きみも、
もう一度セレクターにならないか?

「おかえり、セレクター」~ディーヴァセレクション入門ガイド(前編)

セレクターのみなさん、ご無沙汰してます。
ウィクロスの公式マスコットキャラクター「バーストちゃん」です!
今年のはじめに開いた「WIXOSSビギナーデッキ構築教室」以来ですね。

10月30日(土)発売の構築済みデッキ「DIVA DEBUT DECK WHITE HOPE」拡張パック「WELCOME BACK DIVA ~selector~」から、ついにタマやピルルクといったおなじみのルリグがディーヴァセレクションに参戦!
というわけで、かつての相棒たちの参戦をきっかけに、もう一度『ウィクロス』を始める方もいらっしゃるでしょう。
というか、きみも、もう一度セレクターにならないか?

今回のコラムでは、「タマたちが帰ってくるならまたウィクロスやってみようかな~でも新しいルールがよくわからんなぁ」といったような気持ちのセレクターに応えるべく、ディーヴァセレクション特有のポイントをオールスターやキーセレクションと比べながら紹介します。

これさえ読めば、ディーヴァセレクションはバッチリ!

ディーヴァセレクションは3vs3

ディーヴァセレクションの『ウィクロス』は、これまでの1vs1のルリグの戦いから3vs3のルリグのチーム戦になりました。
このチーム戦は、中央の「センタールリグ」を左右の「アシストルリグ」がサポートしながら戦います。

ルリグアタックができるのはセンタールリグのみで、リミットや限定条件もセンタールリグのものを参照します。
従来のルリグの役割は、このセンタールリグが担っています。

アシストルリグは「アーツ」

アシストルリグの役割を一言で例えるなら「アーツ」です。
これまでアーツを使っていたアタックフェイズで、アシストルリグがグロウ!
出現時能力で相手のシグニをバニッシュしたりして、センタールリグを守ります。

もちろん、メインフェイズでのみグロウできるアシストルリグもいます。
ドローやエナチャージ、シグニのバニッシュができたり、【アサシン】【ランサー】を付与したりして、センタールリグをサポートします。

また、アニメ「WIXOSS DIVE(A)LIVE」に登場したヒラナたちや、昨年12月にディーヴァセレクションに参戦したウムルやタウィルといった一部のルリグは、3人1組の「チーム」に所属しています。
同じチームに所属する3人のルリグでチームを組むと、一部のカードがパワーアップしたり、3人そろって初めて使えるカードもあります。ルリグカードにチームアイコンが表記されているので要チェックです。

ルリグもシグニも、最大レベルは3

これまでの『ウィクロス』の最大レベルは5で、バトルが本格化するのはルリグがレベル5、ないし4にグロウしてからでした。
ですがディーヴァセレクションでは、ルリグもシグニも最大レベルが3になりました。

しかし、最大レベルが下がったからといってスペックが下がったわけではありません。
最大レベルが3になったため、シグニのスペックも、従来の同レベル帯のシグニと比べてパワーアップ。
レベル1のパワーは5000が基本。レベル3ではパワー12000と、従来のレベル4シグニに匹敵します。

センタールリグはレベル3、アシストルリグはレベル2まで存在します。
レベル3センタールリグのリミットは6と控えめ。そのままではレベル3シグニを2体配置すると、シグニゾーンをすべて埋められません。
ですがアシストルリグがレベル2にグロウすることで、リミットを+1できます。
アシストルリグの左上を見てみると、「リミット+1」とあるのがわかるでしょうか。

アシストルリグがグロウすれば、センタールリグのリミットは7や8になり、強力なシグニをより多く並べることができます。
アタックフェイズでグロウできるシグニもいるので、どのタイミングでグロウさせるかが、ディーヴァセレクションではとても重要です。

そしてルリグデッキはの枚数は、これまでどおり10枚まで。「センタールリグをレベル0~3」「アシストルリグ2人を、それぞれレベル0~2」と入れてしまうと、それだけで10枚が埋まってしまいます。
ですがディーヴァセレクションには、ルリグが3人いることで使える「ピース」というカードがあります。

3人のルリグが放つ必殺技「ピース」

ピースはルリグが3人いることで使える必殺技です。
レベル0のルリグが3枚(センタールリグ1枚、アシストルリグ2枚)いれば、10枚まで枠のあるルリグデッキに、ピースカードを最大2枚まで追加できます。
ディーヴァセレクションではルリグデッキを、ルリグ10枚とピース2枚の、最大12枚で構成するのが基本です。

