取り組み
タカラトミーグループでは、商品設計、パッケージの素材や設計などで、環境に配慮したものづくりに取り組んでいます。
子どもたちへの啓発 -エコトイ活動-
エコトイ 持続可能な社会へ「100ねんあそぼ。」
未来を担う子どもたちの健やかな成長に欠かせないおもちゃ。そのおもちゃに環境配慮の工夫をすることで、子どもたちが遊びを通じて環境に興味を持ち、自ら行動するきっかけを創造していきます。
私たちは、「100 ねんあそぼ。」をエコトイ活動のコンセプトにかかげ、子どもたちのエコへの気づきを育み、次の世代へつなげていくことを目指します。
エコトイ基準について
タカラトミーグループでは、おもちゃのライフサイクルの各シーンで考えた環境配慮の自社基準を満たしているおもちゃを「エコトイ 」として認定しています。
エコトイ基準の設定は、グリーン購入ネットワーク(GPN)事務局からのアドバイスを参考に、タカラトミーグループの安全品質、生産技術、環境等それぞれの専門部員から構成される「エコトイ委員会」が中心となって行っています。
また、再生材料を使用したプラレールの商品では、第三者認証の「エコマーク」をおもちゃで初めて取得しました。ラインナップには、2012年から販売しているプラレールの「エコ直線レール」「エコ曲線レール」があります。製品全体の重量に対するプラスチックの重量が50%以上であることに加え、再生プラスチック※の配合率は40%以上(プラスチック重量比)にのぼります。同様の取り組みは、トミカ「パーキングケース24」などにも展開しています。
※「再生プラスチック」とは、使用された後に廃棄されたプラスチック製品、または、製品の製造工程の廃棄ルートから発生するプラスチックを再生利用したもの。(ただし、原料として同一工程内で再生利用されるものは除く)
設計による省資源・軽量化
子どもたちが楽しく遊べる要素はそのままに、使用パーツや樹脂の量を減らすことで、省資源の工夫を行っています。
ベビー商品の「はじめて英語 ディズニー&ディズニー・ピクサーキャラクターズ おしゃべりいっぱい!ガチャ」では、ボールの出てくる方法や、音を出す部分の機構を何度も見直すことで、見た目の楽しさや遊びの楽しさを損なうことなく、プラスチックの重量や本体内部のパーツの数を減らすことに成功しました。
代替プラスチックの製品応用に向けた検証取組み
2025年の東京おもちゃショーにおけるタカラトミーサステナビリティブースでは、これまで推進してきた代替プラスチックの検証成果として、エコ素材を使用したプラレールのジオラマを展示しました。車両ボディにはカカオ豆の種皮を、レールにはもみ殻やヤシ殻を配合した樹脂を使用し、さらに一部の情景パーツにはサトウキビ由来のバイオマス素材を採用しています。さらに塗装にもバイオマスインクを使用したり梱包材もプラスチックフリーにすることで、製品全体で環境負荷低減を目指した取組みを表現しています。
これらの取組みは現在検証段階にありますが、今後の製品開発への活用を見据え、持続可能なものづくりの実現に向けて引き続き検討を進めていきます。
王子ホールディングス株式会社
パッケージの環境配慮
ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)フリー
廃棄時の焼却処理による環境への影響を考慮し、包装材にはポリ塩化ビニル樹脂(PVC)以外の材料を使用することを推奨しています。
取り出しやすく、分別しやすいパッケージ
トランスフォーマー等、商品をパッケージに固定するためのバンドをガンタック方式に変更しました。ガンタックははさみでカットできるよう工夫し、家庭でも扱いやすくなっています。
パッケージ簡素化し、プラスチックの使用量を削減
一部商品では、商品の魅力を損なわない形で、パッケージに使用されているプラスチック(PET材)を廃止し、使い捨てプラスチックの削減を行っています。
パッケージに森林認証紙を使用
タカラトミーグループでは、トミカ、プラレール、リカちゃんをはじめとして、パッケージに森林認証紙を使用した商品展開を拡大中です。森林認証紙とは適正に管理された認証森林から生産される木材等を原材料としている用紙や、第三者から認証されている再生紙のことです。認証紙を選ぶことで、森林資源の保護や紙資源の有効利用など環境保全につながります。
トミカシリーズにおけるパッケージ対応
主力商品であるダイキャスト製ミニカー「トミカ」において、包装用プラスチックの使用削減に向けた取り組みとして、トミカ単品商品のプラスチック製ブリスターパッケージを廃止し、紙製の箱パッケージへ統一しています。
2025年4月中旬出荷の新製品より切り替えを行い、使い捨てプラスチック使用量の削減につなげています。
ガチャカプセルの省資源化
ガチャカプセル(発売元:タカラトミーアーツ)では、商品サイズにあわせてカプセルを小さくすることでプラスチック樹脂の使用量を削減しています。また、大型カプセルにおいても樹脂使用量を削減できる新型の軽量化カプセル(メッシュカプセル)を2024年より開発し、2026年から市場投入を開始しました。現在は、採用商品の拡大を順次進めています。
さらに、カプセルがゴミにならないよう、商品と一体化した「カプセルレス商品」を販売するなど、様々な取組みを進めています。
TOMIXパッケージの素材変更
TOMIX(発売元:トミーテック)では、車両、レール、パワーユニットが入った入門セットで、パッケージや同梱の説明書に森林認証紙を使用し、そして植物由来の資源を原料に含むインキを使用して印刷しました。また、プラスチック(ブリスター)を使用していた部品単品商品のパッケージについても、環境負荷の少ない紙製のものに一部変更しています。これにともない、内容量をレール2本から4本に変更し、まとめて購入したいというご要望にお応えできるようになりました。
2024・2025年度の実績
2024年度- 新型軽量化カプセル「メッシュカプセル」の開発
- 商品パッケージの森林認証紙への切替推進
- トミカ単品商品のパッケージを紙製の箱パッケージへ一元化
- ガチャにおけるメッシュカプセルの商品発売
- 商品パッケージの森林認証紙への切替推進