【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

来たるブルアカコラボ第2弾! 新規ルリグたちを徹底解説!!

冬が明け、新生活、新社会、新学期、さまざまな新しいが溢れる時期になりました。
皆さんお久しぶりです、愛車のバッテリーが意図せず新しくなったウルズです。グッバイマイマネー……。

さて、今回は今月末に発売されるブルアカコラボの第2弾「ブルーアーカイブ SELECTOR」に収録されるルリグたちと、構築済みデッキに収録されるルリグの計5人を解説していきたいと思います。
どのルリグたちもかなりおもしろい効果を持っていますので、ぜひこのアカデミーを参考に今から構築を考えてみてください。

挨拶もここまでにして、早速本編へいってみましょう!

構築済みと侮るなかれ。使いやすい効果が盛りだくさん!小鳥遊ホシノ

まず最初に紹介するのは構築済みデッキに収録される水着ホシノ。

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打点、防御、盤面形成能力を持ったかなり使いやすいルリグとして登場。デッキ構築をしやすいのはもちろんの事、ウィクロスというゲームの流れを掴むうえでかなり適したルリグでしょう。
ただし、弱点も存在しており、すべての効果でエナを消費するのに、エナを増やすことができません。なので、エナを増やす手段を用意したいところですね。

早速、1つ目の起動能力から見ていきます。
効果の発動条件が特にないためかなり使いやすく、《桐生キキョウ》のようなサポートシグニも打点に変えることができます。エナはかかりますが《狐坂ワカモ》の追加打点効果を達成できるのもおもしろい所です。
また、緑シグニ指定なため《コードオーダー メロンパフェ》に付与してエナ消費を抑えたり、《幻獣神 ヤマアラシ》の条件を達成したりといろんな使い方ができる効果になっています。

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続いて2つ目のゲーム1起動能力。
ゲーム中に1回しか使えない効果ながら、ライフクロスを1枚増やすという、分かりやすい防御効果。
ライフクロスはデッキをシャッフルして、一番上を加える関係上、ライフバーストが入る確率があるため、1点以上の防御になるのも嬉しいポイント。
起動能力なので、同じ構築済みデッキに収録される《砂狼シロコ(水着)》と一緒に使用することで、かなりコストパフォーマンス良く使うことができます。

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そして最後の絆能力。
エナゾーンから3枚まで場に出せるので、手札がないときでも盤面を形成することができます。パワーパンプ効果もあるので、【Sランサー】を通しやすく、《大幻蟲 ベル・クリケット》を突破できたりと無駄のない効果。
ただし、エナから出す関係で、この効果を使用後にエナがかなり減ってしまうことには注意しましょう。《小鳥遊ホシノ》や絆効果でエナを増やせる《黒見セリカ》等でエナをしっかり確保したいですね。

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決してルリグだけでなんとするのではなく、シグニたちでリソース等のサポートをしてあげましょう。

相手のエナは一切の空。Vanitas Vanitatum, et omnia Vanitas!

続いては白のルリグとして登場のアリウススクワッドのリーダー、錠前サオリ。

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アリウススクワッドらしい、かなりテクニカルで攻撃性の高い効果を持ちつつ、ゲリラ戦のように手札に来たカードで戦うルリグになっています。
自分の効果でエナを使わないので、余ってるエナをアーツとシグニで打点や手札補充に回しつつ、相手にエナを与えず圧力をかけれるかが重要になる事でしょう。

では、このルリグを使ううえで肝になるであろう自動能力から見ていきましょう。
ターンの回数制限がなく、ライフクロスをクラッシュした際にエナを払わないと追加でダメージを与えるという、赤ルリグにも負けない強力な効果を持っています。
白という色は打点シグニが少ない傾向があるため、一撃が重くなるのはかなり優秀。また、手札に戻す効果やバニッシュしたシグニをトラッシュに送る【シュート】を中心に戦うことで、その脅威は格段に上がります。両方の効果を持つ《羽川ハスミ(体操服)》やレベル2の《羽川ハスミ》、状況次第でシグニをトラッシュに送れる《聖園ミカ》は相性がいいのではないのでしょうか。

