【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー一点突破で勝利を掴め!アキノ、レイ徹底解説&サンプルデッキ紹介
みなさんこんにちは、ウィクロスアカデミーの時間です。
朝晩が冷え込んでくるこの季節、全身に《アイス・フィンガーズ》を食らったような感覚になっている「ルの人」です。
今回は「LUMINOUS SELECTOR」ボックス封入特典の「DIVAルリグパック No Limit&うちゅうのはじまり」から、「アキノ」「レイ」の解説とサンプルデッキの紹介をさせていただきます。
てっぺんを目指す彼女たちの魅力を最大限お伝えできるようなアカデミーにしていきたいと思います。
それではいってみましょう!
芽吹く双葉、雫を受けて星が咲く-アキノ
まずは《大志へ前進 アキノ》。
「フェゾーネ DIVA with 電音部」ぶりに登場した新しい「アキノ」のセンタールリグです。さっそく能力を見ていきましょう。
まずは自動能力です。
自分のアタックフェイズ開始時、自分の白のシグニを2体までダウンさせると、その数以下のレベルを持つ相手シグニ1体を手札に戻します。
今回の「No Limit」は、自分のシグニをダウンさせることで能力を発動していきますが、アキノはその中でも最もシンプル。毎ターン確実に除去を狙っていくルリグとなっています。
さらにダウンさせることで、相手シグニをバトルでバニッシュしない立ち回りが可能となり、相手にエナを与えない戦い方ができるようになります。
また、相手の「アップ状態の~」系ライフバーストを回避しやすくなります。そういった不確定要素に左右されない磐石な盤面を作りやすいのも、魅力のひとつと言えるでしょう。
ただし、ダウンさせたシグニは当然の事ながら、攻撃に参加することができません。
「このシグニがアタックしたとき~」の能力を持つシグニや、【シュート】を持つシグニは、少し採用しづらいかもしれませんね。
さて、白のシグニをダウンさせる、と言われて大抵のプレイヤーが真っ先に思い浮かべるのが、《コードハート リメンバ//メモリア》ではないでしょうか。
自分のライフクロスこそ見られませんが、アキノで能動的にダウンさせることで、パワーを15000にしながら【ガード】に1エナを要求する……と、かなり相性の良いシグニと言えるでしょう。
その他にも《幻水姫 シィラ》や《聖天姫 アークゲイン》など、相手ターンに真価を発揮するシグニをダウンさせるのも一案です。
ただし、どれだけ強いシグニをダウンさせても、アキノの能力で手札に戻せるのはレベル2以下のシグニだけ。相手のレベル3シグニの対処には苦労することになりそうです。
特に、対象に取られると能力がトリガーする《聖天姫 エクシア》は天敵。
1体もダウンさせなければ《聖天姫 エクシア》のアタック封じを発動させないので、バトルでバニッシュしたり、《大装 ゲイヴォルグ》でトラッシュに送ってしまうなど、対策はしっかりと考えておいた方が良さそうです。
続いてゲーム1能力「行こう、てっぺん!」です。
【シグニバリア】を1つ得つつ、次の対戦相手のターンの間、自分のシグニのパワーを+4000します。
【シグニバリア】での防御はもちろん、パワーが12000のレベル3シグニであれば16000、そして先程の《コードハート リメンバ//メモリア》がダウン状態であればそのパワーは19000と、場のシグニのパワーをガチガチに固めてくれます。
また、この能力は後から場に出たシグニに対しても有効です。
例えば《アビス・ノスタルジア》で《コードメイズ シンフォーズ》や《聖天 ヘスチア》を場に出すと、ダメージを守る盾として期待以上の働きをしてくれること間違いなしでしょう。
白以外のシグニのパワーも+4000するので、他色のシグニやアーツを取り入れてもいいですね。
さて、次はパートナーシグニを見ていきましょう。
「アキノでシグニをダウンさせるなら、ルリグで連続攻撃をすればいい」と言わんばかりの攻撃的なシグニです。
