
【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー最速チェック!「PRIMAL SELECTOR」ルリグ&パートナーシグニの注目ポイント紹介
皆さんこんにちは!
最近オールスター記事は特に書いていない、オールスター講師(自称)の炎200です。
4月に発売した「ブルーアーカイブSELECTOR」の熱はいまだ冷めやらず、まだまだブルアカのカードたちの研究が続いている今日この頃……。
特に先月から今月にかけては、多くの店舗様で「チャレンジバトル」や「交流会」が行なわれ、ブルアカ限定構築でのバトルも盛り上がりを見せていますね!
そんな状況ではありますが、今週からはいよいよ、2025シーズン最初の拡張パック「PRIMAL SELECTOR」の情報公開が始まりました!
『ウィクロス』背景世界のキーキャラクター「ウムル」「アト」「タウィル」。
懐かしのギミック「クロス&ヘヴン」を携えた赤い「タマ」。
全世界のミルルニスト(?)たち待望の「ミルルン」。
そして「selector loth WIXOSS」から登場の新ルリグ「ヤミノ」。
個性豊かな、注目の6ルリグが登場します!
そこで今回は、本日までに公開された最新ルリグ6種と、そのパートナールリグたちを改めてご紹介!
判明している範囲での所感や、注目ポイントなどを解説していきます。
過去のカードたちを見ても、ルリグとパートナーシグニの組み合わせは、デッキの動きの根幹となる場合が多いです。
それぞれのカードの動きを検討しながら、これから判明していくであろう新カードたちの情報に備えましょう!
「タウィル」&「ムンカルン」は強固な防御に注目!
ふわふわしたフォルムとウサミミが可愛い《永らえし冒険者 タウィル=トレ》。
ターン1の起動能力は、トラッシュの<天使>をデッキ下に置くことで相手シグニを手札に戻すことができます。
強固な半面、シグニでのライフ要求手段が少なくなりがちな白ルリグですが、対象のパワーやレベルに関係なく、毎ターンしっかり1点要求し続けられるのは魅力ですね。
コストは1エナと少な目ですが、トラッシュからレベルの異なる3種の<天使>のシグニをデッキに戻す必要があります。
ゲーム1起動能力の【プライマル】は、手札かエナを使用して1度だけダメージを肩代わりできる防御用の能力。
アタックによるものだけではなく、能力によるダメージにも対応しているのを覚えておきましょう。
ただし【ランサー】などの「能力によるライフクラッシュ」に対しては干渉できないので、そこは注意が必要です。
そんな彼女のパートナーシグニは《聖天姫 ムンカルン》。
<天使>のシグニが離れたときに後続を場に出す自動能力は、昨年度の環境でも流行した《羅植姫 ジャックビーンズ》や《羅星姫 マゼラン》を彷彿とさせる、非常に強力な能力です。
対戦相手からすると厄介で、除去を余計に使用させられたり、能力を消してから除去しなければならないなど、どうしてもひと手間増やされてしまいます。
さらに、起動能力ではダウンさせることで<天使>のシグニのサーチが可能です。
欲しい<天使>を探すだけではなく、《永らえし冒険者 タウィル=トレ》のターン1能力を使うために必要な<天使>の安定供給ができるのは魅力ですね。
注目ポイント!
<天使>と言えば皆さん思い浮かぶのはやはりこのシグニ。
《聖天姫 エクシア》は、相手の特定シグニゾーンのアタックを止める能力を有する白の<天使>。
《聖天姫 ムンカルン》と並べて場に出せば、シグニ1面のアタックを止めながら、空いたシグニゾーンに後続の<天使>を出せるという、破格の防衛能力を生み出すことができます!
《永らえし冒険者 タウィル=トレ》の【プライマル】も効果的に活用しながら、相手のアタックを迎え撃ちましょう!
ただし、気になるのは【ガード】の確保手段。
デッキ下に<天使>を戻したり、サーチしたりと、<天使>とデッキには干渉し続ける様子ですが、シグニからの防衛を固めても、ルリグアタックを防衛する手段を安定させることはできるのか……。
今後の新カードや、既存カードとのコンボの発見に期待しましょう。
「赤タマ」&「クロスシグニ」は安定した【クロス】と攻め手に注目!
