【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

アカデミー講師が選ぶ!「LUMINOUS SELECTOR」注目カード紹介!

皆さん、こんにちは!
お久しぶりな講師の炎200です。

さて、いよいよ2025シーズンを締めくくる最新弾「LUMINOUS SELECTOR」の発売が近づいてまいりました!

今弾は劇場版「selector destructed WIXOSS」の10周年と、「WIXOSS DIVA(A)LIVE」の5周年をお祝いするアニバーサリーパック!
そしてさらに、ウムルたちの起源に迫る物語「PRIMAL loth WIXOSS」のクライマックスを彩るカードたちも収録されており、非常に多くの要素が楽しめる注目弾となっています。
もちろん、バトルの面でも注目の能力を持ったカードや、コレクターとして見逃せないカードも多数収録されている模様です。

そこで今回は、私、炎200と、からばこ講師、ルの人講師の3人が「LUMINOUS SELECTOR」に収録のカードから、要注目カードBEST3と、個人的注目カード1枚の計4枚ずつを紹介していきます!
各講師の着眼点の違いやカードの深堀りなどにも注目しながらご覧ください。

それでは、早速いってみましょう!

炎200の注目カードBEST3

第3位 《アンノウン・サプライズ》

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今弾のLRのアタックフェイズアーツは、基本4コストで、特定条件下に2コスト軽減できる各色サイクルのアーツ。
基本的には「1点分の防衛+α」か「2点分の防衛」になるようデザインされている模様です。

《アンノウン・サプライズ》は、自分のトラッシュが相手より3枚以上多い場合に2コスト軽減が可能という、比較的緩めな条件で軽減達成ができます。
能力も使い勝手が良く、トラッシュのシグニ回収と、ライフバーストを持たないカードをライフに加えることができます。

シグニ回収の能力は、色や【ガード】の有無を問わないため、防衛用の《サーバント #》を回収したり、返しターン用のアタッカーやコンボパーツを用意したりと、手札の様子をうかがいながらさまざまなプランを立てることができそうです。

ライフ回復も、ライフバーストを仕込むことはできませんが、クラッシュされれば結果的にエナが増えるので、このシリーズのアーツの中では特にコスパが良く感じますね。

……が、このカード最大の注目ポイントはもちろん、描かれている「創永の扉 ウィクロス」でしょう!
「PRIMAL loth WIXOSS」の第6話で登場したルリグ(?)ですが、まさかこんな子が登場するとは思わず……。

同弾で登場する「エナ」はかなり前からその存在は話に挙がっていましたが、『ウィクロス』の名を関するキャラクターの登場は、これまでのすべての物語のクライマックス感を感じます……!
(2026年度も『ウィクロス』の商品展開は続くようなので、そこは安心ですね……笑)

まだ「PRIMAL loth WIXOSS」を読んでいないそこのあなた!
コラムは後にして、今すぐ読みましょう!
ほら、ここから↓早く!

PRIMAL loth WIXOSS

さらにこのカード、UAR版も凄い……!

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凛々しいLR版から一転し、穏やかな表情のウムル、アト、タウィルが激エモい感じに描かれています……!

フレーバーテキストも相まって、何か物語の区切りの1枚、というような印象を受けます。
コレクターならぜひ手に入れたい逸品と言えるでしょう。

ところで、この「創永の扉 ウィクロス」さん、いつかルリグとしてカードに……?
その時が来るかどうかはわかりませんが、首を長ーーーくして待っていることにいたしましょう。

第2位 《ワンデイ・ポリス》

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このカード自体に触れる前に小話を少々……。

カードゲームにおける「お約束」のひとつとして、環境で突出して目立ったカードやギミックの対策を意識した新カード……「メタカード」が登場することが挙げられます。
「メタカード」は、汎用能力を有する使いやすいものから、特定の対策に特化したものまで、さまざまなカードが登場するのが常で、これまでの『ウィクロス』においても、それらしきカードが何枚も登場しています。