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また、エナを与えないだけでなく、《秤アツコ》のような耐性シグニや《蒼森ミネ》のようなパワーの高いシグニを並べて相手のエナを多く消費させて戦う。
ブルアカではありませんが《幻竜姫 ヴリトラ》のような赤のカードでエナ破壊をしたり、《コードハート リメンバ//メモリア》で課税させて戦うのもおもしろいことでしょう。

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次にゲーム1の起動能力。
レベル2以下とはいえ、貴重な打点効果になっています。先に紹介した自動能力の関係で、1打点がかなり重たいルリグなので、この打点効果はシンプルながら強力。
対象を取る関係で、《聖天姫 エクシア》を起動させたり、貴重な打点の効果を《羅植姫 ジャックビーンズ》で防がれるともったいないので、《守月スズミ》《槌永ヒヨリ》といった効果無効能力を持ったカードを採用してもいいかもしれません。

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そして最後の絆能力。
デッキの上から盤面に出すという、手札補充を持ってないこのルリグにとっては貴重なリソース補充となります。盤面に出す関係上、《秤アツコ》《蒼森ミネ》といった硬いシグニを並べてると、盤面が埋まってて機能しない事も起きるので、試合の展開を見て絆を獲得することを選びましょう。
この絆での手札補充のみを頼ると、少し不安なので、《Get Set,GO!》《白洲アズサ(水着)》。ブルアカ以外だと《大装 ツルマル》《羅星姫 マゼラン》なども採用候補になるかもしれません。
それにしても、水着ホシノもそうですが、絆を結んだら仲間が駆けつけてくれるのって何かエモいですね。

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その効果から、相手にしてもかなり厄介なルリグです。使う側も使われる側も知識と経験を要求されるのではないでしょうか。

手札を大切に使い、勝利という作戦目標を達成せよ

続いてはRABBIT小隊から青のルリグとして隊長の月雪ミヤコが参戦。

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青のルリグにふさわしく、手札に関する効果と凍結効果を持っています。
自動能力で、手札破壊に耐性を持った青ルリグとしての地位を持つことになるでしょう。
しかしながら、自身は手札破壊や打点効果を持っていないという弱点もあります。その弱点をシグニやアーツで補っていく構築になるのではないでしょうか。

では、そんな特徴的な自動能力から見ていきましょう。
ターン1の制限がありますが、青のシグニが持つ手札消費コストを軽減でき、かなりコストパフォーマンス良く試合を運ぶことができるでしょう。特に《早瀬ユウカ》《早瀬ユウカ(体操服)》共にリソースを多く残したり、回復することができます。
また、相手のターンでも発動するので《早瀬ユウカ》の手札2枚で耐久する効果も、手札消費1枚で済ませることが可能。かなり相性の良いカードになるのではないでしょうか。

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加えて、打点効果を持ったシグニにも手札を消費するカードが多く、相手のシグニをボトム送りという強力な除去能力を持つ《天童アリス(メイド)》。絆効果で打点を持ちつつ、強力な手札破壊能力も持つ《猫塚ヒビキ》といった強力なシグニたちのサポートができるのもかなり魅力的なです。

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続いてゲーム1の起動能力。
ルリグを凍結させ、多くのルリグが持っている起動能力を封印するかなりおもしろい効果になってます。前回のコラボ弾で登場した《白洲アズサ[intulit mortem]》といった起動能力満載のルリグには特に効くでしょう。また、ゲーム1で動く《閃花繚乱 花代・参》や起動能力が大切な《夢限 -A-》にも有効に働く可能性があります。

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ルリグを凍結させているので、ルリグアタックが強力なデッキに対してもプレッシャーを与えられますが、ダウンはさせないのでそこには注意しましょう。

