件が緩く、汎用性のあるシグニも公開されています。なので、前弾のルリグたち以外を考えてる人たちもぜひ参考にしてみてください。
さて、挨拶もこの辺にして早速本編に行ってみましょう!
流行りの耐久性能をもった<宇宙>シグニが登場! 自己完結された能力に注目。
まずは白のレベル3<宇宙>シグニから紹介。
最近流行りの場を離れた時に下級を出す効果を持っています。似た効果を持つ《羅植姫 ジャックビーンズ》や《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》とは微妙に異なり、相手ターン限定で、フェイズ、種族の指定が無いといった制約と、デッキトップのレベル1指定という違いになっています。一見するとトップ固定の手間がかかるように見えますが、自身の出現時効果でデッキトップを固定することが可能。よって、かなり自己完結してるシグニになっているのでないでしょうか。
宇宙軸でデッキを構築する「リメンバ」においては、トップ固定戦術の関係で無理なく採用できるのはもちろんのこと、《占星術の巫女 リメンバ・ドウン》では使いにくかった《セイクリッド・フォース》が使いやすくなるという強みもあります。
手札補充効果を使うと固定したトップを下に戻す事になっていましたが、《羅星姫 マゼラン》の出現時でもう一度固定ができるので、その弱点を緩和。一応、《羅星 スペースデブリ》でもその動きはできてはいました。しかし、終盤でレベル1を出してもリムーブする展開が殆どなので、レベル3かつ盤面に残って強いシグニがこの効果を持ってると動きやすさが大きく変わるでしょう。
場に出すレベル1としては同じ<宇宙>である《羅星 ベレニケ》や他クラスですが、《羅石 ヘソナイト》といった、除去された時に効果があるシグニを仕込めると理想。変わったところでは【出現時効果】が発動しないことを利用して、《翠魔 オロバス》といったデメリット持ちシグニを出してみるのもおもしろいかもしれません。
ここまで、場に出す効果に注目してきましたが、手札に加える選択もできるので、出現時効果と合わせて手札補充としても活躍することができるでしょう。
総じて「リメンバ」に新しい戦術を与えつつ、自己完結している所から、他のルリグでも活躍ができる可能性があるシグニになっています。
高パワー? バニッシュ耐性? ライフクロスに埋め込んじゃえば関係ないよね!! 新規赤<トリック>
続いてはかなりおもしろい効果を持った<トリック>のSRシグニを紹介していきましょう。
相手シグニをライフクロスに加えるという、新しい能力を持って登場。パワーに関係ない除去かつ、一部の耐性を持つシグニにも有効。バニッシュが多く、高パワーのシグニがキツイ赤にとってはかなり貴重な効果になっています。
ライフクロスに加えた後に【ダブルクラッシュ】を得るので、最終的に残るライフクロスは変わりません。また、アタックフェイズ中に【ダブルクラッシュ】を得るという珍しい効果なので、《羅輝石 アレキサンドライト》の効果をアタックフェイズに発動が可能。さらに《インフィニット・フォース》の起き上がり効果を与えることで、発動タイミングが同じ効果の処理で【ダブルクラッシュ】を2回叩き込めるなど、かなり奇抜な戦術が取れたりします。
しかし、ライフクロスに加える関係でライフバースト持ちシグニには使いづらいという弱点も存在。デッキのエースとなるシグニたちが非バーストに固まっているので、使える機会はあると思いますが注意が必要です。
<トリック>ということで、「ちより」視点で紹介もしていきましょう。
まず、数少ない打点持ち<トリック>シグニとして、活躍が考えられます。また、【マジックボックス】が必要ない効果を持つこのシグニをあらかじめ仕込んでおけば、《ちより 第三章》の【自動効果】で【マジックボックス】をシグニとして出す際、2体以上出すと【マジックボックス】がない盤面が存在していた弱点も緩和することができるでしょう。
一方、その【マジックボックス】に依存しない関係で、《ちより 最終章》のゲーム1効果との相性がイマイチなので、そこは気を付けたいところです。
今までにない効果と、バースト持ち打点効果ということで、「ちより」以外にも赤エナを作れるデッキの打点要員としての汎用性を持った赤シグニとなっています。
手札補充と打点の両方をこなす大きな<水獣>が登場!