《合炎奇炎 タマヨリヒメ之参》は「クロス&ヘヴン」という特殊な能力を軸にした赤の「タマ」。
懐かしのギミックの登場にオールスター老人たちは歓喜(?)し、ディーヴァセレクションで『ウィクロス』を始めたセレクターは「何それ?」と思っていることでしょう。
なので、ルリグのテキストを解説していく前に、「クロス&ヘヴン」について簡単に説明をしていきましょう。
「クロス&ヘヴン」は、10年前の春に登場した能力で、今回の登場は10周年を記念したもの……だと思われます。
【クロス】を持つシグニは、複数の特定シグニを記載条件のとおり配置することで「クロス状態」となり、固有の能力を使用することができるようになります。
また、クロス状態のシグニがアタックした際、双方ダウン状態となることで【ヘヴン】し、強力な能力の発動へと繋がります。
かつてのオールスター期では、各ルリグの防衛性能が向上するにつれ、発動に多くの準備が必要な【ヘヴン】の成功率・採用率は低下。
扱いづらいギミックとなっていき、現在は単体でも機能する一部のクロスシグニが使われるのみとなっています。
そんなオールスター期の欠点をカバーするようなさまざまなポイントを、今回の「赤タマ」は有しているようです。
改めて、ルリグのテキストを見ていきましょう。
ターン1の自動能力は、<ウェポン>を場に出した時、トラッシュから任意のクロスシグニを場に出すことができます。
コストも必要とせず、即座にクロス状態を達成することができるのはシンプルかつ強力。
さらにゲーム1の起動能力では、クロス状態のシグニのパワーアップと耐性の付与が行えます。
双方の能力ともに、一見扱い辛そうな【クロス】を直感的に楽しめるようデザインされており、「あの頃」の【クロス】を知っている老人の身としてはとても感慨深いですね……。
パートナーシグニは《轟中砲 ヘッケラ》。
オールスターで一番最初に登場したクロスシグニ《弩砲 ヘッケラ》のリメイクカードになります。
<ウェポン>をダウンし【エナチャージ1】を行なう起動能力と、【ヘヴン】時に相手にダメージを与えるクロス自動能力を有しています。
【ヘヴン】は、先に何かの理由で片方のクロスシグニがダウンしていても、もう片側がアタックして双方ダウンとなれば能力が発揮されます。
起動能力でシグニを事前にダウンさせてエナをため、エナコストのある【ヘヴン】能力に繋げる……。
連動性が高い能力で、強力なライフ要求を行なえるのは魅力ですね。
注目ポイント!
《轟中砲 ヘッケラ》を運用するうえで気になるのは、もちろん【クロス】対象となる2種のシグニ。
この2種、実は先行して情報が公開されております。
《爆左砲 コック》は、【ヘヴン】時にパワー10000以下のシグニのバニッシュが可能。
《爆右砲 セイデル》は、【ヘヴン】時に相手のエナを破壊できます。
双方ともに、赤らしい攻撃的な能力が光りますね。
さらによく見ると、この2枚のテキストには、さらなる【クロス】相手の名前が……!
オールスター期よりも、ルリグ、シグニともに連動性が飛躍的に向上し、「楽しみやすい」ギミックへと変貌を遂げた「クロス&ヘヴン」。
今後のさらなるサポートカードの登場にも期待ですね!
「ミルルン」&「Ne」は……バニッシュに注目?
2024シーズンを耐えに耐えたミルルニストの皆さん、お待たせしました!
待望の新ミルルン、《ミルルン・ケミストリー》の登場です!
やはりmado*pen先生のミルルンには実家のような安心感がありますねぇ……。
ターン1の起動能力は、自身のレベル2以下の<原子>をバニッシュし、スペルか<原子>をデッキトップからサーチできます。
オールスター期のミルルンを支え続けているスペル《MAGIC HAND》を彷彿とさせる能力で、自発的にエナを作りながら後続を用意できるのはとても優秀ですね。
ゲーム1能力【ハプニング】は、自分と相手のトラッシュのスペルを1枚ずつ使用できるようになる、ミルルンらしいスペル活用能力。
《TOO BADLY》のような小回りの利くスペルを再利用したり、相手のスペルを使って想定外の動きを楽んだりと、いろいろな使い方が可能です。
ただし、この能力でのスペル使用の際にも、通常どおりコストは必要。
さらに、相手のスペル採用有無や、コストの色に依存するので、基本的には自分のスペルのみ使用する想定でいるのがよさそうですね。
パートナーシグニは《羅原闘姫 Ne》。
常時能力は、自身の<原子>が相手の効果によって場を離れる場合、それをバニッシュに変換できるという珍しい能力。
例えば、白によく見られる「手札に戻す」能力をバニッシュに変換することができるので、送り先はエナになります。
任意でバニッシュに変更できるので、状況に合わせてよく検討しながら能力を使用していきましょう。
ターン1の起動能力は、<原子>を2体ダウンすると相手シグニをバニッシュできます。
一見、少し扱い辛そうに見えますが、《ミルルン・ケミストリー》の能力でダウンした<原子>のシグニ1体はバニッシュし、もう1体は《羅原姫 H2O》を【ライズ】したりすると、2ダウンぶんをまるまるカバーできます。
注目ポイント!
