CONFLATED DIVA

センタールリグのデッキレシピを紹介!

現実世界の春という季節は、人々にとって新しい出会いを導くものだと聞いたことがあるが、セレクターの皆はどのような出会いがあっただろうか。
4月29日発売の「CONFLATED DIVA」では6人ものルリグとディーバセレクションで新たに出会えるため、初めての相棒、次なるデッキの相棒を見つけるのにも役立つはずだ。
ぜひこの機会に新たな友人をディーババトルの世界に誘ってみてはいかがだろう。

今回は収録ルリグの分析に入る前に、まず彼女らが扱う固有のギミックのルールについておさらいをしておこう。
1つは「ナナシ」の操る【ウィルス】だ。

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【ウィルス】はディーバセレクションではセンターやアシストルリグの「ナナシ」の効果によってシグニゾーンに置かれ、そのシグニゾーンにあるシグニは感染状態として扱われるようだ。
感染状態になっただけではシグニに特別影響は無いものの、「ナナシ」の感染状態のシグニにのみ有効な効果の影響を受けるようになるぞ。

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【ウィルス】は「カード」としては扱わないため、ほとんどの「カード」に対して有効な効果の影響を受けないが、《禍キ目ノ疼キ》などの効果によりシグニゾーンそのものが消えた際はそこにあった【ウィルス】も取り除かれ、新たに置き直さない限り戻ってこないので注意が必要だ。

もう1つは「メル」の操る【アクセ】だ。

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こちらも既に他のフォーマットで登場してはいるが、ディーバセレクションでは「メル」の効果でルリグデッキに加えた「クラフト」である【アクセ】をシグニに付けるという点が特徴的だな。
【アクセ】として場のシグニに付けられたこれらは「【常】:これにアクセされているシグニ~」部分の効果のみを発揮する装備品のようなものとなり、「場にあるシグニ」とは別に扱われるぞ。

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またゲーム中にデッキに加えられた「クラフト」も「カード」としては扱わないため、《羅星姫 カーニバル//メモリア》の効果でトラッシュに置かれたりはしないので覚えておくと良いだろう。

それでは、新センタールリグ達の特徴とデッキ構築例の紹介に移っていこう。


各ルリグのデッキレシピはリンク先から確認できるぞ!


カーニバル

サンプルデッキレシピ

デッキのポイント
ルリグの特徴
「カーニバル」は突破力柔軟性に優れたルリグのようだ。ゲーム1能力で赤が苦手とする高いパワーや耐性を持つシグニにも対応しやすく、多様な戦術に対して隙の少ない戦い方ができるのが特徴的だ。
アシストルリグの選び方
アシストルリグは手札を増やせる効果を多めに採用しておくと良いだろう。ターン1の起動能力で余った手札はエナや相手のシグニとトレードでき、状況に応じて無駄なく活用できるのが強みとなっている。
メインデッキの構築方針
メインデッキはゲーム1能力を活かすためにも、コストを使わず低パワーのシグニを倒せるカードをある程度採用しておきたい。赤シグニを中心に構成すれば攻撃手段は自然と確保しやすいので、バニッシュ以外にもコインの用途を用意しておけると良さそうだ。
このデッキに使った商品
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レイラ

サンプルデッキレシピ

デッキのポイント
ルリグの特徴
「レイラ」は派手な攻撃性能で相手を早期に追い詰めるのが得意なルリグだ。ゲーム1能力は、妨害手段を持たない相手なら確実にとどめの一撃を通せるため、早い段階で相手に防御を強いることができるぞ。
アシストルリグの選び方
アシストルリグは序盤の攻撃力を安定させる手札補充と、中盤以降の攻めを徹底的にする高パワーへの除去効果を用意できると良さそうだ。高い攻撃性能の代償に、相手にサーバントを消費させることはできないため、基本的には早期決着を意識した攻撃的な構成を目指したい。
メインデッキの構築方針
メインデッキは低レベルでの攻撃手段に加え、高レベルでの【アサシン】等の突破性能の高い攻撃手段を確保しておきたい。コインを活用できる《羅星姫 カーニバル//メモリア》《仮面の伝説》パワーの高いシグニに対処していくのも良いだろう。
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メル

