【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー祝! 新レベル3ルリグ登場!! 「ゆかゆか」&「まほまほ」のサンプルデッキ紹介
雨が続く時期になり、少し暗い外の景色の中で紫陽花の色がひときわ美しい季節になりました。
皆さんお久しぶりです。これを書いてる途中で真夏の気候に襲われているウルズです。急な気温変化、皆さん気をつけてください。
さて今回は、収録カードが公開された「DIVAルリグパックきゅるきゅる〜ん☆D・X・M」。これに収録されているルリグたちの中から「ゆかゆか」と「まほまほ」のデッキを紹介していきたいと思います。
まだ新弾の収録カードが見えていない関係で、一例のようになってしまいますが、この2人のデッキを作りたいと考えているセレクターさんの参考になれば幸いです。
では、挨拶もここまでにして、早速本編へいってみましょう!
すべてのリソースを奪い尽くせ! ゆかゆか☆さんさんきらきら
まず紹介するのは《ゆかゆか☆さんさんきらきら》になります。
相手のエナと盤面に強力な干渉能力を持ったこのルリグ。このカードを使う上で以下のことを意識しました。
・序盤から硬い場面。
・序盤からシグニをエナ以外に送る。
・エナと盤面だけではなく手札への干渉。
・サーバントの供給手段。
これらを意識して考えたデッキがコチラ。
センター:ゆかゆか アシスト:マドカ、ハナレ
今回は、リソース干渉能力に長けており、《大罠 Yリコーダーガン》の効果でダウンしてても活躍できるシグニが多い<防衛派>のカードたちを中心にチーム編成で構築しました。
<防衛派>を知らない人もいると思うので、簡潔に説明しますと、【ゲート】と呼ばれるものを設置し、その有無によって効果が強くなるカード群を<防衛派>といいます。今回だと《ひらけ!ゲート!》というピースを使用し、自分のシグニゾーンに【ゲート】を設置。それを駆使して戦っていきます。
これを踏まえたうえで、デッキ解説にいきたいと思います。
まず<防衛派>の下級として《コードメイズ ムジカ//THE DOOR》と《アイン=サンガ//THE DOOR》。この2枚によって序盤から高パワーのシグニを盤面に並べつつ、エンドフェイズの盤面除去も狙えます。この効果は終盤でも使えるので《ゆかゆか☆さんさんきらきら》と合わせて、確実にシグニを除去したり、すべてのシグニをトラッシュに送ることも可能。さらに《小装 カマカマ》も採用し、欲しかった序盤からの硬い盤面をクリアしています。
そして、レベル2シグニの《爆砲 WOLF//THE DOOR》も採用。盤面にいるシグニのバニッシュをトラッシュ送りに置き換えつつ、白では貴重な【エナチャージ】手段も確保しました。
また、同じレベル2シグニである《蒼魔 バン//THE DOOR》でもデッキの下に送れることに加え、《参ノ遊姫 フンスイショー》と共に手札への干渉手段として活躍。特に《参ノ遊姫 フンスイショー》は場に出す効果で《蒼魔 バン//THE DOOR》や【ゲート】の上に《コードメイズ ムジカ//THE DOOR》を出すことで、エンドフェイズにシグニを除去することができるのも注目のポイント。
序盤からの硬い盤面に加え、シグニをエナ以外に送る能力と、手札への干渉能力をこのシグニたちでこなす形になっています。
最後のサーバント問題について。
こちらは<防衛派>シグニの《幻獣神 LOVIT//THE DOOR》と、<防衛派>ではありませんが《コードアンシエンツ スフィンクス》を採用することで解決。
特に《コードアンシエンツ スフィンクス》は、相手にエナコストを要求する効果を持っており、《ゆかゆか☆さんさんきらきら》との相性がとてもいいシグニとなっています。また、エナを要求するということに関して、《コードハート リメンバ//メモリア》も採用。
《サーバント #》をしっかり確保して長く戦いつつ、エナに負荷をかけて相手を苦しめていきましょう。
このほかにも、手札破壊カードかつ、バーストで相手のルリグも止められる《TOO BADLY》や手札補充の《TROUBLE》。
《カウントダウン・ヒールズ》で<防衛派>を3枚回収する為のレベル3シグニで、打点と手札補充を行えることに加え、【ゲート】上でなくても効果が使える《幻水姫 アキノ//THE DOOR》を採用しています。
【ゲート】が1つしか設置できなく、その上には《コードメイズ ムジカ//THE DOOR》《アイン=サンガ//THE DOOR》を置きたい関係でレベル3の<防衛派>の採用は少ないです。なので、もしかしたら《カウントダウン・ヒールズ》じゃない方がいい可能性があるかもしれません。
また、ここまでメインデッキを中心に書いていきましたが、最後にルリグデッキにも注目。
アシストに質の高い手札補充の《マドカ//フロート》、低コストで防御、ドロー、手札破壊をこなす《マドカ//ダブ》と使いやすい効果を持った「マドカ」を採用。更に【ルリグバリア】で防御になりつつ、手札補充と打点効果も持つ《セイクリッド・フォース》を採用し、リソースの安定性も上げています。
《大罠 Yリコーダーガン》の関係で、毎ターンライフクロスを大量に割っていくデッキではありません。なので、ゆっくりじわじわと相手のリソースをボロボロにして、勝利ターンまで生き残るように戦っていきましょう。
相手の手札とデッキを削りきれ! まほまほ☆さんさんちくちく
続いては、《まほまほ☆さんさんちくちく》のデッキになります。
強力なデッキ破壊を持ってるこのルリグ。この能力を活かすために以下のことを考えました。
