【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー「WIXOSS CEREMONY HYPER」環境考察
みなさん、お久しぶりです。
最近急に冷えてきておなかの調子があまり良くないおうかです。
みなさんも体調にはお気を付けください。
さて、今回は「WIXOSS CEREMONY HYPER」直前恒例の環境考察となります。「ディーヴァグランプリ2025 SUMMER」やディーヴァセレクション初「繭の部屋」の施工などさまざまなことがあり、環境もいろいろと変化してきました。このような環境の変化やチーム戦ならではの戦術なども踏まえて紹介していきますので、「WIXOSS CEREMONY HYPER」参加予定の方はぜひ参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
「ディーヴァグランプリ2025 SUMMER」環境おさらい
まずは「ディーヴァグランプリ2025 SUMMER」環境のおさらいをしていきます。
どういったデッキタイプが多く、その中でどのようなデッキが勝ち進んだのか見ていきましょう。
「ディーヴァグランプリ2025 SUMMER」で優勝を飾ったこのデッキタイプを無視することはできないでしょう。ルリグのレベルを1で止めるまさかの1止めで優勝したことから注目を集め、《Calm before the gong》を組み込んださまざまなデッキタイプが開発されるほど爆発的に使用者が増えました。実際、《サーバント #》が4枚しか無いディーヴァセレクションにおいて、ルリグによる3点は非常に強力な攻撃手段となります。《アーク・ライト・オーラ》なども組み込んだ攻撃は非常に強力なため、対策は必須となります。
ルリグのレベルを1で止めるのであれば、「ママ」と「あや」の2ルリグがコインの保有枚数的には適していますが、チーム戦においては2までグロウしたり、ルリグを変えることで3人の《Calm before the gong》チームなんかも組めてしまうため、特に警戒しておいた方が良いと思います。
「ディーヴァグランプリ2025 SUMMER」上位入賞した中でも多くデッキが採用していた、これらライフクロスをクラッシュするカードたち。これらを組み込んだデッキタイプは決して無視できないでしょう。アーツだけで大量にライフクロスをクラッシュすることができるようになったことで、強力な詰め手段を持つルリグ全般が大幅に強化されることとなりました。
特に上記のようなルリグは大量にライフクロスをクラッシュした後に相手のエナをすべて無くしてしまうことも可能なため、アーツを使用することもできず敗北してしまう事もあります。チーム戦でも同じチーム内に同タイプのデッキがいる可能性があるため、しっかり対策しなければなりません。
<ブルアカ>のシグニを主体として戦うブルアカ軸や青や白のシグニで盤面強度をあげながら着実に相手のリソースを奪う青白軸などがあります。最近は《ミラクル・チャージング》や《アズール・ウィッシュ》などを採用して《参上 緑姫》などのショットデッキに対応した型をよく見かけますが、他のデッキタイプにもしっかり勝っているため、基盤の強さが伺えますね。先ほどまで挙げていたライフクロスを大量にクラッシュしてショットするデッキタイプとはまったく異なる戦法をとるため、注意が必要であると同時に対策も難しいデッキタイプとなります。
「繭の部屋」施工後の環境
さて続いては「ディーヴァグランプリ2025 SUMMER」後に施工された「繭の部屋」の影響を見ていきましょう。
【繭の部屋】2枚制限カード9月16日より上記のカードはデッキに2枚までしか入れることができなくなりました。ディーヴァセレクションでこのような施行は初であり、驚いた方も多いのではないでしょうか。1年以上環境を支配し続けていたあきらひとえ環境にメスが入った形となりますが、「あきら」「ひとえ」はどのように変化していったのでしょうか。
「繭の部屋」の施行後に環境から姿を消すことになるかと思いきや、大会シーンではまだまだ上位入賞し続けていました。《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》の代わりに《コードハート ピルルクAPEX//メモリア》を入れてリペアしている型が多いですが、《壱ノ遊 カゲエ》によって《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》を使いまわせることから、「繭の部屋」施行前とほとんど遜色なく戦えているのが大きな要因でしょう。若干のパワーダウンはありますが、チーム戦であれば選択肢として上がってきても不思議ではありません。
こちらも「あきら」同様に「繭の部屋」の施行後でもしっかり上位入賞しています。《羅植姫 フラスタ》や《羅植 サイネリア》によって、エナの《羅植姫 ジャックビーンズ》を何度も場に出せるため、「繭の部屋」施行前とほとんど遜色なく戦えていることが大きな要因でしょう。また、持前のカードパワーとエナを増やせる特性から環境的にも立ち位置が良く、苦手としていた「あきら」が若干パワーダウンしたことも追い風となって、むしろいきいきしているようにすら感じますね。
チーム戦環境を生き抜くには
ここまで環境的に多そうなデッキタイプを紹介してきましたが、これらのデッキを相手にどのような対策が必要となるか考えていきましょう。
上記のアーツはおもに《Calm before the gong》対策用のカードとなります。このカードを使用した次のターンは《Calm before the gong》で点を取ることができなくなるため、ほぼ確実に1ターンの猶予を作ることができます。しかし、1ターンの猶予を貰った後でしっかり相手を倒しきるほどの攻撃力も同時に必要となるため、それらを意識してデッキを組む必要がある点には注意しましょう。
上記のルリグはゲーム1能力によってアーツ1枚をコストとする必要があるため、こういったメタアーツを思い切って採用してもしっかり戦えるので、環境デッキに抗うために上記ルリグを考えてみても良いかもしれませんね。
続いては主に《参上 緑姫》対策となるアーツです。《参上 緑姫》は相手のライフクロスを大量にクラッシュした後にエナを0にしてシグニによる3点を要求してきます。その強力な攻撃に対して、これらのアーツを採用することでエナが0の状態からもシグニによるダメージを防ぐことができます。特に《加持祈禱》のような所謂「ウィッシュアーツ」は「ひとえ」などのこちらのリソースにあまり干渉してこないデッキにはコストを支払って使用することもできるため、今の環境にはピッタリでしょう。
相手のルリグによるアタックを止められるという地味な効果ですが、今の環境だと採用されても不思議ではないと思います。《Calm before the gong》や《参上 緑姫》には《アーク・ライト・オーラ》が採用されていることが多く、このカードを1ターン目の攻めのターンに使用されることも少なくありません。それをたった1枚で防ぐことができ、コストも必要ないため、グロウ用のエナに影響がないのも嬉しいポイントです。また、「リメンバ」や「夢限」などの青白デッキや「あきら」、「ひとえ」でさえも手札破壊をしてくるため、こういったアーツを入れておいても損はないかもしれません。
おわりに
というわけでいかがだったでしょうか。
今回は「WIXOSS CEREMONY HYPER」環境の考察とその対策を主に紹介してみました。あまりにも戦略の違うデッキタイプが多く、対策するのが非常に難しい環境だと思います。昨今のディーヴァセレクションのバトルがより過激になっているのを肌で感じています。すべての対策は難しいため、1つのデッキタイプを割り切って他のデッキをしっかり勝てるようにすることもチーム戦ならではの戦略かと思います。メンバー内でしっかり話し合って作戦を考えて、各々が納得するチームを作り上げましょう。今回の「WIXOSS CEREMONY HYPER」ではどんなチームが優勝するか楽しみですね。
それでは本講義はここでおしまいにしたいと思います。
またどこかでお会いしましょう。


