少し珍しい常時能力を有する《羅原闘姫 Ne》。
《ミルルン・ケミストリー》にも、ディーヴァセレクションではあまり見ない類のバニッシュに関連する能力があることから、総じて「バニッシュ」が何かしらの核になる動きになるのでは……と予想できますね。
実はバニッシュに関連した<原子>は、すでに数枚ですが登場しています。
《羅原姫 La》はバニッシュされたときに手札破壊する能力と、自身のアタック終了時に相手のパワー8000以下のシグニと自身をバニッシュする能力を持っています。
レベル3のため《ミルルン・ケミストリー》の能力対象にはなりませんが、やはりバニッシュが能力のカギとなっています。
《羅原 Heg》はバトル以外でバニッシュされることで、相手のルリグをダウンさせる自動能力を持っています。
《羅原闘姫 Ne》の能力を活かせれば、相手ターンにバニッシュさせ、ルリグアタックを封じることもできますね。
果たして、ミルルンはどんなデッキになっていくのか……。
《羅原闘姫 Ne》はどのような形でデッキの中核となっていくのか……。
これから判明していくカードたちに期待しましょう。
「アト」&「タビノトビラ」は「クラス戦術の否定」に注目!
《紡ぎし冒険の扉 アト=トレ》は、これまで登場してきたアトと同じく、共通するクラスを持たないシグニたちを参照して能力を発揮するルリグです。
「種族(クラス)を従え戦いに挑め—」という2024シーズン以降のコンセプトとは正反対ではありますが、これこそがアトなりの「クラス戦術への向き合い方」と言えます。
自動能力は、自身のアタックフェイズ開始時に共通するクラスのシグニがいない場合【エナチャージ2】ができます。
構築やプレイングに気を付けていれば、基本的には条件達成は難しくないと思われるので、安定した量のエナを稼ぐことが可能です。
ゲーム1能力の【プライマル】では、そうしてエナに貯めたシグニたちを任意の枚数手札に戻しながら、条件を満たすと「次の相手ターン終了時まで効果ダメージを受けない」常時能力を得ることができます。
効果によるダメージを1ターン無力化できますが、手札に加えられるとはいえ単純に5エナ必要になるので、タイミングや相手を選ぶ能力になりそうですね。
基本的には「貯めたエナのシグニを回収する能力」と割り切り、回収したシグニで一気に畳みかける、といった動きをしてあげるのがいいかもしれません。
《コードラビリンス タビノトビラ》は、「PRIMAL loth WIXOSS」ティザーPVにも先行して登場していたアトのパートナーシグニ。
相手のクラスを他クラスへ書き換える能力と、アタック時に自分と相手の場に共通するクラスのシグニがいれば、その相手シグニをバニッシュできる、2つの自動能力を有しています。
2つの能力が連動しているので、実質的に「2エナで任意のシグニをバニッシュできる能力」と考えることができますが、その真価はまさに、クラスを従え強固な守りを形成する相手に対して有効です。
例えば、先ほど紹介したばかりの《聖天姫 ムンカルン》の、後続の<天使>を場に出す能力や、最近環境でも人気のシグニ《秤アツコ》の<ブルアカ>シグニを場に残す能力。
これらはどちらも強力な反面、特定クラスを限定して発揮される能力になります。
クラスを強制的に変更し、除去までこのシグニだけでで行なえるというのは、他にはない大きな利点といえるでしょう。
それ以外にも、相手のクラスを変更することで発生するメリットを、いろいろ探してみるのもおもしろいかもしれません。
自身はクラスをそろえず、相手のクラスを書き換え盤面を崩す……「クラス戦術の否定」とも言える、アトだけの戦い方を体感できそうですね。
注目ポイント!