・効果を発動しやすくするための手札破壊。
・戦うターンが増えるほど、ルリグの効果が光るのである程度の耐久性。
・《羅原姫 Mランドセル》の供給手段。
・強力なゲーム1のタイミング。
これらの事を考えたデッキがコチラになります。
センター:まほまほ
| カード名(カードNo.) | レベル | LB | 枚数 |
|---|---|---|---|
| 羅原姫 H2O (WXDi-P05-038) | 3 | ★ | 4 |
| 羅原姫 ミルルン//フェゾーネ (WXDi-P16-050) | 3 | ★ | 1 |
| 羅原 Pb (WXDi-P16-085) | 2 | ★ | 3 |
| 羅原 Ga (WXDi-P04-064) | 1 | ★ | 4 |
| TOO BADLY (WX24-D3-25) | – | ★ | 4 |
| サーバント # (WX24-D5-26) | 1 | ★ | 4 |
| 羅原 H2 (WXDi-P05-067) | 3 | 4 | |
| 羅原姫 Mランドセル (SPDi43-07) | 3 | 4 | |
| 羅原 BP (WXDi-P05-084) | 2 | 4 | |
| 凶魔 コオニ (WX24-D5-11) | 1 | 4 | |
| 羅原 Pa (WXDi-P03-082) | 1 | 2 | |
| 羅原 Se (WXDi-P05-091) | 1 | 2 |
《羅原姫 Mランドセル》が原子ということで、今回は<原子>のシグニたちを軸に作成していきました。
原子軸ということもあり、《羅原姫 H2O》や《羅原 H2》といった青の<原子>たちが入り、その青エナによって手札破壊を無理なくデッキに組み込む事ができます。
また、《羅原姫 H2O》は下にカードがある時に耐性があるうえに、パワーも13000あるため、盤面の耐久性能もそれなりに確保してくれます。
また、原子シグニの《羅原 Pb》によって、トラッシュから《羅原姫 Mランドセル》といったレベル3シグニを呼び出す事が可能。加えて、新規アーツの《スター・フォーメーション》によって盤面をバニッシュしつつ、原子のシグニたちを手札に加えられます。これにより、《羅原姫 Mランドセル》を高い頻度で盤面に出すことができます。
そしてゲーム1能力。今回は、レベル3に乗った早い段階で使用して1度好き勝手に暴れ、その後に《羅原姫 H2O》や《TOO BADLY》、新規アーツの《シューティング・スター》を使って手札を破壊していきます。
試合の前半に手札破壊をしてしまうと、ゲーム1能力が強く使えないので、後半に手札破壊をしていくというプランで作成しました。ただし、序盤からライフバーストで《羅原 Ga》が発動したり、相手が手札補充を温存して、手札が少ないときはそのまま手札破壊を行ない、相手が手札補充をした時にゲーム1を使用するという試合展開もあると思います。
また、ゲーム1と《シューティング・スター》を組み合わせて、確定でシグニをバニッシュしていくのもかなり強力なので、戦術の片隅に入れておきましょう。
状況に応じてゲーム1能力を使い分け、《まほまほ☆さんさんちくちく》と《羅原姫 Mランドセル》の効果をなるべく毎ターン効果的に使えるように戦っていきましょう。
また、今回は既存の<原子>たちで組みましたが、「PRIMAL SELECTOR」には「ミルルン」という<原子>をベースにしたルリグが登場します。つまり、ここから公開されるカードによっては強化が期待できる点も注目の構築です。
個人的には、《スター・フォーメーション》にした関係で《凶魔 コオニ》の効果がもったいなくなっているので、<原子>の打点シグニが来てくれたら……なんて思っています。
そして、防御アーツたち。
しっかりと戦えるように防御アーツは3枚の構成にしています。<原子>のシグニたちが思ったよりもエナを使うので、1コスト防御を2枚採用してみました。しかし、1コストアーツに対して【シャドウ】を得てくるシグニ《コードアクセル Mドラゴン》も登場するので、もしかしたら変更を余儀なくされるかもしれません。
また、バニッシュ防御となる《パープル・ストーム》を採用しましたが、こちらも環境によっては緑と白を効率良く除去できる《アンチ・スフィア》にする選択もあることでしょう。
《まほまほ☆さんさんちくちく》と《羅原姫 Mランドセル》は共に自動効果にエナを使わない強力な効果を持っています。なので、うまく効果が発動できるように相手の手札破壊とデッキ破壊を駆使して戦っていきましょう。
「まほまほ」はこの他にも「ブルアカ」や「ディソナ」、もしくはチーム編成で前のめりに攻める構築にするなど、いろいろと考えられると思います。
自分もそうですが、皆さんもぜひいろいろな構築を考えてみてください。
おわりに
以上、「ゆかゆか」と「まほまほ」デッキの紹介でした。
今回の「DIVAルリグパックきゅるきゅる〜ん☆D・X・M」に収録されるルリグたちは種族の縛りがないため、かなり構築の幅が用意されています。
自分も今回のデッキを紹介するにあたり、いろいろと試行錯誤をした背景があります。きっと、もっと試行回数を増やしていくことでこれ以上の構築が見つかることでしょう。
皆さんも、いろいろなデッキ案が浮かんでいると思います。なので、今回の記事を参考に新しいルリグの構築を試してみて下さい。
そして、これだ! って思える構築を作って、環境を引っ張ってみてください。
では、今回のアカデミーはここまでにしたいと思います。
また、どこかで会いましょう!以上、ウルズのアカデミーでした。






