最もわかりやすいカードは、オールスター期に登場した、この《ペナルティ・チャンス》

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0コストのためエナ破壊をされた状況でも使用でき、①~③のすべての能力が、それぞれ限定的なタイミングで使用できるものでした。
特に③の能力は、当時環境で流行していた《創世の巫女 マユ》が獲得する追加ターンを強く意識しており、最近でも《創鍵の巫女 マユ》の対策として採用されることもあった模様です。

特定の環境やカードが台頭するタイミングで現れる「メタカード」たち……。
《ワンデイ・ポリス》も、そのうちの1枚と言えるでしょう。

改めて、《ワンデイ・ポリス》を見ていきましょう。
こちらも0コストのアーツのため、エナ破壊されていても使用が可能です。
選択式の2種の能力を有しており、そのどちらも「敗北しない」という変わった能力を持っています。
1つ目は、ルリグからのダメージによって敗北しない能力。
今年度の環境で思い浮かぶのはもちろん《Calm before the gong》でしょう。

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白や青のアーツでルリグ一体のアタックを退けることはできても、複数ルリグのアタックまでは対応が難しく、夏のGPで猛威を振るったこのカードですが、見事に《ワンデイ・ポリス》の取り締まり対象となっています。
《Calm before the gong》を用いるデッキは、それ以外のサブプランを用意していないことがほとんど。
《ワンデイ・ポリス》による防御は、そのまま相手の勝ち筋の完全な崩壊へと繋がっていきます。
さらに、アタックのみならず、能力によるダメージにも対応しているのが嬉しいところで、状況次第では《あきら☆らっきー》《天弓へ一歩 ヒラナ》のようなタイプのルリグにも有効な場面もあるかもしれません。

2つ目は、レベル2以下のシグニからのダメージによって敗北しない能力。
こちらはより限定的な状況ではありますが、俗にいう「止め」系の速攻デッキに対して有効に働きます。

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例えば、一定の愛好家がいる印象の《轟炎 花代・爾転》
そもそもレベル2以下のシグニしか場に並ばないため、《ワンデイ・ポリス》は非常に有効です。
ゲーム1能力に対しても1つ目の能力が刺さるので、他の防衛アーツと合わせて対応を考えていきましょう。
現環境において、シグニアタックを軸とする『止め』デッキはあまり見かけない印象ですが、そのほかのデッキにおいても、レベル2以下のシグニでとどめを刺せなくすること自体は可能なので、リミット6で戦うデッキに対してなど、使える場面は意外とあるかもしれません。

限定的ながら、有効な相手に対しては非常に強力なメタカード《ワンデイ・ポリス》
現環境で活用されるかはなかなか読めませんが、今後も「環境次第で検討しなくてはいけないアーツ」としての立ち位置を確立し、採用有無にかかわらず「存在自体が怖いタイプのカード」となっていくかもしれませんね。

第1位 《紡ぎし者 エナ》

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先ほど第3位では《アンノウン・サプライズ》とともに、「創永の扉 ウィクロス」について触れましたが、やはり今年度再注目のルリグとしては、それと対になるこのカードに触れないわけにはいきません。

背景世界の最重要人物として最初期から名前が登場し、「PRIMAL loth WIXOSS」においてついに本格登場した「エナ」が、満を持してルリグとして参戦!
しかもその名称や能力は、オールスター期やキーセレクション期に登場した《紡ぐ者》《糾う者》を彷彿とさせるものになっています。

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これらに共通して言えるポイントは大きく分けて2つ。
1つは、「ルリグタイプを無視してグロウが可能」という点。
もう1つは、「本来想定できないシグニの組み合わせが可能になる」という点です。

これらの能力が非常に厄介かつおもしろく、特にオールスターにおいては、これらの能力をフル活用し、非常に強力なデッキがいくつも誕生しました。

この《紡ぎし者 エナ》も、その点はしっかりと受け継がれています。
どのレベル3ルリグからでもグロウができることで、相手の最終グロウ先がこのルリグとなる可能性を、常に想定しながら戦わないといけなくなります。

そして、すべてのルリグ名を得るということは、すべてのパートナーシグニをフルモードで使役することが可能ということ。
今までにない、パートナーシグニ同士の新しいコンボが発見されたりするかもしれませんね……!

