【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

新効果のアーツがまたまた登場! その新しい使い方を考察していこう!!

夏とは思えない暑さも終わりが見え、秋がもう少しで来る気配を感じ取れる季節になりました。
皆さんお久しぶりです。最近蚊に襲われるようになったウルズです。
あいつら、今までどこに潜伏していたんだ……。

さて今回は「RESONANCE SELECTOR」で登場する、能力を付与するアーツ群について書いていきたいと思います。
リミットが増えるアーツの際にも、いろいろと自分が考えていることを書いていきましたが、今回もその様な内容になっています。
新しいアーツたちもいい意味で癖が強いのがそろっており、上手く噛み合わせることができれば、活躍させられそうな雰囲気があります。
すでにいろいろと考えている人もいると思いますが、今回の記事を参考にし、今のうちからさまざまな使い道を考えてみてください!

それでは、挨拶もこの辺にして、早速本編へ行ってみましょう。

【ルリグバリア】と【ガード】課税を活かし、光さすみ……星となれ!

まず最初に白のアーツから確認していきましょう。

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【ルリグバリア】と【ガード】に1エナを要求する効果。
エナを要求する関係で、エナを与えない攻めを得意とし、課税効果と言えばの《コードハート リメンバ//メモリア》を使いやすい白ルリグで考えるのが一番使いやすいことでしょう。

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ルリグアタックを軸にする関係で、《月日の巫女 タマヨリヒメ》との相性はかなりいい事でしょう。〈アーム〉シグニたちの【シュート】でエナを与えることも無いので、自然に《スター・ダスト》の効果を活かすことができます。
また、《錠前サオリ[et omnia vanitas!]》も自身の効果で相手のエナに圧力を加えることができます。そのため、《月日の巫女 タマヨリヒメ》とは違うアプローチで、このカードをおもしろく使えるかもしれません。

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守りとしての運用に注目し、《白夜の使者 サシェ・モティエ》で使用するのもおもしろそうです。

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《スター・ダスト》を採用する関係でアーツの防御と攻めのバランスが難しくなります。しかし、《白夜の使者 サシェ・モティエ》自身が持つゲーム1能力と《白羅星姫 フルムーン》で防御アーツ分を補うことができます。
加えて、ゲーム1と《白羅星姫 フルムーン》の影響を受けないルリグで攻められる所を【ルリグバリア】で防げるということもできます。

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【ルリグバリア】という事に注目し、《満月の使徒 小湊るう子》で使用するのもおもしろいかもしれません。

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専用シグニとも言える《聖魔姫 イヴ》が手札をすべて捨てることで、強力な効果を発動できるのですが、《サーバント #》を捨ててしまうという弱点が存在。そこを【ルリグバリア】で補うことができます。また、《聖天姫 アダム》も相手のエナに圧力を加えられるので、常時効果も問題なく機能することでしょう。

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今回は白のルリグに注目してみました。しかし、エナを増やさないカードたちと相性がいいため、赤のルリグに採用してもおもしろいかもしれません。
ぜひ皆さんもいろいろと試してみて下さい。

ライフとエナ破壊の絶妙なバランスを掴みとれ!《走行車炎》

《スター・ダスト》の次は赤でバイクですってよ。これって……いや、きっと偶然でしょう。
すんごいバイクに乗った「ララ・ルー」が描かれた赤アーツに注目して見ましょう。

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ライフクロスに関係した効果と、エナ破壊が組み合わさった能力になっています。
エナ破壊の効果は、ライフバーストが発動したときなので、相手のライフバーストの処理が終わり、チェックゾーンからエナに置かれた後に処理をしますね。

エナ破壊という観点から《熾炎舞 遊月・参》で採用してみるとおもしろいかもしれません。

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《熾炎舞 遊月・参》はエナ破壊を得意とする<龍獣>シグニたちを軸に戦うので、相手にライフバースト発動のリスクを与えることができます。また、エナを破壊する機会が多いほど、ゲーム1の能力を【ダブルクラッシュ】付与に回せる可能性が高くなるのも注目したいです。
ライフクロスのクラッシュ効果も【アサシン】の天敵である《大幻蟲 ベル・クリケット》《幻水姫 シィラ》を除去できます。加えて、<龍獣>シグニである《幻竜姫 真・遊月//メモリア》の効果条件を達成できるのに役立つ可能性があります。

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自分のライフクロスをエナに変換できると考えて、《轟炎 花代・爾転》のような速いデッキで使うのもおもしろいかもしれません。

