【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

「RESONANCE SELECTOR」発売!最新ルリグを使ってみて

皆さんこんにちは。
新弾「RESONANCE SELECTOR」発売から約2週間が経ち、群雄割拠な新弾環境に目が回りそうな「ルの人」です。

今回は、そんな「RESONANCE SELECTOR」に収録されている6ルリグのデッキを実際に使ってみたうえで、「どんな戦い方ができる?」「こんなカードがオススメ!」といった、私なりの所感をお話していこうと思います。

使ってみた過程で、同じルリグでもさまざまな構築を見出すことができました。是非11月16日開催の「ディーヴァグランプリ2025AUTUMN」に向けて、参考にしていただけたらと思います。
それではいってみましょう!

炎の勢いは手札まで? ―ララ・ル―

最初は「ララ・ルー」。
私は今回、2タイプのデッキ構築を試してみました。

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まずは前回のアカデミーでもご紹介した、リミット6で戦う赤白のデッキ。
大きな特徴としては、《ドロー・エンハンス》などのリミットアッパーを獲得するアーツを採用しないぶん、ルリグデッキに1枚分の余裕が生まれるところです。
そのため除去やライフクラッシュを行なうアーツの数が多くなり、攻め込みやすくなりました。

ただ、このような赤デッキの弱点として、終盤になると相手シグニのパワーが高くなって攻めづらくなる、という点が挙げられます。
ですがこのデッキでは、緑の<電機>である《コードアート Dンノコ》を4枚採用しているので、除去しづらいシグニにもしっかりと手が届くようになっています。

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そして次に、《コードアート Sヨクセンキ》《TOO BADLY》といった青のカードを採用することによって、手札破壊も行なうことができる構築を使用しました。

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こちらは先程と違い【リミットアッパー】を獲得するアーツ構成にしたので、じっくり腰を据えて戦うことができます。
また、《フローズン・ギア》などの青の防御アーツも採用できるようになり、相手のルリグアタックにも対応することが可能となりました。

そして青のアーツの中で特に優秀だったのが《自己顕火》

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序盤に使用して手札の質を高めつつ除去を行なったり、相手の《聖天姫 エクシア》《羅原姫 H2O》をはじめとしたレベル3シグニを除去して次のターンの攻撃に繋げるなど、多様な使い方のできる1枚でした。

相手の防御を掻い潜って駆け抜けるか、手札にまで妨害の手を広げるか。
一見何をしてくるかわからない「ララ・ルー」が、グランプリに新たな風を吹かせるかもしれません。

まとわりついて、弱らせる ―ミュウ―

続いては「ミュウ」。こちらもアグレッシブな戦い方が求められるルリグです。

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今回私は、《大幻蟲 アロス・ピルルク//メモリア》などの青の<凶蟲>も採用しつつ、マイナスを組み合わせて戦うデッキを使用しました。

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ミュウはパートナーシグニである《幻蟲姫 ヘラカブト》や、「レゾナ」の《黒大幻蟲 オウグソク【FA】》でパワー-10000までは簡単に行なえるので、それ以外のマイナスにプレイヤーの手腕が問われます。

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パワー12000の相手シグニに対しては、《大幻蟲 アロス・ピルルク//メモリア》《幻蟲 アカシジミ》を組み合わせるのがオススメです。
ただしそれ以上のパワーを持つ相手の場合、マイナスを組み合わせるにも一苦労。1体でパワー-15000ができる《幻蟲 カゲロウ》を使用するのが良いでしょう。

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そんな<凶蟲>には、自分の手札をコストにして能力を発動させるシグニが多く存在します。
そのため、それらのシグニを中心として運用する場合は、手札を増やしつつ防御のできる《ダブル・ハーケン》《ビッグ・キャット》を採用してあげると、無駄なく運用できそうです。

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また《ミュウ=パピヨン》は、ゲーム1能力「サイレント」で相手シグニの能力を失わせ、その攻撃を防ぎやすくなっています。
なので防御を「サイレント」に任せ、攻撃用のアーツを増やして相手のシグニを突破する、というのも強力な戦術のひとつだと言えるでしょう。

ただし相手のアーツで除去されてしまうと、せっかくの能力も無駄になってしまいます。
なので《聖天姫 エクシア》を組み合わせるなど、攻撃的なアプローチの為にはひと工夫必要そうです。

