【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

振り返れば、きっと”なにか”がそこにある。2023年、メタゲーム変遷振り返り!

はじめに

多分3か月以上ぶりのコラム執筆になるでしょうか。お久しぶりです、今回の講師を務めさせていただく“てらたか”と申します。
「ブルーアーカイブ DIVA」期に一度もコラムを書いていなかったため、その頃に『ウィクロス』を始めた方からすれば“初めまして”かもしれません。
そう、実はウィクロスアカデミーの講師って6人いたんですよ! 知ってました? 僕もつい最近思い出しました!

さて突然ですけど、みなさまは“振り返り”ってやってますか?

なんでこんな話をするかと言うと、このコラムを書いている僕自身が今まさに過去のウィクロスアカデミーを振り返っているからです。3か月も期間が空いてしまったため、いざコラムを執筆しようとした際に「あれ、いつも僕ってどんな感じでコラムを書いてたっけ?」ってなってしまったんですね。
振り返ってみたところ、とりあえず冒頭では大阪のディーヴァグランプリでタコ負けしたことを書いてたりディソナ杯で個人成績が微妙だった話を書いてたりしたみたいです。
負けた時はいっつも環境考察コラムを書いてるのに、うまくそこそこ勝てた大会の時に限ってはコラムを書いてなかったらしい。
やだ、私の自己PR能力、低すぎ……?

とまあ、悲しき記憶が蘇ることを代償に、ひとまず“冒頭に何を書こう問題”を過去コラムの振り返りによって乗り切ることができました。

“振り返り”って、大事です。
昔起きた出来事を踏襲することで何かを達成するであったり、あるいは何かの打開策を見つけるであったり。これまでやってきたことを振り返ることは、しばしば思考を前進させるのに役立ちます。

WIXOSSにおいてもそれは同じこと。

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フェゾーネ期に流行した「原子軸アロスピルルク」は過去の環境トップデッキ「原子軸デウス」のノウハウを上手に生かすことで完成したデッキですし、まったく新しいカードプールで組まれたブルーアーカイブメインの「白青アズサ」だって、1年以上前に活躍した「白青あや」の戦い方を踏襲したものです。
新しいデッキを組むヒントも、強い戦術も、振り返ればそこにあちらにと、たくさん落ちていることでしょう。

と、いうわけで。
もう年の暮れ、2023年最後のウィクロスアカデミー。
この機会に「今年1年のウィクロス環境」と「もっとも流行したデッキ」を、僕と一緒に振り返っていきましょう!

シーズン1:「DISSONANCE DIVA」

あまりの環境への影響力の大きさや発売日近辺の大型大会の多さから、環境考察系コラムのたびに姿を現す「ディソナ」。僕も過去にコラムで特集したことがありますが、改めてその活躍を振り返ってみましょう。

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まず特筆すべき事項として、「DISSONANCE DIVA」収録の新規ルリグが「ユキ、花代、みこみこ、メル、黒タマ」の合計5種類であり、このうちメタゲームで活躍したルリグが「ユキ、花代、みこみこ、メル、黒タマ」の合計5種類であることが挙げられます。

いや、それは全部じゃないかと思ったそこのあなた、実はその通り。
全部です。
程度の差こそあれど、当時ディソナというブランドはそれほどまでにメタゲームを支配していました。

「DISSONANCE DIVA」発売後初の大規模イベントであるディソナ祭。その中で開催されたチーム戦「ディソナ杯」においては、上位チームのうち2/3がディソナルリグを使用していたというデータさえ出ています
攻めに使われる《小砲 バクチク//ディソナ》以下3種類のシグニや、リソースを稼ぐ《羅植 アイビー//ディソナ》のような汎用性の高いカード。そして《幻怪姫 ドーナ//ディソナ》《コードアンシエンツ ウムル//ディソナ》といった「今までのディーヴァセレクションで強かったやつをピックアップしてディソナに変えました」と言わんばかりのカードまで。
一目で分かるカードパワーの高さとできることの多さは、発売からもうすぐ1年が経過する今になっても、なおトップクラスの水準にあります。