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ロングゲームになるほど、不利になるタイプではあるので、ライフクロスをエナに変えつつ、自分のやりたい動きを相手より先に行えるのは強力。
特に、ゲーム1やグロウのコストが多い《轟炎 花代・爾転》にとって、少しでもエナに変換できることで動きが大きく変わることでしょう。アーツの搭載数も他のデッキより多いので、環境の流行りに合わせていろいろと型を変えられるのも興味深いです。

ルリグとは関係ありませんが、起動効果はライフバーストが発動できるということで《コードハート リメンバ//メモリア》でライフクロスを確認するというのもおもしろいと思います。

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ライフクロスに関係する効果ということで、かなり扱いが難しいアーツです。
しかし、上手く使えれば相手の動きを制限できたり、ライフバーストの奇襲性能があったりとおもしろいアーツなのは間違いないでしょう。このようなカードこそ考えがいがあるのでぜひいろいろと試してみてください。

完全に余談なのですが、ララ・ルーのバイク。スクランブラーのようなデザインに3or4気筒の3マフラー。個人的には大好きですが、あまりにもイカれたスペックのバイク過ぎません?

ポイントは増えた手札をどのように活用するか。《ブリザード・ウィング》

続いては青らしい手札に関係した効果を持った《ブリザード・ウィング》に注目していきましょう。

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今までのアーツたちとは違い、リソース系の効果を持っています。
単純にドローが増えるので使いやすく見えますが、ゲームを通しての総ドロー数は多くないので、手札の上限が増える所に注目したいですね。

手札が大切ということで、<水獣>シグニを中心に戦う《エルドラ×マークⅢ BURST》で使用するのはどうでしょう。

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《エルドラ×マークⅢ BURST》自身でも不確定ではありますが、手札を増やすことができます。なので、アーツと合わせてじゃんじゃんドローできる可能性があります。加えて、ゲーム1効果でも手札を消費するので、抱えられる手札が多くなる影響は大きいでしょう。
また、手札が7枚以上になることで《幻水姫 メガマウス》《幻水姫 シロナクジ》といった<水獣>シグニが使いやすくなったりと、いろいろとおもしろいことができそうな気配があります。

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手札がしっかり欲しいルリグとして、新たに登場する《VOGUE3-EXTREME マドカ》で使うのもおもしろいかもしれません。

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青のカードを2枚捨てる関係で手札の消費がかなり多く、手札上限とドロー数が増える効果はかなり助かることでしょう。
また、DIAGRAM共通のアーツ再利用効果もあります。これにより、このカードを採用してアーツのパワーが気になるという問題を軽減することができるかもしれません。

ルリグではありませんが、《早瀬ユウカ》《早瀬ユウカ(体操服)》といった手札が多いほど強力になるシグニとも相性がいいです。ブルアカ基盤はいろんなルリグで活用することができるので、意識してみてもいいかもしれません。

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リソースに関係している分、わかりやすく使いやすい《ブリザード・ウィング》。ただドローするだけのアーツにするともったいないので、上限を増やせるメリットを活かしていきたいですね。

【エナチャージ】をして《サーバント #》がエナに落ちる悩みを解決。《一体分身》

ドローの次は【エナチャージ】。ということで、今回も読み方が難しい緑のアーツ《一体分身(シルクハットマジック)》に注目してみましょう。

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“シルクハットマジック”ですよ、いったいどれだけのセレクターが初見で読めたのでしょうか。
エナに《サーバント #》があれば、それと1コストでガードできる能力と、《ブリザード・ウィング》と同様のタイミングで【エナチャージ】をする能力。
緑ルリグあるあるの《サーバント #》がエナに行ってしまう問題を解決してくれる効果になっています。効果の関係上、エナを駆使して戦うルリグで使っていきたいです。

これらを踏まえて、最近登場したルリグである《紡ぎし冒険の扉 アト=トレ》で使ってみるのはいかがでしょう。

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自身の効果で、エナを増やしていく関係で、デッキから《サーバント #》がエナに行きやすく、ガードに困るという事態を減らすことになると思います。また、エナを増やすことでゲーム1能力の回収範囲も大きく広がるので、戦いやすくなるかもしれません。

序盤からエナを増やせることに注目して、大量のエナを消費する効果を持つ《勘解由小路ユカリ[まっすぐに芽生えた決意]》
大量のエナを消費する効果に加えて手札をエナに変換していく《収斂せし扉 アト=トレ》で使ってもおもしろいかもしれません。