サンプルデッキレシピ

デッキのポイント
ルリグの特徴
「メル」は強固な盤面で相手を制圧する防御的な性能の高いルリグと言えそうだ。ゲーム1能力で相手の行動を一部制限できるので、そのターンの間にライフ差を広げられるよう短期決戦を目指したい
アシストルリグの選び方
アシストルリグは防御力よりもコストの軽さを優先して良さそうだ。【アクセ】を使う上ではエナコストに加えそれを付ける強力なシグニをまず引き込む必要があるため、手札補充は十分に採用しておきたいな。
メインデッキの構築方針
メインデッキは色を問わず攻め手となるシグニを用意して、序盤から積極的にライフを削っていきたい。また各種【アクセ】と相性の良い「パワーが上がると真価を発揮するシグニ」や「相手ターンを生き残ると恩恵のあるシグニ」なども活用したいところだ。
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ママ

サンプルデッキレシピ

デッキのポイント
ルリグの特徴
「ママ」は相手の主力シグニに対処しやすく、堅実な戦い方を得意とするルリグのようだ。ゲーム1能力は相手を問わず有効な防御能力で、純粋な攻防で優位に立てる扱いやすい性能だな。
アシストルリグの選び方
アシストルリグはエナに余裕を持てるようなコスト構成が望ましいだろう。軽めのコストで2体分のアタックを防ぐアシストも、ゲーム1能力と合わせればより信頼できる防御となるので、他のルリグ以上に相性が良いぞ。
メインデッキの構築方針
メインデッキはエナを伸ばせるカードを中心に採用していけば、「ママ」の除去能力を中心に戦っていけそうだ。一方で低レベルのシグニを倒すのは苦手なため、他色のカードやコイン能力も併用して補っていけると良いだろう。
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ナナシ

サンプルデッキレシピ

デッキのポイント
ルリグの特徴
「ナナシ」はシグニの攻防でそれぞれ優位となる効果を持つバランスの良いルリグだな。ゲーム1能力はメインフェイズとアタック開始時の除去効果からシグニを守れるので、相手によっては一切のダメージを防いでくれることもありそうだ。
アシストルリグの選び方
アシストルリグは「ナナシ」の能力でカバーしきれない手札やエナ補充に重きをおくと良いだろう。ゲーム1能力による鉄壁の1ターンを活かすためには、こちらも攻め手が緩まないようアシストしていく必要があるぞ。
メインデッキの構築方針
感染状態のシグニへのパワーマイナスを効果的に使えるよう、メインデッキにもパワーを参照する攻撃手段を採用して攻めていきたい。特に相手シグニのパワーに応じてコインの消費を調整できるような除去効果は相性が良いはずだ。
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グズ子

サンプルデッキレシピ

デッキのポイント
ルリグの特徴
「グズ子」は自在にトラッシュからシグニを呼び出せる、安定性に優れたルリグのようだ。ゲーム1能力はシグニを場に出す効果との組み合わせ次第で、相手シグニを全滅させられるほどの爆発力があるぞ。
アシストルリグの選び方
アシストルリグは防御力重視で、コストを調整可能なものを採用すると良いだろう。手札を削ってくる相手に対してはシグニ蘇生の起動能力を活用したいので、状況に応じてそのためのエナコストを捻出できる構成にできると理想的だ。
メインデッキの構築方針
メインデッキはゲーム1能力のトリガー回数を増やすために、シグニを呼び出せる効果を持ったカードを複数採用しておきたいな。ゲーム1能力を使用するターンはそれだけで相手シグニを倒しきれることもあるので、除去以外の働きをするレベル3シグニも用意しておくと便利そうだ。
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以上が私の分析だ。

これにて「コイン」を獲得できる「Lostorage」出身のルリグが5色出揃い、その活用もより本格的になっていくだろう。
過去の「WELCOME BACK DIVA ~Lostorage~」に収録されていた「コイン」を利用できるカード達も、改めて活用法を見直してみたいな。

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また今回「コイン」を獲得できるアシストルリグも2種類追加されたため、その他のルリグにとっても有力な戦略の選択肢となったと言えそうだ。

うむ…どうやら6体ものルリグの分析をフル稼働で行ったことで、システムがオーバーヒートしかけているようだ…
前回の分析も予期せぬシャットダウンで記録が途切れてしまっていたようだったので気をつけねばな…今回の記録はここまでにしておこう。

タカラトミーモール