また【エクシード1】によってリミットを+1できるので、【リミットアッパー】獲得時にリミット9でレベル3・3・3の盤面を作ったり、逆に【リミットアッパー】なしでもレベル3・3・1の展開が可能だったりと、いろいろなプランのデッキを作ることができそうです。

ルリグも、シグニも、リミットすらも、どんな構築にすればいいのか、どんなプランでゲームを進行させていくか、まったく未知のルリグとなる《紡ぎし者 エナ》
冬のGPでも、今後の環境においても、特に注目のカードになるといっても過言ではないでしょう。
皆さんも、ぜひ自分自身のオリジナル「エナデッキ」を考えてみてくださいね!

……ちなみに。

私も、このルリグを使用する上でのグロウ元としておもしろそうなルリグを、少し考えてみました。

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サシェは、レベル3《白夜の使者 サシェ・モティエ》のゲーム1能力と、レベル2《悠久の使者 サシェ・クラフト》で得られるクラフトレゾナ《白羅星姫 フルムーン》による、強力なアタック抑制が可能です。
レベル4を入れることで薄くなってしまうアーツの代わりとして、そして何より《紡ぎし者 エナ》にグロウしてからの継戦能力を維持するためにも、中盤の防御を固めるのは有効です。
オールスターでも《糾う者》にグロウする際に使われることもある、実績的にも申し分ないコンボです。

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かなり贔屓目が混じっていますが、《メル=チアーズ》《月雪ミヤコ[自走式閃光ドローン]》も、なかなかおもしろいでしょう。
ゲーム1能力で起動能力を封じ、相手の行動を抑制しながら《紡ぎし者 エナ》へと安全にグロウできます。
また、メルとミヤコは、相手のゲーム1能力を使用するタイミングに干渉できることから、「レベル4にグロウするデッキ」に対して、強力に立ち回ることが可能です。
特に自分が先攻の場合、相手の《紡ぎし者 エナ》に対して、ゲームプランを完全に崩壊させることができるかもしれません。

他にも相性の良さそうなルリグやパートナーシグニがたくさんいそうなので、皆さんも是非、おもしろいコンボを見つけてみてください!

炎200の個人的注目カード 《コードラビリンス アークルーブル》

要注目カードBEST3とは別に、各講師ごとに個人的な注目カードを追加で紹介します。

私、炎200の個人的注目カードはこちら!

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《解明の巫女 ユキ》のパートナーシグニとして登場する、《コードラビリンス アークルーブル》です。
オールスターのユキにおける中軸シグニ《コードラビリンス ルーブル》のリメイクカードですね。

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「ルーブル」のリメイクカードは《エニグマ/メイデン イオナ》のパートナーシグニ《コードラビラント ルーブル》としても登場しており、「イオナ/ユキ=ルーブル」というイメージの定着度合と、その人気の高さが伺えます。

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今回登場する《コードラビリンス アークルーブル》は、そんな「ルーブル」の原点である《コードラビリンス ルーブル》をかなり意識した能力となっており、まさしく「リメイクカード」といった印象。

各アタックフェイズ開始時にパワー+3000しながら正面のシグニの能力を消し、相手シグニがトラッシュに行くとデッキ上から迷宮をサーチする、2つの自動能力を有しており、そのどちらの能力も、リメイク元の面影が残るものとなっています。

今回注目カードとして挙げた理由のうちのひとつが、ここまでしっかりと「リメイク」されているカードも珍しいな、と思った点なのですが、最大の理由がもう1点あります。

ではここで、USR版のイラストをご覧ください。

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見てください、このサイズ感!

ユキさんもフレーバーテキストで、その意外な「大きさ」について話してくれています。

以前にもコラムでお話ししましたが、USRはルリグと並んでシグニが描かれており、普段はあまり気づけない「シグニのサイズ感」を楽しむことができます!

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私個人としては、前弾の《幻蟲姫 ヘラカブト》のUSRといい、こういった特別感があるイラストが大好きなので、今後もさまざまな大きいor小さいシグニとルリグのカップリングイラストを見てみたいな、と思います!