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この2枚は、エナゾーンにある《サーバント #》を効果のコストに払ってしまうので、エナのカードでガードするのは効果を使う前に行なうように気を付ける必要が出てくると思います。

また、カードがすべて公開されてないので本当に使えるかわかりませんが《アイヤイ★クイーン》で使える可能性もあると思います。

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自動効果にターン1の制限がないため、なるべくたくさん使いたいのですが、そのためにはエナを多く抱えていかなければなりません。そこで《一体分身》で序盤からエナを溜めていく意味が出てくる事でしょう。
加えて、相棒の《参ノ遊姫 ベイゴマ》もなかなかに食いしん坊な効果をもっています。

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このシグニの自動効果にも多くのエナが必要。コストだけでなく、場に出すシグニを用意しなければならず、かなり多くのエナが必要になる可能性があります。これらに加えて〈レゾナ〉まで使うとなると、『どれだけのエナが必要になるんだ!』って言葉も出てきます。
手札をエナに変換していくので、手札もあまり多く抱えられないことを考えると、エナで【ガード】できるのは頼もしいかもしれません。

繰り返しにはなりますが、エナを中心とした効果なので、リソースをエナに寄せられるルリグで使うことを意識しましょう。
効果とは関係ないですが、描かれてるアイヤイたちが今までの姿をしてるのはとても歴史を感じられていいですよね。

デッキ削りを打点へ。使いやすマイナス効果の黒アーツ

ここまで効果付与のアーツを紹介していきましたがついに最後。そんなラストの黒アーツに注目していきましょう。

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この名前を聞くと、昔の映画が思い浮かびますね。あの映画にも両手がハサミの登場人物がいた覚えがあります。
そして、効果の方はといいますと、黒らしくデッキ削りに関係した能力を持っています。ゲーム1の効果は発動させること自体はかなり大変ですが、相手視点でこの効果を意識した防御を要求させることができます。発動させるというより、存在が圧力になる効果でしょう。存分にこのカードを使うには序盤からデッキ削りを行ないたいので、黒ルリグで使うのが良さそうです。

まず浮かぶのは強力なデッキ削り能力を持つ《まほまほ☆さんさんちくちく》

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自身の効果で相手のデッキを8枚も落とせるので、1ゲーム中に2回リフレッシュに持ち込むことも可能。相棒である《羅原姫 Mランドセル》も含めてかなり乱暴にデッキを削ることができます。また、《羅原姫 Mランドセル》のマイナス値が低いところも《シザー・ハンズ》で補うことができます。
《羅原 まほまほ//ディソナ》といった黒シグニも打点になるので、自分、相手のデッキを削って効果を発動する黒シグニを中心とし、序盤からデッキ削りと打点を両立させたデッキが誕生する可能性があります。

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自分のデッキを削っても効果が発動するので、<古代兵器>シグニを駆使する《冒険の鍵主 ウムル=トレ》で使ってみるのもおもしろいかもしれません。

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<古代兵器>シグニの序盤の打点をマイナス効果で補えるのはかなり助かることでしょう。終盤でも、《コードアンティーク パルテノ》の−8000というマイナス値を補え、大型のシグニは《冒険の鍵主 ウムル=トレ》の起動で除去できるため、攻めやすさが大きく変わるのではないでしょうか。

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先に紹介したマドカと同様に、アーツ回収能力を持つ《VOGUE3-EXTREME ムジカ》で使用するのもおもしろそうです。

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まほまほでも少し書きましたが、デッキを削る多くのシグニが−5000を持つ打点シグニへと変わるので、デッキ全体の動きが良くなる可能性があります。まほまほとは違い、アーツの回収で状況に応じたスイッチができるのも魅力的。その分、構築や立ち回りが難しくなりますが、そこは腕の見せ所です。

攻めの分野で使いやすい効果を持った《シザー・ハンズ》。ゆっくり戦うデッキにはかなりの確率で有効に働くおもしろい効果を持っています。しかしその反面、殴り合いのデッキに対しては押し負ける可能性もあります。なので、しっかりとデッキを削り、押し負けないように戦えるようにする必要があるかもしれません。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
各色のアーツを駆け抜けましたが、文字にして並べてみると、新たな発見や気付きが見つかったりします。
今回紹介したのは、あくまでも1個人が浮かんだ内容でしかありません。なので、皆さんも今回の記事を参考に「これ、強そうじゃね?」って思った発見や気付きをいろいろと試してみてください。

それでは、長くなりましたが、今回の記事はここまで。
またどこかでお会いしましょう!以上、ウルズのアカデミーでした。

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