タカラトミーグループ
SDGs友だちロゴマーク
100年もの間、アソビを子どもたちにとどけてきたタカラトミーグループが目指すもの、それはサステナビリティビジョンである「世界中の子どもたちと友だちになる」です。
世界中には多様なバックグラウンドを持った子どもたちがいます。日本よりも暑いちいき、寒いちいきで暮らしていたり、文化や習かんが異なっていたり…とさまざまです。
「世界中の子どもたちと友だちになる」ために、私たちに何ができるのか。社会課題と未来について子どもたちと話し合う「タカラトミー 子ども座談会 2023」を第1弾(2018年開さい)に続き、2023年10月に第2弾として開さいしました。
このロゴマークには、多様な人たちが私たちの商品やサービスなどの事業活動を通じて友だちになり、手を取り合い行動することで、持続可能な社会とタカラトミーグループの成長を実現していきたいという想いがこめられています。
座談会には小学3年生~6年生の15名が参加し、タカラトミー社員とCANVASと、各テーマに沿って話し合い、たくさんのご意見が出てきました。
座談会での内容は、タカラトミーグループのサステナビリティの2024年度-2026年度の重要課題(マテリアリティ)※の特定の際に、織りこむよう進めます。
ここでは、子どもたちから
のアイデア・
思ったことを
ごしょうかいいたします。
そもそも友だちってどんな存在だろう?どんな風に友だちになったのか?友だちとはどんな遊びをしているのか?―などみんなが思う「友だち」について意見を聞きました。
友だちってどんな存在?
- 信らいできる人
- いっしょにいて楽しい人
- 共通点がある人
- ココロとカラダがつながっている人
- 自分が大切にしたい人
友だちとどんな遊びをしている?
- サッカー
- ドッチボール
- おにごっこ
- ドロケイ
- オセロ
- カードゲーム
- テレビゲーム
- 手づくりすごろく
学校の休み時間や放課後に外で身体を動かしたり、それぞれのお家でインターネット通信しながらテレビゲームしたりと、さまざまな場所や時間にいろいろなアソビをしていることがわかりました!
世界は「地球温暖化」によって気温がどんどん上がっています。それによって南極や北極の氷がとけて、海水がふえて、陸が小さくなっているちいきもあります。その他に、大雨や洪水(こうずい)が多くなったり、森林火災がおこる現象も発生しています。
日本でも夏になるととても暑い日が続くようになりました。日本の年平均気温は、さまざまな変動をくり返しながら上昇(じょうしょう)しており、長期的には100年あたり1.35℃※の割合で上がっています。
タカラトミーグループでは「100ねんあそぼ。」をコンセプトに、地球環境に優しいおもちゃ作りを目指した「エコトイ」の取り組みを進めています。
※国土交通省 日本の年平均気温のデータ
- その国の友だちの言葉や文化を学ぶ
- 自分も相手も好きなものを見つける、お互いの共通点をさがす
- 日本のおもちゃを持って行って、いっしょに遊ぶ
- お互いの言葉が分からなくても遊べるゲームをする(ジェスチャーゲーム等)
日本には、体や心に障がいのある人が、国内だけでも1160万人いると言われています。単純な合計にはならないものの、およそ9.2%が何らかの障がいを持っていることになります。※
車いすを使う人・手を動かすことができない人、目が見えない人・耳が聞こえない人、大きな音や強い光がとても苦手な人…さまざまな障がいのある方がいらっしゃいます。
タカラトミーグループでは、目や耳の不自由なお友だちもいっしょに楽しく遊べるおもちゃ「共遊玩具(きょうゆうがんぐ)」の開発をしています。加えて、私たちは一人でも多くの人が楽しめるようユニバーサルデザインの取り組みを進めていきたいと思っています。
※内閣府 令和5年版障害者白書
※お話しやすくするために「車いすの子どもたち」に焦点を当てました
- みんなが車いすにのって遊ぶ
- ゲームやテレビゲームなど移動しなくてよい遊びをする!
- オセロやしょうぎ等、頭を使って遊べるゲームをする
- 相手を思いやったハンデを付けた遊びをする
まだまだおもちゃが広がっていない国は、たくさんあります。
その中のいくつかの国やちいきでは、戦争(せんそう)からにげなければならず、安全にくらすことができない国があります。
また、大人がかせぐお金だけでは生活ができず、子どもたちがゴミを集めて売ってお金をかせいだり、工場ではたらいている国もあります。
このような国の子どもたちは、日々生きるのでせいいっぱいで学校にも行けません。世界の6人に1人の子どもが1日2.15ドル(約320円)より少ないお金で生活しています。※
※報告書「国際貧困ラインでみる子どもの貧困の世界的動向」(ユニセフサイト)
- 農業をゲーム感覚でいっしょに楽しむ!(あなほりゲーム、どちらが早く農作物を運べるかゲーム、植物のツル(蔓)で何かを作る)
- 農作物の作り方を教えてもらう
- 木や農作物で使わなかった部分を使っておもちゃ作り!SDGs!
- 広い土地や自然を使って、いっしょにひみつきちを作る
月でくらす子どもたちといっても、宇宙人(うちゅうじん)ではありません。今はまだ子どもは行ったことないけれど、月で人間が生活をするための研究が進んでいます。地球では当たり前のようにあるコンビニ、家、たべもの、学校。月での生活でも同じでしょうか。
月には地球と同じように「水」があることがわかっています。
その水をつかって、農作物を作ったり、電気などのエネルギーを作ったりもできそうです。
- おにごっこ(重力が地球とはちがうため楽しめそう!)
- 地球の遊び、おもちゃをしょうかいする
- 月でくらすために考えを出し合い、街をいっしょに作る
- 月の特ちょうを書いた「月」版の人生ゲームをつくる
- 月の水を使って化学実験!
本商品に関する一切の責任は株式会社タカラトミーに帰属いたします。
今回の座談会でいただいた貴重な
アイデアやご意見を大切にし、
私たちが生み出すアソビを通じて
「世界中の子どもたちと友だちになる」
ために、
取り組みを引き続き進めてまいります。