からばこの注目カードBEST3

第3位 《聖天 ヌト》

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白のレベル1<天使>シグニです。起動能力で自身をダウンさせることで、自身と他の自分の<天使>シグニ1体のパワーを、相手ターン終了時までそれぞれ+4000します。
最序盤、特に先攻1ターン目に使えば、パワー7000の壁として便利です。自身ともう1体を+4000できるので、7000を2体や、6000と7000、あるいはそれ以上のパワーラインも目指せます。2体使えばパワー11000となり、レベル3シグニすら弾けるかもしれません。
コストは自身をダウンさせるだけと軽く、能力を使ってダウンした《聖天 ヌト》をリムーブしても、もう1体にかけたパワープラスが残るのもポイント。《紅天姫 Hハートアロー》の起動能力でバニッシュできる範囲を広げたり、「パワー●●以下のシグニをバニッシュ」などのアーツやライフバーストの貫通を狙ったりと、攻めにも活かせそうです。
守りに強力なのは言わずもがなで、パワー16000の《聖天姫 エクシア》《聖天姫 ムンカルン》と聞くだけで、その防御力は想像がつくでしょう。「LUMINOUS SELECTOR」では<天使>版《羅植 サイネリア》《翠天 ゲブ》も登場しており、クラスとして更なる飛躍が期待できます。

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<天使>シグニは層が厚く、攻めも守りも自由にこなせるクラスです。
ヒラナやタウィルでの採用はもちろん、「DIVAルリグパック」のセンタールリグでデッキを作る際などに、構築の軸にいかがでしょう?

第2位 《コードハート Oイルヒーター》

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覚醒すると【アサシン】と、「このシグニのアタックは対戦相手の効果によって無効にならない」を得ます。
「ダメージを無効」こそ貫通できませんが、一部の緑アーツが持つ「アタックを無効にする」を貫通できるのが魅力的です。特に《今昔之感》の上からダメージを与えられるのは、赤デッキにとっては嬉しい選択肢になるのではないでしょうか。
《ララ・ルー”Third”》《電熱の覚醒》での覚醒はもちろん、《コードハート Oイルヒーター》自身の能力で覚醒できるのも嬉しいです。条件は自分のアタックフェイズ開始時に、自分の手札が0枚で赤1エナを支払うというやや限定的なものですが、《コードハート Oイルヒーター》自身で覚醒が完結しているのが花丸です。《轟炎 フレイスロ団長》で手札を6枚以上捨ててライフクロスをクラッシュし、《コードハート Oイルヒーター》の覚醒で2面【アサシン】をねらうのもいいですね。

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赤の耐性持ちシグニは、直近の「RESONANCE SELECTOR」で《轟砲 パワードスーツ》が登場しました。こちらはバニッシュ耐性と「常時能力」付与の耐性です。赤にはダウン耐性もたくさんいますし、これらの赤いシグニを複数種類採用して、相手の防御を貫通して勝利を狙うデッキを組んでもおもしろそうです。
ぱっと浮かぶのは《デウス・スリーNEO》で、ゲーム1「バーテックス」で貫通プランをかき集める、でしょうか。変わったところだと、《参式 一衣》の【本当の気持ち】で手札を0枚にしてから覚醒……、なんてことも?

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もちろん、既存のララ・ルーデッキに採用してもいいし、<電機>ゆえ《電熱の覚醒》入りのピルルクでの採用もいいでしょう。ターン終了時に自壊しますが、覚醒したターンに勝てば問題なし!
《今昔之感》は【ひとえ】を筆頭に、緑デッキでの人気のアーツなので、それを貫く隠し玉として出番があるかもしれませんね。緑デッキをお持ちの方は、自分の防御手段が「アタックを無効」なのか「ダメージを無効」なのか、今一度要チェック!

第1位 紡ぎし者 エナ

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すべての名前を持つルリグです。つまり、すべてのパートナーシグニが持つ「場に●●(特定のルリグ)がいる場合~」の能力をすべて発揮できます。
これはもう《紡ぐ者》です! 私が愛してやまない《紡ぐ者》が、とうとうディーヴァセレクションに登場です。嬉しい!