そして最後の絆能力。
2ドローと、他の絆と比べてもかなーりシンプルになっています。しかし、青のシグニが消費する手札量。このカードの自動効果が相手のターンで発動するという対手札破壊能力。これらを考えるとかなり大きな2ドローになると思われます。このような効果はデッキを動かしてみると強く感じるものです。
とはいえ、シンプルゆえに、依存度が高い効果ではないのも事実。なので、絆の枠をシグニに渡して試合を進めるという構築。メインデッキをブルアカ以外にして絆を得ることなく戦う構築にするといった事も考えられると思います。

正に部隊の隊長のごとく、シグニの指揮やアーツを駆使して勝利という作戦目標をクリアしていきましょう。

驚異のライフクロス2枚エナ送り!? 百花繚乱の力を見よ!

ドンドン行きましょう。緑ルリグ2人目となる百花繚乱紛争調停委員会の1年生から勘解由小路ユカリ。

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緑として攻めの効果ではなく、エナを増やす能力を持って登場します。
そのぶん、自身に打点効果が無いので、派手なゲーム1能力に振り回されず、リソースと打点をバランスよく採用し、試合の流れを崩さずに戦えるかが重要になるルリグではないでしょうか。

では、このルリグが持つ自動能力から確認していきましょう。
アタックフェイズ開始時という少し遅めのタイミングですが、《池倉マリナ》《連河チェリノ》といった同じアタックフェイズ開始時に効果を発動できるカードも多く登場するため、あまり問題にならないでしょう。むしろ、タイミングが同じことを利用し、先にシグニたちの効果を処理してエナを0にし、自動能力で【エナチャージ2】をするということもできます。

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ゲーム1の関係で、エナの消費量が多いこのルリグにとってはかなりありがたい効果なのは間違いないでしょう。

そして、注目のゲーム1起動能力も見ていきましょう。
エナゾーンのカードをすべてトラッシュに置き、3エナ以上で1枚、7エナ以上でさらにもう1枚ライフクロスをエナに送ることができます。エナに送るのでライフバーストが発動することがない、かなり強力なライフクロス削りです。
エナが全部無くなる関係上、できるだけ多く削れる7エナは作りたいので、《桐生キキョウ》《小鳥遊ホシノ》を場に出しておきたいです。また、《サンクトゥムタワー崩壊》などのコストが少ないアーツを採用するのもいいかもしれません。
ブルアカではないのですがディソナを多くして《羅植 アイビー//ディソナ》《花枝招展》を採用した構築をしてみるのもいいでしょう。

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ライフクロスをエナに送った後にしっかりと打点を用意しないとゲームには勝てませんので、使いやすい効果と【アサシン】を持つ《久田イズナ》や【Sランサー】を得られる《不破レンゲ》等も採用候補になるでしょう。
また、《幻怪姫 翠子//メモリア》《翠英 ナイチール》《桐生キキョウ》といった耐性シグニを採用し、ライフクロスを無くして、効果耐性で相手のアーツをかい潜り勝つという戦術も強力です。特に《桐生キキョウ》《不破レンゲ》のサポートもでき、百花繚乱の参謀にふさわしい活躍が期待できるでしょう。

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このゲーム1能力をどのように活かしていくかが、デッキを作るうえで大切になる事でしょう。

そして最後の絆能力。
こちらも《月雪ミヤコ[自走式閃光ドローン]》と同様でかなりシンプルな【2エナチャージ】。しかしながら、先に紹介したゲーム1能力を早めに使用したい試合展開だった場合、かなり強力なチャージ手段になる可能性があります。また、ゲーム1を使用した後にエナを増やして《全力疾走》といったメインアーツを使用したりと、シンプルながら便利な絆効果になっていると思います。

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百花繚乱の誇りと決意を胸に、勝負に勝っていきたいですね。

リフレッシュとガード不可の苦渋の選択!春原シュン

最後に黒ルリグとして登場する梅花園の教官こと、春原シュンに注目していきましょう!

