方針・考え方
タカラトミーは、株主やお客様などのステークホルダーの信頼に応え、持続的な企業価値向上と透明性の高い健全な経営を実現することを経営の最重要課題の一つとして位置づけ、経営効率化を図りつつ経営チェック機能の充実、リスク管理/コンプライアンス体制の強化等、コーポレート・ガバナンスの充実と内部統制システムの継続的改善に努めております。
体制
コーポレート・ガバナンス体制

①取締役会
タカラトミーの取締役会は、代表取締役社長 小島一洋が議長を務めております。その他のメンバーは代表取 締役会長 富山幹太郎、取締役副社長 富山彰夫、取締役 宇佐美博之、社外取締役 三村まり子、社外取締役 佐藤文俊、社外取締役 殿村真一、社外取締役 伊能美和子、社外取締役 安江令子、監査役 松木元、社外監査役 渡邊浩一郎、社外監査役 山口祐二、社外監査役 西理広の合計13名で構成されております。当社では取締役会をグループ全体の基本方針・戦略の策定、重要業務の執行に関する決定及び業務執行の監督機関として位置付け、毎月1回の定例「取締役会」及び適宜臨時取締役会を開催しております。
2022年度 取締役会への出席状況(開催回数17回)
氏名 | 出席回数(回) | 出席率(%) |
---|---|---|
社外取締役 三村 まり子 | 17 | 100 |
社外取締役 佐藤 文俊 | 16 | 94.1 |
社外取締役 殿村 真一 | 17 | 100 |
社外取締役 伊能 美和子 | 17 | 100 |
社外取締役 安江 令子 | 16 | 94.1 |
社外監査役 渡邊 浩一郎 | 17 | 100 |
社外監査役 山口 祐二 | 12※ | 100 |
社外監査役 西 理広 | 12※ | 100 |
②監査役会
タカラトミーの監査役会は、監査役 松木元が議長を務めております。その他のメンバーは社外監査役 渡邊浩一郎、社外監査役 山口祐二、社外監査役 西理広の合計4名で構成されております。当社では、原則として月1回監査役会を開催し、取締役の業務執行の監督及び監査に必要な重要な事項の協議・決定を行っております。さらに、監査役は定例重要会議への出席又は不定期の会議等において、経営の状態、事業遂行の状況、財務の状況、内部監査の実施状況、リスク管理及びコンプライアンスの状況等の報告を受けております。
監査役会は、監査役の職務を補助する使用人を監査役付で1名置いております。
監査役の職務を補助する使用人の任命・異動等人事については、事前に監査役の同意を得たうえで行うものとし、監査役の指揮命令のもと業務を行い、当該使用人の取締役からの独立性を確保いたします。
2022年度 監査役会への出席状況(開催回数14回)
氏名 | 出席回数(回) | 出席率(%) |
---|---|---|
社外監査役渡邊 浩一郎 | 13 | 92.9 |
社外監査役 山口 祐二 | 10※ | 100 |
社外監査役 西 理広 | 10※ | 100 |
③取締役指名委員会及び報酬委員会
タカラトミーの取締役指名委員会は、社外取締役 三村まり子が議長を務めております。その他のメンバーは代表取締役会長 富山幹太郎、社外取締役 殿村真一、社外取締役 安江令子、社外監査役 山口祐二の合計5名で構成されております。また、報酬委員会は、社外取締役 佐藤文俊が議長を務めております。その他のメンバーは代表取締役会長 富山幹太郎、社外取締役 伊能美和子、社外監査役 渡邊浩一郎、社外監査役 西理広の合計5名で構成されております。当社では、取締役会の諮問機関として、取締役指名委員会及び報酬委員会を設置し、各取締役の評価・選任及び報酬額等の内容に係る方針につき提言・助言を求めております。
④リスク/コンプライアンス委員会
タカラトミーのリスク/コンプライアンス委員会は、代表取締役会長 富山幹太郎が議長を務めております。その他のメンバーは代表取締役社長 小島一洋、社外取締役 三村まり子、社外取締役 佐藤文俊、社外取締役 殿村真一、社外取締役 伊能美和子、社外取締役 安江令子、監査役 松木元、社外監査役 渡邊浩一郎、常務執行役員 最高財務責任者(CFO)兼連結管理本部長 伊藤豪史郎、サステナビリティ推進室長 谷村美奈の合計11名で構成されております。当社では、コンプライアンス体制及びリスク管理体制の充実、徹底を図るため、リスク/コンプライアンス委員会を設置して、リスク/コンプライアンス上の重要な問題を審議し、その結果を取締役会に報告する体制を採っております。
⑤アドバイザリーコミッティ/フィナンシャルアドバイザリーコミッティ