「アト」はクラスを限定しないデッキとなるので、他のルリグと比べ、幅の広いデッキ構築が可能となります。
「PRIMAL SELECTOR」のカード以外にも、これまでに登場した緑のシグニを中心に、さまざまなカードの投入が検討できます。
例えば、ディーヴァセレクション初期のカード《幻獣神 オサギツネ》。
《紡ぎし冒険の扉 アト=トレ》の能力で、2エナ増やすことで自動能力の条件を満たしつつ、コストもぴったり用意することができるので、《コードラビリンス タビノトビラ》に次ぐアタッカーとして採用が検討できるかもしれません。
もちろん、他に必須級の<地獣>のシグニが登場すると採用は難しくなってしまいますが……。
そこは、今後判明するカード次第ですね。
また、少しばかり余談になりますが……。
「PRIMAL SELECTOR」には新レアリティ「USR」が登場します。
通常版の《紡ぎし冒険の扉 アト=トレ》と、《コードラビリンス タビノトビラ》はどちらも、緑QN先生がイラストを担当されており、今弾のルリグとパートナーシグニのペアの中でも、ひと際一体感が高いペアとなっています!
イラストにこだわりのあるセレクターたちにとっても、注目のポイントであることは間違いなしですね!
『ウムル』&『パルテノ』はトラッシュ活用に注目!
今弾のメインルリグでもあり、背景世界の主人公的ポジションでもあるウムル。
ターン1の起動能力は、トラッシュの<古代兵器>をデッキ下に戻すことで、対象の相手シグニをバニッシュできます。
《永らえし冒険者 タウィル=トレ》のターン1起動能力にも似ているのが、仲良し感があって微笑ましくなりますね。
ゲーム1能力【プライマル】は、場のシグニを任意の数トラッシュに送ることで、その枚数のシグニを場に出せるというもの。
後半余りがちな低レベルシグニを使い、トラッシュのエースたちを呼び戻したり、出現時能力の再利用や【凍結】の擬似的な解除など、さまざまな活用方法がありそうですね。
この【プライマル】はクラスを限定しないため、<古代兵器>以外にも相性の良さそうなシグニを探してみるのもアリかもしれません。
ただし、ターン1能力でトラッシュの<古代兵器>をデッキに戻し過ぎて、ゲーム1能力を活かしきれなかった……なんて事がないように気をつけましょう。
パートナーシグニは《コードアンティーク パルテノ》。
とても巨大なシグニですね。私は大好きです。
ターン1の自動能力は、自身のシグニがトラッシュから場に出た時、「アタック時に相手シグニのパワーを-8000する常時能力」を自身付与できます。
出現時能力は、デッキトップ3枚をトラッシュに送り、その中の<古代兵器>を場に出せます。
一度トラッシュを経由するので、そのまま自動能力に連動するデザインになっています。
【プライマル】と併せて、トラッシュを活用しながら安定した盤面形成をしていくのが、今回のウムルの基本戦術となっていくのかもしれません。
注目ポイント!
オールスター期のウムルは、<古代兵器>をデッキとトラッシュで行き来させながら、トラッシュを活用し戦うのが主戦法でしたが、今回もそれに近い動きが予想されます。
とくに、ルリグ・パートナーシグニともに共通しているのが「トラッシュからシグニを場に出す」能力です。
《コードアンシエンツ イオナ//メモリア》はトラッシュから場に出た時に能力を発揮する<古代兵器>のシグニ。
パワーマイナス値は1000と控えめですが、自動能力と併せることで相手シグニをバニッシュできるので、アタッカーとしての採用が検討できます。
その他にも、トラッシュを活用する<古代兵器>が多く登場することが見込まれるので、これから判明していくカードにも期待しましょう。
「ヤミノ」&「CARD LUCK」は多彩なクラフト&アーツ戦術に注目!