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黒ルリグとしてデッキ削りに力の入った効果で登場。しかし、リフレッシュだけではゲームに勝てないので、打点とトドメになる手段をしっかり採用する必要があるでしょう。

ではそんな要になるであろう自動能力から。
ルリグアタックを相手が【ガード】したいなら7枚もデッキを削る必要があるという(相手に選択権がある点は留意しましょう)、アーツやピース効果に匹敵する量のデッキ削りを行なえます。黒のブルアカシグニの中には《陸八魔アル(ドレス)》《獅子堂イズミ》といった優秀なデッキ削り効果を持ったシグニがいるので、リフレッシュの圧力は大きいでしょう。

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このほかにも、たまにやらかすけど、強力な打点効果を持つ《陸八魔アル》。打点とデッキ削りの両方を行える《黒舘ハルナ》。このような打点シグニを入れることで、この効果はさらに輝くことでしょう。また、デッキが6枚以下の時はデッキを削ることはできず、確実にガード不可のルリグアタックが控えているので、リフレッシュでライフクロスを無くし、ガード不可でトドメを刺すという綺麗な動きができるのも魅力的です。

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続いてゲーム1の起動能力。
黒では珍しいリソース回復能力というのもおもしろいのですが、ガードを持たないカードという緩い制約なのも特徴。その緩さから、《久田イズナ》を使ってエナにおいたカードを回収するといった使い方。《セイクリッド・フォース》《クリアー・マインド》といった他色エナが必要なメインアーツを安定して使うなど、かなり器用に立ち回れる可能性があります。これによって他のルリグよりも他色のカードを多く入れなくてもよくなるのは、構築するうえで頼りになるのではないでしょうか。

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そして最後の絆能力。
ガードを持たないシグニの回収という、シンプルながら強い能力。
その場に応じたシグニが回収できるのはもちろんのこと、《棗イロハ》を回収すればかなり好きな盤面を作ることができるでしょう。また、リフレッシュでライフクロスを減らせるということに着目し、《勘解由小路ユカリ[まっすぐに芽生えた決意]》で紹介したような《桐生キキョウ》《幻怪姫 翠子//メモリア》といった耐性効果持ちシグニで相手のアーツを突破するものおもしろいです。特に《幻怪姫 翠子//メモリア》はゲーム1効果で緑エナを3枚置くことで条件を満たせるので、なかなかおもしろい活躍をするかもしれませんね。

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リフレッシュ能力と打点をバランス良く構築し、教官らしい立ち振る舞いで戦っていきましょう。

ブルアカコラボ記念イベントも盛りだくさん。セレクターも先生も楽しみにしていきましょう。

最後に、イベントについて触れて終わりたいと思います。
ブルアカコラボを記念していくつかのイベントがすでに発表されてますね。
まず、初心者にもおすすめのスタートツアー。

こちらは、ルールを教えて貰えるティーチングコーナーをはじめ、勝敗関係なくバトルを楽しめる交流会など、『ウィクロス』を知らない人でも楽しめるイベントになっています。
興味がある人、知り合いを沼に沈めようと画策してるそこのあなた! ぜひこのイベントに参加したり、参加させたりしてみてください。

そして、ルールを覚えてもっと戦ってみたいと思ったらこちらのイベントもどうぞ。

こちらの詳しいイベントスケジュールはまだですが、参加賞やランダム賞もある特別大会になっています。
スタートツアーに比べ、より実戦的な内容になっているので、ルールを覚えて戦いたくなった人やブルアカ関係の賞品が欲しい人たちはぜひ参加してみてください。
自分も日程が合えば参加してみたいと思っています。

それでは長くなりましたが、今回のアカデミーはここまでとします。
ぜひ皆さんも、今からブルアカデッキを考えてみて下さい!
それではまたどこかで会いましょう。以上! ウルズのアカデミーでした!!

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