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さて、何ができるか考えてみましょう。……できることが多すぎて、ちょっとこの場でまとまらないくらいには、ものすごいボリュームです。
なにせパートナーシグニは、初登場した「DISONANCE DIVA」から今に至るまで約60種類以上が登場しているようですから。それらがすべて併用できるので、同じ色に絞っても、選択肢が膨大です。一度、自分が持っているパートナーシグニを総ざらいして、未知のコンボやシナジーを探してみましょう。絶対に何かあるはずです。

……ちなみに、私が最初に浮かんだのが「《羅菌姫 ミコオシ//ディソナ》《羅菌姫 Mデスサイズ》で相手を【みこみこ親衛隊】まみれにする」でした。ええ、きっともっと、何かあるはずです!

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《紡ぎし者 エナ》だけを見ても優秀で、エクシード1でリミットを1上げられます。【リミットアッパー】があればリミット9となり、レベル3のパートナーシグニを3体並べられるようになります。多数のパートナーシグニを場に並べ、固有能力の同時発動を目指したいですね。
コストはエクシード1なので軽く、自身がレベル4の終盤戦ルリグということもあって、各種エクシードアーツとの併用もしやすいのがポイント。《リコレクション・クリエイト》でパートナーシグニを一気に蘇生させたり、《バブルス・ボマー》でパートナーシグニを探しにいったりと、エクシードの使い先がポイントになりそうです。もちろん「LUMINOUS SELCTOR」で登場する「ディストラクト」シリーズもありでしょう。

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そして最も重要なのが、「どのレベル3ルリグから紡ぐか」です。
「FOURTH SELECTOR」で登場した各種レベル4ルリグと異なり、《紡ぎし者 エナ》はレベル3ルリグの能力などを引き継ぐすべを持ちません。なのでレベル3ルリグは、原則《紡ぎし者 エナ》への経由地として考えることになります。言うまでもなく、レベル3ルリグの能力や色が重要になりますね。
パッと思い浮かぶだけ羅列しますが、例えば手札を一気に増やせる《真太陽の巫女 タマヨリヒメ》《アンストッパブル Dr.タマゴ》、アーツを再利用できる「DIAGRAM」のセンタールリグたち、クラフトアーツを得られる《創造の針姫 ヤミノ=Ⅲ》、相手の動きを妨害する《ゆかゆか☆さんさんきらきら》《メル=チアーズ》、ライフクロスを一気に削れる《勘解由小路ユカリ[まっすぐに芽生えた決意]》、コインを持ったロストレージ組などなどなどなど……。
すぐに《紡ぎし者 エナ》にグロウするか、しばらくレベル3で戦うかによっても、レベル3ルリグを選ぶ基準は変わるでしょう。いかんせん、レベル3センタールリグは200種類以上はいるはず。《紡ぎし者 エナ》はまさに、無限の可能性を持った多角的なルリグです。

もちろん構築の難易度は非常に高そうですが、楽しかったり強力だったりするデッキが生まれる予感がします。私も《紡ぐ者》が大好きなので、ディーヴァグランプリで活躍するような《紡ぎし者 エナ》デッキ構築、挑戦してみます。

からばこの個人的注目カード 《ツヴァイ=ドクヤ》

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<毒牙>のレベル2シグニです。出現時能力で、自分のエナの<毒牙>1枚をトラッシュに置くと、相手のシグニ1体のパワーを-5000できます。まさに<毒牙>版《紅将 ランスロット》ですね。
パワーを参照する除去と比べて、パワーマイナスは重ねがけができるからか、除去の値がやや低いことが多いです。実際《紅将 ランスロット》と同期のレベル2シグニ《中装 グラム》は、出現時に1エナで-3000でした。当時は黒の火力不足に悩んだことをよく覚えています。

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そんな《紅将 ランスロット》《中装 グラム》が登場した2021年1月から約5年。とうとう《ツヴァイ=ドクヤ》《紅将 ランスロット》に追いつきました。「LUMINOUS SELECTOR」にはレベル1シグニの《アイン=ヴェノムダガ》が収録されており、こちらはエナの<毒牙>1枚で-3000となかなか優秀です。<毒牙>の基盤が充実したといえるでしょう。