センター:みこみこ アシスト:エクス、マドカ

そのなかでピックアップするならば、《みこみこ☆さんさんまぜまぜ》をセンターに置きアシストに《エクスエコー》《エクスクロスファイア》を添えた、いわゆる「ディソナみこみこ」でしょう。このデッキは今年のメタゲームを語るうえでは絶対に欠かせません。

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《みこみこ☆さんさんまぜまぜ》の手札破壊・エナ制限能力に《エクスクロスファイア》のエナ破壊も乗せ、《羅菌姫 ミコオシ//ディソナ》や次弾で登場した《不穏☆FU☆ON!》《幻獣神 LOVIT//ディソナ》まで込みで相手のリソースを微塵も残さず奪い取る。
説明書があれば一言、「リソースを何もかも破壊し尽くしてね」と書かれているであろうこのデッキは、各地でおおいに暴れまわりました。
個人戦ならば、ディーヴァグランプリ5thで準優勝からのディーヴァグランプリ6thと7thで優勝。チーム戦ならば、ディソナ杯とフェゾーネ杯どちらも優勝チームのうち1名が採用。
今年開催されたすべてのグランプリとチーム杯で決勝卓に姿を見せるという、あまりにも圧倒的な戦果を見せつけながら環境を牽引していったこのデッキは、まさに2023年ディーヴァセレクションの顔と言って差し支えないでしょう。

最近では、《GO TO the TOP!》を採用して完全にリソースを奪い切って詰めるタイプが流行の兆しを見せており、今後もその構築の変遷に目が離せません。

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カード群としての「ディソナが強い」こそありましたが、《炎妖舞 花代・惨》が軸の「ディソナ花代」のような高速のデッキから《未開の巫女 ユキ》が軸の「ディソナユキ」といったコントロールデッキまで幅広いゲームレンジのデッキが活躍する環境であり、一概にビートダウン環境、コントロール環境、手札破壊環境や特定の色環境といったような限定ができる環境ではなかったのもまた事実です。
また、ディソナ組の持つ最大火力といえるいくつかのカードが登場前だったことも相まってか、まだ前環境の王者であるリメンバやサシェ、デウスといったルリグも散見されるメタゲームであったと記憶しています。

シーズン2:「CONCORD DIVA」

先述した《幻獣神 LOVIT//ディソナ》《不穏☆FU☆ON!》といったカードが登場し、とうとう環境上位がほぼディソナ組に染まり切ったのが「CONCORD DIVA」環境。

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一口にディソナ環境と言っても、前環境とはかなり違います。
《幻獣神 LOVIT//ディソナ》により大型防御の準備の難しさが上がる、《未知の巫女 マユ》《王手の一歩 ヒラナ》などの登場によりあまりにも攻め筋が多種多様になる、などの様々な事情が絡み合い、この環境は「後手4ターン目でゲーム決着するのが基本」という過去最速級のハイスピードな環境になっていました。
5ターン以上のゲームが基本だったユキや追加打点の少ないメルなどはその数を減らしましたし、「CONCORD DIVA」からの参戦組も特にビートダウンに寄ったルリグのほうがよく姿を見かけたように感じます。
環境の合言葉は「追加打点」! この言葉を耳にする機会も多かったのではないでしょうか?