青ということで<水獣>のSRシグニも登場します。
手札補充と打点効果を持って登場。
水獣シグニで打点効果を持った上級シグニがまず貴重なので、この効果はかなり嬉しいのではないでしょうか。また、このシグニだけで手札補充と打点を持っているので、やれることが多いシグニとして活躍が期待できます。
しかし、アタック時効果なのがなかなかに難しく、《聖天姫 エクシア》でこのシグニのアタックを止められないという強みはありますが、手札補充で使いたい時にこのシグニを止められてしまうと苦しい展開になることも。
また、やれることが多いからかパワーが10000になってるので《大幻蟲 ベル・クリケット》も天敵になるでしょう。
メイン除去が少ない「エルドラ」にとって厄介になるかもしれません。
幸い、《エルドラ×マークⅢ BURST》は防御効果を持っています。なので、時には打点にならない面に置いて手札補充をし、リソースを構えてゆっくり戦うのも悪くないかもしれません。
また、役割が多い他にもライフバーストが2面ダウンという強力なものになっています。これにより、デッキ内のライフバーストが強くなることに加え、《エルドラ×マークⅣ FINAL》のゲーム1能力の価値が高くなりました。
手札コストに青のカードを指定してる関係上、汎用性は高くはありません。しかし、青デッキに必要な効果をちゃんと持ったシグニになっています。手札枚数をうまくコントロールし、活躍させていきたいですね。
貴重な<美巧>シグニの打点持ち! 綺麗に使いこなして勝利の叫びをあげろ。
どんどんいきましょう。緑の<美巧>からはこのカードが登場。
<美巧>らしいパワーパンプ効果に加えて、貴重な打点効果持ちシグニ。
コストはそれなりにかかるものの、《翠美 エッチング》や《紅美 トウロウ》のようにダウンする必要がない打点効果はかなり貴重。<美巧>には《翠美姫 スイボク》という【シャドウ(レベル3以上のシグニ)】を付与し、ライフバーストも回避できるシグニがいるので、攻めが強くなることに対する恩恵はかなり大きくなります。
同じパワーのシグニしかエナに送れない関係で、さまざまなパワーのシグニを採用する必要があることには気を付けましょう。また、パワーがあまりにも高いシグニには無力なので、そのようなシグニは、同じ緑のアーツである《剣戟森森》や《温故知新》で除去。「アン」であれば《回想の階層 アン=サード》の自動効果や《正調の成長 アン=フォース》で除去をしていきましょう。
パワーパンプ効果は、自分をパンプしないところには注意が必要ですが、《翠美 テンペラ》といった下級シグニをパワーパンプすることで【シャドウ】対策の《翠魔姫 バン//ディソナ》の対象を下級に移せるといった小テクが使えたりします。
コスト面に注目しても、緑1無1に加え、戻す対象に指定が無いため汎用性も十分にあります。よって、「アン」だけでなく、緑のバースト有り汎用アタッカーとしても多くのデッキで活躍が見込めるシグニになっているのではないでしょうか。
相手のデッキを大量に削れる悪魔シグニの登場! リフレッシュへ一気に持ちこめ!!
最後に黒の<悪魔>シグニにも注目していきましょう。
【エナチャージ】とデッキ削りの能力を持ったシグニ。
【エナチャージ】をする効果はリフレッシュが条件。ゲームを通してのリフレッシュは多くても両プレイヤー合計2回ぐらいしかないので、発動する機会はあまりないかもしれません。そして、もうひとつの効果はデッキを削る効果。削れる枚数は自分のデッキ上から落としたシグニレベルに依存するので不確定ではありますが、《凶魔姫 メツメ》や《羅菌 オリゼル//ディソナ》よりも大量に削れるチャンスがあります。この効果でデッキを削ることで【エナチャージ】能力の発動もできるので、積極的に狙って行きたいですね。
自分のデッキを削るので《黒想の花嫁 アルフォウ》の自動効果も狙えますが、残り枚数が少なくなることにも注意が必要。新しく登場する《黒愛の花嫁 アルフォウ》で採用すれば、出現時のデッキ削りでリフレッシュが狙えるのに加え、自分のデッキ枚数が増えるので、効果の発動も安定することでしょう。《凶魔姫 ラーヴァナ》が打点効果を持ってないので、《黒愛の花嫁 アルフォウ》のゲーム1効果の全体マイナス効果が光るのも相性のよさを感じます。
レベル参照効果の関係で、デッキのレベルバランスやスペルの採用などを考える必要がありますが、このシグニも種族や色の指定がありません。なので、バースト枠のデッキ削り要員として活躍することも可能です。
ぜひいろいろと試してみてください。
おわりに
以上、各カードの紹介でした。
「リメンバ」「ちより」「エルドラ」「アン」「アルフォウ」をそれぞれ強化しつつ、レベル4との相性が良かったり、他のデッキでも活躍できる汎用性があったりとかなりおもしろいカードたちがそろっています。ぜひ皆さんもさまざまなルリグでの構築を考えてみてください。
以上、ウルズのアカデミーでした。またどこかで〜!
