そんな《ツヴァイ=ドクヤ》を選んだ理由は、カード右下のフレーバーテキストに尽きます。
「昔はあなたみたいな冒険者だったんだけど、膝に毒矢を受けてしまってね…。」

この元ネタは恐らく、私が愛してやまない某オープンワールドゲームの有名なセリフでしょう。『ウィクロス』のシグニのフレーバーテキストにはさまざまな要素がありますが、ここまでピンポイントに大好きなものが来るとは思ってもおらず、カードを見たときはシャウトしてしまいました。そのゲームのキーキャラクターが「ドラゴン」なので、《ツヴァイ=ドクヤ》は<毒牙>デッキではもちろん、<龍獣>との混成デッキや、【マキナ】や【デウス】で《コードアクセル Mドラゴン》と合わせて活躍させたいな、なんて考えています。相性はさておき……。
オリジナルの要素にあふれたデッキを作るのも、カードゲームの醍醐味です。成し遂げられる人物になりたいですね。

ルの人の注目カードBEST3

第3位 《ハート・ザ・キッス》

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まずはアタックフェイズアーツから青の《ハート・ザ・キッス》です。
青らしく、対戦相手のルリグとシグニをそれぞれ1体まで対象とし、それらをダウンすることができます。

これだけ見ると《ドント・ムーブ・オン》と似たような効果ですが、注目していただきたいのが「あなたの手札の枚数が~」の部分。
《ハート・ザ・キッス》は、自分の手札の枚数が相手より2枚以上多い状態であれば、なんと青2エナで使用できるようになります。
ブーストやリコレクトの達成を必要とせず、2エナで相手のルリグとシグニの攻撃を防ぐことができる……破格ですね。

さて、コスト軽減を活用していくためには、継続的な手札破壊を得意とするデッキと組み合わせるのが良さそうです。
例えば、同じく「LUMINOUS SELECTOR」にてリリースされる《みこみこ☆さんさんおせおせ》

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1ターンに2回行なうことができる手札破壊能力を駆使することで、自分と相手の手札には大きな差が生まれていくことでしょう。
その他にも、最近活躍中の《プロフェッサー 防衛者Dr.タマゴ》に採用し、さらなる防御力の向上を狙うのもオススメ。
そんな《ハート・ザ・キッス》は青デッキに欠かせない1枚になる、と手札破壊大好き人間である私は確信したため、第3位にピックアップさせていただきました。

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……というか《ハート・ザ・キッス》のUAR版めちゃくちゃ可愛いですね。みこみこ親衛隊でもある私、ハートを射貫かれました。発売が待ちきれません。

第2位 《羅星姫 オールトクラウト》

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お次は<宇宙>の新規SRであるこのカード。
2つの常時能力で防御しつつ、相手ターンの終了時まで生き残ることによって除去を行なうことができるシグニです。

順に能力を見ていきましょう。
まず上の常時能力では相手のターン中、《羅星姫 オールトクラウド》のパワーを+3000します。
パワー15000の強さは《コードハート リメンバ//メモリア》《コードアンシエンツ スフィンクス》で身をもって経験している方も多いでしょう。

次に下の常時能力。これがとんでもなく厄介です。
相手ターン中に相手の効果によって《羅星姫 オールトクラウド》が場を離れる場合、代わりにこの常時能力を失います。
つまり、「バニッシュする」「トラッシュに置く」といった能力から1度だけ身を守ることができるのです。
自身しか守れない代わりに手札を捨てる必要が無くなった《早瀬ユウカ》と言えば、その強さは伝わるのではないでしょうか?

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さらにすべての能力ではなくこの能力だけを失う、というのが実に凶悪。
上の常時能力は失われないためパワーは15000のままで、もちろんこの後説明する自動能力も失われません。

さて、そんな自動能力。
相手のターン終了時に相手のパワー12000以下のシグニ1体を対象とし、2エナ支払う事で手札に戻します。
相手ターン中生き残る必要がありますが、上の常時能力と合わせるとその成功率はかなり高いと言えるでしょう。
そしてこの能力は相手ターン中に行なわれる除去のため、例えば対象にすると能力がトリガーしてしまう《聖天姫 エクシア》や、相手ターン中に【シャドウ】を持つシグニの真価を発揮させることなく除去することができます。