これを書いている僕自身、前環境ではゆったりとした手札破壊軸の「ディソナユキ」をメインのデッキとして使っていたところ、こちらの環境では一転して《Instigate》採用型の赤‐青黒「ディソナ花代」で4ターン程度のゲームばかり繰り広げていました。

個人的には当時滅茶苦茶勝てていたその花代をピックアップしてもいいのですが——
環境を振り返るにあたり、ここで正しくピックアップすべきデッキは、やはり「ディソナナナシ」か「ディソナピルルク」でしょう。新登場かつ今でも環境で戦い続けている、ディソナ期後半組の一大勢力です。

センター:ナナシ アシスト:マドカ、メル

《みこみこ☆さんさんまぜまぜ》がやりたいこと全部がルリグに書いてある「我が道を往く」ルリグであれば、《ナナシ 其ノ参ノ禍》はどんな彩りも似合う、いわばなんでも着こなせるタイプのルリグでした。

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ルリグとパートナーシグニである《羅菌姫 ヘドニム//ディソナ》が安定した点数要求とリフレッシュによる追加打点を生み出し、加えて《羅菌姫 ヘドニム//ディソナ》《似之遊 カゴメカ//ディソナ》などによる高い再現性で攻めの盤面も守りの盤面も作りやすい。
「基本的な要点だけはルリグとパートナーシグニで全部押さえられるから、特色は後付けで作るよ」というこの柔軟性の高さが、あらゆる環境に対応して現在も「ディソナナナシ」が生き残っている理由といえそうです。
当時の「CONCORD DIVA」環境では横に《レイ*無我斬》《マドカ//ダブ》を添えた《不穏☆FU☆ON!》型のハイスピードな構築が主流であり、一転してゲームが遅くなった環境では《黒点の記憶》を活用しながらゲームターンを後ろへと引き延ばす構築が流行。
「ディソナみこみこ」ほど華々しい戦果ではないとはいえ、大会上位に常に1人は使用者がいるこのルリグもまた、今年の『ウィクロス』の環境を語るうえでは欠かせない存在ですね。

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みこみこ、ナナシ、ピルルク。当時のトップメタルリグたちがこぞって採用した《不穏☆FU☆ON!》は、カード単体でもピックアップしておきます。
2ターン目にこのカードを叩き込んで大型の手札破壊を行うというムーブは、手札供給が脆いデッキをまたたく間に環境から駆逐していきました。
「このカードを使える」「リソース回りの緩さでこのカードに相対しても動きやすい」というふたつの点は、当時の環境をよりディソナ系アグロ一辺倒に寄せた大きな要因ともいえるでしょう。

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リソース回りの話をするなら、結局このルリグのことも取り上げる必要がありますね。
《コード・ピルルク・極》をセンターに立てたいわゆる「ディソナピルルク」は、リソース破壊やリソース絞り系のデッキが環境で頭角を現すたびに姿を見せ、《コード・ピルルク・極》《コードハート セイヴ//ディソナ》を絡めた爆発的なリソース獲得能力によって生半可なリソース破壊を乗り越えてしまいます。
「ディソナみこみこ」が優勝できなかった唯一のグランプリを優勝したデッキこそが「ディソナピルルク」。
今年のディーヴァグランプリでは、特に青の強さが燦然と輝いていました。

シーズン3:「フェゾーネ DIVA with 電音部」

さて、4ターンが基本というあまりに高速化した環境から打って変わって、「フェゾーネ DIVA with 電音部」では「5ターン程度のゲームスピードが基本の環境へと移行した」という話がそこかしこで囁かれるようになりました。
特に、ウィクロスアカデミーにおいてしみずきさんの執筆したフェゾーネ杯環境考察コラムやからばこさんのディーヴァグランプリ7thコラムなんかでは、明確にこの点について触れられています。

そう言われるようになった理由は「耐えられるデッキが増えた」ですが、ならば硬いデッキが増えた理由って何だったのでしょう……?