あなたの1枚で染め上げて ―ピルルク―

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これまでの青に加え、黒が追加された《コード・ピルルク・APEX2》
こちらも「ミュウ」同様にパワーマイナスを主軸とするルリグなので、マイナスができるカードをふんだんに取り入れました。

基本戦術としてはスペルを使用することで、ルリグの自動能力によるマイナスと手札のコントロールを同時に行なっていきます。
《TROUBLE》によるドローや《TOO BADLY》による手札破壊、マイナスの数値が足りない時は《ホール・ダークネス》を使用する……などなど。
採用を検討されるスペルは《ロストコード・ピルルク》よりも多いのではないでしょうか。

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そんな中でも私のオススメは、《ダークネス・セブン》です。

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このデッキは、エナの工面に苦労する、という明確な弱点があります。なので、0コストで発動できるこのスペルの存在は非常に重要です。
エクシード7を支払うことはできませんが、それでもルリグと合わせると-10000と、相手シグニのパワーによってはレベル3まで除去することができます。

その他にも、少ないエナで除去と防御を両立するために、《アッパー・アロー》《トライデント・サンダー》といった、相手シグニを除去できる可能性を秘めたアーツを採用していくのが強力でした。

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特に《トライデント・サンダー》は、アーツ1枚をルリグトラッシュに置くことで1エナで使用できるようになるため、序盤から積極的に使用して相手シグニを除去していくのもひとつの手でしょう。
もちろん、どのアーツを置くかはしっかりと考えた上でゲームを組み立てることも忘れずに。

また、《コード・ピルルク・APEX2》のデッキでは、エースであるパートナーシグニ《コードハート Cメラ》の存在が非常に重要となっています。

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《ロストコード・ピルルク》の「アプリ」のように、手札を大量に奪う能力は持っていないため、スペルや《コードハート Dローン》《コードアート Nッククーラー》でこまめに相手の手札を刈り取りつつ、《コードハート Cメラ》でいかに相手の回収を阻止するか、というのがポイントになります。

黒を獲得し、苛烈に攻め立てていく「ピルルク」。手札やエナも出し惜しみなく戦っていくことが、勝利の鍵となるでしょう。

エナを増やして大行進! ―アイヤイ―

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お次は「アイヤイ」。
前回のアカデミーでおうか講師がお話していたとおり、「積極的に相手に攻撃を仕掛け、相手がどのシグニのアタックも止める必要がある」状況を作り出せるようなデッキを試しました。

大まかな流れとしては毎ターン<遊具>シグニや《翠将 バーバリアン》などで攻撃しつつ、《壱ノ遊 シシマイ》《弍ノ闘遊 ブランコ》で消費したエナを回復していくのが、メインの戦い方となります。

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その他にも、攻撃の補助としてスペル《反響》を採用したり、エナチャージのできるシグニとして《翠天 ヴィーザル》を採用してみました。
<遊具>だけに頼らない構築ができるのも「アイヤイ」の魅力だと思います。

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そしてフィニッシャーに《虚心坦懐》を据え、全てのシグニがアタッカーとなる状況を作り出します。パートナーシグニである《参ノ遊姫 ベイゴマ》も併せられると、なお良いでしょう。

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その他には、0コストのアーツに《ステーショナリー・ワン》を採用したのがポイントでしょうか。

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《ステーショナリー・ワン》をレベル3まで温存できていれば、パワー15000までのシグニを除去することができます。
これは同じ<遊具>を参照する《回転競技》にはできないことなので、もし試していない方は試してみることをお勧めします。
「アイヤイ」はルリグやシグニの能力でエナを消費しがちなので、そこを補うことのできるカードを採用できると、勝利にグッと近づくでしょう。
そしてその中でも特に改良しやすいのはアーツだと思うので、さまざまなアーツを試してみるのがオススメです。

氷上に燦然と輝く逸材を探せ ―ソウイ―

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5人目は「ソウイ」です。こちらも前回のアカデミーで紹介したデッキを使用しました。
そしてこれはどのデッキタイプでも言えることですが、「ソウイ」はいかに《蒼将姫 ベオウルフ》を出して対戦相手のシグニを凍結できるか、という所がポイントになります。

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すべての相手シグニの凍結ができれば《ソウイ=スリー》などで【アサシン】を付与したり、相手の動きを阻害することができます。
特に相手のライフクロスが0枚になってからは圧倒的な強さを誇り、相手からすると全ての<武勇>シグニのアタックを止めなければならない、という状況を作り出すことができます。