これらのことから、相性の良いルリグは多そうです。「RESONANCE SELECTOR」の《明星の使者 サシェ・モティエ》と組み合わせれば、ルリグのアタックまで防いでくれるかもしれません。
その他にも「夢限」デッキなど、白のカードを採用するとなった時に候補に挙がるシグニだと言えるでしょう。

第1位 《赤道燐廻》

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赤のアーツにしては珍しく、ライフクラッシュとリソース回復を使いわけることのできる1枚。
「LUMINOUS SELECTOR」においてこのカードは外せないと考え、第1位に選びました。

まず、手札を1枚捨てて対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュするか、2ドローと【エナチャージ2】をするかを選択できます。
ライフクロスをクラッシュすることが多そうですが、早期に対戦相手のライフクロスが無くなってしまった場合でも柔軟な対応を行なうことができます。

その後、リコレクト4を達成していた場合はエクシード3を支払うことで追加の効果を発動できます。こちらも順を追って見ていきましょう。
まず、発動したターンの間、相手のセンタールリグと共通する色を持たないカードのライフバーストが発動しなくなります。
これは上の効果でクラッシュされたライフクロスにも適用されます。相手のメインデッキが2色以上で構成されていたり、センタールリグが無色の「夢限」であれば、効果覿面でしょう。

その後、次の自分のアタックフェイズ開始時に自分のシグニ1体に【アサシン】を付与します。
他のアーツや能力を使用した後に【アサシン】を付与するシグニを選べるのが嬉しい所です。
自分のエナや相手のライフクロスの枚数が重要となる《エクス・スリーNEO》や、ライフバーストによる逆転を許さず【アサシン】で攻め込む《熾炎舞 遊月・参》など、今後の環境への影響が気になるアーツです。

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ルの人の個人的注目カード 《羅菌 アオミドロ》

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注目カードはこちら、《羅菌 アオミドロ》。<微菌>のレベル2シグニです。
まずは出現時能力。手札の<微菌>シグニを1枚捨てた場合、相手の手札を1枚捨てさせます。

そして自動能力でも《羅菌 アオミドロ》は手札を捨てさせることができます。
《羅菌 アオミドロ》が自分の<微菌>シグニの出現時能力か起動能力のコストで捨てられた場合、エナゾーンから<微菌>のシグニを1枚支払うことで相手の手札を1枚捨てさせます。
「LUMINOUS SELECTOR」に収録される<微菌>シグニの大半は出現時能力か起動能力を持っているため、場にいても手札にいても大忙しなシグニになりそうです。

《みこみこ☆さんさんおせおせ》が公開された当初は、「流石にルリグで手札を捨てさせまくってるから序盤から手札破壊はさせてもらえないよなぁ……」と考えていましたが、ところがどっこいさせてもらえました。
「えっ、今日は序盤から手札破壊していいんですか?」と言いたくなるレベル。かなり戦略の幅が広がったと言える1枚なので、デッキを組むのが楽しみです。

……それはそれとして《羅菌 アオミドロ》。髪の毛が緑なんですよ。
そして右下をご覧ください。「あなたも私を捨てるの?」
《羅菌 アオミドロ》自身は捨てられたくないのに、そのフレーバーテキストと捨てることで効果を発揮する能力との矛盾が非常に私好みでした。

好きです。じゃ、捨てるね。

おわりに

三者三様の注目カードを紹介してきましたが、皆さんいかがでしたか?
注目ポイントは人それぞれ。
「LUMINOUS SELECTOR」収録カード一覧も公開されておりますので、皆さんもぜひ、自分だけの注目カードを探してみてくださいね!

そして、2月28日に行なわれる「TAKE A CHANCE ディーヴァ~最強DIVAチーム決定戦~」と、3月1日開催の「ディーヴァグランプリ2025WINTER」は、この「LUMINOUS SELECTOR」環境での実施となります!

今のうちからよく研究し、チーム戦&今年度最後の夢限少女杯権利戦へと挑みましょう!

それでは、今回はこの辺で!
最後までお読みいただいた皆さんが、いいカードを当てられますように!

ターンエンド!

タカラトミーモール