「PRIMAL SELECTOR」のルリグでも最注目となるのが、新ルリグ「ヤミノ」です。
ヤミノは、『ウィクロス』の前身企画の段階で構想されていたキャラクターということは、すでにご存じの方も多いはず。
そんなヤミノは、そんな往年のセレクターたちが懐かしさを感じるアーツを、「クラフト」として使用し戦います。
[wx_card_img_link card_no="WX25-P1-034"]
《創造の針姫 ヤミノ=Ⅲ》は、2つの能力それぞれで「クラフト」を生成することができるルリグです。
ターン1自動能力では、相手ターンに<怪異>のシグニが場を離れると、クラフトシグニ《幻怪 ヤミノザンシ》を場に出すことができます。
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「クラフト」はデッキ内に入れることはできず、能力によって指定の場所に追加したり、場に出したりするトークンの一種となります。
クラフトシグニ《幻怪 ヤミノザンシ》は、自身をメインフェイズ開始時にゲームから除外することで、後続の<怪異>をトラッシュから場に出せます。
継続的に必要な<怪異>を毎ターンのように用意できるので、安定した攻め手の確保に役立ちます。
ただし、《幻怪 ヤミノザンシ》自身はバトルに参加できないので、俗にいう「壁」にはならず、まるで【アサシン】のように正面の相手シグニのアタックは通り抜けてくる点に注意です。
ところで、この「クラフト」どう見ても「被害者ちゃん」なのですが、やはり深い設定とかがあるのでしょうか……。
気になって夜しか眠れません。
少し脱線しましたが、話を《創造の針姫 ヤミノ=Ⅲ》に戻しましょう。
ゲーム1能力【ビギニング】は、クラフトアーツ「ヤミノアーツ」を5種のうち2種ルリグデッキに追加することができます。
過去の類似能力としては「フェゾーネマジック」が挙げられますね。
そしてこの「ヤミノアーツ」、オールスター老人たちがニヤリとできる、まさかのラインナップとなっています。
11年前に発売した、『ウィクロス』最初の各色構築済みデッキに収録されたアーツのリメイク版となっています!
こ、これはアツすぎる……!
「フェゾーネマジック」と同じく、状況や対戦相手に応じて使用アーツをゲーム中に選択できるのは魅力的ですね。
もちろん、はじめから獲得する「ヤミノアーツ」を決めておき、それに合わせてデッキを構築するのもアリかもしれません。
[wx_card_img_link card_no="WX25-P1-062"]
ルリグに非常に多くの要素が盛り込まれていたために話が長くなってしまいましたが、パートナーシグニの《幻怪姫 CARD LUCK》もなかなかにアツいシグニです。
モチーフはアニメ「selector」シリーズに登場するカードショップで、イラストには記念すべき最初の拡張パック「SERVED SELECTOR」が……!
うーん……。
ヤミノといいこのシグニといい、本当に往年のセレクターがニヤニヤできる要素が多すぎますよ……。
自動能力は、アーツを使用した自分ターンのアタックフェイズ開始時、相手デッキを4枚トラッシュに送るか、エナを払って【アサシン】を得るか、どちらかを選択できます。
相手のデッキ枚数や場の状況を見ながら、適切に能力を選択していきましょう。
また、出現時能力でエナも増やせるので、このシグニの【アサシン】が、ヤミノデッキにおける基本的な攻め手になりそうですね。
注目ポイント!
「クラフト」を使って戦うヤミノですが、それ以外の情報が現時点では少なく、デッキ全体としてどのような動きをするのか、予想するのが少し難しいですね……。
しかし、<怪異>と「クラフトアーツ」というキーワードを組み合わせると、キーセレクションでの翠子(緑子)さんの「クラフトアーツ戦術」を思い出します。
当時の翠子さんは、今回の《幻怪姫 CARD LUCK》のような、自身がアーツを使用した場合に能力を発揮できるギミックが多く見られるデッキでした。
もしかしたらヤミノも、「クラフト戦術」というより「アーツ戦術」を主体とするデッキなのかも……?
実際、《幻怪姫 CARD LUCK》も「クラフト」以外のアーツを使用しても能力を適用することができます。
相性のよさそうなメインフェイズアーツをチェックしながら、新規「怪異」たちの能力を楽しみに待ちましょう!
おわりに
新規ルリグとパートナーシグニについて、少し脱線しながら改めてチェックしていきましたが、いかがでしたか?
このコラムを読んで、各ルリグとパートナーシグニに興味を持っていただけたのであれば幸いです。
まだまだ「PRIMAL SELECTOR」の収録カード公開は始まったばかり!
今回の内容では見えてこなかったカードやデッキの動きが、これからどんどん判明していくことでしょう。
それに、特典パックのディーヴァルリグたちの情報も、まだこれからとなっています!
一気に11体の新規ルリグの登場が、環境にどんな変化をもたらすのか……。
8月のGPやサッカー(チーム戦)がさらに盛り上がることを期待しましょう!
それでは、今回はこの辺で!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ターンエンド!