
【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー発売直前!「ブルーアーカイブ SELECTOR」最新サンプルデッキ
みなさま初めましての方は、初めまして。そうでない方はこんにちは。
「ルの人」です。
満開に咲いた桜は葉桜となり、色とりどりの花が咲きそろう季節になりました。
少し前までは冷え込む日々が続いていたのもあり、寒暖差を感じる日々です。
やはり、こうも気温が変化すると疲れますね……。
ん……? 疲れ……?
疲れ……うっ頭が……!!!
???『先生! お疲れ様です! ちょっとデッキ紹介のお時間、いただけますか?』
私「ルの人」は、ゲームの『ブルーアーカイブ』をもはや生活の一部と言えるほどプレイしており、推しである『聖園ミカ』の絆レベルは上限の100にするほどなので、コラボ第2弾が発表されたときは歓喜と驚嘆の声が同時に出て情緒が凄いことになっていました。
私と同じ状態になったセレクター兼先生の方も少なくないと思われます。
というわけで、いよいよ4月26日(土)に発売する構築済みデッキ「ブルーアーカイブ」、ブースターパック「ブルーアーカイブ SELECTOR」。
ルリグとして新登場する5人のデッキを、アカデミー講師にして先生でもある「ルの人」「ウルズ講師」「おうか講師」の3人が紹介していきます、よろしくお願いします!
こっちおいでよ先生〜結構涼しいよ?
まずは構築済みデッキからホシノ(水着)です。
《小鳥遊ホシノ(水着)[水上支援]》最大の特徴は、毎ターン緑のシグニを対象とし、ターン終了時まで【Sランサー】を付与する起動能力です。
起動に2エナかかってしまいますが、同じく構築済みデッキに収録されている《砂狼シロコ(水着)》の出現時能力によってコストを1減らすことができるため、実質1エナで使用することができます。
今回は、初心者の方でも扱いやすい攻撃特化のデッキを考えました。
レベル2までは《秋泉モミジ》《千鳥ミチル》《池倉マリナ》を中心に攻めていきます。攻め手に欠ける場合はアーツ《227号温泉郷の運営記録!》を使用し、できる限りライフクロスを狙っていきます。
《千鳥ミチル》は、コストか効果によってカードが1枚以上エナゾーンに置かれていないと能力を発動することができないため、《勇美カエデ》と組み合わせましょう。
レベル3グロウ後は《砂狼シロコ(水着)》と《小鳥遊ホシノ》を配置し、エナを増やしながらの攻撃を目指しましょう。
《砂狼シロコ(水着)》の絆自動能力で対戦相手のシグニ1体の基本パワーを3000にすることで、《小鳥遊ホシノ》のパワー3000以下バニッシュが有効的に使用できます。
他には、相手のシグニのパワーが高く、【Sランサー】で攻撃するためにパワーを上げたい場合は《桐生キキョウ》を。
エナに余裕があり、追加でライフクロスをクラッシュしたいといった場合には《狐坂ワカモ》を攻撃に参加させてください。
《狐坂ワカモ》の自動能力は【Sランサー】でのクラッシュでも発動するため、《小鳥遊ホシノ(水着)[水上支援]》との相性はバッチリ。
このデッキで絆を獲得できる生徒は2人です。そのため、慣れないうちは先ほど紹介した《砂狼シロコ(水着)》の絆を獲得しつつ、2人目に好きな生徒との絆を獲得してください。
2人目のおすすめは、絆を得ることでエナゾーンから場に出すことができる《久田イズナ》です。
場に出すことでエナゾーンから強力なシグニの回収ができ、さらに単体でも【アサシン】で攻めることができる最高の忍者、ぜひお試しください。
このデッキを使いこなすコツは、【ランサー】を持ったシグニのパワーが、正面のシグニのパワー以上になっているかを常に確認することです。
ゲームでも猛威を振るう[水上支援]。生徒たちの攻撃力を『ウィクロス』でも爆発的に上昇させましょう。
ユカリ快進撃ですの〜!