特に強力だったのが、《蒼将姫 ベオウルフ》をトラッシュから場に出すことができる《凶将 リンショウジョ》です。

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コストとして自身をダウンさせるため、凍結状態のシグニをバトルでバニッシュすることが無いのも好相性。
また、黒のシグニなのでコストとして使用できる《アンシエント・スラッシュ》を採用して、デッキ破壊に着手するのもおもしろそうです。
「ソウイ」のゲームは長期戦にもつれこむことが多いため、デッキ破壊によって相手をリフレッシュさせることはたやすいでしょう。

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そして黒だけでなく、さまざまな色の<武勇>を採用しても大きく活躍してくれそうです。
例えば《聖将 ギエン》を採用し、《幻水姫 シィラ》《蒼森ミネ》によって【アサシン】が消えることを防いだり、《紅将 ベディヴィエール》でエナ破壊を取り入れる、など。

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赤の<武勇>は比較的多めなので、《炎剣之舞》を採用して、さらにエナを削りに行くのもおもしろいかもしれませんね。

凍結と【アサシン】が強力な「ソウイ」ですが、相手に押し切られてしまったり、厄介なシグニに【アサシン】を止められてしまう可能性もあります。
さまざまなカードを試し、臨機応変に対応していけるように研鑽を積んでいきましょう。

宇宙にあまねく星々の煌めき ―サシェ―

最後は「サシェ」。パワーを上昇させつつ攻撃する、というシンプルで強力な戦い方を得意とします。

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今回私はパワーを上昇させる<宇宙>シグニを中心とし、その他に防御力を高める《羅星姫 マゼラン》や、サーバントの回収ができる《羅星姫 サデスタル//ディソナ》を採用したデッキを試してみました。

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また、<宇宙>には、《羅星姫 ミュウ//メモリア》をはじめとした優秀な黒シグニがそろっています。
今回はそれらを採用して、《エモーショナル・コンフリクト》を使用してみました。

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パートナーシグニの《羅星姫 ミルキィウェイ》がパワー10000、《羅星姫 マゼラン》がパワー12000なので、大抵どちらかのシグニは回収することができました。

そして「レゾナ」。

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サシェのレゾナは、他に比べてゲーム全体における影響力がかなり強くなっています。
ただし、構築によって適切なレゾナ選択が重要とも言えるため、事前に戦術はある程度考えておきましょう。

個人的なオススメは、《スター・ダスト》などのエナを制限するカードと、《白羅星姫 フルムーン》の組み合わせです。

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《白羅星姫 フルムーン》以外のシグニは【シャドウ(シグニ)】で除去されづらく、相手のシグニは合計一度しかアタックできないため、相手のルリグアタックに2エナを要求することが容易になります。
そしてそこから【ガード】にもエナを要求することで、一気に勝利に近付きます。
このような構築にする場合は、黒の採用をやめてバニッシュを行なわないなど、エナを与えない立ち回りが重要となりそうです。

<宇宙>の色によってその戦術をがらりと変える「サシェ」。
ゲーム1能力「レリーズ」も活用し、相手をがんじがらめにしていきましょう。

最後に

というわけで、「RESONANCE SELECTOR」発売後の所感をお話させていただきました。
どれもプレイヤーのセンスが光る構築を作れそうなルリグばかりで、これからどのようなデッキが生み出されるのか楽しみでなりません。

そして、「デッキを組みたいけどまだカードが足りていない……」というセレクターの皆様。
今回紹介した6ルリグの主要なシグニが現在、「ウィクロスパーティー」の参加賞にて配布されています。

また、優勝賞やランダム賞で配布される「WIXOSS PARTY コングラパック 2025 WINTER」には、稀に《ダーク・マイアズマ》も封入されています。よければ開催店舗に足を運んでみてください。

それでは今回はここまでにしたいと思います。
「ディーヴァグランプリ2025AUTUMN」まであと僅か。どのようなルリグが活躍するのか、そして「夢限少女杯2025」への切符を掴むのは誰なのか。今から楽しみでなりません。
年4回の大切なグランプリ。寒くなってきたので、体調管理にも気をつけていきたいですね。

それでは次回のアカデミーでお会いしましょう!

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