自動能力では《大志へ前進 アキノ》がアタックした時、手札から白のカードを3枚捨てることでルリグをアップさせます。
擬似的な《アーク・ライト・オーラ》ですが、ルリグのアタックを止めるか《幻水姫 Aナックル》を除去しない限り、毎ターンその脅威が相手を襲います。
そして出現時能力ではカードを5枚見て、カードを1枚手札に加えます。
自動能力のための手札を補充したり、デッキの中に何が残っているかを把握するためにも、積極的に使っていきたいですね。
さて、ここからはそんなアキノのサンプルデッキをご紹介していきます。
上記を踏まえ、相手のレベル3シグニをトラッシュに置きつつ攻撃のできる白の<ブルアカ>をメインにして、デッキを構築してみました。
このデッキのポイントは、「《幻水姫 Aナックル》か《歌住サクラコ》のどちらか、または両方で連続攻撃を狙う」です。
シグニをダウンさせる都合上、1ターンに与えられるダメージは通常であればルリグとシグニの2回分。
ですがこれらのシグニの能力を使うことで、最大4回分ダメージを与えられることができるのです。
自分の手札が多い時は《幻水姫 Aナックル》、エナが多い時は《歌住サクラコ》と使いわけていきましょう。
また、それらの能力のサポートとして、アーツに《ミラクル・チャージング》を採用しています。
このデッキではエナも手札も大量に増やす、ということが難しくなっているため、このアーツでリソースを補充していきましょう。
そして「アキノ」でダウンさせていくのは《下江コハル(水着)》や《白洲アズサ(水着)》。
これらのシグニで、相手のレベル3シグニをトラッシュに送ってしまいましょう。
《伊原木ヨシミ》も確定ではありませんが、序盤から活躍してくれます。
さて、今回は状況に応じて器用に立ち回ることのできる<ブルアカ>シグニでデッキを構築しましたが、多くのカードが<ブルアカ>を参照する都合で、《幻水姫 Aナックル》の採用枚数が3枚に減ってしまいました。
《幻水姫 Aナックル》をさらに活かす場合、例えば《幻水姫 Aナックル》のクラス<水獣>を活かして、手札を大量に増やして戦うデッキを作ってみるのが良いかもしれません。
堅実に、だけどいつでもラッシュを叩き込めるよう、拳に力は入れたまま。
真っ直ぐに一歩ずつ進んでいけば、勝利の栄光は目の前です。
頂への挑戦、魅せてあげる-レイ
お次は《黎明へ飛翔 レイ》。
《閃光へ飛翔 レイ》よりも、さらに手札コントロールに長けた能力を持って約4年ぶりに参戦です。
私の近くには現在もこのルリグを愛用しているプレイヤーがいるので、4年ぶりという事実に驚いています。
それでは見ていきましょう。
まずは自動能力。こちらは青のシグニをダウンさせて能力を発動します。
2体までダウンさせることで、ダウンさせた数だけカードを引くか、ダウンさせた数だけ相手の手札を捨てさせることができます。
エナや手札コストを使用せずに自身の手札を2枚増やしたり、相手の手札を一気に2枚捨てさせることができるため、相手のデッキタイプによって使い方が大きく変わる能力だと言えるでしょう。
2体ダウンさせて「1枚ドロー、1枚捨てさせる」はできないので要注意。
そしてゲーム1能力「行こう、てっぺん!」でも相手の手札に干渉することができます。
次の対戦相手のアタックフェイズ開始時、相手のルリグかシグニ1体を対象として、このターン、それがアタックしたときに相手が手札を3枚捨てない限り、そのアタックを無効にします。
《TOO BADLY》などのライフバーストでおなじみの効果になるので、その強さは折り紙つきと言えます。
相手が手札を捨てることを選べるものの、それをしてしまうと次のターン「レイ」にドローされてしまったり、残りの手札を捨てさせられてしまう……など、対戦相手を困らせることにおいては一級品です。
その他にも、手札を捨てることを嫌った相手が、そのターンの攻撃の手を緩めてくれる可能性があるのも嬉しい点です。