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結論から言えば、環境を一変させるに至った理由はこの《カオス!chaos!混沌!》にありました。
「トラッシュからセンタールリグと同色のシグニを3枚回収する」という抜群の安定感と、「次ターン相手にトラッシュを触らせない」という強烈な相手の再現性崩し。
攻防どちらで使っても強い効果ではありますが、「相手のリソースを削り切ってからトラッシュを封鎖し、硬い盤面を作る」という動きは特にコントロールデッキのゲームメイクに合致するものでした。

それまで環境で活躍していたアグロが《Instigate》《羅菌姫 ヘドニム//ディソナ》《ディソナンス》とこぞってトラッシュに再現性を求めており、それが《カオス!chaos!混沌!》によって大きく崩されたという点も、メタゲームを歪ませた一因です。

センター:タマ アシスト:ウムル、メル

《カオス!chaos!混沌!》を上手に使ってメタゲームにのし上がったデッキはふたつ。
新登場のルリグを使った「原子軸アロス・ピルルク」をピックアップするか「カオス白タマ」をピックアップするかは悩ましいところでしたが、ここは九州フェスティバルの夢限少女杯権利戦を勝ち抜いた点・その後のより流行した点のふたつを考慮して、「カオス白タマ」をピックアップさせていただきます。

耐久寄りの白シグニが主体でありながら、《ダークネス・セブン》を絡めてシグニアタックでも点が取れる構成。
耐久シグニを回収しての耐久か、はたまた《聖将姫 コウメイ》《聖美 ガクブチ》をかき集めての連続ルリグアタックか、場面によって切り替えられる詰めパターン。
白単色の強みのひとつである、強力な受けのライフバースト。相手のトラッシュ封鎖は攻撃の再現性を止めるだけでなく、《聖魔姫 オロチマル》《フェゾーネマジック・ホワイト》などの回収もストップさせられる。
さまざまな要素が合わさって、「カオス白タマ」はポストディソナシーズンのトップメタとして君臨しました。

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なかでも、過去にはアルフォウなどで採用されることが多かった《ウムル=クリアー》の再評価は、まさに“振り返り”の重要さを表す一例でしょう。
2ターン目にリミット6を生み出すことで白単色ルリグお得意の鉄壁盤面に貢献し、《カオス!chaos!混沌!》との組み合わせでリフレッシュによるライフ奪取にも貢献。
《聖天姫 エクシア》では止まらないルリグアタックも防ぐことができ、《カオス!chaos!混沌!》という武器を手に入れた「カオス白タマ」がメタゲームで活躍するための最後のキーパーツとなりました。

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上記の「カオス白タマ」を筆頭に、前述した通り《黒点の記憶》採用でロングゲームを戦う「ディソナナナシ」や「原子軸アロス・ピルルク」が登場、「ディソナみこみこ」も《ゼノ・クラスタ》を使って受け性能を確保しながら戦う型が一時は主流になる……といった変遷を辿って行ったのが、この「フェゾーネ DIVA with 電音部」期環境が終了するまでのおおまかな流れとなっています。

シーズン4:「ブルーアーカイブ DIVA」

直近環境である「ブルーアーカイブ DIVA」期は、ものすごくメタゲームの定義が難しい環境だったと言えるでしょう。
環境初期はお試しと言わんばかりにたくさん現れたコラボルリグたちが跋扈し、かと思うと夢限少女杯の権利戦ではコラボルリグではなくコラボシグニを採用した《熱狂の閻魔 ウリス》が活躍し、今度はこれまでのトップメタデッキ達が順当に勝ち上がり……。
規模の大きな権利戦が何度も開催されているためか、環境は今年1年の中でも特に混沌とし続けていました。

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ディソナvs《カオス!chaos!混沌!》という構図に押されて影が薄くなりがちだった、《アロス・ピルルク kl》以外のフェゾーネ組のルリグたち。
彼女らが今になって活躍し始めた点なんて、特に環境の大きなうねりを感じる要素のひとつです。
「フェゾーネ DIVA with 電音部」期に今タイムスリップして、「電音部アキノ」や「ブルアカウリス」といったデッキがすでに2回ずつ夢限少女杯の権利獲得デッキになっているなんて話したとして、一体誰が信じてくれるでしょうか。
フェゾーネマジックの対応力の高さと安定性、そしてメインデッキの拡張性の高さが、ここにきてようやく評価され始めました。