お次はブースターパックに収録されている勘解由小路ユカリ。「百花繚乱のえりーと」として、『ウィクロス』の世界でもその力を存分に発揮してくれることでしょう。
ゲーム内でユカリが使用するEXスキルを『ウィクロス』で再現した、溜めたエナをすべて解き放って相手のライフクロスを最大2枚までエナゾーンへ送る、という強力なゲーム1能力で戦っていきます。
今回はそれに加え、黒のリフレッシュ戦術でライフクロスをもう1枚奪う、といったコンセプトでデッキを考えました。
レベル2までは《秋泉モミジ》《池倉マリナ》の【ランサー】に加え、《牛牧ジュリ》のマイナスで攻めていきます。対戦相手のシグニのパワーが高い場合は、《勇美カエデ》でパワーを上げて【ランサー】を使用しましょう。
先ほどのホシノデッキのように、《227号温泉郷の運営記録!》で常に3面要求をしましょう。
正面が空いているシグニゾーンには、積極的に《下倉メグ》を配置してください。
レベル3グロウ後は、《不破レンゲ》と《空崎ヒナ(ドレス)》で引き続き攻めていきます。
ユカリが使用する《不破レンゲ》は、ユカリの持つエナチャージ能力によってパワー+5000が発動します。相手側にパワーの高いシグニがいたとしても、それを乗り越えてライフクロスを狙うことができます。
また、アタック時能力が必ず【Sランサー】となるため、ライフクロスが0枚の時に決まればとどめを刺せます。これは相手に大きなプレッシャーを与えることでしょう。
そしてなんといってもこの能力はアタック時能力。相手がアーツなどで防御した場合にはエナを使用せずに済み、ユカリのゲーム1能力用のエナを残すことができます。
《空崎ヒナ(ドレス)》は黒1エナ+自身をダウンさせることで、対戦相手のシグニのパワーを−15000することができます。《蒼森ミネ》のような、こちらの攻撃手段を妨害するシグニの除去に最適。
そして《空崎ヒナ(ドレス)》は絆を得ることで、アタックフェイズ開始時に自身がアップします。つまり《空崎ヒナ(ドレス)》正面のシグニを除去し、単独での攻撃も行なうことができます。
リコレクトが達成できれば《ネバーランドでつかまえて》を使用し、上記のシグニをトラッシュから回収した上でリフレッシュを狙い、最後の攻撃を仕掛けます。
もしリフレッシュができた場合は、ユカリのゲーム1能力と合わせて最大3枚のライフクロスを減らすことができます。短期決戦でユカリの全力を出しましょう。
そして今回のデッキは、絆を獲得できる生徒が1人しかいません。基本的には攻めるために《空崎ヒナ(ドレス)》の絆を得ておけば間違いないでしょう。
このデッキはアタック以外の方法で対戦相手のライフクロスを削りつつ、常に3つのシグニゾーンで攻撃し続けることが目標です。
慣れてきたら《桐生キキョウ》の『新たに能力を得られない』を付与する効果で相手の『アタックできない』防御をかい潜ったり、《池倉マリナ》のバニッシュされない能力を活用してみましょう。
相手の防御カードを見極めることは難しいですが、看破したうえで勝利するのは最高に気持ちいいです。ぜひいろんなデッキと対戦してみてください。
続いてはウルズ講師が「錠前サオリ」と「春原シュン」のデッキを解説します!
まだ、道半ばで迷っている? それでも、いつかは……
ライフクロスをクラッシュするたびにエナを払わないと追加でダメージを与える《錠前サオリ[et omnia vanitas!]》。今回は、その効果を活かすために手札戻しと【シュート】を軸にし、エナを与えず、シグニたちでも打点を出せる白デッキとして作成しました。
まず、疑似【シュート】と【シュート】を持つ《羽川ハスミ》《羽川ハスミ(体操服)》。このシグニ効果でトラッシュに送りつつ、相手シグニを手札に戻して攻めることで、相手にエナを与えずゲームを進められます。これにより、《錠前サオリ[et omnia vanitas!]》の自動効果でかなりの圧力をかけることができるでしょう。また、攻めの選択肢として《久田イズナ》を採用。これにより、【アサシン】による打点の追加とエナに行った《秤アツコ》を回収するということもできるようになっています。
加えて、《秤アツコ》を採用することで、盤面の強度もかなりの物になっています。相手視点で、【シュート】や手札戻しでエナを貰えない中、《秤アツコ》の盤面を除去するのはかなり大変になる事でしょう。この盤面を除去する為にエナを使わせることで、さらに《錠前サオリ》の自動効果が輝きます。
また、この構築では盤面にブルアカシグニを3体要求するカードがないので、《コードハート リメンバ//メモリア》を採用。起動効果とルリグアタックのガードにエナを要求することで、相手を動きにくくします。
《聖天姫 エクシア》と違い、《秤アツコ》はブルアカ以外はアップしないので、《コードハート リメンバ//メモリア》のパワーが15000のままというのもおもしろいポイントです。