さて、ここからはそんなレイの能力を活かすために、どんなカードが相性が良いか考えていきましょう。
まず、手札を除去に変換できるシグニです。
例えば《天童アリス(メイド)》は本来、手札の<ブルアカ>2枚と青エナ1枚という、少し重めのコストで除去を行います。
それをレイのドローで補完してあげることで、除去がより簡単にできるようになります。
手札破壊の面ではどうでしょう。
《羅菌姫 みこみこ//メモリア》もアタックフェイズ開始時の能力を持っているため、先にレイで捨てさせてから《羅菌姫 みこみこ//メモリア》で手札を捨てさせることにより、容易に覚醒させることができるかもしれません。
ただ、どれだけ大量の手札をコントロールできたとしても、ダウンしてしまう関係で攻撃速度は「アキノ」同様低下してしまいがち。
速攻重視の相手に押し切られないよう、レイ側も《羅菌姫 みこみこ//メモリア》の覚醒状態を活用して守ったり、攻撃速度を上げることができるようなデッキ構築が必要になりそうです。
さて、そんなレイのパートナーシグニは、凍結による妨害に加え、増やした手札を攻撃に変換できる能力を持っています。
R(レイ)のピアで「レイピア」を意味しており、非常にオシャレな名前をした1枚です。
まずは自分のアタックフェイズ開始時に発動する自動能力。相手のレベル2以下のシグニを対象とし、手札からそのレベルと同じ数だけ青のカードを捨てることで、そのシグニをデッキの一番下に置きます。
必要な手札はレイの能力で補充することができるため、自ずとこのシグニがメインアタッカーになっていくことでしょう。
また、何度も使用すれば相手のレベル2以下のシグニだけがデッキの下に溜まっていくことになるので、長期戦になった場合は相手のドローがレベル2以下のシグニばかりとなり、結果的に相手の弱体化に繋がります。
そして出現時能力はシンプルに相手シグニの凍結。
レイによるダウンでバトルバニッシュができない分、凍結で相手を妨害していきましょう。
さて、ここからは「アキノ」同様にレイのサンプルデッキを紹介していきます。
手札破壊ギミックを取り入れつつ、《羅輝石 Rピア》と同じ<宝石>シグニを採用した、攻撃重視のデッキとなっています。
このデッキは特に手札が重要となります。
なので、一気に手札を増やすことのできる《スノー・サークル》や、相手の手札破壊に対抗できる《羅菌 アメーバ》や《羅菌姫 トーチュー・カソー》を最大まで採用しました。
特に《羅菌姫 トーチュー・カソー》は場に出すことで相手の手札破壊も狙うことができるので、活躍する機会の多いシグニだと言えるでしょう。
そして、増えた手札を使って《羅輝石 Rピア》《幻水姫 メガマウス》による除去を行ったり、《鏡花炎月》《轟炎 フレイスロ団長》でライフクロスのクラッシュを狙っていきます。
《鏡花炎月》や《轟炎 フレイスロ団長》の【アサシン】のための赤エナは、<宝石>シグニたちが担います。
序盤に《羅闘石 アメジスト》などの手札コストで《羅輝石 Rピア》を捨てることができるのも、相性バッチリですね。
最初から最後まで手札をコントロールして戦うレイ。
その剣筋が、彼女の新たな時代を切り開いてくれることでしょう。
さいごに
というわけで「アキノ」「レイ」2ルリグの解説&デッキ紹介でした。
シグニをダウンさせるという、今までに無かった戦法を取り入れた「No Limit」。
もともと彼女たちのファンなセレクターの皆さんはもちろん、期間限定配信中のアニメ「WIXOSS DIVA(A)LIVE」や、小説「WIXOSS DIVA MEETS ARTS」を読んで気になっている、という方は、ぜひこのアカデミーを参考にしてデッキを作ってみてください。
それでは今回はここまでとさせていただきます。
そして私「ルの人」のアカデミーは、これが今年最後となります。少し早くなりますが皆様、良いお年をお迎えください。
以上、ウィクロスアカデミーでした!





















