タカラトミーのアドバイザリーコミッティは、代表取締役社長 小島一洋が議長を務めております。その他のメンバーは監査役 松木元、常務執行役員 最高財務責任者(CFO)兼連結管理本部長 伊藤豪史郎の合計3名で構成されています。また、フィナンシャルアドバイザリーコミッティは、常務執行役員 最高財務責任者(CFO)兼連結管理本部長 伊藤豪史郎が議長を務めております。その他のメンバーは、社外取締役 佐藤文俊、社外取締役 殿村真一、社外監査役 渡邊浩一郎、社外監査役 山口祐二の合計5名で構成されています。
当社では、代表取締役の諮問機関としての「アドバイザリーコミッティ」及び、最高財務責任者の諮問機関としての「フィナンシャルアドバイザリーコミッティ」を設置して、当社及びグループの業務執行の有効性、財務の信頼性等に関する幅広い助言を求めています。
⑥常務会
タカラトミーの常務会は、代表取締役社長 小島一洋が議長を務めております。その他のメンバーのうち常時出席する者は、取締役副社長 富山彰夫、取締役 宇佐美博之、常務執行役員事業統括本部長 阿部芳和、常務執行役員 最高財務責任者(CFO)兼連結管理本部長 伊藤豪史郎、経営企画室長 柏圭の合計6名であります。
当社では、常務会をグループにおける経営の全般的執行についての方針及び計画の立案並びに経営活動に関する重要事項の検討、協議、決定等を行う機関として位置付け、原則、月1回以上開催し、経営の全般的執行に関する意思決定を機動的に行っております。「常務会」の決定事項は、「取締役会」に必要に応じて報告されております。
⑦執行役員制
タカラトミーでは「執行役員制」導入による権限委譲等により、取締役会の方針・戦略・監督のもと、各グループおよび各担当部門における業務執行の迅速化・効率化を図っております。
⑧執行役員評価委員会
タカラトミーの執行役員評価委員会は、代表取締役社長 小島一洋が議長を務めております。その他のメンバーは代表取締役会長 富山幹太郎、取締役副社長 富山彰夫の合計3名で構成されています。
当社では、代表取締役の諮問機関として、執行役員評価委員会を設置し、当社執行役員の評価等に関する幅広い助言を求めております。
社外取締役・社外監査役のサポート体制
社外取締役および社外監査役に対して、経営企画室のスタッフが取締役会の開催に際しての案内や、議案の概要に関する可能な範囲での事前説明、その他必要情報の提供等を行っています。当社は監査役の職務を専任で補助する従業員1名を置いています。
取締役会の実効性評価とプロセス
タカラトミーは、年1回以上、取締役会に出席している全取締役と全監査役に対して、取締役会全体の実効性に関する質問票を配布して自己評価を行っております。その回答結果をもとに取締役会の諮問機関であるリスク/コンプライアンス委員会にて議論がなされ、さらにその後取締役会にてその評価結果および課題が共有され、取締役会の実効性を高めるための改善につなげています。
また、当社は、取締役会の実効性について、構成員の多様性が確保され、取締役および監査役それぞれが積極的に議論を行っており、経営上の重要な事項の承認と業務執行の監督を適切に行うための体制が構築されていることを確認しました。
さらに、企業価値向上に資する中期経営計画策定と進捗確認がなされていること、情報開示を積極的に行い、内部統制システムの整備がなされていると評価しました。前年度課題となっていた社外役員への当社事業等の情報提供については事前説明会を行うことで審議の時間の確保及び議論の充実といった改善がなされたと評価される一方で、執行状況の把握に資する執行役員との対話の機会創出などさらなる情報共有の充実や議案の理解を深める一層の体制整備が次の段階の課題として挙げられました。また中長期の経営戦略、リスクマネジメント及びサステナビリティ等に関する議論の深化や女性幹部比率向上を含めた経営幹部の育成計画立案が必要であると再確認されました。当社は、これらの課題を踏まえてさらなる取締役会の実効性の確保に向けた取り組みを進めてまいります。
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- 2022年12月
〜2023年1月 - 質問票の配布
- 2022年12月
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- 2023年3月
- 質問票の回答を回収
リスク/コンプライアンス委員会にて討議
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- 2023年5月
- 取締役会で報告
リスク管理
リスク/コンプライアンス委員会及び内部統制担当部門により、内部統制と一体化した全体的なリスク管理体制を構築しています。当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼしうる各リスクの詳細につきましては、以下の当社公式サイトをご参照ください。
買収防衛策
詳細は、以下の当社公式サイトをご参照ください。