これら上級のシグニだけでなく、白シグニとしては貴重な打点効果を持った《若葉ヒナタ》《戒野ミサキ》。【シャドウ(レベル1)】を付与することで相手の打点シグニや《コードメイズ ユキ//メモリア》《コードメイズ ペイラビ//ディソナ》から《秤アツコ》を守れる《伊落マリー》。中央のシグニゾーンのアタックに1エナを要求させる《栗村アイリ》と、かなりバランスよく、さまざまなシグニを採用しています。
続いて絆について、《物語の起動》《物語の幕開け》で獲得する絆の候補として、手札破壊の相手には《錠前サオリ[et omnia vanitas!]》で盤面形成のサポート。攻めが強いデッキに対しては《羽川ハスミ》や《秤アツコ》でシグニのパワーラインを上げて対抗。エナが必要そうな相手には《羽川ハスミ(体操服)》でエナを生成。このように、相手に合わせて獲得していきましょう。
最後にアーツたち。ライフバーストにアップしているシグニに干渉するカードが多いのでアタックできないを付与する防御を中心に採用。しかし、そればかりにしてると《桐生キキョウ》のような耐性で貫通されかねないので《Get Set,GO!》も採用しています。また、《夏空のウィッシュリスト》、《物語の幕開け》といった手札補充を採用し、強い盤面を作れるようになっています。
ただし、《サーバント #》に触れにくくなっているので、《シーク・エンハンス》と《室笠アカネ》を採用。上手に活用して《サーバント #》を確保していきましょう。
《錠前サオリ[et omnia vanitas!]》の圧力がかなり強いので、エナを与えず、シグニでもしっかり点数が取れる構築が必要になる事でしょう。また、ルリグにエナの消費がないので、使わないエナを打点効果とアーツでどのように使うかも考えていきましょう。
動かしてみると思ってた以上に打点を出せるので、ぜひ皆さんも試してみて下さい。
おとなしく待っていましたか? いい子ですね〜
黒のルリグとして、デッキ削り能力に優れている《春原シュン[悪い子はどこですか?]》。今回は黒のマイナス効果で盤面をあけつつ、《獅子堂イズミ》を活用して、序盤からどんどんデッキ削りを行うデッキとして作成しました。
終盤の攻めの要として《羽沼マコト》《丹花イブキ》を採用。2人を一緒に使うことでコストはそれなりにかかりますが相手の盤面を一掃することができます。
2人をそろえるのは少し大変ですが、《棗イロハ》を採用してるので、手札に来てない方を場に出してそろえるということも可能。また、そろっている時は1面空いているので、《陸八魔アル(ドレス)》をだしてデッキ削りを進めるという手段も悪くないでしょう。
《羽沼マコト》と《丹花イブキ》だけに頼っていると、リソースがなくなってしまうので、《空崎ヒナ(ドレス)》や《黒舘ハルナ》も採用。《空崎ヒナ(ドレス)》は絆や《天雨アコ(ドレス)》と一緒に運用しましょう。《黒舘ハルナ》は使いやすい打点&デッキ削りシグニとして活躍ができるでしょう。
そして、メインのデッキ削りは《獅子堂イズミ》《天雨アコ(ドレス)》《陸八魔アル(ドレス)》で行なっていきます。特に《獅子堂イズミ》は絆を獲得していると序盤からかなりのデッキを削ることが可能。なので、《物語の幕開け》で絆を獲得しつつ、しっかり場に出して、デッキを削っていきましょう。
そして、メインアーツとして《虚心坦懐》を採用。デッキ内の緑の枚数が3枚と少ないですが、《春原シュン[悪い子はどこですか?]》のゲーム1能力を使えば問題なくエナに置けます。また、《虚心坦懐》の効果で出したいシグニもゲーム1能力で置けるので、使用する緑エナと出したいカードを2枚置いて、そのまま効果で出すという噛み合いを持っています。
アーツの効果ですべてのシグニが打点になるので、《陸八魔アル(ドレス)》や《獅子堂イズミ》を出して打点とデッキ削りを両立してもおもしろそうです。
また、強化プランになってしまいますが、環境や流行りのアーツが固まってきた時に《桐生キキョウ》や《翠英 ナイチール》といった耐性シグニを採用し、《春原シュン[悪い子はどこですか?]》の絆効果で回収して使うのもいいでしょう。
下級シグニたちに注目しても、効果を無効にしつつマイナスができる《鬼怒川カスミ》。自身がトラッシュに行くので、空いた盤面にデッキ削りシグニを出せる《赤司ジュンコ》。複数面にマイナス効果を与える《黒舘ハルナ(正月)》といった打点シグニも入っており、序盤から攻めていくことが出来ます。また、打点シグニではないのですが、手札を整えつつ、自分のトラッシュを増やす目的で《室笠アカネ》も採用しています。
相手のデッキ枚数の調整やパワーマイナスといった考える事が多いものの、かなり派手な動きも多いので使ってて楽しいデッキです。
また、《春原シュン[悪い子はどこですか?]》のゲーム1能力でかなり他色メインアーツが使いやすくなっています。今回は《虚心坦懐》を採用しましたが、他にも使ってみると強いアーツが出てくると思うので、ぜひ皆さんもいろいろと試してみてください。
最後はおうか講師が「月雪ミヤコ」デッキを解説します!