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ルリグ単体では強かったけど、噛み合うカードがなかなかなかった。
そんな以前のルリグたちがブルアカコラボのシグニと力を合わせて環境に出てきたのも、見過ごせないポイントです。
強力なシナジーを持つコラボパックのカードたちは、従来のルリグも戦える水準までパワーアップさせました。考えてみれば、ディソナだって《炎泳華 遊月・燦》《盛夏の成果 アン=サード》を戦えるデッキへと押し上げています。

コラボに拘らず、幅広いカードプールから最適なものを探し出して組み合わせていく。
まるで、宝探しの成果をお互いに見せ合うかのようなメタゲームが、毎週のように繰り広げられていたわけです。

それでも、この環境でもっとも流行したデッキをピックアップするならば、「ブルアカセンター」+「ブルアカシグニ」であるこの「白青アズサ」以外を挙げることはできないでしょう。
ほとんどの夢限少女杯権利戦でトップクラスの使用率を誇っており、おそらく大多数の方はまずこの「白青アズサ」と戦えるかどうかをデッキ選択の基準にしていたのではないでしょうか。

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《剣先ツルギ》《羽川ハスミ》で永遠に相手シグニをトラッシュへ送りながら、常にサーバントを供給。《白洲アズサ[intulit mortem]》のおかげで毎ターン着実に1点を刻み続けられる。
「白青アズサ」以外でもあらゆるブルアカ構築のデッキパワーを底上げしている《猫塚ヒビキ》はもちろんこの「白青アズサ」でも大活躍し、リソース搾取に手札破壊まで加わって相手の動きを大きく制限していきます。

“リソース奪取に重きを置いたデッキが安定的なダメージソースを持っている”というのはかなり革新的であり、リソースをやりくりする能力の低い相手だったら完封できるまでの性能をこのデッキは有していました。

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序盤戦における《伊落マリー》も、環境を大きく変えた1枚と言うことができるでしょう。
環境に跋扈していた《小砲 バクチク//ディソナ》を完全に無力化できるこのカードの登場以降、間違いなく《幻獣 ワウルフ//ディソナ》の採用率は著しく上がりましたし、ディソナに拘らないデッキでは《紅将 ランスロット》まで復権を果たしました。

「白青アズサ」が、ひいてはブルアカのカードプールがメタゲームを大きく動かしたのは覆しようのない事実であり、メタゲームの変遷を振り返る上では絶対に押さえておきたいポイントですね。

これから

そして、ブルアカ発売後の混沌とした環境の中、しかも年の瀬で慌ただしいこの時期に、今年最後の環境が幕を開けました——とはいえ、本格的な環境の始動は来年を迎えてからになりそうですが。

三つ巴の陣営のカードたちはどれも高いカードパワーを有しています。
1ターン目からでもライフクラッシュができる《リベレーターズフォース》や1枚で3アドバンテージを生み出す《羅星姫 ノヴァ//THE DOOR》、序盤から莫大なリソースを供給する《羅原 ミルルン//THE DOOR》など過去とは別次元の動きをするカードも多く、メタゲームはよりエキサイティングになっていくでしょう。
新ルリグの中では、個人的には知り合いが組んでいた《闘争者カーニバル #T#》がなかなかおもしろい動きをしており、久しぶりに緑ルリグでトップメタに太刀打ちできるかも……? と期待を寄せているところです。

実際にどうなるかは分かりません。
とはいえ、温故知新という言葉もあるように、これまでの環境変遷や強いデッキを振り返ってしっかり理解していけば、それを新たな環境へと落とし込むこともいずれできてくるはずです。


それぞれ自分なりに振り返って、消化して、短い今年と長い来年以降に繋げていきましょう!
では、これにて今年最後のウィクロスアカデミーを締めくくらせていただきます。今年一年、ありがとうございました。
良いお年を、そして来年以降もまたよろしくお願いします!

タカラトミーモール