ピースは使い切りの、これまでの「アーツ」ようなカード。ルリグアタックを強化したり、シグニを一気に除去したりと、非常に強力な能力を持ちます。
《燐廻転生》《フェイタル・クラウン》に近いものと言えばわかりやすいでしょうか。
ピースはルリグが3人いれば使うことができますが、ルリグの色やレベル、ルリグが所属する「チーム」がそろわないと使えないものもあります。

特に《Glory Grow》のような「チームピース」は非常に強力。
3人のルリグが同じチームに所属することで初めて使える、ディーヴァセレクションを象徴するシステムの一つです。
ただ、タマたちはどこのチームにも所属していないため、チームピースを使うことができません……。

ですが「WELCOMEBACK DIVA」からは、「チームピース」に匹敵する誰でも使える強力なピースが登場します。
それがこの「ドリームチームピース」です!

《一覇一絡》はルリグアタックと同時にダメージを与えつつ、そのライフバーストを封じる可能性を持ちます。
このルリグアタックは《Glory Grow》のように強烈。
「ドリームチームピース」の登場で、チームに所属せずとも、チームピースに並ぶパワーを発揮できるようになりました。
そう、まさにあなただけの夢のチームでバトルすることができるのです。

一点だけ注意!「チームピース」と「ドリームチームピース」は、どちらかを1枚までしかルリグデッキに入れられません。
どのルリグたちを3人選んで、どのピースで戦うか。デッキの方向性を決定づける重要な要素です。

デッキ構築の新たなルール

ディーヴァセレクションにはほかにも、デッキ構築に固有のルールがあります。
オールスターやキーセレクションにはなかった要素も多いので、しっかりチェックしておきましょう。

メインデッキには、ルリグの色を持つカードしか入れられない。

ディーヴァセレクション独自のデッキ構築ルールです。
センタールリグがタマ(白)、アシストルリグが緑子(緑)、花代(赤)であれば、メインデッキには白、緑、赤、無色のカードしか入れてはいけません。
この場合、青と黒は採用できないので注意しましょう。センタールリグが赤ルリグ、アシストルリグが2人とも黒ルリグであれば、メインデッキは赤、黒、無色のみです。
「ルリグの色」をより正確に言えば、「ゲーム開始時にオープンされる3枚のルリグが持つ色」を指します。デッキ構築の時は気をつけてくださいね。
(ちなみに、サーバント#は無色なのでどんなデッキにも入れられます!)

過去のレベル0ルリグも使用可能!

これまで使っていたレベル0のルリグも、ディーヴァセレクションで継続して使用できます。
ただし使えるのは、ディーヴァセレクションに収録されるレベル0ルリグと同じ色・同じルリグタイプを持つルリグのみ。
例えば、ディーヴァセレクションで白ルリグとして参戦しているタマですが、キーセレクションでは青ルリグとしても参戦しています。
そのため、この青のタマはディーヴァセレクションでオープンすることはできません。
(同様に赤の《タマヨリヒメ之零》も参加不可です)

サーバントは1種のみ

ディーヴァセレクションに登場しているサーバントは、《サーバント#》の1種類だけ。
最大4枚しかない「ガード」をいかに使うかが、ディーヴァセレクションではとても重要になります。
《サーバント#》はイラストがいろいろあるので、お気に入りのものをデッキに入れてくださいね。

加えて、ライフバーストの枚数に関するルールに変更がありました。
これまでは「20枚ちょうど」だったライフバーストですが、19枚以下でもよくなりました。
ちなみにこのライフバーストの枚数の変更は、オールスターとキーセレクションにも適用されます。

ここまでのおさらい

ディーヴァセレクションのポイントをおさらい!

  • 3vs3のチーム戦。センタールリグ1人とアシストルリグ2人で構成。
  • アシストルリグの役割は「アーツ」のようなもの。アタックフェイズにグロウして、センタールリグをサポート。
  • ルリグもシグニも最大レベルは3。センタールリグはレベル3、アシストルリグはレベル2まで。
  • ルリグデッキは従来の10枚+「ピース」最大2枚まで。最大12枚のルリグデッキに。「チームピース」「ドリームチームピース」はどちらか1枚まで。
  • メインデッキには、ルリグの色と同じカードしか採用できない。

これさえ知っておけば、ディーヴァセレクションのルールはバッチリ。
ターンの流れなどは今までの『ウィクロス』と同じなので、今すぐにでもディーヴァセレクションに参加できます!

次回は、ディーヴァセレクションならではの戦略や魅力をたっぷり紹介。
お気に入りのルリグカードを準備して、楽しみに待っていてくださいね!

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