こちらRABBIT1、これより作戦を開始します
ブルアカコラボ第2弾の青ルリグとして「ミヤコ」が新たに登場しました。
シグニかスペルのコストか効果によって手札を捨てた時にカードを引くことができる使いやすい自動能力に加え、相手ルリグを凍結するだけでなく、次のターンのルリグの起動能力まで封じる強力なゲーム1能力も持つ非常に優秀なルリグとなっています。
この自動能力は相手ターン中も適用されるため、相手が手札破壊を主戦術としているルリグであれば、それだけで有利に戦うことができるでしょう。また、ゲーム1能力はルリグによるアタックが強力な「あきら」や「タマ」などに対して有利になるだけでなく、ほとんどのルリグが持つゲーム1能力を使うタイミングをずらすことができるため、ゲーム展開をコントロールすることができます。
そんな「ミヤコ」の特性を活かしたデッキレシピがこちら!
基本方針としては、序盤から相手の手札を奪って攻め手を奪い、《秤アツコ》や《早瀬ユウカ》などの強力な除去耐性を持つシグニで相手の攻撃をシャットアウト。相手が疲弊した隙を狙って点数を取っていくことになります。
「ミヤコ」の自動能力を活かすなら、これらのシグニはデッキには入れておくとおもしろいかもしれません。
《早瀬ユウカ》は手札をコストにすることで、<ブルアカ>のシグニが場を離れる効果から守ることができ、《中務キリノ》は相手のアタックフェイズ開始時に、手札をコストに相手シグニすべてにアタック時に手札を捨てさせる効果を与えてくれます。《中務キリノ》については相手のアタックフェイズ開始時まで場に残っていなければ真価を発揮できませんが、《早瀬ユウカ》も一緒に場に立てることで、《中務キリノ》が場を離れるのを守ってくれるため、どちらにしても「ミヤコ」の自動効果が活かしやすくなります。
「ミヤコ」の自動能力を自分のターン中でも発揮してくれるシグニを入れることも忘れてはいけません。
これらのシグニは手札をコストとして効果を使用しますが、そのコストが帰ってくるなら思う存分使用できるでしょう。《空井サキ》と《霞沢ミユ》を組み合わせれば高パワーのシグニの除去も可能となります。他にも<ブルアカ>のシグニには手札をコストとして効果を使用するシグニが多くいますので、入れ替えて試した中で一番しっくりくるシグニに変えてみましょう。ちなみに上記メンバーは「ミヤコ」と同じRABBIT小隊のメンバーで、すべて「ミヤコ」の自動能力が活かせる効果を持っているのはブルアカファンとしても嬉しいですね。
続いて採用したアーツについて。今回は次の環境でもおそらく脅威となるであろうと予想される《秤アツコ》の除去性能という観点で選びました。
今弾から登場する《秤アツコ》は今のウィクロス環境を大きく変えるカードだと思っており、それを除去できるかどうかが評価基準のひとつになるとも考えています。上記2つのアーツはどちらもほぼ確実に《秤アツコ》を除去することができ、他のシグニを除去しやすくすることでさらに追加で点数を狙っていくことができます。
このように「ミヤコ」の自動能力を各ターンしっかり活かすことができれば、コストを気にせず強力な効果を何度も使用することができます。また、相手の手札を破壊し尽くしたタイミングでゲーム1能力を使うことで、1ターン相手に何もさせないといった状況を作ることも可能となるかもしれません。
豊富なリソースを使って積極的に点数を取っていき、相手のゲーム1能力を活かさせず勝負を決める速攻型や、純粋なリソース勝負を押し付けて相手の行動を縛り付けるコントロール型など、いろんなデッキが組めそうですね。また、今回は「ブルアカ」のカードのみで組んでみましたが、「ブルアカ」以外のカードを入れることで、さらに試行錯誤できる余地はあると思います。ぜひ自分だけのオリジナルデッキを組んでみてください。
おわりに
というわけで構築済みデッキ「ブルーアーカイブ」、ブースターパック「ブルーアーカイブ SELECTOR」にて登場する5ルリグのサンプルデッキでした。
ゲームでの能力を彷彿とさせる、個性的で今までにない能力を持った生徒たち。
今回はルリグと相性の良い生徒達でデッキを構築しました。が、本編で仲の良い生徒を組み合わせたり、自分の推し生徒を最大限投入してみるなど、デッキ構築はプレイヤーの数だけあります。
試行錯誤の中で見つかる新しい発見や組み合わせもあると思うので、皆さんもいろいろなカードを試してみてください。
それでは先生、また次回のアカデミーでお会いしましょう!